「LINE広告の費用相場ってどれくらい?」
「料金はどうやって決まるの?」
本記事にたどり着いたあなたは、このような疑問をお持ちかもしれません。
そこで本記事では、LINE広告の費用にまつわる知識を解説します。
この記事を読みながら、LINE広告にかかる具体的な費用を想定してみてください。
目次
LINE広告の課金方式
LINE広告の課金方式は3種類あります。
- CPC(Cost Per Click)
- CPM(Cost Per Mille)
- CPF(Cost Per Friend)
1種類ずつ詳しく説明します。
CPC(Cost Per Click)
CPC(Cost Per Click)とは、クリック単価のことです。
LINE広告が1回クリックされるごとに課金されます。
CPM(Cost Per Mille)
CPM(Cost Per Mille)とは、インプレッション単価のことです。
LINE広告が1,000回表示されるごとに課金されます。
CPF(Cost Per Friend)
CPF(Cost Per Friend)とは、友だち追加単価のことです。
LINE広告を通じてLINEの友だち追加が行われるごとに課金されます。
LINE広告の費用相場
LINE広告の費用相場を、課金方式別に紹介していきます。
CPCの費用相場
CPCの費用相場は、1クリックあたり25円~200円前後です。
業種などによって大きく異なります。
CPMの費用相場
CPMの費用相場は、1,000回表示あたり200円~700円前後です。
CPC同様、業種などによって大きく異なります。
CPFの費用相場
CPMの費用相場は、1,000回表示あたり50円~200円前後です。
CPC・CPM同様、業種などによって変化します。
LINE広告の入札方法
LINE広告の入札方法には、自動入札と手動入札の2種類があります。
それぞれの特徴を説明します。
自動入札
自動入札とは、あらかじめ設定した予算内で入札額が自動的に調整される入札方法です。
広告の配信目的とこれまでの配信実績をもとに入札額が調整されます。
手動入札とは違い、広告運用の工数を削減できる点が特徴です。
また、自動入札では適切な入札戦略を選ぶことで広告効果を最大化できます。
【自動入札】入札戦略の設定方法
入札戦略の設定方法は次の通りです。
①広告マネージャーを開き、「キャンペーンを作成」をクリックします。
②キャンペーンの目的を選択します。
各項目の上にカーソルを合わせると、それぞれの説明と対応している広告フォーマット・最適化の方法の3つが表示されます。
広告配信の目的に一番合っているものを選んでください。
他の項目も設定の上、「保存して広告グループ作成」ボタンをクリックします。
③画面が切り替わり、少し下にスクロールすると入札戦略を選ぶことができます。
クリックすることで詳細の説明が表示されるので、1つずつクリックして内容を確認してください。
④他の項目も設定の上、「保存して広告作成」ボタンをクリックします。
手動入札
手動入札とは、広告主がCPC単価やCPM単価・CPF単価を設定する入札方法です。
広告の効果を定期的に確認し、入札額の調整を行う必要があります。
細かく調整することになるので、広告運用の経験がない方にはおすすめできません。経験者であっても運用の手間がかなりかかるため、手動入札を選ぶケースは稀です。
LINE広告の支払い方法
LINE広告の広告費は、クレジットカードとクーポンで支払えます。
利用できるクレジットカードは次の5ブランドです。
- VISA
- Mastercard
- アメリカン・エキスプレス
- JCB
- ダイナースクラブ
上記を除くクレジットカードやデビットカード・プリペイドカードは利用できません。
クーポンとは、LINE社が発行する広告クーポンのことです。
LINE広告の支払い方法で「クーポン」を選択し、クーポンコードを登録することで使用可能になります。
支払い方法についてより詳しくは「LINE広告の支払い方法とは?対応はクレジットカードのみ?」の記事をご参照ください。支払い方法を画像10枚付きで解説しています。
LINE広告で、費用対効果を高める運用方法
LINE広告の費用対効果を高めるためには、以下の3点が重要です。
- クリエイティブを多めに用意する
- 自社に合った入札戦略を選択する
- ターゲティングは広めから設定する
1点ずつ詳しく解説します。
クリエイティブを多めに用意する
LINE広告の費用対効果を高めるためには、こまめにクリエイティブを変更することが重要です。
同じ広告の内容でも、クリエイティブを変えるだけで反応が良くなることは多いです。
文字の位置・大きさ・フォントや、画像の雰囲気が異なるものを多く用意しておきましょう。
さまざまなパターンのクリエイティブを試し、反応が良いクリエイティブを見つけ出しましょう。
成功パターンが分かれば、別の広告でも同パターンのクリエイティブを活用できます。
自社に合った入札戦略を選択する
入札戦略は自社に合ったものを選択しましょう。
目標単価が決まっている場合は「イベント単価の上限を設定」の選択をおすすめします。
一方で、予算の上限が決まっており、その予算内で目標の数値を最大化したいとお考えの場合は「単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化」を選ぶのがおすすめです。
最適な入札戦略を選ぶことで、費用対効果を高めることができます。
ターゲティングは広めから設定する
LINE広告を配信し始めの時期は、ターゲティングを広めに設定しましょう。
ターゲティングを狭く設定しすぎると、広告の効果を最大化できないからです。
例えば、社内では店舗から半径5km以内のユーザーのみがターゲットだと考えていたとしても、5~10km圏内のユーザーからの反応が良い可能性もあります。
まずは広めに配信し、効果を見てから徐々に絞り込むのがおすすめです。
また、ターゲティングを広く設定することでオーディエンス配信も行いやすくなります。
Webサイトを訪問したユーザーのみに絞った「ウェブトラフィックオーディエンス」や、購買経験のあるユーザーと似ている「類似オーディエンス」などが作成できます。
まとめ
本記事ではLINE広告の費用について解説してきました。
LINE広告は、しっかりと仕組みを理解すれば広告費を抑えて効果的に運用できます。
広告費を抑えながら成果を出したい方は、自社運用ではなくあえて広告代理店に依頼するのも一つの手段です。
弊社では月額25,000円からLINE広告の運用代行を承っております。
相談自体は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。