LINE広告

LINE広告の審査まとめ|日数や審査落ちの理由が分かる

X編集部
2021.07.16 19:58

LINE広告は審査が厳しいことで有名です。

本記事では、LINE広告の審査についてまとめています。

「なぜ審査落ちしたのか?」「審査にはどれ位の時間がかかるのか?」「審査落ちしないためにはどうすべきか?」を知りたい方はぜひ参考にしてください

LINE広告の審査に落ちる業種・サービス

そもそも、LINE広告には掲載できない業種・サービスがあります。

出稿できない業種・サービス例

  • 宗教関連
  • ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)
  • アダルト関連
  • 出会い系、マッチングサイト等(一部LINE社が認めた場合を除く)
  • 連鎖販売取引(ねずみ講・マルチ商法・ネットワークビジネスのこと)
  • 探偵業
  • たばこ、電子タバコ
  • 武器全般、毒物劇物
  • 政党
  • 公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部LINE社が認めた場合を除く)
  • 生体販売
  • 整骨院、接骨院、鍼灸院等
  • 未承認医薬品・医療機器等
  • 消費者金融などの貸金業、質屋(一部LINE社が認めた場合を除く)
  • ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
  • 募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部LINE社が認めた場合を除く)
  • その他LINE社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス

参考:【LINE広告】出稿対象外となる業種・サービスについて

上記の業種・サービスでLINE広告を出稿しようすると、広告の審査に落ちるだけでなく、アカウント停止の措置をとられることもあります。事前によく確認してください。

LINE広告の禁止内容

LINE広告には禁止事項が設けられています。以下の内容を含むLINE広告は配信できません。

  • 申込された業種の運営・維持とはなんら関係のない内容
  • LINE社または第三者の著作権、商標権などの知的財産権、その他法令または契約上の権利を侵害する内容
  • 誹謗中傷や名誉毀損をするもの、公序良俗や社会通念に反するおそれのある内容
  • 暴力的な表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分などによる差別につながる内容
  • 醜悪、残虐、猟奇的で不快感を与える内容
  • 人体のコンプレックス部分を露骨に表現したもの、過度な肌露出、性に関する表現が露骨な内容
  • 不当表示に該当する可能性がある内容
  • 訴求するサービス、商品が不明瞭な内容
  • 非科学的、迷信に類するものでユーザーを惑わせるもの、またはユーザーを誤認させたり、権利や利益を害したりする可能性がある内容
  • 薬機法にて承認されていない効能効果を暗示・明示する内容
  • 医薬品でないものに対して医学用語を用いた内容や、疾病の治療効果・予防効果を暗示する内容
  • 承認外の効能効果、安全性の保証表現となる使用前後の写真を含む内容
  • 医療関係者や、研究者、一般人の認識に影響を与える団体などの推薦文言を含む内容
  • LINE利用規約または、本ガイドラインに抵触する表現を含んだ内容
  • バイブル商法と考えられる内容
  • LINEロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する内容(LINEロゴの変形・変色・装飾等は禁止)
  • 「友だち」の表記間違い(友達・ともだち・とも達はNG)
  • LINEのコンテンツと誤認または混合する可能性がある表現
  • 広告主によるコンテンツが少ない、あるいは品質の低いもの
  • 第三者のサイトへのリンク、画像転載がされているもの
  • 信憑性のない他社製品との比較やランキング
  • 広告のクリック誘引を目的としたもの(実際に操作はできないが、操作可能なように見えるデザイン等)
  • 購入等に際する条件などがわかりにくい表示になっているもの
  • 正確性や信憑性に欠ける内容や、ユーザーにとって有用性の低い内容
  • その他、LINE社が不適当と認める内容

参考:LINE広告の審査
【LINE広告】広告&クリエイティブ審査の基本ルール

LINE広告の禁止行為

LINE広告で定められている以下の禁止行為を行うと、審査落ちやアカウント停止の措置がとられます。

  • LINEサービスの運営を妨害し、サーバやネットワークシステムに支障を与える行為、またはLINEサービスの不具合を意図的に利用する行為
  • LINE社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
  • 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する内容や行為
  • クリック報酬を目的とする行為、悪質なマーケティング、スパム行為
  • 広告主やクリエイティブと直接関係のないページへ遷移させる行為、または第三者のための広告媒体として使用する行為
  • 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示、または提供する行為
  • 意図的に虚偽の情報を流布させる行為

参考:LINE広告の審査

LINE広告の審査にかかる日数

LINE広告の審査にかかる日数を、パターン別に紹介します。

アカウント開設審査

LINE広告のアカウント開設審査にかかる期間は、およそ2~5営業日前後です。

広告主情報や商材情報をチェックし、禁止業種・サービスに含まれていないか等を審査されます。

LINE広告アカウントの開設方法については「LINE広告のアカウント作成方法を画像13枚で解説~初心者向け~」で説明しています。画像を見ながらアカウントを開設してみてください。

クリエイティブ審査

LINE広告のクリエイティブ審査にかかる期間は、およそ2~5営業日前後です。

広告の内容が禁止事項に触れていないかを審査されます。

LINE広告の出稿方法を知りたい方は「LINE広告の出稿方法を徹底解説【画像15枚付き】」の記事をご参照ください。

LINE広告の審査落ちによくあるケースと対処法

LINE広告の審査落ちによくあるケースは次の3つです。

  • 広告主表記のミス
  • 根拠のない最大級表現
  • 禁止事項にあたるクリエイティブの使用

審査落ちの原因と、対処法を見ていきましょう。

広告主表記のミス

LINE広告アカウントを作成する際は、正式な会社名を入力しないと審査に落ちてしまいます。省略名で入力しないように注意してください

また、広告の遷移先ページに広告主の詳細情報が記載されていない場合も審査に落ちてしまいます。

広告の遷移先ページには、会社名や代表者名・所在地・事業概要などを明記しましょう

この際、ページ記載する内容はLINE広告アカウントを作成した際の情報と一致させることが重要です。

根拠のない最大級表現

「世界初」「業界ナンバー1」等の最大級表現を使用する場合は、広告の遷移先ページ及びクリエイティブ内に明確な根拠を示す必要があります

根拠とは、データの出典元調査機関名および調査年のことです。正確な引用でなければ無効です。

また、商品・サービスの品質や規格が実際より優良だと誤認させる「優良誤認表示」や、商品・サービスの価格や内容量等の取引条件が実際よりも有利だと誤認させる「有利誤認表示」が含まれる広告も掲載できません。

広告の見出しや広告文・クリエイティブで誤った表現を使っていないか、今一度見直してみてください。

禁止事項にあたるクリエイティブの使用

LINE広告では、以下のようにユーザーが「不快・不潔・煽られている」と感じる可能性がある広告は審査に落ちます

引用:広告表現(クリエイティブ・テキスト)においての注意点

その他にも、「私はこれで治りました!」などのバイブル商法にあたる表現や、「あの〇〇さんも推薦しています!」など一般人の認識に影響を与える推薦文言、そしてサプリ等の使用前後の写真の掲載も禁止されています。

審査落ちの原因の多くはクリエイティブにあるので、禁止事項に触れていないかどうかを確認してみてください。

まとめ

本記事ではLINE広告の審査について解説してきました。

LINE広告の審査は他広告よりも厳しいので、社内でダブルチェックを行うなどして慎重に進める必要があります。

審査落ちが不安な方や何度も審査に落ちてしまう方は、広告代理店に相談するのも一手です。審査の段階で工数を割きすぎてしまうと、社内のリソースが無駄になってしまいます。その無駄を削減するためには、広告代理店の活用が有効でしょう。

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