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【プロがわかりやすく解説】Yahoo!のリスティング広告で集客する方法とGoogle広告との違い

X編集部
2022.11.04 10:00
【プロがわかりやすく解説】Yahoo!のリスティング広告で集客する方法とGoogle広告との違い

Yahoo!のリスティング広告(検索広告)はYahoo! JAPANの検索結果画面に表示され、興味・関心の高いユーザーを自社サイトに誘導することができます。少ない予算から開始できるのがメリットです。

本記事ではYahoo!広告の種類やYahoo!のリスティング広告をおすすめする理由を紹介します。

Yahoo!広告(旧:Yahoo!プロモーション広告)とは

Yahoo!広告とはYahoo! JAPANに広告を配信できるサービスで、「検索広告」と「ディスプレイ広告(YDN)」の2種類があります。Yahoo!広告と並んで語られるのがGoogle広告で、両者はユーザー層や掲載先など、さまざまな点で異なります。

ここではYahoo!広告の概要を説明するとともに、Google広告との違いについて見ていきましょう。

Yahoo!広告とは

Yahoo!広告とは

Yahoo!広告とは、Yahoo! JAPANのサービスに広告を掲載するサービスのことです。「検索広告」と「ディスプレイ広告(YDN)」の2種類を提供しています。検索広告とは検索結果画面にテキスト広告を掲載するリスティング広告のことで、関心の高いユーザーにアプローチできるのが特徴です。

ディスプレイ広告は、Yahoo! JAPANが提携しているサイトやアプリなどに表示される広告枠に画像や動画、テキストの広告を掲載するもので、幅広いユーザーをターゲットにアプローチできます。

Google広告とは

Google広告とは

Yahoo!広告と並ぶ広告配信にGoogle広告があります。Google広告とは、Google社が提供する広告サービスです。Googleが所有するGmailやYouTube、提携先のWebサイト・アプリなどに、リスティング広告やディスプレイ広告・動画広告などの広告を配信します。

Google広告では世界中のユーザーに広告を配信でき、広告を配信したいユーザーにターゲティングできる機能も備わっています。

Google広告との違い

Yahoo!広告とGoogle広告はどちらもリスティング広告やディスプレイ広告を提供していますが、掲載先やユーザー層などさまざまな違いがあります。

まず、Googleのリスティング広告はGoogleの検索結果に表示され、Yahoo!広告の場合はYahoo! JAPANの検索結果に表示されるのが相違点です。

ディスプレイ広告の掲載先も異なります。Googleの場合はGmailやYouTubeのほか、Googleが提携するWebサイト・アプリに表示されるのに対し、Yahoo!広告はYahoo!ニュースやYahoo!知恵袋のほか、Yahoo!が提携するサイトに掲載されます。

ユーザー層も違います。Yahoo!広告は40~60代と高年齢層が多いのに対し、Google広告は比較的若いユーザーが多く、スマホで見るユーザーも多い傾向です。

Yahoo!広告とGoogle広告の違いについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。参考にしてください。

【リスティング広告】Google広告とYahoo!広告の違い10個を比較

Yahoo!広告の種類

Yahoo!広告は、「検索広告」と呼ばれるリスティング広告とディスプレイ広告の2種類を配信しています。検索広告は興味をもって検索するターゲット層に訴求し、ユーザーの検索したキーワードに関連する広告を表示します。

ディスプレイ広告は、Webサイトのコンテンツページに画像や動画・テキストで表示される広告です。

Yahoo!広告の2つの種類について、さらに詳しく見ていきましょう。

検索広告

検索広告は、興味や関心を持つユーザーが検索した際、検索キーワードに応じて検索結果ページに表示されるテキスト広告です。あらかじめ登録したキーワードとユーザーの検索したキーワードが合致すると、自社の広告が表示される仕組みです。ユーザーの関心が最も高い瞬間に広告が表示されることで、大きな成果が期待できます

広告予算は任意で決めることができ、最初から高額の資金を用意する必要はありません。目的に応じ、1日数千円程度から始められます。

広告を特定の地域に限定して配信したり、あるいは配信されないよう除外したりすることも可能です。

広告の掲載順位は入札価格と広告の品質で決まり、入札価格が高く広告の品質が良いほど検索結果の上位に広告が掲載されます。

Yahoo!広告のディスプレイ広告とは、Yahoo! JAPANのトップページや広告の掲載枠があるWebサイトに、画像や動画付きで配信する広告です。

コンバージョン獲得や動画再生・サイト誘導など、広告出稿の目的に合わせた運用ができます。

ディスプレイ広告にはバナー広告やレスポンシブ広告、動的ディスプレイ広告など種類があり、広告作成時にタイプを選択することで目的に合った広告を作成できます。

広告運用状況に合わせた最適化案をシステムが提案する機能や、目標に応じて適正な入札価格を自動的に調整する自動入札機能などがあり、効率的な広告運用が可能です。

Yahoo!のリスティング広告がおすすめの理由

Yahoo!のリスティング広告である検索広告は、膨大なユーザー数を誇るYahoo! JAPANに出稿できるのがメリットです。また、購買意欲の高い顕在層にアプローチでき、低予算から始められるというメリットもあります。

ここではYahoo!のリスティング広告のメリットやおすすめの理由について、詳しく見ていきましょう。

Yahoo! JAPANに出稿できる

Yahoo!広告のリスティング広告は、国内最大級のメディアであるYahoo! JAPANの検索結果に広告が掲載され、高い広告効果が期待できます。特定のキーワードの検索結果画面に広告が掲載されることで、自社の商品・サービスに関心のあるターゲットに絞ったアプローチが可能です

また、広告を掲載する曜日や時間・地域など、表示範囲を柔軟に変更できるというメリットもあります。訴求する商品・サービスの特性やターゲット層に合わせ、通勤時間帯に絞って配信したり休日に重点を置いて配信したりするなどの設定が可能です。

「タイムセールを行うため特定の時間にアクセス数を増やしたい」「営業時間帯だけに配信したい」など細かい要望にも対応できます。

顕在層や高年齢層にアプローチできる

Yahoo!広告のリスティング広告は、すでに興味や関心があり購買意欲の高い層にアプローチできるのがメリットです。また、ユーザー層は主に40〜60代の高年齢層であり、ビジネス層・経営層や主婦層のユーザー数が多い傾向です。これらのターゲット層をメインにするビジネスでは、高い効果を発揮するでしょう。

また、他メディアと比較して年収700万円以上のユーザーが多いという統計もあり、ライフスタイル系の業界や、衣食住に関わるコンテンツに親和性が高いといえます。

Yahoo! JAPANは、81億種類以上の検索キーワードや100種類以上のサービスを保有しており、横断して蓄積した質の高いデータをマーケティング施策に活用しています。日本最大級のデータ量と種類により、精度の高いターゲティング配信が可能です。

低予算から運用できる

Yahoo!のリスティング広告は、クリックされた場合のみ費用が発生するシステムです。表示自体には料金がかからないため、初めてでも安心して利用できます。また、広告料金は1日の上限額を設定でき、低予算から運用できるのもメリットです

ただし、1日の上限予算を低く設定すれば、それだけ成果も小さく抑えられてしまいます。しっかり成果を出してビジネスチャンスを狙いたい場合、相応の投資は必要です。目標を定め、それに合わせた予算設定をするとよいでしょう。

支払いは事前に使いたい分だけ広告料金を入金する前払い制で、入金額以上の料金は発生しないため安心です。

広告の品質によって掲載順位が決まる

Yahoo!のリスティング広告は、オークション制の入札価格により掲載順位が決定されます。限られた広告ポジションに多くの出稿があるため、広告の掲載順は設定した「入札価格」の金額で決めるシステムです。人気のあるキーワードには多くの広告主が集まり、入札価格の水準も高くなります。

また、広告の品質も掲載順位を決める判断基準となります。広告の品質とは、ユーザーに対する広告の有用性や利便性をシステムが評価するものです(参照:Yahoo!広告「広告の品質について」)。

ユーザーが求めている情報と広告の関連性が高いほどユーザーのニーズに合い、有用性や利便性が高い広告と判断されます。

Yahoo!のリスティング広告にかかる費用

Yahoo!のリスティング広告は、基本的に広告がクリックされた場合のみ費用が発生する「クリック課金型」です。広告が掲載されても、クリックされない限り料金は発生しません。

広告費用は自由に設定できるため、使いすぎを抑制できます。ここでは、Yahoo!のリスティング広告にかかる費用について説明します。

広告費用はクリックされた分だけ

Yahoo!の広告費用は、利用する分を事前にチャージし、広告がクリックされると費用が発生してチャージ金額から引き落とされる仕組みです。

残高が少なくなってきたら再度チャージする必要があり、忘れると広告の掲載がストップされます。チャージを忘れて広告掲載が中止にならないよう、クレジットカードによる自動入金にしておくとよいでしょう。

広告費用の予算を自由に設定できる

リスティング広告の広告費用は自由に設定できます。例えば、アカウントに2万円をチャージしている場合、1日の予算を1,000円に設定すれば20日間の運用ができるわけです。

集客したいタイミングには予算を多く配分するなど、自分の都合に応じてコントロールしながら効率的な運用ができます。また、広告の停止はいつでも可能です。

Yahoo!のリスティング広告を掲載するまでの流れ

Yahoo!のリスティング広告は、パソコンやスマホで簡単に始められます。まず、Yahoo! JAPANのビジネスアカウントを取得し、広告管理ツールを設定します。次に掲載内容を管理する単位「キャンペーン」を作成し、審査を待って広告を掲載するという流れです。

ここでは、Yahoo!のリスティング広告を掲載するまでの流れを見ていきましょう。

1.Yahoo! JAPANのビジネスアカウントを取得する

1.Yahoo! JAPANのビジネスアカウントを取得する
引用:Yahoo!JAPAN広告/公式ラーニングポータル

まずYahoo!LAPANのビジネスアカウントを取得します。会社情報とメールアドレス、SMSが可能なスマホを用意してください。Yahoo!広告 公式サイトにアクセスし、「広告のお申し込み」または「無料でアカウント開設」のボタンをクリックします。

申し込み入力フォームに必要事項を入力し、SNSによる認証を行います。最後にパスワードを設定して申し込みは完了です。

2.広告管理ツールを設定する

取得したYahoo! JAPANビジネスIDとパスワードで、広告管理ツールにログインします。管理画面で予算の上限などを設定し、支払い情報を入力しましょう。広告管理ツールでは新たな広告の作成をはじめ、広告費用の入金や広告の効果を測定するレポートの作成ができます。

Yahoo! JAPANでは、広告運用で確認すべき指標やチェックしたいポイントなどがわかる動画を配信しているため、合わせてチェックしておくとよいでしょう。

3.キャンペーンを作成する

次に、「キャンペーン」を作成します。キャンペーンとは掲載内容を管理する単位のことで、予算やスケジュール、ターゲティングなどを設定できます。まずは「キャンペーン管理」タブをクリックし、キャンペーン情報の入力画面に必要情報を入力してください。

次に「広告グループ」を作成します。広告グループとはキャンペーン配下の管理単位で、キーワードと広告を登録する場所です。 広告グループ名や入札価格などを入力し、キーワード作成に進みます。キーワードの設定後、広告を作成して広告料金を入金すれば完了です。

4.キャンペーンの審査後に広告掲載を開始

広告の審査は、システムと目視の両方で行います。審査は入稿されたすべての広告やキーワードを対象に行われ、時間を要する場合もあります。すぐに掲載できるとは限らず、配信開始までに3営業日前後の時間がかかるケースもあるでしょう。

ガイドラインの見直しが行われれば掲載中の広告やキーワードも審査の対象になり、違反が確認された場合は掲載停止になります。

審査状況は広告管理ツールで確認でき、掲載不可になった場合はその理由や推奨する対応方法を提供してもらえます。

リスティング広告を始めてみよう

Yahoo!のリスティング広告は国内最大級のユーザー数を誇るYahoo! JAPANに出稿でき、購買意欲の高いターゲット層にアプローチできるのがメリットです。少ない予算から始められ、運用方法などは動画で確認できるため初めての方でも心配ありません。

「Yahoo!のリスティング広告を始めたいけど、運用はプロに任せたい」という方におすすめなのが、BUZZリスティングです。工数に応じた2.5万円〜の定額制のプランを用意しており、少ない予算で効果的な広告運用をお任せいただけます。また、リスティング広告の効果を高めるランディングページの制作も行っており、コンバージョン率アップに貢献します。オンラインによる無料相談も行っているため、気軽にお問合せください。

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