この記事では、これからWEB広告で集客を検討している方に向けて、成功するためのポイントを6つ徹底解説しています。
また、WEB広告と言っても、さまざまな種類があります。各WEB広告の特徴なども解説しているので、最後まで読んで違いを理解していきましょう。
目次
WEB広告で集客をするメリットとは?
まず、WEB広告で集客するメリットを解説します。そのメリットは、大きく5つあります。
- 効果測定がしやすくPDCAを回しやすい
- 自社が狙っているユーザーに配信できる
- 安くから気軽に始められる
- 幅広いユーザーにリーチできる
- 24時間集客できる
それでは、順番に見ていきましょう。
効果測定がしやすくPDCAを回しやすい
チラシ広告やTVのCM広告では、どれほど成果につながったのかという具体的な数値を把握するのが難しいですが、WEB広告では効果が明確に分かります。クリック率やコンバージョン率などが具体的な数値で出るため、広告の内容を改善しやすく、その広告を続けるべきかという意思決定もしやすくなります。
このようにPDCAを回しやすいのは、WEB広告ならではのメリットと言えます。
WEB広告で効果測定をするための指標は、こちらの記事(「【初心者向け】リスティング広告の指標(IMP/クリック数/CTR/CPC/CV/CVR/CPA)」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
自社が狙っているユーザーに配信できる
WEB広告にはターゲティングという機能があり、自社が狙っているユーザーに効率的に広告を配信できます。
主なターゲティングの種類は、下記の通りです。
- 性別
- 年齢層
- 住んでいる地域
- 興味関心
- ユーザーの収入
- ユーザーの子供の有無
- 配信時間・曜日
上記のターゲティングを上手く活用することで、自社の商品・サービスに興味がありそうなユーザーのみを効率良く集客することが可能です。パフォーマンスが悪いユーザーへの配信を停止できるため、広告のムダ打ちを避けられます。
安い広告費で、気軽に始められる
WEB広告は月数千円から始められます。気軽にスモールスタートを切れる上、リスクも最小限に留められます。
また、WEB広告は効果測定もしやすいため、コストパフォーマンスが悪ければ、いつでも配信を止めることも可能です。
幅広いユーザーにリーチできる
WEB広告は、人と直接会う営業と比較して、幅広いユーザーにリーチができます。EC事業・WEBで完結するサービス業などは、マーケットを全国に広げることが可能です。
また、現在では大多数の人がインターネットを日々活用しています。そのため、TV・雑誌・チラシの広告ではリーチできなかったユーザーに対しても、リーチできることは、WEB広告の大きな強みです。
24時間集客できる
人と直接会う営業や電話営業は、人件費がかかり、営業時間も限られています。
一方で、WEB広告は24時間集客を行えるのがメリットです。社員が稼働していない時間でも集客し続けられるため、機会損失を防げます。
WEB広告で集客をするデメリットとは?
次に、WEB広告で集客をするデメリットを解説します。そのデメリットは、大きく5つあります。
- WEB広告で結果を出すには、知見・ノウハウが必要
- 継続的な運用が必要となる
- 業界によっては競合他社が多い
- 費用がかかる
- 最新情報を常にキャッチアップする必要がある
それでは、順番にデメリットを見てみましょう。
WEB広告で結果を出すには、知見・ノウハウが必要
WEB広告は、始めれば結果が出るものではなく、知見・ノウハウが必要です。具体的には、マーケティングスキル・人を惹きつける文章力・デザインスキルなどが必要となります。
またWEB広告を始めるときに、初期設定なども必要です。この初期設定が正しく行われていないと、効果測定ができないので、注意しましょう。
WEB広告のノウハウについては、弊社クロスバズでさまざまな情報を提供しています。WEB広告をこれから始めるという方は、「クロスバズのリスティングブログ」をぜひ参考にしてみてくださいね。
継続的な運用が必要となる
WEB広告で成果を出すためには継続的な運用が必要です。具体的には、下記のような業務を行い続ける必要があります。
- パフォーマンスが良いキーワードを追加し、悪いキーワードを停止・除外する
- パフォーマンスが悪いクリエイティブを差し替える
- ターゲティングを見直し、効率が悪い部分を改善する
- 予算ペースを確認する
自社で定めているKPIの達成を目指すためには、上記のような日々の運用が欠かせません。
また、競合他社の動きを見て、どういう戦略でいくのか検討する必要もあります。
業界によっては競合他社が多い
WEB広告は、業界によっては競合他社が多く、競争が激しくなる可能性があります。競争が激しくなると、クリック単価が高くなりやすいです。
WEB広告にはクリック単価という指標があり、1クリックごとに数十円〜数百円の料金が発生します。競合他社が多く競争が激しい場合は、クリック単価が数百円〜数千円になるケースもあります。
クリック単価についてより詳しくは、こちらの記事「リスティング広告のクリック単価の相場や調べ方は?最適化する5つの方法を解説!」を読んでみてくださいね。
費用がかかる
WEB広告は無料で配信できるわけではなく、費用が発生するため、あらかじめ月予算を決めておく必要があります。WEB広告の媒体によって、月予算・日予算など予算の設定方法が異なる場合があるので、注意しましょう。
ただWEB広告は数百円から始めることができるため、費用のコントロールはしやすいです。
最新情報を常にキャッチアップする必要がある
WEB広告に限らず、WEB業界は変化が激しいです。最新機能のアップデートが頻繁に行われているため、その情報をキャッチアップする必要があります。
必ずしも最新機能を使う必要はありませんが、知っておくことは非常に重要です。
集客をするためのWEB広告の種類を徹底解説
ここからは、代表的なWEB広告の種類を紹介し、それぞれの特徴を解説します。今回解説するWEB広告の種類は、下記の通りです。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- Googleショッピング広告
- YouTube広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
- プレスリリース配信
どのWEB広告が自社に合っているのか、確認しながら読んでみてくださいね。
リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーの検索キーワードに応じて配信される広告です。コンバージョンに繋がりやすいキーワードに絞って広告配信ができるため、購入意欲の高いユーザーにアプローチできます。
またリスティング広告は、自然検索よりも上部に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいです。例えば、Googleの検索エンジンで「サプリ」と検索したときを例に確認してみましょう。
上記画像の赤枠がリスティング広告で、黄色枠が自然検索です。このようにリスティング広告は検索トップに表示されるため、ユーザーの目に入りやすくなっています。
リスティング広告の代表的なサービスは、下記の2つです。
- Google広告
- Yahoo!広告
自社が狙うユーザー層によって、どちらのリスティング広告を使えば良いかは変わります。WEBサイト「マナミナ」が年代別の検索エンジンのシェア率を調査しているので、見てみましょう。
上記のデータから、どの年代でもGoogleのシェアは高いですが、年代が上がるにつれて、Yahoo!のシェアが増えていることが分かります。そのため、自社が狙うユーザー層を明確にし、最適なリスティング広告を選ぶようにしましょう。
リスティング広告については、こちらの記事「リスティング広告で集客を成功させるコツ6選!メリット・デメリットもあわせて解説」で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトの広告枠に配信される画像広告のことです。あなたも、WEBページを見ているときに、画像の広告が表示された経験があるのではないでしょうか?
ディスプレイ広告は、潜在ユーザーに広くアプローチできる広告です。
悩みが顕在化しているユーザーは検索をするため、リスティング広告が向いていますが、悩みが潜在化しているユーザーは検索行為をあまり行いません。ディスプレイ広告は、そのような潜在ユーザーにアプローチできることが強みです。
代表的なディスプレイ広告は、下記の2つです。
- Google広告
- Yahoo!広告
ディスプレイ広告については、こちらの記事「ディスプレイ広告とは?代理店や運用会社に依頼するメリットや選ぶポイント」を参考にしてください。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、ディスプレイ広告の一種で、自社のサイトに訪れたユーザーに対して広告を配信する手法です。
自社のサイトに一度でも訪れたユーザーは、少なくとも自社の商品・サービスに興味があることが分かります。自社商品・サービスに興味のあるユーザーに繰り返しアプローチできるため、効果は出やすいです。
しかし、最近のCookie規制により、ユーザーの情報を取得しにくくなっています。そのため、リターゲティング広告は衰退していく可能性があります。ですが、2023年現在ではまだ効果的な広告手法なため、検討してみる余地はあるでしょう。
Googleショッピング広告
Googleショッピング広告は、ユーザーが検索したキーワードに対して、商品画像つきで広告を表示させるものです。具体的には、下記の画像のような広告です。
Googleショッピング広告は、リスティング広告より上部に表示がされるため、EC事業をされている方にオススメの広告になります。
Googleショッピング広告についてより詳しくは、こちらの「Googleショッピング広告の導入からコツまでご紹介します-①概要編」の記事をチェックしてみてくださいね。
YouTube広告
YouTube広告とは、YouTube内にさまざまな種類の広告を配信できるものです。近年、YouTubeを使うユーザーの増加数は著しく、今注目を集めている広告のひとつです。これから先、動画市場はますます拡大していくため、YouTube広告を使う企業も増えてくるでしょう。
ただしYouTube広告は、リスティング広告・ディスプレイ広告と比較すると、手間がかかるため優先順位は下げても問題ありません。
YouTube広告の種類については、「YouTube広告の運用代行とは?依頼するメリット・デメリット、費用相場なども紹介」の記事内で分かりやすく解説しているので、ぜひ併せてご確認ください。
SNS広告
SNS広告とは、Facebook・Instagram・TikTok・TwitterなどのSNSに配信ができる広告です。近年はSNSを使うユーザーが増加しており、何かを調べるときの検索をSNSで行うことも多いため、SNS広告はますます拡大していくことが予想されます。
SNS広告のメリットは大きく5つです。
- 情報拡散力が高く、認知拡大を狙いやすい
- 自社のブランディングが行える
- ユーザーと双方向のコミュニケーションが可能
- ターゲティングの精度が高い
- さまざまな投稿の中に自然に溶け込む形で、広告を配信することができる
SNSには「シェアする」という機能があるため、情報の拡散力が非常に高いです。また、ターゲティングの精度も高いため、狙ったユーザーに広告を届けやすくなっています。そのため、確度が高いユーザーに効率良く広告配信ができます。
SNS広告については、「【運用のプロが徹底解説】SNS広告運用とは?運用内容とメリット・種類や費用について」の記事をチェックしてみてください。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイターのブログ・サイトで、商品を紹介してもらう広告です。よく商品・サービスを紹介しているブログを見かけますが、それはアフィリエイト目的で行なっていることが多いです。
アフィリエイト広告は成果報酬型が一般的なため、成果が出た分だけ支払えば良いというメリットがあります。一方で自社の商品・サービスの記事を書いてもらうアフィリエイターを集める時間が必要なため、スピード感が遅くなる可能性もあります。
アフィリエイト広告を始める場合は、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる会社に登録するのが一般的です。
プレスリリース配信
プレスリリース配信とは、企業や組織が発表する公式文書のことで、新商品や新サービスなどの新しい情報を発信します。プレスリリースは大手メディアやニュースサイトに配信できるため、新商品・サービスに関する情報を大勢のユーザーに読んでもらえます。
プレスリリースの配信には費用が発生しますが、認知拡大のためには非常に効果的な手法となります。
代表的なプレスリリースの配信先として、PR TIMESがあります。プレスリリースを使った広報活動を検討している場合は、チェックしてみてください。
WEB広告で集客を成功させるための6つのポイント
ここでは、WEB広告で集客を成功させるための6つのポイントを解説します。「これからWEB広告を始める」「WEB広告を運用しているが上手くいっていない」という方には必見の内容になりますので、ぜひ目を通してくださいね。
なぜ、WEB集客をするのかを決める
まずは、なぜWEB集客をするのか目的を決めましょう。具体的には、下記の例を参考にしてください。
- 自社の商品Aを月300個売る
- 自社のサービスBを月15件申し込まれる
- 自社のお問い合わせ件数を50件増やす
初歩的なことですが、WEB広告を使って集客をする目的を、社内で共通認識にしておくべきです。
KGI・KPIを決める
次にKGI・KPIを決めてみましょう。
KGIとは「Key Goal Indicator:経営目標達成指標」の略称で、最終的に達成したい数値目標のことを指します。KPIは「Key Performance Indicator:重要業績評価指標」の略称で、KGIを達成するために必要となる数値目標のことです。
例えば、WEB広告で下記のようなKGIがあるとします。
- KGI:WEBからのサービス申込みを月50件獲得する
そして現状は下記の状況だったとします。
- 毎月1,000人のユーザーが自社サイトを訪問し、10件獲得ができている
(コンバージョン率:1%)
そうすると、KPIとして考えられる例は、こちらがあります。
- KPI①:現状のコンバージョン率(1%)のままで、訪問ユーザー数を5,000まで増やす
- KPI②:1,000人のユーザーに対して、50件獲得できるように、コンバージョン率を5%まで上げる
上記のようにKGIを達成するための、目標数値をKPIで分解していくイメージです。今回の例では、コンバージョン率・訪問ユーザー数のどちらかを極端に上げていますが、実際には組み合わせることも多いです。
- KPI①:訪問ユーザー数を1,000人から1,700人まで上げる
- KPI②:コンバージョン率を1%から3%まで上げる
KPI①・KPI②が達成できれば、下記の計算式で月50件獲得できることが分かります。
- 1,700(訪問ユーザー数)× 3%(コンバージョン率)= 51(件数)
このように分解していくことで、今何をすべきかが明確に見えてきます。
WEB広告の要素を分解していくときには「ロジックツリー」が役に立ちます。詳しくは、こちらの「【初心者向け】アカウント指標に強くなるロジックツリーの作り方(CPA)」を参考にしてみてください。
またKGI・KPIを設定するときは、「SMARTの法則」を意識しましょう。目標設定時に効果的です。
- Specific:具体性
- Measurable:計測可能
- Achievable:達成可能
- Relevant:関連性
- Time -bound:期限
3C分析を行い、マーケティング分析を行う
3C分析を行うことは、WEB広告の設計・運用において、非常に効果的です。3C分析とは「Customer(市場・顧客)・Competition(競合)・Company(自社)」の3つの頭文字を取っており、マーケティング分析手法のひとつです。
3C分析を行うことで、市場の変化・顧客のニーズ・自社や競合の強みと弱みが分かるため、戦略が非常に立てやすくなります。その結果、WEB広告で下記のことができます。
- 自社が獲得したいユーザーにターゲティングして、広告配信を行う
- 自社が競合より優れている強みを打ち出した広告を制作する
3C分析を行なったことがない方は、ぜひこの機会にお試しください。
PDCAを定期的に回す
WEB広告は配信したら終わりではなく、その後も定期的にPDCAを回す必要があります。設定したKGI・KPIが未達の場合は、達成するために施策を検討しなくてはいけません。
PDCAを回すときは、試した施策のデータを貯めておくことをオススメします。そうすると、パフォーマンスが高い・低い広告の傾向を把握できたり、過去のどういう施策が効果的だったのかが分かります。
効果が高い施策は他の商品・サービスに横展開できるため、全体的な業績アップにも繋がるでしょう。
キーワード・広告・LP間の整合性を取る
WEB広告で成果を出す際にとても重要なのが、キーワード・広告・LP間の整合性を取ることです。
例えば、脱毛について検索しているユーザーが、下記の広告文が気になってクリックしたとします。
- 最新技術で痛みがない脱毛器を導入
この際、WEB広告をクリック後のページに最新技術の脱毛器の記載がなかったら、このユーザーは間違いなくページを離脱するでしょう。
当たり前のように聞こえますが、これができておらず、成果が出ていないケースは多々あります。ユーザーがどういう意図でキーワードを検索しているのかをしっかりと熟考し、広告・LP間で整合性が取れるよう調整しましょう。
さまざまな広告媒体を試してみる
WEB広告は変化が激しく、さまざまな新しい広告が始まっています。どのWEB広告と相性が良いのかは業界・業種やターゲットによってあらかじめ推測できますが、結果が出るかどうかは実際に運用してみないと分からないのが正直なところです。例えば、Google広告では獲得できなかったが、Facebook広告では獲得できたなど、広告媒体によってパフォーマンスが違うことも多々あります。
ある程度は優先順位をつけつつ、さまざまな広告媒体を試してみることをオススメします。
WEB広告の集客で便利なおすすめツールを紹介
続いて、WEB広告の集客で便利なおすすめツールを紹介します。今回紹介するのは、下記の4つです。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
- Google Analytics
- DS.INSIGHT
どのツールもWEB広告の効果を上げたり、効率化したりするのに役立ちます。順番に見ていきましょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料で使えるキーワードリサーチツールです。例えば、「看護師 転職」というキーワードを調べてみると、下記画像のように検索キーワードから派生するキーワードを表示してくれます。
上記の画像では、「看護師 転職」から派生する一部のキーワードしか表示していませんが、実際に提示されるキーワード数はもっと多くあります。
ラッコキーワードは、WEB広告のキーワード設定時の参考になります。またユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを把握できるため、市場調査の際にも役立ちます。
キーワードプランナー
キーワードプランナーは、Googleが提供しているキーワードリサーチツールです。キーワードプランナーでは、対象キーワードの過去の月間検索数を調べることができます。
実際に「看護師 転職」から派生するキーワードの月間検索数をチェックしてみましょう。
上記の画像のように、各キーワードの月間平均検索ボリュームを表示してくれます。WEB広告のキーワード設定の際に非常に参考になるでしょう。
WEB広告でユーザーが全然検索しないキーワードを設定しても、広告は配信されません。キーワードプランナーであらかじめ検索需要をチェックしておきましょう。
Google Analytics
Google Analitycsとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。WEB広告からサイトに訪れたユーザーのデータはもちろん、下記のようなアクセスデータも確認できます。
- WEBサイト全体のアクセスデータ
- 特定のページに関するアクセスデータ
- WEBサイトの流入元(アクセス元の経路)
- WEBサイトに訪れたユーザーの性別・年齢層
上記はGoogle Analitycsで見れるデータの一部ですが、このようなデータを活用することで、効果的なWEB集客を行うことが可能です。
DS.INSIGHT
DS.INSIGHTは、Yahoo!が提供しているビッグデータを活用したリサーチツールです。DS.INSIGHTには以下の特徴があります。
- 検索キーワードの月間検索数だけでなく、そのキーワードを検索しているユーザーの性別・年齢層・地域別割合も分かる
- ユーザーがあるキーワードを検索したとき、その前後で検索したであろうキーワードが時系列で分かる
DS.INSIGHTを使うことで、より詳細なマーケティング調査が可能です。ただし、DS.INSIGHTには費用が発生するので、自社の状況を考慮して導入を検討してくださいね。
WEB広告の知見・スキルがない場合でも成果は出せる?
ここまで、WEB広告媒体の種類や集客を成功させるポイント、便利なリサーチツールについて解説してきました。
ここでは、WEB広告の知見・スキルがない場合に成果は出せるのか、ということについて考えてみます。
結論は「WEB広告による集客自体は可能だが、成果が出るスピードは遅くなる可能性がある」です。
WEB広告は配信したら成果が出るものではなく、定期的な最適化をしなければいけません。その最適化のためには、WEBマーケティングの知見・スキルや、ユーザーを惹きつける文章力・デザイン力などが必要です。そのほかに初期設定などもあり、ITリテラシーが低い場合は、つまづく可能性が高いでしょう。
もちろん自社で教育をして、ノウハウを蓄積することは可能です。ただし、その学習コストは多くかかり、成果が出るまでのスピードは遅くなるでしょう。
よって、より確実に早く成果を出したい場合は、WEB広告代理店に依頼することをオススメします。その理由は、3つです。
- さまざまな業界・業種のノウハウを基に、自社に合った広告を運用してもらえる
- WEB広告の最新情報をキャッチアップしているため最適化を図りやすい
- LP制作やコンテンツマーケティングなど、WEB広告以外の集客も一貫して依頼できる
WEB広告を代理店に依頼し、自社のリソースは本業に充てたほうが、結果的に事業は拡大していくでしょう。
まとめ
最後に、自社でWEB広告運用を検討している方に向けて、成功させるポイントをまとめておきます。
- なぜ、WEB集客をするのかを決める
- KGI・KPIを決める
- 3C分析を行い、マーケティング分析を行う
- PDCAを定期的に回す
- キーワード・広告・LP間の整合性を取る
- さまざまな広告媒体を試してみる
自社でWEB広告を運用する場合は、上記のポイントを意識しましょう。この記事で解説した、さまざまなWEB広告やツールも試してみてください。
また、WEB広告運用の外注を検討している方は、弊社クロスバズの「BUZZリスティング」もぜひご検討ください。
BUZZリスティングは月額25,000円から始められる広告運用代行サービスです。契約期間の縛りがないため、成果が出なければいつでもご解約いただけます。
初めての方でも依頼しやすいサービスになっているため、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。無料のオンライン相談・アカウント分析も行なっています。