ランディングページに対して「何だか胡散臭いな」という印象を抱く方は多いです。
しかし「なぜ胡散臭いと感じるのか」をうまく言語化できている方は少ないのではないでしょうか。またランディングページを作る側の人は、胡散臭いと思われないランディングページを作りたいはずです。
そこで今回は、ランディングページが胡散臭いと言われる3つの理由と怪しまれないランディングページの作り方についてまとめました。
ランディングページは胡散臭いと思っている読者と、胡散臭いランディングページを作りたくない企業担当者の両方に向けた内容となっています。
記事を最後までチェックすれば、ランディングページについて1つ詳しくなれますよ。
目次
ランディングページ(LP)とは?
LPは “Landing Page”の略で、日本語に訳すと「ランディングページ」と言います。
LP(ランディングページ)とは、商品やサービスの販売に特化した縦長構造のWebページのことです。
例えば以下は、LP制作を行う弊社「クロスバズ」のLPです。
通常のWebページと比べて、極端に縦に長いことがお分かりいただけるはずです。
LPでは、上から順にスクロールして読むだけで、商品・サービスの特徴やメリット、購入者の声、申し込み方法など、あらゆる情報を入手できます。
ランディングページ(LP)が胡散臭いと言われる3つの理由
ランディングページが胡散臭いと言われる主な理由は以下の3つです。
- 本当かどうか分からない文言が並んでいるから
- 購入・申し込みを煽るような文言ばかり並んでいるから
- 「初心者が作ったサイト」感が丸出しだから
それぞれ詳しく解説します。
本当かどうか分からない文言が並んでいるから
ランディングページには、以下のような強い言葉が並んでいます。
- 業界No.1
- 業界最安値
こういった文言を見て「本当にそうなの?」と疑問を抱く読者は多いです。
特に「業界No.1」については「調査の仕方次第では誰でもNo.1が取れる」ことを知っている読者も増えており、不信感を与えてしまいかねません。
また「業界最安値」についても「何やかんやで追加料金がかかるんでしょ」と思っている読者が多いです。
- 業界No.1と記載されていたが他の業者の方が良さそうだった
- 業界最安値と書かれていたがサービスを受けるには色々と追加料金が必要でそれなりの金額になった
上記のような経験を持つ読者が、ランディングページは胡散臭いといった印象を抱くのです。
購入・申し込みを煽るような文言ばかり並んでいるから
ランディングページの中には、購入・申し込みを煽る文言やCTAボタンの量が多すぎるものがあります。
こういったランディングページは、読者に押し売りされている印象を与え、胡散臭いと思われてしまいます。
特にリテラシーが高い層が対象の場合は、不信感を与えてしまう可能性が高いです。よってランディングページ作成前にペルソナ設定を行い「広告感」をどのくらい出すべきなのか目安を決めましょう。
確かに目立つ箇所にCTAボタンを設置することは重要です。しかし以下のように全ての箇所にCTAボタンを設置するのはやりすぎです。
- ファーストビューの後
- 商品・サービスの強みの後
- 料金表の後
- お客様の声の後
- よくある質問の後
「初心者が作ったサイト」感が丸出しだから
ランディングページは、無料ツールを使えば専門知識を持ち合わせていなくても簡単に作れます。しかし無料ツールには制限が多く「ありがちなランディングページ」しか作れません。
初心者感のあるランディングページは、読者に「この会社本当に大丈夫か?」といった印象を与えてしまいます。それが「胡散臭い」という印象に繋がるのです。
例えば以下は、ランディングページ無料作成ツール「ペライチ」と弊社「クロスバズ」で作成したランディングページの比較です。
前者の方が、どこか「初心者が運営している個人ブログ」のような印象を受けるのではないでしょうか。
ランディングページを作る際は「初心者感」が出ないものを作ることが大切です。
ペライチについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:【画像付き】ペライチを使ったLP(ランディングページ)の作り方や事例まとめ!
怪しまれないランディングページ(LP)の作り方
ここでは、胡散臭いと怪しまれないランディングページの作り方を4つ紹介します。
- ペルソナについて徹底的にリサーチする
- 行動経済学を応用したセールスライティングを満遍なく散りばめる
- 強引にランディングページ(LP)にアクセスさせようとしない
- デザインにこだわる
それぞれ詳しく見てみましょう。
ペルソナについて徹底的にリサーチする
ランディングページにどのような文言を盛り込むか、どんなデザインにするかは、ペルソナによって決まります。
このペルソナを見誤ると、読者に違和感を与えてしまい、それが胡散臭いといった印象に繋がるのです。
例えばその分野に詳しい層がターゲットであれば、専門用語を使ったほうが説得感がでます。信頼性の獲得にも繋がります。
しかしその分野の初心者が対象の場合には、専門用語は使うべきではありません。
ランディングページの作成を始める前に、まずはペルソナについて考えましょう。ペルソナが決まれば、どんな文言を盛り込むべきか、どんなデザインにすべきかも自ずと決まってきます。
行動経済学を応用したセールスライティングを満遍なく散りばめる
「無料!」「今だけ!」といった文言を繰り返すだけだと、胡散臭い印象を与えてしまいます。
よって行動経済学を応用した文言を、ランディングページ内に満遍なく散りばめるようにしましょう。
「行動経済学を応用した文言」の例は以下のとおりです。
行動経済学の効果名 | 例 |
---|---|
希少性の法則 | 先着100個限定 |
返報性の法則 | 無料で〇〇をプレゼント |
アンカリング |
コツは同じ文言を多用せず、様々な文言を散りばめることです。
弊社クロスバズでも、行動経済学を取り入れたランディングページ作成を得意としています。
ランディングページのライティングについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:LPライティングとは?コツや外注費用などを初心者向けに分かりやすく解説!
強引にランディングページ(LP)にアクセスさせようとしない
ランディングページへの主なアクセス経路は、以下のとおりです。
- Web広告
- SNS広告
- 自社メディアに設置されたリンク
上記のうち「自社メディアに設置されたリンク」について、1つのページにいくつもリンクを設置して強引にランディングページにアクセスさせようとすると、胡散臭いという印象を与えてしまいます。
「ランディングページへのアクセスを増やしたい」という気持ちはわかります。しかし闇雲にアクセスを増やすのではなく、読者が納得した状態でランディングページにアクセスしてもらうことが重要です。
強引にアクセスさせようとすると悪い印象を与えますし、仮にアクセスしてもらえたとしても、すぐに離脱されてしまうだけです。
読者が「ランディングページも見てみたいな」と思えるような箇所に絞って、リンクを設置しましょう。
デザインにこだわる
「初心者感」のあるランディングページは胡散臭いと思われてしまう、とお伝えしました。「初心者感」をなくすためには、デザインが重要です。
そしてデザインの質が高いランディングページを作るには、以下2つのスキルが必要です。
- Webデザインスキル
- コーディングスキル
上記スキルを持たない状態でランディングページを作成するには、ペライチのようなツールを使うしかありません。しかしそれだと、デザインにこだわったランディングページは作れません。
ランディングページに記載してある文言も大切ですが、見た目(デザイン)もそれと同じくらい大切です。
まとめ
ランディングページが胡散臭いと言われる3つの理由と怪しまれないランディングページの作り方について解説しました。
ランディングページ全てが胡散臭い訳ではありません。魅力的なデザインで、誇大広告をしないだけでも、ランディングページの胡散臭さはなくなります。
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