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成約率向上に!LPへアニメーションを取り入れるメリット・デメリット

X編集部
更新日:2025.04.11 20:24
成約率向上に!LPへアニメーションを取り入れるメリット・デメリット

LP(ランディングページ)で重要なのは、興味・関心を抱いてもらいページをスクロールしてもらうことです。

アニメーションを用いるとLPに動きが加えられるので、注目を集めて成約率向上に良い影響を与えてくれるでしょう。

そこで今回は、LPにアニメーションを取り入れるメリット・デメリットについて解説します。

本記事を参考にして、LPにアニメーションを取り入れるかどうか検討してみてください。

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LPにアニメーションを用いると成約率は上がる?

誰もが気になっているのは、「そもそもLPにアニメーションを用いて成約率が上がるのか?」という点です。

結論、正しく用いれば成約率は上がり、無意味に取り入れてしまうと成約率は下がってしまいます

アニメーションにも種類があり、どの部分に用いるのかによって得られる効果が変わります。

また、アニメーションの長所・短所を理解した上でLPに用いなければ、思うような成果は得られないでしょう。

LPとアニメーションに対する知識・ノウハウを持った上でなら成約率を向上できる使い方ができる、と覚えておいてください。

LPにアニメーションを取り入れるメリット

ここでは、LPにアニメーションを取り入れるメリットについて解説します。

  • 視覚のインパクトを高められる
  • 静止画ではできない表現が可能になる
  • 他社との差別化になる
  • ブランディングがしやすくなる
  • 特定の要素を強調しやすくなる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

視覚のインパクトを高められる

視覚のインパクトを高められるのがアニメーションを取り入れるメリットとしてあげられます。動くものに視線は注目する心理が働いてしまうからです。

例えば、ファーストビューにフェードインのアニメーションを用いた場合、浮かび上がる文字および画像に注目してしまいます。

このように、視覚にインパクトを与えることで、見てほしい画像や文字に注目してもらえるのです。

静止画ではできない表現が可能になる

アニメーションを用いれば、静止画ではできない表現が可能になります。

CTA(コールトゥアクション)ボタンを光らせる、ローディング中にアニメーションを用いるなど、使い方はさまざまです。

多彩な表現ができると検証する機会は増えてしまうものの、訴求力やデザインなどを用いた戦略の幅に広がりができます

また、トレンド感を演出できる点においても、先進的かつポジティブなイメージを与えてくれるでしょう。

他社との差別化になる

アニメーションを取り入れたLPは、他社との差別化にもなります。

アニメーションを用いることでオリジナリティのあるデザインに仕上げることができ、独自の訴求方法を用いることができます

LPで商品・サービスの成約率を高めていく場合、同業他社よりも魅力のあるデザインおよびコンテンツに仕上げなくてはいけません。

また、ターゲットとなるユーザーから興味・関心を抱いてもらう必要もあります。

その際にアニメーションを取り入れると、他社との差別化かつユーザーに見てもらえるLPに仕上げられるでしょう。

ブランディングがしやすくなる

アニメーションを取り入れたLPは、ブランディングがしやすくなる点もメリットの1つです。

一般的なLPでは、商品・サービスの雰囲気や世界観を伝えるために、画像やテキストのみで工夫しなければなりません。

しかし、アニメーションを用いると動きが加わるので、今までの画像やテキストに強い印象を付加できるようになります。

例えば、食品を扱うLPなら調理しているシーンや煙の演出などで美味しさを引き立たせるなどです。

ブランディング目的なら、どのような印象を与えたいのかを考えながらLPを制作していきましょう。

特定の要素を強調しやすくなる

LP内の特定の要素を強調できるのも、アニメーションを取り入れるメリットです。

CTAボタンや見てほしいテキスト、画像などにアニメーションを用いると、ユーザーは注目しやすくなります

特にCTAボタンは成約率に関わる重要な要素であり、LPに訪れたユーザーがすぐに見つけられる工夫をしなくてはなりません。

その工夫の1つとしてアニメーションは効果的で、要素を目立たせる手法として活用ができます

LPにアニメーションを取り入れるデメリット

LPにアニメーションを取り入れる際は、以下のデメリットに注意しなくてはいけません。

  • LPの表示速度が低下するおそれがある
  • 取り入れるのにコストとスキルが必要
  • 逆効果になる可能性がある
  • SEOに悪影響を与える可能性がある

上記を理解した上で、アニメーションを取り入れるかを選択すべきでしょう。

では、それぞれのデメリットについて解説します。

LPの表示速度が低下するおそれがある

アニメーションを用いると、LPの表示速度が低下するおそれがあります。

ページの表示速度が低下すると離脱率が上昇するため、LPを作る際は慎重にならなくてはなりません。

Googleでは、ページ表示速度の低下による離脱率について、以下のような調査結果を公表しています。

ページが表示される秒数ページ離脱の増加率
1秒→3秒32%
1秒→5秒90%
1秒→6秒106%
1秒→10秒123%

参考URL:https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/app-and-mobile/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/

LPでも同様で、ページの表示速度が遅くなるほどユーザーはストレスを感じ、離脱率が増加します。

表示速度を低下させるほど多くのアニメーションを多く取り入れすぎてしまうのは、避けた方が良いでしょう。

取り入れるのにコストとスキルが必要

アニメーションを取り入れるのには、コストとスキルが必要な点も注意が必要です。

アニメーションを導入する際はJavaScriptなどのプログラミングを用いるため、専門スキルを持つ方が対応しなくてはいけません

当然外注をするなら予算を割く必要があり、制作会社にもよりますがアニメーション付きのLPだと最低でも40万円以上はかかるでしょう。

自社でアニメーション付きLPを制作する場合も、専門知識を持った社員が在籍していることが前提です。

どちらにしろ、取り入れるのはコストとスキルが必要になるので、相応の準備を整えておかなくてはいけません。

逆効果になる可能性がある

アニメーションの使い方を間違ってしまうと、逆効果になるリスクがあります。

特にアニメーションを多用しすぎると見づらさや使いづらさが増し、何を訴求したいのかわからない不明瞭なデザインになる可能性があります。

アニメーションを取り入れる際は、LPの目的を明確にしつつ、どこが強調したい部分なのかを事前に決めるようにしてください。

SEOに悪影響を与える可能性がある

LPに取り入れるアニメーションは、SEOに対して悪影響を与える可能性があります。

SEOにおいて、ページ表示速度が遅いのはランキングの評価を落とす要因です。

また、アニメーションがうまく表示されないブラウザがあると、アクセス数や滞在時間にもマイナスな影響を与えます。

LPへの集客方法としてSEO(自然検索流入)も考えている場合、悪影響のリスクは覚えておく必要があるでしょう。

LPに使えるアニメーションの種類と特徴

ここでは、LPに使えるアニメーションの種類と特徴について解説します。

基本的には、以下のアニメーションを覚えておくのがおすすめです。

  • スクロールアニメーション
  • フェードイン・フェードアウト
  • パララックス
  • ホバーアニメーション
  • ローディングアニメーション

それぞれのアニメーションの詳細について解説します。

スクロールアニメーション

スクロールアニメーションは、LPをスクロールした際に画像やテキストに動きが加わる視差効果です。

例えば、スクロールすると背景が変わる、画像が浮かび上がるなどがあります。

スクロールアニメーションを用いるとスタイリッシュさが生まれ、閲覧したユーザーは興味・関心を持ちやすくなる点が特徴です。

テキストや画像を変化させるなら訴求力を高め、背景を変化させる場合には興味・関心を駆り立ててくれます。

フェードイン・フェードアウト

フェードインやフェードアウトは、該当箇所の透明度を変化させることで、画像やテキストを徐々に表示・非表示にさせる手法です。

スクロール時に自然に浮かび上がってくる演出なので、ユーザーは自然と目を惹かれます。

また、表示・非表示にさせる速度を遅くすると、優しさや柔らかい印象を与えることが可能です。

例えばお菓子やスイーツといった物理的に柔らかいものから、歯医者・整骨院など親しみやすさをLP内で強調したい場合にも、フェードイン・フェードアウトが活用できます。

パララックス

パララックスとは、複数の画像をそれぞれ異なるスピードで動きを加えることで、奥行きや立体感を演出するアニメーション効果です。

パララックスを用いることで、より先進的かつおしゃれな印象を持たせられるため、ブランディングに用いられるケースが多くあります。

特にスマホやタブレットのようなタッチ操作を必要とするデバイスでは、パララックス効果がより大きく感じられるでしょう。

例えば、商品画像の横にある説明文がスクロールごとに動いていく手法もパララックスの一つです。

通常とは異なる世界観のLPが制作できる反面、実装するには技術力が必要となります。

ホバーアニメーション

ホバーアニメーションは、CTAボタンや画像などにマウスのカーソルを重ねた際に、特定の動作を行うアニメーション効果を指します。

CTAボタンにカーソルを合わせると、ボタンのサイズが大きく光るようになる手法がよく用いられますが、これもホバーアニメーションの一種です。

また、商品画像にカーソルを合わせた際にズームするなど、単純ではあるものの効果的にインパクトを与えることができます。

ローディングアニメーション

ローディングアニメーションは、LPが完全に表示されるまでの間に見せるアニメーションです。

ローディングアニメーションがあると、ページの表示速度が遅いデメリットを活かすことができます。

例えば、会社のロゴをローディングアニメーションとして用いると、ブランディングに効果的です。

また、ポップなキャラクターやイラストが動くアニメーションであれば、待ち時間の意識が薄れ、閲覧ユーザーはストレスを感じにくくなるでしょう。

成約率を高めるLPを作るポイント

せっかくLPを作るのであれば、成約率を高めるべきなのはいうまでもありません。

ここでは、成約率を高めるLPを作るポイントについていくつかご紹介します。

アニメーションを使うか慎重に判断する

今回のテーマであるアニメーションは、そもそも自社のLPに用いるべきなのかどうかを慎重に判断する必要があります。

不要なアニメーションはページ表示速度を落とし、ユーザーの使い心地を低下させてしまうでしょう。

また、商品・サービスによってアニメーションと相性が良い・悪いが存在します。

LPおよびアニメーションの知識・経験がない場合は判断しにくいところがあるので、制作会社に相談するなどして、うまく見極めていきましょう。

ターゲットに向けた訴求を行う

アニメーションを取り入れようと意識するあまり、ターゲットに向けた訴求を疎かにしてしまうのはNGです。

まずはLPを閲覧してくれるターゲットを明確化し、アクションを起こしてくれる導線が作れているかを意識してください

上記をふまえた上で、より興味・関心を持ってくれる、あるいはアクションを起こしやすくするためにアニメーションを取り入れるべきでしょう。

CTAボタンはわかりやすく目立つ位置に配置する

CTAボタンは成約率に関わる重要な要素であり、わかりやすく目立つ位置に配置するのが鉄則です。

たとえホバーアニメーションを加えたとしても、わかりにくい場所に設置していたら目立たず意味がありません。

CTAボタンがどこにあるか探す行為さえユーザーにとってはストレスに感じ、人によっては離脱の原因にもなるでしょう。

離脱を防ぎコンバージョンを増やしていく点でも、CTAボタンは誰でもわかるような位置および形で配置してください。

A/Bテストでアニメーションの効果検証を行う

どの部分にアニメーションを用いるのか、または効果的だったのかを判断するには、実測値で分析するのが最適です。

A/Bテストはそれぞれ一部分のみ変更を加えたLPで効果測定を行い、どちらに優位性があるか比較ができます。

長期的にはなってしまうものの、A/Bテストを続けていけばより成約率の高いLPデザインおよびアニメーションを見つけられるでしょう。

ただし、A/Bテストで変更する点は一部分でなければなりません。

一度に複数の変更を加えて検証を行うと、どの部分に効果があったのかが不明瞭になります。

A/Bテストを行う際は1箇所のみ変更し、少しずつ修正して精錬していくものだと把握しておきましょう。

ぺージの表示速度を測定する

インターネットでページを開いてもらう以上、表示速度は常に意識をすべきです。

ページの表示速度は、Google PageSpeed Insightsで測定できるので、大体3秒以内に収まっているか計測しましょう。

特にアニメーションを用いるとページ表示速度は遅くなる傾向があります。

ページ速度が遅くなるようなら不要だと思われるアニメーションを削除し、他の方法で興味・関心を与えられるよう工夫を凝らしましょう。

AIを活用したアニメーションはLP制作にも効果的?

近年ではAI技術が急速に発達し、Webサイトにも活用されるシーンが目立つようになりました。

その中で、アニメーションをAIに作ってもらえるのでは、と考える方も出てくるでしょう。

事実、アニメーションの動きの元になるプログラミングコードは、プロンプト次第でAI作成が可能です。

また、イラストや写真もAIによって作り出すことができるため、使い方次第で低コストかつ効果的にLPは制作できるでしょう。

AIを活用したアニメーションの著作権

注意したいのが、今後の法整備によってAIの使用に制限が設けられる可能性がある点です。

現在は生成AIによって作られたアニメーションは、著作権に該当しません。

しかし、AIに読み込ませる素材には著作権があるので、現在では問題視されています。

プログラミングコードをAIで生成した場合にはその限りではないものの、写真や画像素材を用いる場合には今後注意が必要です。

もしAIを用いたLP制作を検討しているなら、法律の動向は逐一チェックしておきましょう。

アニメーションを用いたLP制作ならクロスバズにおまかせ

アニメーションを用いたいが、知識や経験がないという方は、ぜひ「株式会社クロスバズ」へご相談ください。

株式会社クロスバズでは、行動経済学を用いた、成果に繋がる”売れるLP”を制作いたします。

アニメーションを取り入れたいというニーズにお応えしながら、根本的な課題である成約率の向上や目標の達成を、ともに実現いたします。

LP制作以外にもLPOやA/Bテスト、広告運用プランなども豊富にご用意しております。

LP制作に関するご不安やお悩みがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご相談は無料です。

まとめ

今回は成約率向上のために、LPへアニメーションを取り入れるメリット・デメリットについて解説しました。

アニメーションは要素を目立たせることで興味・関心を引き立て、LPを読み進めてもらうのに効果的です。

CTAボタンにアニメーションを施すと、より目立ちやすくなり、購入および申込をしたいユーザーにアピールがしやすくなります。

ただし、アニメーションを多用しすぎるとページの表示速度が遅くなりやすいので、使う場面や箇所には注意しなくてはいけません。

ぜひ上記を理解した上で、効果的なアニメーションをLPに取り入れてみてください。

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