
こんにちは。年間100冊以上は本を読む読書好きのジローです。
今回は、Amazonが提供している音声読書サービスAudible (オーディブル)がいかに素晴らしいかを皆さんにお伝えします。
まだまだ、これからのサービスなのでオーディオブック・聴く読書を知らない人にこそ知ってほしい。
僕は、読書は出会いだと思ってます。
本を読むことで普通では出会えないような各業界の著名な人の考えや方法論に触れることができます。読書によって様々な考えを吸収して思考することで今までなかった視点や考えを持つことができます。
そんな理由で読書が好きなのですが、その本を読むツールとして最強なのがオーディブルなんです!

オーディブル:https://www.audible.co.jp/
オーディブルとは
Audible (オーディブル)は今流行の「聞く読書」ができるオーディオブックサービスです。
オーディオブックサービスは他にも「オーディオブック.jp」などありますが、聞くことができる本の数がオーディブル12万冊に対して他のサービスは1〜3万冊ていどなので、現状ではオーディブルが2歩くらいリードしています。
このあたりは、Amazonの資金力を活かしナレーター(朗読者)を多く抱えることができるからこその物量作戦ですね。
さらに、買い切り方式ではなくサブスク聴き放題形式なので、12万冊を月額1,500円で聴き放題なのが嬉しいです。
聞くことができる本のジャンルも多岐にわたり、エンタメ本からビジネス本まで多く取り扱っているので、本屋で気になる本を調べてみたら無料で聞けるなんてこともわりとあるので、今後さらに伸びるであろうサービスです。

オーディブルの良いところ
さて、本を音声で聞くことができるということが分かったとして、じゃあそれのなにが良いかを説明していきます。
1.とにかく沢山本が読める(聞ける)
もう、これに尽きます。
音声読書といったら、活字を読むのが苦手な人のための救済サービスだろ程度にしか思っていない方いると思います。
が、その認識は大きな間違いなんです。
音声読書は、起きている時間のすべてを読書タイムにすることができる読書の革命なんです。
あなたがこれまで、読書をしていた時間はどんなときでしょうか?
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とある平日の一般会社員
- 家で晩飯を食べ終わったあとのナイトタイムに
- カフェでコーヒーを飲みながら
- 電車での移動中に
- とにかく、なにかの合間に
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なんかが考えられるかと思います。
では実際何時間本を読んでいるのでしょうか。頑張って1日3時間読書の時間が作れれば良いほうだと思います。
しかもしれは「頑張って」作った3時間です。毎日3時間きっちり読書する人はまーいないでしょう。
電子書籍ストアhontoの調査によると大人の1日の平均読書時間は35分程度なので1週間でも3.5時間ていどなのが実態なのです。
では、これをオーディブルにしたら読書時間はどこまで増やせるのでしょうか?
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とある平日のオーディブル会社員
- 朝起きて洗顔中
- 朝起きて髪の毛セット中
- 朝起きて朝飯作る中
- 朝起きて朝飯食べる中
- 朝起きて身支度中
- 会社までの徒歩中
- 会社までの電車中
- 会社までの電車降りてからの徒歩中
- 仕事終わりのジムまで徒歩中
- 仕事終わりのジムで運動中
- 仕事終わりの帰宅の徒歩中
- 仕事終わりの帰宅の電車中
- 仕事終わりの電車降りてからの徒歩中
- 仕事終わりのスーパーで買い物中
- 家ついてからの晩飯作る中
- 家ついてからの晩飯食べる中
- 家でボーッとしながら
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これ全てが読書タイムになるんです。
しかもです、これは無理に読書タイムを捻出しているわけではなく、通常だとただ歩いているだけの「デッドタイム」を有効活用しているだけにすぎないのです。
つまり、無理なく読書タイムを増やすことができる。それがオーディオブックの凄いところなのです。
毎日の身支度の日本人平均は60分
通勤時間の平均は片道1時間19分、往復2時間38分
ここにさらに運動中やスーパーでの買い物中の時間を含めたら、毎日4時間ていどのデッドタイムがあることになります。なんてもったいないことでしょう。
ただ安心してください、オーディブルはそのすべてを読書タイムにできるのです。
これまで、読書を習慣にしていない人こそ、使ってほしいオーディブル。
あなたの人生の学びが加速し、そこで得た学びはきっとあなたを助けてくれるはずです。
2.1冊 1.5〜4時間で読み終わる
オーディブルで本を沢山よめるようになるのは、読書タイムを増やせるだけじゃないのです。
読むよりも早く読書することができるのです。
堀江貴文さんの多動力という本で考えましょう。
公式に多動力の文字数は公表されていないので概算になりますが。
多動力の1ページの最大文字数は555文字です。
縦:37文字
横:15列
1ページ文字数:555文字
そしてページ数は228ページなので(555文字 × 228ページ = 最大126,400文字)です。
ただ、実際は改行箇所や目次、大きな見出しなどによって文字数は少なくなるので、ここでは分かりやすく100,000文字としましょう。
日本人の平均読書スピードは毎分600文字なので(100,000文字 ÷ 600文字 = 166分)2時間46分かかる計算になります。
じゃあ実際、2時間46分で読めるかといったらそうではありません。
本を読むのは集中力を使います。人間の集中力の限界は1.5時間と言われており、1冊の本を休憩なしで読み切るって結構大変なんですよね。
なので、実際には3時間はかかっていると考えられます。
じゃあ、3時間のまとまった読書タイムをビジネスマンが確保できるでしょうか? これも結構難しくて、通勤の電車内で20分だけ読んだとしましょう。
じゃあ、その日の夜に頑張って1時間読んだとしましょう。次の日の朝の通勤でも20分読んだとしましょう。。
このように、ツギハギで読んでいると読んだ記憶が分断されるので、連続性のある情報として記憶できずに、完読したけど内容はあまり覚えていないなんてこともあります。
そこでオーディブルです。
先程の3時間かかる堀江貴文さんの多動力をオーディブルで聞いたらどのようになるのでしょうか。
多動力は朗読時間3時間13分です。
これだけだと、読むよりも時間がかかっていると思われますが、実際は違います。オーディブルは再生速度を上げられ、通常速度だと逆に読むスピードが遅いくらいなので大体の本は2倍以上の再生速度で聞いても内容を理解できます。
僕は2〜2.5倍程度を使い分けています。多動力は2.3倍で聞いていました。
するとどうでしょう。通常だと時間3時間13分かかる朗読がなんと、84分で完読できます。
これは普通に読書をする3時間(180分)と比べると2.1倍のスピードで読むことができます。
さらに、オーディブルだと全ての時間を読書タイムにすることができるので、移動中だろうと運動中だろうと分断することなく一気に読み切ることができるのです。
僕は、多動力は仕事終わりに聞き始め「移動→ジムで運動中」の時間だけで完読しました。
通常だと、数日かけて読書ができる環境を作り「読書タイム」を捻出してやっと読み終わった多動力が、なんと「移動→ジムで運動中」の時間だけで読むことができるのです。
どうですか。
これを読書の革命と言わず、なにを革命というのでしょうか。
これこそがオーディブルの最大の強みなのです。
3.再生速度が0.1倍ごとに選べる
地味にいいです。
YouTubeだと「1→1.25→1.5→1.75→2」で最大2倍までですよね。
でもオーディブルは「1 → 0.1刻み → 3.5」で最大3.5倍まで速度を上げられます。
0.1と聞くと誤差程度の速度感と思われるかもしれませんが、わりと体感が違ってきます。
この細やかであり、3.5倍という人間の限界に挑戦させてくれる倍率にまで速度を上げさせてくれる気前の良さもまたオーディブルの良さであります。
4.定額で聴きまくれる(聴き放題)
これほんと凄いです。
しかも入会した2ヶ月は無料なので、無料で毎月何十冊と聞きまくれます。
無料すぎて、もはや違法のサービスを利用しているんじゃないかと錯覚させてくれるくらい気前が良いです。
とはいえ、3ヶ月後には月額1,5000円になるのですが、これも毎月2冊以上聞いてたら、買い切るよりもコスパは良くなる計算なのでどちらにしてもコスパ最強です。
5.移動中に聞ける、運動しながら聞ける
もうこれは、散々説明しましたよね。
通常だと、歩きながらボーッとしている時間すべてが読書タイムになる。
さらに僕は、シャワー中でもスマホを持ち込み聞いています。
孫正義さんは、米国での学生時代に時間を惜しんで食事中も教科書を読んでたと言います。
その頃の孫正義さんの夢は「両目で料理を見ながら食事をしたい」だったそうです。
そんな、孫正義の逸話ですが、シャワー中も教科書を読んでいたなんて話はありません。つまり孫正義でも学習時間にできなかったデッドタイムを読書タイムにすることができるんです。
まさに革命ですね。
6.読むよりも理解できる場合がある
これは特に活字が苦手な人はそう思うと思います。
僕も活字を読むのは苦手じゃないですが、それでもオーディオブックを体感すると、普通に本を読むのと脳の処理が高まっている感覚があります。
これは、人類の歴史上「活字を処理する」よりも「音声を処理」するほうが脳への負荷が少ないことが要因かと考えられます。
そんな理由もあってか、内容によりますが読んでもらうほうが内容も理解できることもあり、疲れにくいので多くの本を聴くことができます。
7.女性朗読者は声優さんのことも多く質が高い
オーディオブックではナレーター(朗読者)の質を気にする方いると思います。
これは正直にいうと本によってナレーター当たり外れがあるのですが、女性のナレーターは質の高い傾向があるかなとは思います。
僕は普段ビジネス本を多く聞くのですが、例えば、ラノベだといわゆるアニメ声のプロの声優さんがナレーターをしているのでアニメを聞いているかのような質の高い朗読で本を楽しめます。
オーディブルでは本のタイトルの下にナレーターさんの名前も表記されているので、ナレーターさんで本を選ぶこともできます。
オーディブルの悪いところ
さて、ここまで全力でオーディブルを勧めてますが、もちろん完璧じゃありません。
オーディブルにも改善してももらいたい点があります。
1.図解がまったく分からない
これがクリティカルですね。
オーディブルでは基本、本の中の図解はわかりません。
「図1のように」なんて朗読されても図1がなにかはわかりません。
さっきまで、オーディオブックは脳の負担が少ないと言いましたが、ここだけは脳をフル回転させて、図1がなんなのかを想像しないといけません。
中には図まで分かるようになっている本があるのかも知れないですが、僕が聞いてきた範囲では図が確認できる本はありませんでした。
※おそらく、聴き放題対象ではない買い切り専用の本は図も確認できるかもしれません。
2.ナレーターが男の時の男女の会話での女パートの朗読がオネエ言葉にしか聞こえない
これもクリティカルですね。
ナレーターは本につき1人担当一般的です。
中には複数ナレーターが付いていて、登場人物によってナレーターが変わる本もあるのですが現状少ないです。
つまり、男性がナレーターだとして、男女の会話が含まれるような小説だと、その男性ナレーターが女キャラのセリフまで読み上げます。
どんなに清楚で美しい女性キャラクターのセリフでも、図太い声のナレーターが読み上げるのです。
本によっては読み上げる前提で書いていない?(書けと思うが) のか女性キャラのセリフが「〇〇だわ」「〇〇よ」など、作られた女性言葉みたいなセリフもあり、それを男が読み上げるのでほぼオネエ言葉。
これは凄い違和感です。
逆に女性ナレーターのラノベとかだと、上手いこと男キャラのセリフを読み上げるので違和感はないのですが、男性ナレーターの女性セリフはなかなか入ってこない。
もはや解決策などないですが、女性のセリフだけは女性に読んでもらうなど本によっては2人ナレーター体制でもいいのではないかと思う。
3.冗長表現が多すぎる(本の問題)
これはオーディブルでオーディオブックを体験してから思うようになったのですが、本の多くは冗長表現があります。
いらない表現や情報で無駄に文字数を稼いでいるのではないかと思うような本があります。
YouTubeと比較すると分かりやすいのですが、例えばYouTubeだと投稿者の再生数を稼ぐためにも、チャンネル登録者数を増やすという目標があります。
チャンネル登録者を増やすためには動画のクオリティを上げる必要があります。
クオリティとは動画時間に対するコンテンツの密度と質といえます。
群雄割拠のYouTube上のライバル達と比較されながら、動画のクオリティを切磋琢磨するのがYouTubeです。(もちろん広告貼るために無駄に長くしている動画もあるが)
当然、動画のクオリティは上がり再生時間中で得られる情報の密度は高まります。
一方、本の場合は「購入」してもらう事が目標であり、その先の顧客満足度はクチコミ効果も重要ではありますが最重要ではありません。
そのため、本には冗長表現によって文字数を稼ぐという方法をとっても売上に影響を与えない、むしろ薄い本より極厚の本のほうが買い手としては期待するので売上につながるため、冗長表現や無駄な文字があるのかなと考えられます。(完全な推測です)
そのため、同じ10分の音声だとYouTubeのほうが情報の密度が高いことが多々あるなとは感じます。
もちろん、テーマの深さと情報の希少性でいうと本のほうが優るので一長一短ですが、ひたすら長いオーディオブックもあるのでその点だけしんどく思うこともあります。
4.聞きたい本がないことがある(しゃーない)
これは、しゃーないですね。
12万本といっても、全ての本を網羅しているわけではないので聞きたい本が、オーディブルに無いことはあります。
ただ、決め打ちしなければどのジャンルでも十分すぎるほど聞ける本があるので、あまりマイナス要因とは思ってません。
まとめ
いかがでしょうか?
オーディオブックで聴く読書の体験をしたことがなかった人は、オーディブルを登録してみたくなったのではないでしょうか。
特に、いままで読書習慣がない人におすすめのサービスなので、2ヶ月無料のいまこそ試しに使ってみることをおすすめします。
僕の周りでも「良かった」という声は聞いても「悪かった」という声はきかないので万人におすすめできます。
では、良い読書ライフを。