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PPC広告とは?リスティング広告やCPC広告との違いって何?

X編集部
2020.10.17 13:36

「PPC広告とは何のこと?」
「リスティング広告と何が違うの?」
「CPC広告との違いを知りたい。」

この記事を読まれているあなたは、こんな風な疑問をお持ちかもしれません。

PPC広告について調べると、“リスティング“や”CPC“などたくさんのワードが出てきて混乱してしまいますよね。

運用を始めてから「思っていた広告の内容と違った!」となったら困ってしまいます。

そこで本記事では、PPC広告とは何かだけでなく、リスティング広告やCPC広告との違いまでお伝えします

PPC広告についての理解を深めたい方は、ぜひじっくりとお読みください。

PPC広告とは

PPC広告の正式名称は、「Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)広告」。

日本語に直すと、クリック課金型広告です。

PPC(クリック課金型)広告は、名前の通り広告のクリックに対して費用がかかります

表示回数やコンバージョン数は関係ありません。

例えば広告が1,000回表示されても、クリック数が0であれば広告費は0円です。

反対に、100クリックされてコンバージョン数が0でも、100クリック分の広告費がかかります。

PPC広告の費用例

表示回数クリック数コンバージョン数クリック単価広告費合計
1,000255100円2,500円
1,0002525100円2,500円
50,00000100円0円
50,0005000100円50,000円

ということでここまではPPC広告について説明してきました。

ここからは、リスティング広告やCPC広告との違いを解説していきます。

PPC広告とリスティング広告の違い

PPC広告とリスティング広告の違いを知るために、リスティング広告とは何かを正しく知りましょう。

リスティング広告とは

リスティング広告 基本 仕組み 運用

リスティング広告とは、主に検索連動型広告を指すことが多いです。

検索連動型広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果に表示される広告のこと。

左上に小さく「広告」と書いてあるものですね。

検索したワードに連動し、関連性の高い広告が表示されます。

※Webサイト内に表示される広告(コンテンツ連動型広告)もリスティング広告の一部ですが、本記事では「リスティング広告」=「検索連動型広告」といたします。

費用形態としてはクリック課金制で、広告がクリックされて初めて広告費がかかります。

「クリック課金制?なんだ、PPC広告と同じじゃん!」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、少し違います。

たしかにリスティング広告はクリック課金制です。

しかし、クリック課金制のシステムはリスティング広告以外の広告でも幅広く採用されています。

例えばSNS広告やバナー広告など。

図で表すとこのような形です。

PPC広告とは リスティング広告 CPC広告 違い

つまり、リスティング広告はPPC広告の一種ということです。

リスティング広告について、より詳しくはリスティング広告運用前に知りたい!基本的な仕組みを簡単に解説の記事をお読みください。

PPC広告とCPC広告の違い

次に、PPC広告とCPC広告の違いを見ていきましょう。

違いを知るために、CPC広告の意味を説明していきます。

CPC広告とは

CPC広告の正式名称は、「Cost Per Click(コスト・パー・クリック)広告」。

日本語にすると、クリック課金型広告になります。

つまり、PPC広告とCPC広告は同義です。

ただし、「広告」という単語を外すと意味が変化します。

  • PPC=クリック課金制のシステム
  • CPC=1クリックあたりに発生する費用

PPC広告を運用する上で、CPCというワードは頻出します。

混乱しないように注意してください。

リスティング広告やCPC広告と、PPC広告との違いは理解できましたでしょうか。

続いては、リスティング広告以外のPPC広告を紹介していきます。

リスティング広告以外のPPC広告は何がある?

  • ディスプレイ広告
  • バナー広告
  • SNS広告

リスティング広告以外のPPC広告は、主に上記3つが挙げられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

PPC広告①:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、冒頭で軽く触れた「コンテンツ連動型広告」のこと

Webサイト内のコンテンツ内容に応じて、広告テキストや広告画像が表示されます。

ディスプレイ広告の費用形態は以下の通り。

  • PPC(クリック課金):クリック数に応じて広告費がかかる
  • インプレッション課金:閲覧数に応じて広告費がかかる

PPC広告②:バナー広告

バナー広告とは、あるページから別のページへ飛ぶためのリンク付き画像広告のこと

見られるイメージとしては下記の通り。

  1. ユーザーがサイトAを閲覧している
  2. サイトAにバナーが貼ってある
  3. ユーザーがバナーをクリックする
  4. 商品Bの紹介ページへ遷移する

バナー広告における主要の費用形態は以下です。

  • PPC(クリック課金):クリック数に応じて広告費がかかる
  • インプレッション課金:閲覧数に応じて広告費がかかる
  • 成果報酬:コンバージョン数に応じて広告費がかかる
  • 掲載課金:掲載枠に対して広告費がかかる

PPC広告③:SNS広告

SNS広告とは、SNSに掲載される広告のこと

Twitterであれば「プロモーション」、Instagramであれば「広告」と記されています。

見たことがある方も多いのではないでしょうか。

SNS広告は、以下のような費用形態をとっていることが多いです。

  • PPC(クリック課金):クリック数に応じて広告費がかかる
  • インプレッション課金:閲覧数に応じて広告費がかかる

その他にも、いいね数に応じた課金や、動画再生秒数に応じた課金などが採用されていることもあります。

TwitterやInstagram、LINE、Facebookなど様々なSNSでのPPC広告運用についてより詳しくは、PPC広告運用前に最低限押さえておきたい知識【web担当者必見】の記事をお読みください。

PPCアフィリエイトとは?

PPCアフィリエイトとは、PPC広告で集客をして、アフィリエイト報酬を得る仕組みのこと

この場合のPPC広告とは、ほとんどの場合リスティング広告を指します。

利益をあげる方法は下記の通り。

  1. アフィリエイトサイトAを制作
  2. リスティング広告でユーザーをサイトAへ誘導
  3. サイトA経由で、ユーザーが商品Bを購入・サービスC申し込み
  4. サイトAにアフィリエイト報酬が入る

アフィリエイト報酬よりもリスティング広告費の方が高くなると、サイトAは赤字となります。

おわりに

PPC広告、リスティング広告、CPC広告。それぞれの違いは理解できましたか?

PPC広告は他の広告に比べて費用対効果が高く、初めての広告運用にはぴったりです。

これまで広告運用をした経験のない方もこれを機にスタートしてみてはどうでしょうか。

当サイトでは、PPC広告・リスティング広告の考え方やノウハウを発信しています。

PPC広告やリスティング広告について、分からないことがあれば是非当サイトをご訪問ください。

きっと、あなたの疑問を解決できるはずです。

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