Webを使って売上を拡大させるために、LP(ランディングページ)はとても大切です。この記事では、食品やお菓子のLPで売上を拡大させる11個の極意を分かりやすく解説しています。
どれも売上アップには欠かせない極意なので、最後まで目を通してみてくださいね。
目次
【前提】LP(ランディングページ)とは?
まず前提として、LP(ランディングページ)の基本を理解しましょう。LPは訪問したユーザーに、下記の行動をしてもらうために制作します。
- 商品購入
- サービス申し込み
- 問い合わせ誘導
- 資料請求
上記の目的を達成するために、マーケティング・セールスライティング・デザイン・コーディングなどを用いて、LP制作を行います。LPはWebの集客マンだとイメージすると分かりやすいですね。
LPの基本については、こちらの記事「LP制作で成果を出す5つのポイントを紹介!LPの種類から制作手順まで徹底解説」をあわせてご覧になってください。
食品・お菓子のLP(ランディングページ)の目的とは?
食品・お菓子のLP(ランディングページ)の目的は、ユーザーに自社の商品を購入してもらうことです。LPのCVR(コンバージョン率)の目安は、hubspotが調査したデータの飲料・食料のCVRを見てみましょう。
業界 | min | max |
---|---|---|
飲料・食料 | 1.18% | 2.79% |
上記のデータは、2021年10月〜2022年9月のうち、最も低かった月のCVRと、最も高かったCVRです。上記はECサイトのデータですが、LPにおいても上記のCVRを目安にすると良いでしょう。
食品・お菓子のLP(ランディングページ)で売上を拡大させる11個の極意
それでは、食品やお菓子のLP(ランディングページ)で売上を拡大させる11個の極意を解説します。どの極意もLPで売上を伸ばしていくために重要なので、しっかりとご覧になってくださいね。
ファーストビューは美味しそうな食品・お菓子の写真を載せる
ファーストビューとは、ユーザーがLP(ランディングページ)を見たときに、ページをスクロールせずに見える範囲のことを指します。
LP(ランディングページ)において、ファーストビューは最も大切だと言っても過言ではありません。ユーザーはファーストビューを見て、その続きを読むかどうか決めるからです。ファーストビューでユーザーの心を掴むことで、CVRは大きく変わってきます。
食品・お菓子のLPのファーストビューでは、美味しそうな食品・お菓子の写真を載せると効果的です。ファーストビューに使う写真は、ユーザーの食欲をそそるようなものを選定してください。
「こんなシーンにおすすめ」など、購入きっかけを提示する
LP(ランディングページ)で、「こんなシーンにおすすめ」などの購入きっかけを提示することも効果的です。
ユーザーが食品やお菓子を購入するシーンは、大きく2つあります。
- 自分用
- プレゼント用
上記のプレゼント用に購入する場合、「この商品はプレゼントに適しているのだろうか?」とユーザーは検討します。私も最近、両親にプレゼントするお菓子をWebで探していたのですが、LPに「両親のプレゼントにもおすすめ」と記載があった商品の購入を決断しました。
このように、「こんなシーンにおすすめ」があることで、「このシーンに、この商品はプレゼントしても大丈夫だろうか?」と迷っているユーザーに対して、購入の後押しをすることができます。
「こんなシーンにおすすめ」の具体例は、下記を参考にしてみてください。
- 誕生日
- お歳暮
- お中元
- 父の日/母の日
- 敬老の日
雑誌・テレビなどのメディア掲載実績を記載する
LP(ランディングページ)で成果を上げていくために、乗り越えるべき3つの壁があると言われています。
- not read(読まない)
- not believe(信じない)
- not act(行動しない)
雑誌・テレビなどのメディア掲載実績は、上記の「not believe(信じない)」を乗り越えるために、効果的です。雑誌・テレビなどのメディア掲載実績を記載することで、ユーザーに「ここに紹介されているから大丈夫そう」と信頼を得ることができます。
また、そのほかに「ランキング入賞」や「星4.8」などの実績も、ユーザーから信頼してもらうために、効果的です。
商品独自のこだわりをベネフィットに変える
商品独自のこだわりをベネフィットに変えて、ユーザーに訴求してみてください。例えば、下記のようなこだわりがあったとします。
- 希少部位のお肉を使用
- 特殊な漁法で漁獲を行なっている
- フランス産のチーズを使ったチーズケーキ
上記のこだわりをベネフィットに変えると、下記のようになります。
- 希少部位のお肉を使用しており、本来の脂の甘みを感じられる
- 特殊な漁法で漁獲を行なっており、鮮度が抜群に良い
- フランス産のチーズを使っており、濃厚なコク、ふんわりとろけるチーズケーキ
上記のように、「こだわり+ベネフィット」を訴求することで、より効果的になります。
商品内容・費用を分かりやすく伝える
ユーザーがLP(ランディングページ)を見て購入しない原因のひとつに「分かりにくい」があります。ユーザーも暇ではないため、分かりにくいと思われた瞬間に、ページを離脱されてしまいます。
そのため、商品内容・費用は分かりやすく伝えましょう。特に、セット商品が複数ある場合は、それぞれのセット商品の内容・費用を明示してください。
アレンジレシピを載せ、バリエーションを訴求する
アレンジレシピを載せ、バリエーションを訴求することも効果的です。
特に量が多い食品の場合、ユーザーは「こんなに量があったら、飽きそう」と懸念します。その対策として、アレンジレシピを載せ、ユーザーに楽しいバリエーションを訴求してみてください。
無料ギフトサービスなど贈り物にも対応する
無料ギフトサービスなどの贈り物に対応していることを、LP(ランディングページ)に記載することも大切です。
食品やお菓子は「自分」か「他人へのプレゼント」のために買います。「他人へのプレゼント」を検討しているユーザーを逃さないために、無料ギフトサービスなどで訴求してください。
お客様の声を記載し、信頼を高める
Webで食品やお菓子を購入するユーザーは、お客様の声を見て購入を検討することが多いです。ユーザーはお客様の声を見て未来の自分を想像するからです。良い口コミが多いと信頼感は高まり、悪い口コミが多いと信用は薄れます。
お客様の声を記載するときのポイントは、リアルな声を載せることです。リアルさを感じ取ってもらうためには、ユーザーの名前・性別・年代を記載しましょう。また、Instagram・TwitterなどのSNSでユーザーから寄せられた声をキャプチャして載せ、リアルな口コミであることを押し出しているケースも多くなっています。
お得なキャンペーンで購入の後押しをする
お得なキャンペーンを用意することは、ユーザーの購入の後押しになります。例として、以下を見てみましょう。
- 1,000円オフの期間限定キャンペーン
- 今購入すると、おまけで○○をプレゼント
上記のようなキャンペーンを用意するときのポイントは、期限・限定を強調することです。
ユーザーは「この商品美味しそう」と思っても、「今買わなくてもいいかな」と判断を保留する傾向があります。そこで、「○月○日までのお得なキャンペーン」や「数量○個限定」などの、期限・限定を設定することで、ユーザーに「今」行動する理由を作ることができます。
開発者・シェフの想いを記載し、ユーザーとの距離を縮める
LP(ランディングページ)に、開発者・シェフの想いを記載することで、ユーザーとの距離を縮めることができます。「なぜ、その商品を作ろうと思ったのか?」など、開発秘話などがあると、ユーザーの共感を得やすいです。
LPではWebを使って商品の売買を行いますが、結局は人と人とのやり取りです。熱い想いを語ることで、ユーザーの心を動かすことができます。
よくあるご質問で、ユーザーの疑問・不安を解消する
「よくあるご質問」を設定する目的は、ユーザーの疑問・不安を解消することにあります。
ユーザーは、些細な疑問・不安があって、商品の購入に踏み切れないケースが多いです。そこで問い合わせをしてくれれば良いですが、ほとんどのユーザーはページを離脱するでしょう。その対策として「よくあるご質問」を記載し、LPで伝えきれなかった内容や既存のお客様からよく聞かれることを、まとめましょう。
また、「よくあるご質問」の応用として、自社の商品の強みを再アピールすることもできます。例えば「野菜の定期便」を販売しているLPで、下記の質問があったとします。
- 自分で野菜の組み合わせを選ぶことはできますか?
この質問に対して、下記のような解答をするとします。
- はい、可能です。あなた好みの組み合わせで新鮮な野菜を毎月お届けします。
「野菜の組み合わせ」について、「よくあるご質問」以外の部分で解説していたとしても、「よくあるご質問」で強みに対する質問を設けることで、再アピールすることができます。
食品・お菓子のLP(ランディングページ)で参考デザインを探すなら?
ここまで、食品やお菓子のLP(ランディングページ)制作時のポイントを解説しました。ただ、実際にLP制作をするときは、参考デザインが欲しいところですよね。
食品やお菓子のLPの参考デザインを探すときは、下記の3サイトがおすすめです。
上記のサイトには、食品やお菓子のLPが掲載されています。デザインの参考を探す際に活用してみてください。
食品・お菓子のLP(ランディングページ)は自社で成果を出せるのか?
ここからは「これから食品やお菓子のLP制作を検討している」方に、特に考えてもらいたい内容です。それは「食品・お菓子のLPは自社で成果を出せるのか?」ということです。
結論、自社にWebに対するナレッジが蓄積されているのであれば可能、そうでなければLP制作会社に依頼したほうが良いです。
LPで成果を出すためには、Webマーケティング・セールスライティング・デザイン・コーディングなど、様々な知見やスキルが必要になります。
Webに対するナレッジが蓄積されていない場合、莫大な学習コストがかかります。また、Webの業界は変化が激しいため、最新情報のキャッチアップも必須です。このような背景から、自社でLPを制作するとコストパフォーマンスが悪くなりがちです。
一方で、LP制作会社に依頼した場合は、どうでしょうか。
多くのLP制作会社は、LPの成功ノウハウを蓄積していることはもちろん、様々な業界・業種に対しての知見も持っています。自社で制作するよりも成果は出やすいことは明らかです。
まとめ
この記事では、食品やお菓子のLP(ランディングページ)制作の極意を解説してきました。その極意を、おさらいしましょう。
- ファーストビューは美味しそうな食品・お菓子の写真を載せる
- 「こんなシーンにおすすめ」など、購入きっかけを提示する
- 雑誌・テレビなどのメディア掲載実績を記載する
- 商品独自のこだわりをベネフィットに変える
- 商品内容・費用を分かりやすく伝える
- アレンジレシピを載せ、バリエーションを訴求する
- 無料ギフトサービスなど贈り物にも対応する
- お客様の声を記載し、信頼を高める
- お得なキャンペーンで購入の後押しをする
- 開発者・シェフの想いを記載し、ユーザーとの距離を縮める
- よくあるご質問で、ユーザーの疑問・不安を解消する
自社でLP制作を行う場合は、上記の極意を意識してみてください。
また、LP制作会社への依頼を検討している場合は、弊社クロスバズの「バズLP」をぜひご検討ください。
バズLPは「売れるセールスストーリーの設計」を得意としており、マーケティングに重点を置いたLP制作を行います。LPで成果が出せるかどうかは、マーケティング戦略にかかっています。バズLPの場合はマーケティング段階から一緒に戦略を練っていくため、成果に繋がるLP制作が可能です。
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