LP(ランディングページ)で成果を出すためには、「お客様の声」は重要な要素です。しかし「お客様の声」を間違って使っている方も少なくありません。
この記事では、LPにおける「お客様の声」の掲載ポイントや集め方などを、徹底解説しています。LPで成果を上げたい方には必見の内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【基本】LP(ランディングページ)とは?
LP(ランディングページ)とは、自社の商品・サービスを売ることに特化したWEBページのことです。多くの場合、LPはWEB広告をクリックしたユーザーが最初に遷移するページとして設定されています。
LPの成果を最大化するためには、マーケティング・セールスライティング・デザイン・コーディングなどの知識と技術が求められます。
LP(ランディングページ)におけるお客様の声の効果を解説
LP(ランディングページ)で「お客様の声」の効果は、大きく2つあります。
- 商品・サービスの信頼感が高まる
- ユーザーが未来のベネフィットを感じやすくなる
ここで「お客様の声」の効果をしっかりと理解していきましょう。
商品・サービスの信頼感が高まる
「お客様の声」などの第三者の意見をLPに掲載することは、商品やサービスへの信頼感を高める手段として有効です。
例として、Amazonや楽天市場でのショッピング時、多くのユーザーが口コミをチェックします。良い口コミが多いと、「この商品は信頼できる」と感じ、購入の決定打となることが多いです。またGoogleMapで飲食店を探す際、良好な口コミが多ければ「行ってみたい」という意欲をユーザーに喚起することが可能です。
このように「お客様の声」は、その商品・サービスの魅力を第三者の視点から伝え、ユーザーの信頼を獲得する役割があります。
また、LPで成果を上げるためには、下記の3つの壁を超える必要があります。
- 読まない(Not Read)
- 信じない(Not Believe)
- 行動しない(Not Act)
「お客様の声」は、上記の「信じない(Not Believe)」の壁を超えるためにも効果的です。
ユーザーが未来のベネフィットを感じやすくなる
LP(ランディングページ)に「お客様の声」を掲載することで、ユーザーは未来のベネフィットを感じやすくなります。ベネフィットとは、ユーザーが商品・サービスを購入することで得られる利益を指し、日々の生活で感じられる感情や利便性のことです。
「お客様の声」には実際の使用感や体験が詳細に書かれているので、これを見たユーザーは「この商品やサービスを使えば、こんな良い経験が得られるのか」と感じることができます。
さらに、ターゲットとなる層の「お客様の声」をピックアップして掲載することで、ユーザーはそれを自身の体験として想像しやすくなるというメリットもあります。
LP(ランディングページ)でお客様の声を掲載するときのポイント5選
ここからは、LP(ランディングページ)で「お客様の声」を掲載時に意識したい、下記の5つのポイントを解説します。
- サクラではなく、リアルな声を掲載する
- Twitter・InstagramなどのSNSを使う
- お客様の声には見出しをつける
- お客様の情報は詳細に収集する
- 獲得したいユーザー層に響く似ているお客様の声を掲載する
どのポイントも「お客様の声」の効果を最大限発揮するために重要なので、ぜひ最後までお読みください。
サクラではなく、リアルな声を掲載する
「お客様の声」はサクラではなく、リアルな声を掲載することが大切です。ユーザーのネットリテラシーは上がっているため、サクラのようなお客様の声を掲載すると見抜かれてしまい、信頼を失う恐れがあります。
また、リアルな口コミであることを信頼してもらうためには、「お客様の声」には写真や性別・年齢を添えて掲載すると良いです。これにより、感想を寄せた人のイメージが浮かびやすくなります。
Twitter・InstagramなどのSNSを使う
最近のLP(ランディングページ)には、Twitter・InstagramなどのSNSの投稿をキャプチャして掲載するケースも増えています。SNSの投稿をLPに掲載することで、よりリアルな口コミであることを信頼してもらいやすくなります。
また、インフルエンサーに自社の商品・サービスを使ってもらい、その感想をSNSでシェアしてもらう手法もおすすめです。そして、その投稿をLPに転用することで、信頼性や説得力を増加させることが期待できます。
お客様の声には見出しをつける
お客様の声には見出しを設定することが欠かせません。多くのユーザーは長文を最初から読むより、まず見出しをチェックし、興味を引かれた部分だけを読む傾向にあります。
そのため、お客様の声の先頭に、ユーザーの関心を引きつける見出しを配置することをおすすめします。
お客様の情報は詳細に収集する
「お客様の声」を収集する際、詳細な情報も一緒に取得するとより効果的です。例えば、下記のような詳細情報を聞くと良いです。
- 名前 or イニシャル
- 年齢 or 年代
- 職業
- 家族構成
さらに、以下の質問をお客様にすると、より深いインサイトを得ることができます。
- 当社の商品・サービスを導入する前、どんな課題を感じていましたか?
- この商品やサービスで、どのような問題解決を図りましたか?
- 何が当社の商品・サービスを、他の選択肢よりも特別に感じさせましたか?
- 当社のサービスで最も感動した点は?
- この商品やサービスの利用を開始してから、どんな変化がありましたか?
- この商品やサービスを他の人に勧める最大の理由は何ですか?
これらの詳しい情報を取得しておくと、「お客様の声」に深みを持たせられるだけでなく、今後のマーケティング戦略の参考にもなります。
獲得したいユーザー層に響く似ているお客様の声を掲載する
自社の中には獲得したいターゲット層や、すでに獲得できているターゲット層があるでしょう。これらのターゲット層に合致する「お客様の声」をLP(ランディングページ)に掲載することで、閲覧するユーザーが共感しやすくなります。
例えば、30代主婦のターゲット層を獲得したい場合、30代主婦からの「お客様の声」をLPに取り入れることで、その層にアピールしやすくなります。
人は自分に近い立場の人の意見に耳を傾ける傾向があるので、このアプローチは効果的なテクニックです。
お客様の声を集める方法を徹底解説
「お客様の声」がまだ十分に集まっていない方のために、「お客様の声」を集める方法を2つご紹介します。「お客様の声」を集めることは、WEB集客で成果を出すためにも重要なので、ぜひ参考にしてみてください。
既存顧客に依頼する
「お客様の声」を集める際、まず試してみるべき方法は、既存顧客に依頼することです。既存顧客とは、すでに信頼関係が築かれていることが多いため、無償で「お客様の声」を提供してくれることも期待できます。
もし無料で「お客様の声」を集めることが難しい場合は、下記のようなインセンティブを検討してみてください。
- 次回使えるクーポン
- 無料サンプルの配布
無料サンプルを提供する
新商品・新サービスを提供する際に「お客様の声」がまだない場合、無料サンプルの提供が効果的です。無料サンプルを提供し、それと引き換えに「お客様の声」を得ることで、新商品・サービスのスタートダッシュを切りやすくなります。
「お客様の声」は待っていてもなかなか集まらないため、自ら顧客に積極的にアプローチする姿勢が大切です。
LP(ランディングページ)の「お客様の声」の参考デザインを探すなら?
LP(ランディングページ)で「お客様の声」のデザインを考える際、参考にしたいデザイン例を求める方もいると思います。そんな方は、以下のサイトを参考にしてみてください。
「LP ARCHIVE」と「LP advance」には、さまざまな業界・業種のLPが掲載されています。ですので、自社の業界・業種に当てはまるLPを探し、「お客様の声」を参考にしてみてください。
「Parts.」では、LPのパーツごとに参考デザインの検索が可能です。「Parts.」のサイトの左側のメニューに「導入事例」があり、そこをクリックすると「お客様の声」のデザインを確認できます。
まとめ
今回の記事では、LP(ランディングページ)における「お客様の声」の効果や、掲載時のポイントを中心に解説しました。再度、ポイントをまとめておきます。
- サクラではなく、リアルな声を掲載する
- Twitter・InstagramなどのSNSを使う
- 「お客様の声」には見出しをつける
- お客様の情報は詳細に収集する
- 獲得したいユーザー層に響く似ている「お客様の声」を掲載する
- 既存顧客に依頼して、「お客様の声」を集める
- インセンティブを用意して「お客様の声」を集める
LPで「お客様の声」を掲載・収集を行うときは上記を参考にしてください。
また「LPで成果を早く出したい」という方は、ぜひ弊社クロスバズの「バズLP」にお任せください。これまでに中小企業を中心に多くの成果を上げており、中には初月で最高売上、半年後には5倍の売上を達成させた実績もあります。
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