コンテンツマーケティングと言っても、ただコンテンツを提供するだけでは何もうまくいきません。
「ただコンテンツを作ればいいんでしょ」といった認識でいるとコンテンツマーケティングは失敗に終わり「意味ない」という考えに至ってしまいます。
しかし結論、コンテンツマーケティングは他の施策と比較してもおすすめできるマーケティング手段です。
そこで今回は「コンテンツマーケティングは意味ない」が間違いである理由や、意味ないと言われる理由、成功事例や失敗を避けるコツについてまとめました。
コンテンツマーケティングに関する専門知識がない方でも読み進められるよう、専門用語は極力使用していません。
記事を最後までチェックすれば、あなたがコンテンツマーケティングを行うべきか否かが見えてきます。
目次
そもそもコンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングとは、価値あるコンテンツを提供することでユーザーの考え方や意識を変化させ、売上に結びつける仕組みを構築する活動全般を意味します。
もう少し噛み砕くと「ユーザーのためになるコンテンツ(ブログ記事やセミナー・YouTube動画など)を作成して、それを使ってマーケティングを行う」といった意味の言葉です。
「コンテンツマーケティング=SEO」と捉えている方が多いですが、実はコンテンツマーケティングは、以下画像のようにSEOよりも上位の概念です。
しかし「SEO対策」という文脈でコンテンツマーケティングについて調べていて本記事に辿り着いた方が多いと予想されます。
よって今回は、コンテンツマーケティングの中でもSEO対策に焦点を当てて「意味ない」が間違いである理由などについて解説します。
SEO対策に焦点を当てた解説となりますが、YouTube・セミナー・メールマガジンなどにおけるコンテンツマーケティングにも同じことが言えるので、ぜひチェックしてみてください。
コンテンツマーケティングとSEOの違いについては、以下の記事でより詳しく解説しています。
関連記事:コンテンツマーケティングとSEOの違いを基礎から解説!成功のポイントとは?
「コンテンツマーケティングは意味ない」が間違いである6つの理由
コンテンツマーケティングは度々「意味ない」と言われます。しかし結論、以下6つの理由により「コンテンツマーケティングが意味ない」は間違いです。
- コンテンツが半永久的な資産になるから
- 顕在層にも潜在層にもアプローチできるから
- 好きなだけ情報量を伝えられるから
- 広告費を抑えられるから
- SNSで期待を超えて拡散される可能性があるから
- 顧客ロイヤリティが増すから
それぞれ詳しく見てみましょう。
コンテンツが半永久的な資産になるから
コンテンツは、一度作成をしてしまえば、それが半永久的な資産になります。
SEO対策の場合、一度ブログ記事を作成すれば、それが半永久的に検索結果に残り続けます。YouTubeの動画やメールマガジンのテンプレートなどにも同じことが言えるでしょう。
一方テレビCMやWeb広告の場合はどうでしょうか。
一時的な広告の場合、掲載期間が終了すれば、広告効果はなくなってしまいます。広告効果を継続させるには、広告費用を支払い続けなければなりません。
一方コンテンツマーケティングの場合は「5年前に投稿したブログ記事が、今になっても申し込みを獲得してくれる」なんてこともあり得ます。
コンテンツマーケティングを実践することで、マーケティングに役立つ「資産」を積み上げられます。
顕在層にも潜在層にもアプローチできるから
コンテンツマーケティングでは、ニーズが明確である顕在層とニーズが明確ではない潜在層の両方へのアプローチが可能です。
顕在層とは?:
既に悩みとその解決方法がハッキリとしているユーザーのこと
例えば「痩せるためにパーソナルトレーニングを受けたい」と考えている顕在層のユーザーは、Googleにて「パーソナルトレーニング 新宿 おすすめ」のように検索をしたりします。
コンテンツマーケティングの一環として「パーソナルトレーニング 新宿 おすすめ」のようなキーワードに対してSEO対策を施すことで、顕在層へのアプローチが可能です。
潜在層とは?:
潜在的に悩みを抱えているものの、まだ悩みや解決方法がハッキリしていないユーザーのこと
つまり「最近太ってきたな…」という意識はあっても「痩せたい」とは考えていません。
そういったユーザーに対して「うちのパーソナルトレーニングがおすすめですよ」と積極的な売り込みをすると、嫌悪感を抱かれてしまいます。
- カラオケに行く途中で居酒屋のキャッチに声をかけられる
- 服を買うために行った商業施設でウォーターサーバーの営業を受ける
上記のような状況は不快ですよね。感覚としてはそれと似ています。
しかしコンテンツマーケティングであれば、こういった潜在層へのアプローチも可能です。
例えば「最近太ってきたと感じる方が今スグ実践すべきこと5選」のようなブログ記事を作成します。
「5選」の選択肢の1つに「パーソナルトレーニング」をさりげなく入れておくことで、嫌悪感を抱かれることなく潜在層にアプローチできます。
好きなだけ情報量を伝えられるから
テレビCMやWeb広告では、広告枠の関係から、伝えられる情報の量に限りがあります。
以下は、テレビCMやWeb広告における広告枠の一例です。
広告の種類 | 広告枠 |
---|---|
テレビCM | 15秒 |
リスティング広告 | 30文字 |
YouTube広告 | 〜6分(5秒〜広告スキップ可能) |
例えばテレビCMでは、伝えたい内容をギュッと15秒に凝縮しなければなりません。
一方コンテンツマーケティングでは、好きなだけ情報を伝えられます。ブログ記事やLPに文字数の制限はありませんし、YouTube動画に動画時間の制限もありません。
セミナーの時間も自由に決められます。
コンテンツの質によっては、潜在層に対して顧客育成を行い、そのまま商品・サービスの購入にまで繋げることもできるでしょう。
広告費を抑えられるから
コンテンツマーケティングでは前述のとおり、一度作成したコンテンツが資産になります。
つまりコンテンツ作成時には社内リソースや外注費用が必要になるものの、コンテンツ作成後はほとんど費用がかかりません。
※例えばSEO対策の場合、ブログ記事のリライトなど、不定期で費用が発生するケースはあります。
一方テレビCMやWeb広告の場合は、継続的に広告費を支払い続ける必要があります。
場合によっては、コンテンツの作成費用がそれなりにかかってしまうかもしれません。しかし長期目線で見れば見るほど、コンテンツマーケティングの方が「コスパ」の良い選択肢であると言えます。
かかる費用の観点からも「コンテンツマーケティングは意味ない」は間違いです。
SNSで期待を超えて拡散される可能性があるから
YouTube動画・TikTok動画・SEO対策のために作ったブログ記事などのコンテンツは、SNSで期待を超えて拡散される可能性があります。
上記で挙げたコンテンツは、どれもWeb上で公開されるものです。よってURLがSNSで共有されるだけで、簡単に拡散されます。
SNSによってコンテンツが拡散されることで、売上アップはもちろん、これまで広告やコンテンツを届けられていなかった層へのアプローチが可能となるでしょう。
またイメージ戦略にもなります。
SNSで拡散されやすいコンテンツの条件は以下のとおりです。
- 役に立つコンテンツ
- 面白おかしいコンテンツ
最初からSNSでの拡散を目的としたコンテンツを作成するのも戦略の1つです。
ただし悪い意味での拡散(炎上)にならないように注意しましょう。
例えばコンテンツマーケティングの一環として運営されている就職情報に関するメディアにて公開された「底辺の仕事ランキング」という記事は、悪い意味でSNSで拡散され、大炎上しました。
顧客ロイヤリティが増すから
顧客ロイヤリティとは、顧客が商品やサービスに対して抱いている愛着や信頼のことです。
顧客ロイヤリティが増すことで、リピーターや固定客の獲得に繋がり、それが売上アップへと繋がります。
コンテンツマーケティングで、有益なコンテンツをユーザーに提供すれば、「このサイト/チャンネルすごく役に立つな」と顧客ロイヤリティが増えます。
例えばSEO対策のためのオウンドメディアの場合、商品・サービスの申し込みが増えるのはもちろん「ダイエットならこのサイトでしょ」のように、ユーザーが帰ってきてくれるようになるのです。
顧客ロイヤリティの向上を目指すのであれば、ただコンテンツを公開するのではなく、コンテンツの質にとことんこだわる必要があります。
コンテンツマーケティングが意味ないと言われる6つの理由
ここまで「『コンテンツマーケティングが意味ない』が間違いである理由」について解説をしました。
しかし「コンテンツマーケティングは意味ない」という声が一定数あるのも事実です。
コンテンツマーケティングが意味ないと言われるのには、以下6つの理由があります。
- キーワード選定が間違っているから
- 効果が出るまでに時間がかかるから
- ドメインパワーが低く良質なコンテンツを投稿しても上位表示されないから
- 膨大な時間と労力が必要だから
- 完全放置はできないから
- 必ず成果が出る保証はないから
それぞれ詳しく見てみましょう。
キーワード選定が間違っているから
コンテンツは、どこに公開するかを事前に決めた上で作成をします。
例えばブログ記事の場合、Googleで「『パーソナルトレーニング 新宿 おすすめ』と検索した際に上位表示される記事を作る」といったイメージです。
しかしこの「パーソナルトレーニング 新宿 おすすめ」のようなキーワードの選定が間違っていると、コンテンツマーケティングはうまくいきません。
例えば「海外旅行 sim おすすめ」というキーワードで上位表示ができても、それがパーソナルジムへの入会につながることはありませんよね。
上記は極端な失敗例ですが、こういった状況に陥ることで「コンテンツマーケティングは意味ない」という考えに至るのです。
コンテンツマーケティング、特にSEO対策においては、コンテンツの質のみならず、どこを狙ってコンテンツを公開するのかも重要です。
そのためには、コンテンツ作りを始める前のキーワード選定が欠かせません。
効果が出るまでに時間がかかるから
コンテンツマーケティングは、効果が出るまでに時間がかかります。
例えばSEO対策の場合、公開した記事がまともな検索順位に表示されるには、最低でも3ヶ月かかるとされています。
YouTubeチャンネルを開設した場合も、登録者を増やして安定的に再生数を確保するにはそれなりの期間が必要です。
コンテンツは資産になるというメリットがある反面、その資産が少ない初期段階においては、ほとんど成果を実感できないでしょう。
一方テレビCMやWeb広告の場合は、即時効果が現れます。広告を出したその日から、成果を実感できるでしょう。
コンテンツマーケティングは「うさぎとかめ」の「かめ」のようなもので、後からジワジワと効いてきます。
その期間を「仕込みの期間」と捉えられないと「コンテンツマーケティングは意味ない」という考えに至ってしまうかもしれません。
ドメインパワーが低く良質なコンテンツを投稿しても上位表示されないから
コンテンツマーケティングにおいて最も大切なのは、コンテンツの質です。
しかしいくらコンテンツの質が高くても、そのコンテンツが適切に評価されないことがあります。
例えばSEO対策には「ドメインパワー」という概念があります。
ドメインパワーとは?:
検索エンジンからの信頼度を数値化したもの。そのドメイン(〜.comや〜.jpなど)に投稿したコンテンツがどのくらい上位表示されやすいかを決める。
このドメインパワーが低いと、いくら良質なコンテンツを投稿しても、検索結果において良い順位が付くことは困難です。
ドメインパワーを上げるには「信頼度」を上げるための施策が必要です。具体的な施策の例は以下のとおりです。
「信頼度」を上げるための施策 | 「信頼度」が上がる理由 |
---|---|
他サイトからのリンク(被リンク)を集める | 被リンクは参考になるサイトの証だから |
定期的にコンテンツを投稿したりリライトをしたりする | 管理が行き届いているサイトだと判断されるから |
企業や執筆者、監修者の情報をサイト内に掲載する | 信頼できる人や企業によるコンテンツだと認識されるから |
上記はあくまで施策の一例ですが、これらの施策には年単位でのコミットが必要です。
よって先ほど解説した「効果が出るまでに時間がかかるから」と同じように、コンテンツマーケティングを短期目線でしか考えられないと「全然成果がでなくて意味ない」という考えに至ってしまいます。
膨大な時間と労力が必要だから
コンテンツマーケティングには、膨大な時間と労力が必要です。
例えばSEO対策の場合、数百のブログ記事を投稿する必要があります。どのくらい凝ったブログ記事を作成するかにもよりますが、1記事あたり少なくとも7時間はかかると考えて良いでしょう。
YouTubeの場合でも、100本単位での動画の投稿が必要です。よって「これだけ時間と労力がかかるコンテンツマーケティングなんて意味ないのでは?」という意見が生まれるのです。
詳しくは後述しますが、もし十分な時間と労力を費やせないのであれば、業務を一部外注するという選択肢もあります。
SEO対策に必要な記事数については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:SEO対策に必要な記事数はどれくらい?メリットや効果的な増やし方を解説
完全放置はできないから
既に解説したとおり、コンテンツは資産になります。しかし作成したコンテンツをそのまま放置することはできません。
SEO対策の場合、信頼性を保つためにも、更新された情報はできるだけ早く追記する必要があります。また競合が出てきた場合は、その競合よりも良いコンテンツを提供できるよう、記事をリライトする必要があります。
コンテンツ作成時ほどの労力はかかりませんが、不定期でのメンテナンスにも労力は割かなければなりません。
さまざまなツールを使って、コンテンツの状況を客観的なデータとして把握する必要もあります。
コンテンツは資産になりますが、放置するだけでいくらでも利益をもたらしてくれるほど万能なものではありません。
必ず成果が出る保証はないから
どんなマーケティング施策であっても、必ず効果が出る保証はありません。これはSEOのようなコンテンツマーケティングでも、テレビCMやWeb広告のような施策でも同じです。
しかしテレビCMやWeb広告の場合、広告を出稿すれば必ずユーザーにアプローチができます。
一方コンテンツマーケティングの場合、この「ユーザーへのアプローチ」ができる保証もありません。
例えばSEO対策の場合、コンテンツを数百件公開したものの、大半が検索1ページ圏外で全く集客にならないなんてこともあり得ます。
うまく行けば莫大なメリットが得られる反面、うまくいかない可能性もあるのです。
手抜きでコンテンツを作成しても、うまく行きません。コンテンツマーケティングを成功に導きたいのであれば、それなりの労力やコストをかけて本気で取り組む必要があります。
【業界別】コンテンツマーケティングの成功事例
ここでは、コンテンツマーケティング(SEO対策)の成功事例を、以下の業種に分けて紹介します。
- 住宅業界
- 税理士業界
それぞれ詳しく見てみましょう。
住宅業界
以下は、住宅購入やリノベーション、リフォームに関連するサービスを提供する「さくら事務所」が運営するオウンドメディアです。
住宅のようにまとまったお金が必要となる業界だと、ユーザーも「この情報本当に正しいの?」と不安を抱きやすいです。
上記のオウンドメディアでは、記事冒頭で「プロが監修していること」を明記したり、記事最後で監修者の情報を掲載したりして、こういった不安を払拭しています。
こういった施策は、ユーザーに信頼してもらえることはもちろん、検索エンジンにもプラスに捉えられ、良い検索順位が付きやすくなります。
住宅業界のコンテンツマーケティングについては、以下記事にて詳しく解説しています。
関連記事:住宅業界がコンテンツマーケティングを導入すべき理由とは?成功事例や手順も解説
税理士業界
以下は「税理士法人松本」が運営するオウンドメディアです。
税理士法人松本は、税務調査への対策を得意とする税理士法人です。そしてオウンドメディアでは、徹底して「税務調査 〇〇」というキーワードを狙った記事を作成しています。
「税務調査 〇〇」のように特定のテーマに絞ってコンテンツを公開することによるメリットは以下のとおりです。
- 「税務調査について調べるならこのサイト」と顧客ロイヤリティの向上に繋がる
- 検索エンジンに「このサイトは税務調査に関するサイト」と認識され、税務調査関連のキーワードで良い検索順位が付きやすくなる
- 見込み顧客のみを効率的に集客できる
反対に、あれもこれもとキーワードを広げてしまうと、サイトの専門性が薄れたり全く関係のないユーザーを集客してしまったりするでしょう。
税理士業界のコンテンツマーケティングについては、以下記事にて詳しく解説しています。
関連記事:税理士が実施すべきコンテンツマーケティングとは?メリットや方法、導入事例を紹介
難しいコンテンツマーケティングで失敗を避けるには?
ここまでの解説からもお分かりのとおり、コンテンツマーケティングは決して簡単なものではありません。
難しいコンテンツマーケティングで失敗を避けるには、以下3つの点を抑えておきましょう。
- 長期戦になることを覚悟しておく
- 業務の一部外注を検討する
- 専門知識を持ち合わせていない場合は完全外注もおすすめ
それぞれ詳しく解説します。
長期戦になることを覚悟しておく
コンテンツマーケティングは、以下2つの理由から長期戦になります。
- 効果が出るまでに時間がかかるから
- 膨大な労力が必要だから
「ちょっと手を出してみようか」くらいの感覚でコンテンツマーケティングを始めると、中途半端なコンテンツしか出来上がらず、失敗することとなります。
コンテンツマーケティングを始めるのであれば、時間がかかること、労力が必要になることを念頭に置いておきましょう。
もし短期的に成果を上げたいのであれば、Web広告の方がおすすめです。代表的なWeb広告であるリスティング広告については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:リスティング広告で集客を成功させるコツ6選!メリット・デメリットもあわせて解説
業務の一部外注を検討する
社内に専門的なスキルを持った人材はいるものの、十分な労力を確保できない場合は、業務の一部外注を検討しましょう。
例えばSEO対策の場合、最も時間と労力を必要とするのは、数百に及ぶブログ記事の作成です。
ブログ記事の作成を記事作成代行会社に依頼して、サイト設計やディレクションを自社で行えば、無理なくコンテンツマーケティングを進められます。
「YouTubeの場合は動画編集」のように、どんなコンテンツであっても外注できる業務は存在します。
記事作成代行については以下の記事で解説しているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:記事作成代行を依頼する際のポイント!おすすめ会社15選や注意点も
専門知識を持ち合わせていない場合は完全外注もおすすめ
「コンテンツマーケティングに興味があるが、自社に専門知識を持った人材がいなくて困っている」という場合には、完全外注がおすすめです。
先ほど記事作成の外注について解説をしました。完全外注の場合は、サイト設計からコンテンツの公開、公開後のデータ分析まで、全てを外注することになります。
もちろんその分費用はかかります。しかし専門知識がない状態で感覚に頼って失敗するよりは、専門業者に依頼をした方が確実です。
ブランディングの関係上公開はしていないものの、SEO対策を丸々外注している企業は多いです。
コンテンツマーケティングに強い会社は、以下の記事で紹介しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:コンテンツマーケティングに強い会社28選をジャンル別に紹介!
「コンテンツマーケティング=SEO」だけじゃない!その他の例を簡単に紹介
ここまで、コンテンツマーケティングについて、SEOを中心に解説しました。しかしSEOのみならず、以下の媒体や手段もコンテンツマーケティングに含まれます。
- SNS
- LP
- メールマガジン
- YouTubeやTikTokなどの動画メディア
- セミナー
ここでは上記5つにおけるコンテンツマーケティングについて簡単に説明します。それぞれ詳しく見てみましょう。
SNS
SNSの運用も、コンテンツマーケティングの1つです。SNSの種類としては、以下のようなものがあります。
- X
一言でSNSと言っても、それぞれユーザーの属性や作成するコンテンツの種類等は異なります。
よって自社の商品やサービスのマーケティングにはどのSNSが良いのかを見極めるところから始めなければなりません。
LP
LPは、読者の悩みから解決策である商品購入までのロジックを、縦長1ページで紹介するためのページです。
LPは、ブログ記事やSNS・Web広告をクリックした際の遷移先としておすすめです。他のコンテンツによって顕在層となったユーザーを、商品購入まで導けます。
よってLPは単体で運用するのではなく、上記で挙げたコンテンツと組み合わせて運用しましょう。
LPについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:LP(ランディングページ)とは?ホームページとの違いやメリットについて解説
メールマガジン
メールマガジンでは、すでに何らかの方法で登録をしてくれているユーザーに対して、定期的にメールを送信します。
「登録から何日目にこのメールを送る」という形で、ユーザーに見てもらうコンテンツを自由にコントロールできる点が特徴です。
「自分の意思で登録をしてくれている」という時点でセールスのハードルは低いです。また好きな順番でコンテンツを届けられるという特徴から、顧客育成にも適しています。
YouTubeやTikTokなどの動画メディア
YouTubeを始めとする動画メディアについては、本記事でも簡単に触れました。
SEO対策が文字によるコンテンツマーケティングであるとすれば、YouTubeやTikTokは動画によるコンテンツマーケティングです。
「どうやっておすすめに載るか」など動画メディアならではの意識すべき点はあれど、必要なことはSEO対策と似ています。
関連記事:YouTube広告は代理店に任せるべき?メリット・デメリットを徹底解説
セミナー
セミナーは他のコンテンツマーケティングと異なり、唯一ユーザーに対面で訴求できる選択肢です。
対面である分訴求力は高いのですが、参加してもらうハードルも上がります。
よって「メールマガジンで顧客育成をした後にセミナーに誘導をする」「YouTubeのメンバーシップに登録しているユーザー限定でセミナーに誘導をする」といった手法がおすすめです。
まとめ
「コンテンツマーケティングは意味ない」が間違いである理由や、意味ないと言われる理由、成功事例や失敗を避けるコツについて解説しました。
コンテンツマーケティングは、片手間で実施できるほど楽ではありません。
もし自社で万全な状態でコンテンツマーケティングを行うのが難しそうであれば、業務の完全、あるいは一部外注化を検討しましょう。
SEO対策のための記事作成代行サービスを利用したいのであれば、ぜひクロスバズにお問い合わせください。
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