クロスバズに入社して半年。
さまざまな事業にかかわらせていただきましたが、総合して身についたのは「質を追求する」スキルです。
なぜ「質を追求する」スキルが身についたのか、私自身の過去を振り返りながらお伝えしていければと思います。
入社前のフリーランス時代
クロスバズに入社する前、私はフリーランスとして働いていました。
フリーランスとしてある程度安定して仕事がもらえるようになった頃から、自身の頭や心に染みついてしまった考えがあります。
それは、「いつ仕事がなくなるか分からないから、とにかく“今”稼がなきゃ」という考えです。
フリーランスとして生活を続けていくためには、とにかくたくさんの仕事をこなさなければならないと考えていたと思います。
依頼してもらえているうちが華だと考えていたため、フリーランス時代の私は、仕事の「数」と「スピード」ばかりを重視するようになっていました。
質に関しては、お客様が最低限満足できるもので良いと考えてしまっていたときもあります。
また、「新しいスキルを身につけたい」「今あるスキルを伸ばしたい」と思うことはあっても、“勉強している間にお客様が離れていっちゃうかも…”“勉強する時間を仕事に充てればもっと稼げるよな…”という考えが脳裏によぎり、学習のための時間を全く確保できていませんでした。
幸いなことに仕事量が減ることはありませんでしたが、自分の中では、同じような仕事をたくさんこなすだけの状態が続いてしまい、お金は稼げてもやり甲斐を感じられないような状態になっていたと思います。
とはいえ、フリーランス時代に身についたスキルが全くなかったわけではありません。
自分で考えて最後まで遂行する力や、“自分の仕事である”という責任感は、フリーランスでなければ身につきませんでした。仕事のスピード感も、フリーランスだったからこそ身についたスキルです。
入社後に変わった考え方
クロスバズに入社してから、仕事に対する考え方が変わりました。
仕事の数やスピードだけでなく、質の高さを追求できるようになったのです。
クロスバズには「誇れる仕事、胸を張って好きだと言える仕事をしよう」と考える文化があります。もちろんスピード感も大切ですが、それよりも質の高さを重要視しているのです。
口で言うだけなら簡単ですが、成果物に対する細やかなフィードバックやサポートがあったり、スキルを研鑽する時間や環境があったりと、質を追求するための環境が整っています。
私が「質」に真正面から向き合い、追求できるようになったのは、このような文化や環境があってこそだと感じています。
一度仕事が完成しても、「これがベストなのか?」と熟考する癖が付きました。お客様や、その更に先にいるお客様のことまで考えられるようになりました。
とにかく早く・多くの仕事をこなさなければという焦りはなくなり、自分が心から納得・満足しながら仕事ができていると感じています。
過去の自分 × 今の自分 = …?
フリーランス時代の自分が身につけたこと
- 仕事のスピード感
- 自分で考えて実行する力
- 「自分の仕事」という責任感
入社してから身につけたこと
- 質を追求する姿勢
- スキルを研鑽する時間・環境
入社してから捨てたこと
- とにかく早く・多くの仕事をこなさなければという考え方
過去と今の自分をうまく組み合わせて、より良い仕事をしていきます!