「葬儀社への集客に折り込みチラシやテレビCMではなく、Web広告を使いたい」とお考えですか?
Web広告をうまく活用すれば、利用者数を数十%増加させることも夢ではありません。
しかしWeb広告の運用経験がない担当者様にとっては、何から始めればいいのか、何をするべきなのかが分かりづらいですよね。
Web広告にはリスティング広告やYouTube広告などいくつもの種類があります。そしてどの広告にも必要になるのがLP(ランディングページ)です。
そこで今回は、葬儀社のWeb広告運用に欠かせない、LPを制作するメリットや制作する際に意識するべき5つのことについて解説します。
難しい言葉を極力使用せずに、分かりやすく解説しています。葬儀社でWeb広告の運用を任された担当者の方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
LPの必要性や、どうやってLPを制作すればいいのかが明確になりますよ。
LP(ランディングページ)とは?
「そもそもLPって何?葬儀社のホームページではダメなの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
LP(ランディングページ)とは、ユーザーのコンバージョン(葬儀社の場合は利用申し込みなど)を目的とした、縦長1枚のページのことです。
縦長1枚のページに、特徴・アクセス情報・料金・利用者の声など全ての情報が詰まっています。よって自社の魅力を読者に効率的に伝えられます。
例えば以下は株式会社クロスバズ(弊社)のLPです。
上記のページでは、ユーザーはクリックをすることなく、完全に受け身の状態で、サービス内容やサービスの特徴といった情報にアクセスできます。
一方でホームページの場合は、読者が能動的にクリックをするなどして、知りたい情報にアクセスしなければなりません。
「クリックの1回や2回くらい……」と感じるかもしれません。しかしこの手間が、読者がコンテンツを最後まで読んでくれるかどうかを分けます。
葬儀社のLP事例
以下、葬儀社のLPを1つ紹介します。
上記のLPにアクセスしてみると、縦長のページに必要な情報が全てまとまっていることが分かります。
- どんなサービスなのか
- 料金プラン
- お客様の声
- 対応エリア
- メディアでの紹介事例
- これまでのお葬式実施事例
上記の内容が全て1ページにまとまっているので、読者はLPを見ただけで「依頼をするかどうか」を判断できます。
該当箇所をクリックすれば、より詳細な情報にも簡単にアクセス可能です。
葬儀社がLPを制作するメリット
葬儀社がLPを作成するメリットは、大きく3つあります。
- Web経由での集客&申し込みが期待できる
- 費用を抑えつつ広告を打てる
- 新規顧客の開拓に繋がる
それぞれ詳しく見てみましょう。
Web経由での集客&申し込みが期待できる
Web広告には、以下のような種類があります。
広告の種類 | 概要 |
---|---|
リスティング広告 | Googleの検索結果上に表示される広告 |
YouTube広告 | YouTube動画の前後や途中、画面下部等に表示される広告 |
SNS広告 | SNS上に表示される広告 |
関連記事:リスティング広告とは?初心者向けに仕組みから予算まで丁寧に解説
関連記事:動画広告の種類・配信先・課金形態を徹底比較!
関連記事:【運用のプロが徹底解説】SNS広告運用とは?運用内容とメリット・種類や費用について
上記の広告は、Google・YouTube・Twitterのようなプラットフォーム上に掲載されます。よって文字数や動画の尺等に制限があります。
一方でLPには文字数等の制限がありません。好きなだけLP上に伝えたい内容を盛り込めます。
Web広告を使って集客を行い、Web広告だけでは伝えきれない内容をLPを使って伝えましょう。
LPがなければ、せっかく集客はできても、申し込みにはつながりません。
費用を抑えつつ広告を打てる
Web広告にかかる費用は、テレビCMや屋外広告(駅看板など)にかかる費用と比べると安いです。
広告の種類 | 広告費用 |
---|---|
テレビCM | 40〜80万円程度(東京キー局で15秒のCMを1回流した場合) |
Web広告 | 1回のクリックや表示あたり1円〜 |
よって広告にかけられる予算に限りがある場合でもおすすめです。
テレビCMや屋外広告ですと、最低でも50万円程度の広告予算が必要です。しかしWeb広告であれば、数万円の広告予算からでも始められます。
Web広告にかかる費用の相場については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:Web広告の広告費はいくらが相場?課金方式や料金について代理店が答えます
新規顧客の開拓に繋がる
お葬式は、人生で何度も経験することではありません。ましてや喪主となれば、人生で数回しか経験する機会はないでしょう。
よって多くの方は「葬儀ってどうやって手配すればいいの?」と漠然とした疑問を抱えたまま生活をしています。そしていざ葬儀を行う際に、何も準備ができておらず焦ってしまうのです。
最近では、「葬儀はできるだけ安く抑えたい」「きちんと比較してからどこにお願いするかを決めたい」といったニーズが増えています。
弊社で「Google検索において『葬儀社 選び方』やそれに関連する語句が検索される回数」を調査したところ、以下のようになりました。
「葬儀社 選び方」のキーワードで月間260回Google検索が行われていることから、インターネットで葬儀社を選ぶ方が一定数いることが分かります。
また日常的にインターネットに触れる層が喪主になるケースも増えています。
葬儀社がLPを作成し、Web広告を運用すれば、そういった層へのアプローチが可能です。
「初めて喪主をやるけどどうしよう」といった層にインターネットを通じて広告を届けられれば、新規顧客の開拓につながります。
葬儀社がLPを制作する際に意識すべきこと
LPの制作にはコツがあります。
以下は、葬儀社がLPを制作する際に意識すべき5つのことです。
- ファーストビューで葬儀社の特徴をが伝わるようにする
- アクセス方法は必ず分かりやすいところに記載する
- お客様の声に力を入れる
- スタッフの顔写真を載せられると信頼性アップ
- リスティング広告とセットで考える
それぞれ詳しく解説します。
ファーストビューで葬儀社の特徴をが伝わるようにする
LPを開いて一番初めに表示される部分のことを、ファーストビューと言います。
読者はファーストビューを見て、LPをスクロールするか離脱するかを決めます。よってファーストビューには特に力を入れなければなりません。
どんなサービスなのか、どんな魅力があるのかをファーストビューに盛り込みましょう。
例えば以下は、記事冒頭でも紹介した「よりそうお葬式」のLPにおけるファーストビューです。
- 家族葬に特化したサービスであること
- 全国対応であること
- 料金の目安
- NHKで紹介されたという権威性
- 全額返金サービスによる安心感
- 簡単に資料請求ができること
上記の内容がパッと一目で分かります。
アクセス方法は必ず分かりやすいところに記載する
葬儀場選びにおいて、アクセスのしやすさは重要です。いくら良い葬儀場でも、自宅からアクセスできないほど離れていては選択肢に入りません。
よって葬儀場の住所やアクセス方法(地図など)は分かりやすいところに記載しましょう。
ファーストビューに「〇〇駅徒歩5分」のように記載をし、地図などはLPの中盤で紹介するといった形でもいいでしょう。
お客様の声に力を入れる
LPでいくら自社の魅力を伝えても「そりゃ自社のことだからいいことばかり書くよね?」と感じる方は一定数います。
そこで有効なのが「お客様の声」です。飲食店選びやECサイトでの買い物時に口コミを参考にする方は多いですが、葬儀社選びにおいてもお客様の声は重要です。
また「お客様の声」掲載時のお客様の個人情報は、できるだけ詳細であった方が信頼性がアップします。
お客様の声A | お客様の声B |
---|---|
・名前はイニシャル ・顔写真なし ・年齢や葬儀実施日、かかった料金等の情報もなし | ・フルネーム ・顔写真あり ・年齢や葬儀実施日、かかった料金等の情報あり |
上記2つの「お客様の声」を比べると、お客様の声Bの方が信頼できますよね。
お客様の声Bのように、利用者に個人情報掲載の許可を得ることは難しいかもしれません。しかし顔写真は掲載しても名前はイニシャルにしたり、顔から下の写真を掲載したり、いくらでも工夫のしようはあります。
スタッフの顔写真を載せられると信頼性アップ
葬儀の依頼主は「最後だからきちんと見送ってあげたい」「スタッフによくない対応を取られたら嫌だな」と思っています。
そこで大切なのがスタッフの顔写真です。
「こういった人に葬儀のサポートをしてもらえるんだ」と読者は安心します。一方で知名度があまり高くない企業で、顔写真も一切載っていないと「本当に大丈夫なのか?」と不安になりますよね。
可能であれば、以下のように誠実さが伝わるスタッフの顔写真をLPに掲載しましょう。
リスティング広告とセットで考える
Web広告にはいくつかの種類がありますが、葬儀社への集客は、リスティング広告との相性がいいです。
なぜならSNSやYouTubeを見ている最中に葬儀社の広告を目にして「ここにしよう」と決める方は少ないからです。
身内の方が亡くなってしまい、「葬儀はどうしよう」と考える方がWeb上で利用するのは、Google検索やYahoo!検索ですよね。
そしてGoogleやYahoo!の検索結果画面に出稿される広告はリスティング広告です。
関連記事:リスティング広告とは?初心者向けに仕組みから予算まで丁寧に解説
よって葬儀社への集客を考えるのであれば、LPの制作とリスティング広告の運用をセットで考えましょう。
葬儀社のLP制作は制作会社への依頼がおすすめ
LPの制作には、自社制作と制作会社への依頼の2つの選択肢があります。しかしその中でもおすすめは断然「制作会社への依頼」です。
理由は以下の3つです。
- LPの制作には専門スキルが必要
- 簡易的なLPでは申し込みにつながらない
- 制作会社には広告運用のノウハウもある
それぞれ詳しく解説します。
LPの制作には専門スキルが必要
LPの制作には、以下のような専門スキルが必要です。
Webデザインスキル | 色や配置等を決める |
コーディングスキル | 決めた色や配置をコードを書いて形にする |
セールスライティングスキル | 読者を引きつける文章を書く |
上記のスキルは、葬儀社に求められるスキルとはかけ離れています。よって「今後はWeb広告にも力を入れていきたい」と思っても、適した人材が自社内にいません。
ゼロから上記スキルを持った人材を育成したり、新たに人材を採用したりするのはコストも時間もかかります。
よって無理に自社でLPを制作するのではなく、ノウハウを持った制作会社に依頼をすべきです。
簡易的なLPでは申し込みにつながらない
テンプレートを使って簡単にLPを作れるサービスは複数存在します(ペライチなど)。こういったサービスを使えば、自社にLP制作のノウハウがなくても、LPの制作が可能です。
しかしテンプレートを作って作られたLPは、どれも似たり寄ったりで、「初心者が頑張って作った」感が拭えません。
上記のLPと、記事冒頭で紹介したLPを比較してみると、クオリティの差は一目瞭然です。
読者は、LPのクオリティからも、その企業が信頼できそうかを判断しています。特に信頼性が欠かせない葬儀社では、上記のようなテンプレートを使ってのLP制作はおすすめできません。
プロに120%のクオリティでLPを作成してもらうべきです。
関連記事:【画像付き】ペライチを使ったLP(ランディングページ)の作り方や事例まとめ!
制作会社には広告運用のノウハウもある
実はLP単体では、何の意味も為しません。Web広告を運用し、そこからユーザーをLPに流入させて初めて意味があります。
LPを作っただけでは、LPへのアクセスはゼロですからね。よってLPを制作して終わりではなく、その後はWeb広告を運用しなければなりません。
クオリティの高いLPの制作を諦めて、自社でテンプレートを使ってLPを制作したと仮定します。その後はLPにアクセスを集めるためにWeb広告を運用しなければならず、結局つまずいてしまいます。
LPの自作よりもWeb広告の運用の方が何倍も難しいです。
LPの制作会社はWeb広告の運用代行サービスも提供しているケースが多いです。制作会社にLP制作とWeb広告の運用を依頼すれば、自社の人材は本来の業務にコミットできます。
関連記事:LP制作は依頼するべき?依頼した場合の費用相場や依頼先の選び方を解説
まとめ
葬儀社のWeb広告運用に欠かせない、LPを制作するメリットや制作する際に意識するべき5つのことについて解説しました。
結論、葬儀社が売れるLPを作るためには、制作会社への依頼が欠かせません。
株式会社クロスバズ(弊社)の提供するランディングページ制作サービスでは、マーケティング戦略と集客施策を駆使して、“売れるLP”を制作しています。LP制作の依頼先として、ぜひご検討ください。
※ランディングページ制作サービスは特に好評をいただいており、時期によっては新規お申し込みを一時停止しています。新規申し込みの有無についても、弊社サイトをご確認ください。相談、お見積もりは無料です。