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スポーツやフィットネス系のLP制作のコツとは?デザイン事例や効果的な活用法

X編集部
2023.03.15 10:00
スポーツやフィットネス系のLP制作のコツとは?デザイン事例や効果的な活用法

スポーツやフィットネス系のLPは、販売促進や集客力を高めるのに効果的です。

ただし、LPを制作・運用する際には押さえるべきポイントがあり、知らずに取り組むと成果につながりにくいことも事実です。

そこで今回は、スポーツやフィットネス系のLP制作のコツやデザイン事例、効果的な活用法について解説します。

スポーツ・フィットネス・ジムなどの分野でLP制作を検討している方や、アイデアやデザインを探している方はぜひ参考にしてみてください。

スポーツやフィットネス系のLPの役割

スポーツやフィットネスの分野では、商材やカテゴリーの種類が多岐に渡り、運用目的によってLPの役割は異なります。

ここでは、主な役割を3つご紹介します。

商品やサービスの販売促進

LPの基本の役割として、商品やサービスの販売促進があります。

スポーツやフィットネス系のLPの中でも、小売商品などを取り扱っている場合は、商品やサービスの購入・導入を促すことが主な役割となります。

具体的な商材やカテゴリーの例は、スポーツ関連では「靴(シューズ)」や「スポーツウェア」など、フィットネス関連では「トレーニング用品」「フィットネスミラー」「プロテイン」などです。

ユーザーの悩みや課題の解決のために、これらの商品やサービスを提案し、購買意欲を醸成して購入につなげることが一つ目の役割です。

ジムやスタジオなど店舗への来店・体験予約

スポーツやフィットネス系のジムやスタジオなどの実店舗を運営している場合、LPで直接ジムの入会や会員登録を促すようなケースは多くありません。

基本的には、ユーザーに無料体験レッスンなどを受けてもらい、その上で入会申込みや会員登録へ進む流れが一般的です。

このような実店舗型のビジネスモデルでは、LPの役割としてジムやスタジオなど店舗への来店・体験予約などの機能を持たせていることが多いです。

スポーツやフィットネス系の実店舗型サービスとしては、「パーソナルジム」「フィットネスジム」「スポーツジム」「パーソナルトレーニング」「加圧」「ホットヨガ」などがあります。

イベントやキャンペーンの告知

LPはホームページやECサイトなどとは異なり、1ページの単独ページとして運用できるため、単発のイベントやキャンペーンの告知などにも適しています。

この場合のLPの役割は、イベントやキャンペーンの詳細を伝え、LP内のフォームから予約や参加を促すことです。

Web広告やSNS投稿などの遷移先としてイベントやキャンペーン用のLPを用意することで、ユーザーも迷わずイベント情報にたどり着き、予約・参加しやすくなります。

例えば、「ゴルフ」「野球」「バスケ」「サッカー」「駅伝」「ボートレース」などのスポーツ用品を扱うスポーツメーカーや、スポーツショップなどのマーケティング施策として用いられます。

スポーツやフィットネス系のLPで成果を出すためのコツ

スポーツやフィットネス系のLPには共通のポイントがあり、それらを取り入れることで成果につながりやすくなります。

スポーツやフィットネス系のLPで成果を出すための具体的なコツを、5つご紹介します。

LP制作の構成・作成のポイントについて、基礎から知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:売れるLPとは?構成や作成のポイントを徹底解説 

ターゲット層と顧客ニーズを見極める

競合の多いスポーツ・フィットネス業界では、なんとなく「かっこいい」だけのLPを作っても埋没してしまいます。

注目されるLPにするためには、アクションを起こしてほしい人、つまり自社にとってのターゲット層を明確にし、顧客ニーズに沿ったLPを目指す必要があります。

例えば、20代男性向けのスポーツジムを運営しているとして、顧客ニーズが「ダイエット目的で通いたい」のか、「パーソナルトレーニングを受けたい」のか、もしくは「スタジオなどでみんなと体を動かしたい」のかによって、LPデザインは変えた方が良いでしょう。

ターゲット層の中から代表的な人物像を導き出し、その人の職業・休日の過ごし方・抱えている悩みなどを想定すると、顧客ニーズが見えてくるはずです。

そのニーズをもとに、共感や関心をひくデザインを考えると伝わりやすくなり、結果的にLPのゴールとして設定したコンバージョンを達成しやすくなります。

商材の強みや魅力を端的に伝えるデザインを意識する

広告の遷移先となるLPは、ページ滞在時間が短い傾向があるため、パッと見て視覚的に伝わることが重要です。

ファーストビューのキャッチコピーやイメージ画像でユーザーの興味を惹きつつ、LP全体で、商材の強みや魅力を端的に伝えるデザインやコンテンツ内容を意識しましょう。

例えば、フィットネスジムのトレーナー陣に優秀なスタッフが揃っているのが強みなのであれば、トレーナーのプロフィール写真とあわせて、紹介文・フィットネス資格・指導実績などを短い文章や箇条書きで記載するのも一つの方法です。

メディア掲載実績などで権威性をアピールする

実際に商品購入やサービス導入、ジムの無料体験などを検討する場合、多くの方が気になるのは、信頼できる商品やサービスであるかという点ではないでしょうか。

取り扱っている商品・サービスのメディア掲載実績や、ジムであればトレーナーの経歴や実績などがあると、社会的な承認があるものとして権威性を示すことが可能です。

権威性があると相対的に他社との比較もしやすく、数値やデータをもとにすることで信用にもつながるため、実績があればLPでもしっかりアピールすると良いでしょう。

利用者の体験談や導入事例で安心感を与える

商品・サービスの検討段階にいる人の気持ちを後押しするには、LPに実際に利用した人の体験談や導入事例を掲載すると効果的です。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングがまとめた「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果」によると、全体の8割以上の人が商品・サービス購入時に口コミを確認していることが分かっています。

自分と同じ悩みを抱えていた人の体験談を見ると共感しやすく、自分の悩みが解決できた未来をイメージできるため、購入・導入につながりやすくなります。

この時、テキストのみ・匿名のみの体験談より、ビフォーアフターの写真や投稿者情報も記載されていると、よりリアリティがあり信頼度も増します。

効果計測・分析・改善をしてLPの最適化を目指す

LPを実際に運用してみると、想定外の層からのニーズや、運用上の課題点を発見することもあります。

例えば、「個別のスポーツジム」という表記でLPを公開したところ、実際は「パーソナルジム」の表記の方が需要が多かった場合、キャッチコピーや広告バナーなども変更した方が良いでしょう。

他にも、LPのCTAボタンのクリック数は多いのにもかかわらず、フォームで離脱されてしまっている場合は、入力フォームの最適化(EFO)を行う必要があるといえます。

効果計測・分析・改善のサイクルをくり返しながら、LP全体の最適化を目指すことが重要です。

参考になるスポーツやフィットネスジムなどのLPデザイン例

実際に公開されているLPを見ることで、具体的なデザインなどイメージが沸きやすくなります。

参考になるスポーツやフィットネスジムなどのLPデザイン例をご紹介するので、自社と似た商材やカテゴリーがあればヒントにしてみてください。

福岡ソフトバンクホークス「鷹の祭典」 – イベントLP

福岡ソフトバンクホークス_top
引用:鷹の祭典2022特設サイト

プロ野球球団の福岡ソフトバンクホークスは、「鷹の祭典2022」の開催にあわせて特設LPを公開しました。

同LPには、イベント開催期間・入場者プレゼント・会場情報・グッズやフード情報などが掲載されており、「チケット購入」がコンバージョン地点となっています。

ファーストビューには、選手とドームの画像が配置され、野球ファンがワクワクするような演出になっています。

また、LP限定で「鷹の祭典プログラム」を配布しているため、LPを見た人だけの限定感や特別感も味わうことも可能です。

公式ホームページへのリンクなど外部への導線は、LP下部と開閉型のメニューのみに絞られています。チケット販売にコンバージョンを絞ったスポーツLPとして参考にしたい例です。

コナミスポーツクラブ – 見学・体験予約LP

コナミスポーツクラブ - 見学・体験予約LP_top
引用:スタート応援会員|料金プラン|コナミスポーツクラブ

スポーツ・フィットネスクラブなどを全国展開するコナミスポーツ株式会社では、スポーツクラブに通うのが初めての方向けに、見学・体験予約用のLPを公開しています。

「私に合うが、きっと見つかる。」のキャッチコピーと、「スタート応援会員 0円」のタイトルで、グッと惹き込まれるファーストビューが印象的です。

スポーツクラブ初心者にとっては、利用面や費用面の心配など、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいるものです。

同LPでは、そのような初心者の不安や心配を払拭できるように、「入会月は毎日通える」「温浴施設の利用のみでもOK」「パーソナルサポートあり」などサービス内容を紹介していました。

CTAボタンは、「お近くの施設を検索」「見学・体験はこちら」の2種類が設置されています。

いきなり予約フォームへ進むのではなく、一旦店舗情報や施設見学のページを介してから体験予約へと進む流れであるため、心理的ハードルを軽減する効果も期待できます。

LAVA – 入会促進LP

LAVA_top
引用:UCHIYOGA

続いて、ホットヨガスタジオのLAVAが展開しているオンラインヨガ「うちヨガプラス」の入会促進LPです。スマホビューに特化して制作されています。

「心とカラダがととのう」の手書き風のキャッチコピーと、自宅でヨガをする人のイラストで、リラックス感や気軽さが感じられます。

LPの構成は、「オンラインヨガの3つのメリット→月額料金→サービスの強み→お客さまの声→インストラクター陣→人気プログラムの紹介」といった、シンプルな流れです。

シンプルな構成の中にも、信頼を獲得する工夫や、サービス開始後の明るい未来を見せる工夫などが凝らされており参考になります。

また、「今すぐはじめる」のCTAボタンが、LPの画面下部に固定表示されており、閲覧のどのタイミングでもコンバージョンに進めるようになっています。

縦長のLPでCTAボタンがページ下部にしかない場合、下までスクロールせずに途中でページ離脱される恐れもあるため、このような固定ボタンは有効といえます。

MIZUNO – 商品販促LP

MIZUNO - 商品販促LP_top
引用:ウエーブライトレボ|ミズノ公式オンライン

総合スポーツ用品メーカーのMIZUNOから発売されている野球用スパイク「WAVE LIGHTREVO」の、販売促進に特化したLPです。

ファーストビューに“白は力だ。”というキャッチコピーと、白スパイクを履いて走っている画像を掲載することで、パッと見ただけで「白いスパイクってすごいんだ」「白いスパイクの何が良いんだろう?」とユーザーの興味を惹くような工夫が凝らされています。

また、シューズの色によって表面温度に20℃以上の差が出ることをサーモグラフィで示し、白スパイクのパフォーマンスの良さを視覚的に伝えています

LP内に、同スパイクを使用している野球少年・コーチ・保護者のインタビューをたっぷりと掲載している点も特徴です。

商品の魅力を伝える際は、自社でおすすめのポイントを説明するだけでなく、第三者の声を載せることで、よりユーザーからの信頼を獲得できます。本LP上の第三者の声は、使用者の写真や学年・ポジションなどの詳細情報も掲載されていることから、口コミ自体への信頼度を高めており、非常に効果的です。

特に知名度が高くないブランドや商品の場合は、本LPのような形で第三者の声を活用することが有用です。

スポーツやフィットネス系のLPの効果的な活用法

スポーツやフィットネス系のLPは制作・公開して終わりではなく、その後の運用方法によって成果が左右されます。

制作後に実施したいマーケティング戦略を4つご紹介します。

リスティング広告を活用する

商品やサービスの知名度などにもよりますが、基本的にLPは公開しただけでページへのアクセスが増えるわけではありません。

アクセス数を増やすためには、リスティング広告などWeb広告を活用したマーケティングが効果的です。

リスティング広告とは、特定のキーワードで検索した人に対して表示できる広告です。リスティング広告の受け皿としてLPを設定することで、ユーザーも迷わず情報にたどり着きやすくなります。

例えば、「パーソナルジム 渋谷」「スポーツジム 早朝 体験」など、エリアや時間帯を絞ってキーワード検索している人は、自分の課題やニーズが明確になっている可能性が高いと考えられます。

リスティング広告のメリットは、このような顕在層へ向けて表示できることです。実店舗型のビジネスや、比較的高額な商材を扱っている場合におすすめです。

SNSアカウントと連携する

昨今は、情報収集にSNSを利用する人も増えています。SNSの自社アカウントがある場合は、投稿やプロフィール欄などにURLを掲載し、LPへ誘導することも可能です。

特に、リツイートやリポストが可能なSNSであれば、ユーザーによる拡散や、ユーザー自身による口コミの投稿(UGC)なども期待できます。

投稿するだけなら無料でできるため、普段からお店の情報などを発信しているのであれば、ぜひ活用しましょう。

SNS広告を活用する

SNSでは自社アカウントで投稿するだけでなく、SNS広告を出稿することもできます。

SNS広告の特徴は、SNSユーザーの登録情報にもとづいた詳細なターゲティングが可能な点です。

エリア・年齢・趣味嗜好にもとづいた広告出稿ができるため、スポーツやフィットネスが好きな人へ向けて配信するのも一つの方法です。

また、SNS広告では動画や画像を使った表示、複数画像のカルーセル投稿など多様な表現ができ、動きを伝えたいスポット・フィットネス系には特に向いています

インフルエンサーマーケティングを導入する

自社の商品やサービスを、スポーツ・フィットネス系のインフルエンサーに試してもらい、体験談などを投稿する「インフルエンサーマーケティング」にも注目が集まっています。

自社のターゲット層に共感されやすいインフルエンサーを起用することで、インフルエンサー自身の影響力を活かして効果的なPRができ、競合との差異化にもつながるでしょう。

まとめ

スポーツ・フィットネス・ジム関連のLPでは、ターゲット層や顧客ニーズを明確にし、商材の強みや魅力を的確に伝えるデザインを意識することがポイントです。

他社のデザインやLPの活用方法を参考にして、効果的なLP制作・運用を実現していただけると幸いです。

スポーツ・フィットネス・ジム関連のLP制作をしたいけれど、自社でのリソースが不足していてお困りの場合は、LP制作会社へ外注することもおすすめです。

クロスバズでは、LP制作から公開後の広告運用まで、集客のプロが徹底サポートいたします。

スポーツ・フィットネス系の制作実績も多数ありますので、ぜひ一度ご相談ください。

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