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弁護士事務所がLPを制作するメリットや制作時のポイントを事例付きで紹介

X編集部
2023.07.24 10:00
弁護士事務所がLPを制作するメリットや制作時のポイントを事例付きで紹介

Web経由で弁護士事務所への依頼を獲得したいのであれば、LPが欠かせません。

LPについて漠然とした知識は持っていても、作成方法や作成する意義について深く理解できている方は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、弁護士事務所がLPを制作するメリットや制作時のポイントについて、事例付きでまとめました

LPに関する知見がない方でも読み進めやすいように、専門用語を極力使用せずに解説しています。

記事を最後までチェックすれば、弁護士事務所がLPを制作する際に知っておきたい最低限の情報が、ひと通り手に入りますよ。

LPとは?

LPとは、商品の購入や問い合わせ(=コンバージョン)を目的とした、縦長1枚のWebページのことです。
(※弁護士事務所の場合は、「コンバージョン=依頼、無料相談」となります。)

LPに目を通すことで、特定の商品やサービスに関する情報がひと通り分かります。

例えば以下は「アディーレ法律事務所」の退職代行に関するLPです。

上記のLPに目を通すだけで、以下のような情報が網羅的に分かるようになっています。

  • 具体的なサービス内容
  • 依頼をするメリット
  • 依頼の流れ
  • 費用
  • 他社と比べた特徴
  • よくある質問
  • 弁護士のプロフィールとメッセージ

弁護士事務所がLPを制作するメリット

弁護士事務所がLPを制作する主なメリットは、以下の2つです。

  • Web広告経由での申し込み数アップが期待できる
  • 初心者には複雑なサービスを分かりやすく伝えられる

それぞれ詳しく解説します。

Web広告経由での申し込み数アップが期待できる

弁護士事務所がLPを制作することで、Web広告経由での申込数アップが期待できます。

Web広告にはいくつかの種類がありますが、主なものは以下のとおりです。

Web広告名概要
リスティング広告GoogleやYahoo!の検索結果上に表示される広告
SNS広告TwitterやInstagramなどのSNS上に表示される広告
ディスプレイ広告Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告
関連記事:リスティング広告とは?初心者向けに仕組みから予算まで丁寧に解説
関連記事:【運用のプロが徹底解説】SNS広告運用とは?運用内容とメリット・種類や費用について

テレビCMの秒数が決まっているように、Web広告にも「広告枠」があります。

Web広告名広告枠
リスティング広告広告文(30文字以内)説明文(90文字以内)
SNS広告Instagram広告の例:600×500の画像
ディスプレイ広告600×600の画像

上記の限られた広告枠では、簡潔にしか情報を伝えられません。よって自社の魅力を伝えられず、見込み顧客が離れてしまいます。

一方Web広告と問い合わせフォームの間にLPを挟むことで、見込み顧客に自社サービスへの理解を深めてもらえるため、申込数のアップが期待できます。

初心者には複雑なサービスを分かりやすく伝えられる

LPは、ゼロからデザインやコーディングを行うため、イラストや画像・図などを好きな形で自由に配置できるという特徴があります。

一方WordPress等を使ったWebサイトでは、カスタマイズの幅が限られています。

例えばあなたが今見ているこのWebページは、WordPressで制作したものです。一方弊社のLPは、ゼロからデザインやコーディングを行っています。

両者を見比べてみると、LPの方がデザイン性に優れていて分かりやすいことがお分かりいただけるはずです。

法律関連の情報は、普段法律に触れる機会のない大半の方にとって、複雑で分かりづらいものです。分かりづらいものを説明する際に、イラスト・画像・図などがあった方が良いのは言うまでもないでしょう。

弁護士事務所がLPを制作する際のポイント

弁護士事務所がLPを制作する際は、以下6つのポイントを意識しましょう。

  • テーマは1つに絞る
  • ファーストビューでLPの概要が分かるようにする
  • 弁護士のプロフィールを掲載して権威性と信頼性を獲得する
  • 利用者の声を詳細な情報と共に掲載する
  • 依頼の流れやかかる費用の例などを分かりやすくまとめる
  • 無料相談やお得なキャンペーンで申し込みへの敷居を下げる

それぞれ詳しく解説します。

テーマは1つに絞る

LPを制作する際は、「法律に関することは何でもご相談ください」ではなく、以下のようにテーマを絞りましょう。

  • 過払い金のことなら何でもご相談ください
  • 借金問題のことなら何でもご相談ください

上記LPは、「退職代行」に絞って制作されたものです。

Web上で弁護士事務所を探している見込み顧客は、すでに明確な悩みを持っています。よって例えば、Googleで「過払い金 弁護士 おすすめ」などと検索をして、リスティング広告経由でLPを訪れます。

過払い金に詳しい弁護士を探している方には、「何でも対応します」より「過払い金のことなら何でも対応します」と言ってあげたほうが刺さります。

もし複数のサービスを提供したいのであれば、「過払い金に関するLP」「借金問題に関するLP」と分けて運用をしましょう。

ファーストビューでLPの概要が分かるようにする

LPを開いて最初に目に入る部分のことを、ファーストビューと言います。

縦に長いLPにおいて、ファーストビューは最も重要です。なぜならファーストビューを見て、ユーザーがLPを読み進めるかどうかを決めるからです。

「このLPには私が求めていることは書いてなさそうだ」と思われたら、すぐにLPを離脱されてしまいます。

よってファーストビューにLPの概要や自社の魅力をまとめて、ユーザーに興味を持って読み進めてもらえるようにしましょう。

以下は「弁護士法人 響」のLPファーストビューです。

ファーストビューを見ただけで、以下の情報が分かるように作られています。

  • 交通事故に関するLPであること
  • 相談料・着手金が0円の完全成功報酬型であること
  • 24時間365日受付していること
  • 全国どこからでも依頼できること

弁護士のプロフィールを掲載して権威性と信頼性を獲得する

弁護士への依頼を検討している見込み顧客は、「この弁護士事務所は信頼できるところなのかな?」といった悩みを抱えています。

権威性や信頼性に関する悩みを解決してあげるために重要なのが、弁護士のプロフィールです。素性が分からない弁護士に依頼をする気持ちにはなりませんからね。

弁護士のプロフィールには、写真や名前、経歴、メッセージ等を掲載しましょう。

例えば以下は「弁護士法人サリュ」のLPです。

在籍している弁護士やスタッフの写真、代表の写真とメッセージが掲載されています。

利用者の声を詳細な情報と共に掲載する

弁護士のプロフィールに加えて、利用者の声も見込み顧客からの信頼性を獲得する上で重要です。

「弁護士事務所への依頼者」という特性上、顔などの個人情報を掲載することは難しいかもしれません。

ただし個人情報を全く掲載しないと「これって弁護士事務所が自作自演で作った口コミなのでは?」と思われてしまいます。

  • 顔から下の写真
  • イニシャルの名前
  • 都道府県
  • 依頼後の感想

上記のような情報を、可能な範囲で掲載するようにしましょう。直筆のアンケートを掲載することも効果的です。

例えば以下は、「ミカタ少額短期保険株式会社」のLPです。

写真ではなくイラストになっていますが、利用者の声が掲載されています。

大半の弁護士事務所が、LPに弁護士のプロフィールを掲載しています。しかし利用者の声を掲載している弁護士事務所はそれほど多くありません。よって利用者の声を掲載できれば、大きな差別化になります。

依頼の流れやかかる費用の例などを分かりやすくまとめる

弁護士事務所の見込み顧客は、以下のような疑問を抱えています。

  • 弁護士に依頼をするのなんて初めてだけど、どういう流れで依頼は進んでいくのかな?
  • 弁護士ってお金がかかるイメージだけど、費用は具体的にどのくらいなんだろう?

これらの悩みを解決するために、依頼の流れやかかる費用などを分かりやすくまとめましょう。LPの強みを活かして、文字だけではなく、イラストや図などをうまく取り入れると良いですよ。

費用がケースによって異なる場合は、パターン別の費用例を掲載すると良いでしょう。

例えば以下は「TMG法律事務所」のLPです。

依頼の流れやかかる費用の例などを分かりやすくまとめる
出典:TMG法律事務所

流れや料金が分かりやすく掲載されています。

無料相談やお得なキャンペーンで申し込みへの敷居を下げる

弁護士事務所に依頼をしたくてLPまで辿り着いたものの、あと一歩のところで依頼を踏み留まる見込み顧客も一定数います。

見込み顧客に対して最後のひと押しをするためには、無料相談やキャンペーンのアピールが重要です。

無料相談やキャンペーンをアピールすることで、相談申し込みへのハードルが大きく下がります。

例えば以下は、「弁護士法人エース」のLPです。

上記のように、申し込みボタン付近に「無料」や「24時間受付」といった申し込みへのハードルを下げる文言を配置すると効果的です。

弁護士事務所のLP事例

ここでは、以下3つの弁護士事務所のLP事例について紹介します。

  • そうや法律事務所
  • フォーゲル綜合法律事務所
  • 弁護士法人・響

本記事で紹介した「弁護士事務所がLPを制作する際のポイント」がどのような形で意識されているか、考えながらチェックしてみてください。

そうや法律事務所

以下は「そうや法律事務所」が運営するLPのファーストビューです。

  • 借金問題に関するLPであること
  • 相談料が無料であること
  • 数多くの実績があること
  • 弁護士の写真や名前

上記のような情報が、ファーストビューを見ただけで分かるようになっています。

上記は利用者の口コミです。ただし画像がフリー素材に見えたりして現実味がないので、可能であれば口コミを直筆にするなど一手間加えると良いかもしれませんね。

依頼の流れやかかる費用についても、分かりやすくまとめられています。

フォーゲル綜合法律事務所

以下は「フォーゲル綜合法律事務所」が運営するLPのファーストビューです。

  • 退職代行に関するLPであること
  • 1万件以上の実績があること
  • 退職成功率が100%であること

ファーストビューを見ただけで、上記3つのことが分かります。

またファーストビューにYouTube動画を埋め込んでいるのもポイントです。多くの方にとって馴染みのあるYouTubeですので、ついつい再生ボタンを押したくなります。

上記のようにメディア掲載情報を掲載することで、権威性アップに繋がります。ただし掲載できそうなメディアがない場合は、無理にメディア掲載情報欄を設ける必要はありません。

依頼の流れやかかる費用についても掲載されています。しかし特に費用は、文字が小さく読みにくいので、文字を減らすかデザインを見やすくした方が良いかもしれません。

その方が途中で離脱してしまうユーザーを減らせるはずです。

弁護士法人・響

以下は「弁護士法人・響」が運営するLPのファーストビューです。

記事前半でも一度触れたLPですが、ファーストビューを見るだけで以下の情報が分かります。

  • 交通事故に関するLPであること
  • 相談料・着手金が0円の完全成功報酬型であること
  • 24時間365日受付していること
  • 全国どこからでも依頼できること

弁護士のプロフィールについても、今回紹介した他2つのLPよりも詳細に掲載されており、信頼感があります。

まとめ

弁護士事務所がLPを制作するメリットや制作時のポイントについて、事例付きで解説しました。

冒頭でもお伝えしたとおり、Web広告経由で弁護士事務所に集客を行うのであれば、LPが欠かせません。本記事の内容を踏まえつつ、LPを制作しましょう。

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