
「noteでオウンドメディアを始めたいけど、具体的に何をすればいいの?」
「試しに無料でオウンドメディアを始めたい」
「noteとWordPressのどちらでオウンドメディアを始めればいいか迷う…」
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
noteは無料で手軽に始められるため、オウンドメディアを開設するプラットフォームとして多くの企業から選ばれています。
本記事では、noteをオウンドメディアに活用するメリット・デメリット、具体的な始め方などを解説しています。
最後まで読むと、自社がnoteでオウンドメディアを始めるべきかが明確になり、スムーズに情報発信をスタートできるでしょう。
オウンドメディアの運用代行や記事作成の外注を検討している方は、成果報酬型のサービス「BUZZライティング」も検討してみてください。
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リスクなくオウンドメディアを始めたい方は、サービスの詳細を確認してみてください。

目次
オウンドメディアと相性の良いnoteとは

noteとは文章や写真、イラストなどのコンテンツを誰もが手軽に投稿できるメディアプラットフォームです。
ここでは、noteの基本的な情報を紹介します。
- 誰でも手軽に始められるメディアプラットフォーム
- noteとWordPressの違い
- noteとnote proの違い
noteの特徴を1つずつ見ていきましょう。
誰でも手軽に始められるメディアプラットフォーム
noteはWebサイト制作の専門知識は不要で、アカウントを登録すれば誰でも簡単にコンテンツを作れます。
直感的に操作できるシンプルな編集画面が用意されており、PCはもちろんスマートフォンアプリからも手軽に投稿できます。

思い立ったときにすぐ始められる手軽さは、noteの大きな魅力です。
noteとWordPressの違い

WordPressとは、CMS(コンテンツ管理システム)の世界シェアにおいて圧倒的NO.1のツールです。
オウンドメディアにおいても多くの企業から選ばれており、noteとWordPressのどちらにすればいいかで迷う方も多いでしょう。
noteとWordPressの主な違いは、以下のとおりです。
比較項目 | note | WordPress |
---|---|---|
手軽さ | 登録後すぐに始められる | サーバーやドメインの契約、初期設定が必要 |
デザイン | カスタマイズ性が低く選べるデザインは限られている | テーマやプラグインで自由に拡張可能 |
集客 | note内のユーザーに閲覧されやすい | 主に検索エンジンからの流入が中心 |
費用 | 無料から始められる | 基本的にサーバー代・ドメイン代などがかかる |
手軽にオウンドメディアを始めたい場合はnote、独自性を追求し長期的な資産としてメディアを構築したい場合はWordPressがおすすめです。
noteとnote proの違い

note proとは、無料版のnoteに法人向けの機能を追加した有料プランです。
本格的にオウンドメディアを運用したい企業のために、ブランディングやデータ分析を強化する機能が搭載されています。
例えば、無料版では設定できない独自ドメインの適用や企業ロゴの表示が可能です。
また、詳細なデータ分析機能も利用できるため、データに基づいてコンテンツを改善できます。
月88,000円(税込)の費用はかかりますが、自社のブランドイメージを確立し、効率的なメディア運用を目指す企業にとっては魅力的なプランです。
noteをオウンドメディアに活用する5つのメリット
noteをオウンドメディアに活用するメリットは、以下のとおりです。
- 無料で始められる
- noteの強力なドメインパワーを活用できる
- ECサイトとスムーズに連携できる
- note内でコンテンツを閲覧してもらえる
- ほかのSNSとの連携で情報発信を強化できる
noteをオウンドメディアに活用すると、コストを抑えつつ企業のメッセージを多くのユーザーに届けられます。
noteでオウンドメディアを始めるか検討中の方は、参考にしてみてください。
①無料で始められる
通常はオウンドメディアを立ち上げるのにサーバー代やドメイン代が必要ですが、noteは無料で始められます。
予算が限られている中小企業やスタートアップ、個人事業主などが気軽に始められる点は魅力です。
費用をかけることなく、オウンドメディア運用に挑戦できます。
②noteの強力なドメインパワーを活用できる
ドメインパワーとはその名のとおり、ドメインの強さを数値化した指標です。
このドメインパワーが高いサイトほど、検索エンジンで上位表示されやすい傾向にあります。
2025年9月時点でのnoteのドメインパワーは92です。

ドメインパワーの上限が100のため、いかにnoteのドメインパワーが高いか分かると思います。
自社で取得したばかりの新規ドメインでコンテンツを公開するより、検索上位に表示されやすくなります。
このように、noteが持つ強力なドメインパワーの恩恵を受けられる点も、noteでオウンドメディアを始める大きなメリットです。
③ECサイトとスムーズに連携できる
noteはECサイトとの連携機能が充実しており、コンテンツから商品購入までの導線をスムーズに設計可能です。
「note for shopping」という機能を利用すると、コンテンツ内に自社商品をカード形式で埋め込み自然な形で紹介できます。
noteと連携できる主なECプラットフォームは、以下のとおりです。
- BASE
- STORES
- Shopify
- カラーミーショップ
商品の開発秘話や活用法を紹介するコンテンツから、購入ページへスムーズに誘導できます。
④note内でコンテンツを閲覧してもらえる
noteは検索エンジンからの流入だけでなく、noteのプラットフォーム内でコンテンツを閲覧してもらえます。
自社のことをまだ知らない潜在的なユーザー層に対して、コンテンツを見つけてもらいやすい仕組みが整っています。
主な仕組みは以下のとおりです。
機能名 | 読者に発見される仕組み |
---|---|
ハッシュタグ検索 | 記事に関連するタグを付けることで、同じ興味関心を持つユーザーに届きやすくなる |
スキ機能 | スキの多い人気コンテンツは、note内の検索画面で上位表示されやすくなる |
マガジン機能 | 複数のコンテンツをテーマ別にまとめることで、関連するコンテンツをまとめて読んでもらいやすくなる |
こうした仕組みがプラットフォーム内に備わっているため、新たなファンを効率的に獲得できる環境と言えます。
⑤ほかのSNSとの連携で情報発信を強化できる
noteはX(旧Twitter)やFacebookなどのSNSと連携でき、情報発信を強化できます。
SNS | 連携による相乗効果 |
---|---|
X (旧Twitter) | リアルタイム性の高い情報と組み合わせ、記事更新を即座にフォロワーへ告知できる |
企業のFacebook公式ページでシェアし、より深い情報を求める既存顧客や関係者にコンテンツを届けられる | |
LINE | noteで制作したコンテンツをLINE公式アカウントで友だちに配信し、専門的な情報を伝えられる |
各SNSを活用することで、note以外からもユーザーを集客できます。
自社のオウンドメディアの認知度が高まることで、収益化するまでの時間を短縮可能です。
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オウンドメディアの運用代行を検討している方は、マーケティングのプロ集団であるクロスバズにお任せください。
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市場調査や競合分析などの戦略設計からサポートし、貴社のオウンドメディアを全力でサポートします。

noteをオウンドメディアに活用する4つのデメリット
noteは多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットがあります。
- WordPressに比べてデザインの自由度が低い
- 原則として広告を掲載できない
- noteのサービス終了でメディアがなくなる可能性がある
- 詳細なアクセス解析をする場合はnote proに加入する必要がある
noteを始めてから後悔しないために、事前にデメリットを押さえておきましょう。
①WordPressに比べてデザインの自由度が低い
noteはWordPressと比べてデザインの自由度が低く、競合他社との差別化が難しい点がデメリットです。
例えば、特定の場所に自社独自のCTAボタン(行動を促すボタン)を配置したり、特殊なレイアウトを組んだりする場合に制約を感じるでしょう。
オリジナリティのあるデザインで競合と差別化を図りたい企業にとっては、物足りなさを感じると思います。
②原則として広告を掲載できない
noteは他社の広告を掲載して収益を得ることは、原則として認めていません。
そのため、広告収益を目的としたメディア運用には不向きです。
掲載内容 | 可否 | 概要 |
---|---|---|
第三者広告 | ✕ | Google AdSense、一般的なアフィリエイト広告など |
自社商品・サービス | 〇 | 自社ECサイトへの誘導やサービスの紹介は可能 |
Amazonアソシエイト | △ | Amazonの商品レビュー記事などで利用が認められている |
一部例外はあるものの、広告収益をオウンドメディアの目的の1つとして考えている場合、noteだと不便に感じるでしょう。
自社コンテンツの配信とファン育成の場として、noteは適しています。
③noteのサービス終了でメディアがなくなる可能性がある
noteという外部のプラットフォームに依存するため、万が一サービスが終了した場合、作成したコンテンツがすべて失われるリスクがあります。
コンテンツをほかのプラットフォームに保存しておくとリスクに備えられますが、手間がかかります。
こうしたリスクを避けたい方は、WordPressでオウンドメディアを開設するのがおすすめです。
④詳細なアクセス解析をする場合はnote proに加入する必要がある
noteの無料プランは基本的なアクセス解析機能しかないため、詳細なデータ分析には有料のnote proへの加入が必要です。
スキ数やビュー数などを把握できても、率直に言ってコンテンツの改善にはあまり役立ちません。
データに基づいて戦略的にコンテンツを改善していきたい企業にとっては、note proへのアップグレードが前提となります。
問い合わせの獲得がゴールの場合はWordPressがおすすめ
オウンドメディア運用のゴールが問い合わせや資料請求などの獲得の場合は、WordPressでのサイト構築をおすすめします。
前述したように、noteはWordPressと比べてデザインの自由度が低く、コンバージョンを獲得するために重要なCTAボタンの設置に制限があるからです。
長期的な資産としてオウンドメディアを育て、問い合わせや資料請求などのコンバージョンを増やしていきたい企業は、WordPressが適しています。
noteでのオウンドメディア運用が向いている企業
これまで紹介したメリット・デメリットを踏まえると、noteでのオウンドメディア運用は万人向けの選択肢ではないことがわかります。
しかし、以下に該当する企業はnoteでのオウンドメディア運用が向いていると言えます。
- 低コストですぐに情報発信を始めたい企業
- シンプルなデザインで満足できる企業
- コンテンツの質でファンを獲得したい企業
- 採用活動を強化したい企業
自社がnoteでのオウンドメディア運用に向いているかをチェックしてみてください。
低コストですぐに情報発信を始めたい企業
noteはサーバー契約やサイト構築が不要なため、アカウント登録後すぐにコンテンツ制作に入れます。
また、何度も言うように無料で始められるので「試しにオウンドメディアを始めてみたい」という企業とも相性が良いです。
シンプルなデザインで満足できる企業
凝ったデザインよりも、シンプルなデザインを重視する企業はnoteが向いています。
良くも悪くもデザインや機能がシンプルなため、使いやすさは抜群です。
比較項目 | noteが適している | WordPressが適している |
---|---|---|
デザイン方針 | シンプルなデザインで十分 | デザインのこだわりを細部まで表現したい |
求めるもの | デザインに手間をかけずコンテンツ制作に集中したい | 独自のレイアウトや機能性を追求したい |
担当者のスキル | デザインの専門知識がない | HTML/CSSの知識がある、または外注を検討している |
ブランドイメージを独自のデザインで表現したい企業、将来的な機能拡張を考えている場合は、WordPressのほうが適しています。
コンテンツの質でファンを獲得したい企業
コンテンツの質で勝負したい企業にとっても、noteは向いています。
例えば、専門的なノウハウを発信するBtoB企業や製品開発の背景を伝えたいメーカーなどがファン形成に活用しています。
ただし、noteで獲得したファンとの関係はプラットフォームに依存するため、注意が必要です。
前述したように、noteそのものがなくなる可能性も0ではありません。
自社の顧客として適切に管理するには、メルマガや公式LINEアカウントへの登録といった外部への導線設計が必要です。
採用活動を強化したい企業
noteは採用広報の一環として、企業の考えや魅力を発信するツールとしても活用できます。
堅苦しい採用サイトでは伝わらない、社員の人柄や働く環境のリアルな姿を求職者に届けられます。
採用活動における具体的な活用法は、以下のとおりです。
- 社員のインタビュー記事を掲載する
- 開発チームの日常や文化を紹介する
- 経営者のビジョンや想いを発信する
いずれも自社で制作すれば、無料で採用活動を強化できます。
ただし、noteはあくまで企業の魅力を知ってもらう「きっかけ作り」の場です。
応募や選考といった採用活動の軸となる機能はないため、採用活動を強化したい企業は採用サイトも用意することをおすすめします。
企業のnoteオウンドメディア成功事例3選
ここでは、noteでのオウンドメディア運用に成功した企業を紹介します。
- KIRIN
- カルビー
- Panasonic
各社の成功事例を参考にして、noteでオウンドメディアを始めるか検討してみてください。
①KIRIN

KIRINが運用するnoteは、企業の姿勢や従業員の想いを丁寧に伝えることで、ファンとの深い関係構築に成功しています。
具体的には、以下のようなコンテンツを発信しています。
- 商品開発の裏話や担当者の情熱
- 食や健康に関する専門的な知見
- 社員の働き方やキャリアに関するストーリー
商品の直接的な宣伝は少なく、開発の裏側や食文化に関する深い洞察など、読者の共感を呼ぶコンテンツを中心に発信している点が特徴です。
単なる情報発信にとどまらず、企業の価値観や文化を伝えることでブランディングを実現している好例と言えます。
②カルビー

カルビーの公式noteは、自社商品の歴史や開発に関する話、社員の想いやこだわりなどを発信しています。
一般的な商品紹介とは違い、自社のファンにより親しみを持ってもらえるコンテンツを発信している点が特徴です。
ターゲットを明確に絞り企業の新たな一面を見せることで、将来のビジネスパートナーや優秀な人材へのアピールにもつなげています。
③Panasonic

大手電機メーカーのPanasonicは、フォロワーが2万人を超える人気アカウントです(2025年9月時点)。
主に採用の強化を目的としており、社員インタビューや社内の雰囲気、働き方に関するコンテンツが充実しています。
「なぜパナソニックに入社したのか」という社員のリアルな声は、就職・転職活動における企業研究に役立ちます。
noteで採用を強化したい企業にとって参考になる事例でした。
なお、最近の投稿はPanasonicが大阪関西万博に出しているパビリオン「ノモの国」に関する情報が多く取り上げられています。
noteでオウンドメディアをスムーズに始める7ステップ
ここでは、スムーズに運用を始めるための具体的な手順を解説します。
- オウンドメディアの目的を決める
- ターゲット読者(ペルソナ)を決める
- noteのアカウントを開設する
- プロフィールを設定する
- コンテンツの企画を考える
- コンテンツを作成する
- 作成したコンテンツを投稿する
noteは手軽に始められますが、成果を出すためには計画的にステップを踏むことが大切です。
各ステップを1つずつ解説します。
STEP1:オウンドメディアの目的を決める
最初に、オウンドメディアを運営する目的を明確にしましょう。
目的が曖昧だとコンテンツの方向性がぶれてしまい、成果を出すのが難しくなるからです。
自社がオウンドメディアを始める目的によって、発信するべきコンテンツや見るべき指標(KPI)が異なります。
目的の例 | KPI(目標指標)の例 |
---|---|
ブランディング | 記事のビュー数やスキの数 |
リード獲得 | 問い合わせ件数・資料ダウンロード数 |
採用強化 | 採用サイトへの遷移数・応募者数 |
顧客の育成 | コメント数・ファンコミュニティへの参加者数 |
ここで設定した目的は関係者全員で共有し、一貫したメディア運用を目指しましょう。
STEP2:ターゲット読者(ペルソナ)を決める
「誰に」情報を届けたいのか、具体的なターゲット読者(ペルソナ)を設定します。
ターゲットが明確になることで、読者に刺さるコンテンツのテーマや切り口が見つけやすくなります。
具体的には、以下のような項目を基にターゲットを決めるのが一般的です。
- 年齢や性別、職種などの属性
- 業務上で抱えている課題や悩み
- どのような情報を求めているか
- 普段どのようなメディアに接しているか
詳細なターゲットを設定することで、チーム内での認識のズレを防ぎ、コンテンツの品質を一定に保つ効果も期待できます。
STEP3:noteのアカウントを開設する
目的とペルソナを決めたあとは、noteのアカウントを開設します。
アカウントを開設するには、まずnoteの公式サイトにアクセスしましょう。
公式サイトにアクセスしたあとは、画面右上にある「会員登録」をクリックします。

すると、以下の画面が表示されます。

メールアドレスやGoogleなどで登録できます。
法人の方は、右上にある「法人の方」から登録してください。

アカウント名は、企業名やブランド名などの読者に認知してほしい名前がおすすめです。
STEP4:プロフィールを設定する
プロフィールは、ユーザーが自社メディアを信頼できるかを判断する大切な要素です。
どんな企業なのか、どのような想いで情報を発信しているのかを簡潔に記載しましょう。
noteのプロフィールの上限文字数は、140文字です。
また、公式サイトや各SNSへのリンクも設定できるため、忘れずに追加しておきましょう。
追加する場合は、プロフィール欄の「設定」→「ソーシャルリンク」から設定できます。

STEP5:コンテンツの企画を考える
続いて、具体的なコンテンツの企画を立てます。
場当たり的にコンテンツを作るのではなく、計画的にコンテンツを準備することで情報発信を続けやすくなります。
先ほど設定したターゲットの悩みを解決するようなテーマを洗い出しましょう。
記事タイトル | ターゲットの疑問や悩み | 記事のゴール |
---|---|---|
〇〇の始め方【初心者向け】 | 〇〇を始めたいが何から手をつければいいかわからない | サービスへの興味喚起 |
〇〇業界の最新動向レポート | 最新情報を効率的に収集したい | 専門家としての信頼獲得 |
導入企業様の成功事例 | ほかの企業がどう成功したか知りたい | 具体的な利用イメージの提供 |
このように企画をリストアップしてスケジュールを立てることで、計画的なオウンドメディア運用を実現できます。
STEP6:コンテンツを作成する
考えた企画を基にコンテンツを作ります。
noteの編集画面はシンプルかつ直感的に操作できるため、専門知識がなくても見出しや箇条書き、引用などを簡単に追加可能です。
また、文章だけでなく画像やイラスト、動画などを活用することで、読みやすく理解しやすいコンテンツになります。
投稿前に必ず誤字脱字や内容に誤りがないかを確認しましょう。
STEP7:作成したコンテンツを投稿する
最終確認を終えたあとは、完成したコンテンツを投稿します。
投稿時にハッシュタグを設定すると、関連するテーマに興味を持つ読者に見つけてもらいやすくなります。
やり方は簡単で、まずは編集画面の右上にある「公開に進む」をクリックしてください。
ハッシュタグを設定できる画面が表示されるので、コンテンツと関連のあるハッシュタグを設定しましょう。
例えば、コンテンツのテーマが「マーケティング」の場合、キーワードを入力すると関連するハッシュタグが表示されます。

設定するハッシュタグの数については、noteが公式サイトで5つぐらいを推奨しています。
ハッシュタグを設定したあとは、右上にある「投稿する」をクリックしましょう。
これでコンテンツの投稿は完了です。
参考:noteヘルプセンター|より多くのひとに書いた記事を読んでもらうために
コンテンツの作成代行サービス「BUZZライティング」
「オウンドメディアを始めたいけど、自社のリソースが不足している」「noteを運用して本当に成果が出るのか不安」という方は、クロスバズの記事作成サービスBUZZライティングをご検討ください。
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180日以内に上位表示できなかった場合は無料になるため、リスクなくオウンドメディア運用を始められます。

noteで開設したオウンドメディアの成果を最大化するポイント
noteでオウンドメディアを始めたあとは、いかに成果を高めていくかが課題となります。
成果を最大化するためのポイントは、以下のとおりです。
- マインドマップでコンテンツ戦略を可視化する
- 専門家の知見を活かして記事の信頼性を高める
- 自社独自の調査データやアンケートを入れる
- 読者とのコミュニケーションを大切にする
- 定期的に効果を測定してコンテンツを改善する
ただコンテンツを投稿するだけでなく、ポイントを意識して運用することで成果につながります。
オウンドメディアで成果を出したい方は、参考にしてみてください。
マインドマップでコンテンツ戦略を可視化する
マインドマップとは、思考や情報を視覚的に整理するためのフレームワークを指します。
このマインドマップを使うと、発信したい情報の全体像や記事同士の関連性を整理しやすくなります。
マインドマップで整理する項目の例は、以下のとおりです。
- メインキーワード:ターゲットが抱えるメインの悩み
- 関連キーワード:悩みを解決するための具体的なコンテンツ群
例えば「Web集客」というキーワードをメインにする場合、以下のようにマインドマップを作成します。

キーワードの横にある数字は、月間の検索数です。
このようにマインドマップを活用することで、場当たり的なコンテンツ制作を防ぎ、体系的な情報発信ができます。
紙でもマインドマップは作れますが、作りやすさや保管のしやすさなどを考えるとツールを利用するのがおすすめです。
「MindMeister」「Xmind」などが代表的なツールで、無料で試せます。
メディア全体の設計図をマインドマップで描き、読者にとってわかりやすく抜け漏れのない情報を提供しましょう。
専門家の知見を活かして記事の信頼性を高める
読者はインターネット上で信頼できる情報を求めており、専門的な裏付けのあるコンテンツを高く評価します。
例えば、社内の技術者や研究者にインタビューしたり記事の内容を専門部署に監修してもらったりする方法があります。
ほかでは得られない専門的な情報や深い洞察を盛り込むことで、コンテンツの価値を高めることが可能です。
コンテンツの価値が高まると読者満足度も高まり、結果として信頼の獲得につながります。
自社独自の調査データやアンケートを入れる
自社独自の調査データやアンケートをコンテンツに盛り込むと、競合他社と差別化できます。
例えば、既存顧客を対象にしたアンケートの実施、社内データの分析から業界の新たな傾向を示すなどの方法が考えられます。
こうした独自性の高いコンテンツは、ほかのメディアから引用されたりSNSで拡散されたりしやすく、ドメインパワーや認知度向上に効果的です。
読者とのコミュニケーションを大切にする
読者とのコミュニケーションを大切にすることは、ファンを育成するうえで重要です。
noteは読者と交流するための機能が備わっており、一方的な情報発信ではない双方向の関係を築ける点が魅力です。
具体的なアクションとしては、以下が考えられます。
- 寄せられたコメントに丁寧に返信する
- 読者からの質問をヒントに新しいコンテンツを作る
- スキしてくれたユーザーの記事を訪問する
こうした丁寧な交流の積み重ねが読者の満足度を高め、自社のファンを育てることにつながります。
定期的に効果を測定してコンテンツを改善する
コンテンツは公開して終わりではありません。
定期的に効果を測定して改善を繰り返すことで、オウンドメディアは育っていきます。
確認する指標 | 改善アクションの例 |
---|---|
ビュー数が低い記事 | 内容が読者の期待と合っているか、構成はわかりやすいかなどを確認する |
スキが少ない記事 | タイトルや導入文を見直して読者の興味を引くように改善する |
外部サイトへの遷移率が低い | CTAの文言や設置場所を変更する |
感覚だけに頼らず、客観的なデータに基づいて改善を続けることで、目標の達成に近づきます。
noteのオウンドメディア活用に関してよくある質問
最後に、noteのオウンドメディア活用についてよくある質問にお答えします。
noteは法人でも無料で利用できる?
法人でも個人と同じように、基本的な機能はすべて無料で利用できます。
アカウントの開設やコンテンツの投稿に追加費用が発生することもありません。
ただし、独自ドメインの設定や詳細なアクセス解析、企業ロゴの表示などは有料プランであるnote proの契約が必要です。
WordPressからnoteへ記事を移せる?
WordPressで制作した記事をnoteへ移行(インポート)する機能が用意されています。
ただし、WordPressで使用していたテーマやプラグインによるデザイン・レイアウトの再現は限定的です。
移行後は表示崩れやリンクが正しく設定されているかなどを、記事ごとに確認しましょう。
なお、noteからWordPressへ記事を移すことも可能なため、noteを始めたあとでもスムーズにWordPressへ移行できます。
note proはどんな企業におすすめ?
note proは、より本格的なオウンドメディア運用を目指す企業におすすめです。
特に、以下のようなニーズを持つ企業に適しています。
こんな企業におすすめ | note proの主な機能 |
---|---|
自社のブランディングを強化したい | 独自ドメインの設定・企業ロゴの常時表示 |
データに基づいた改善をしたい | 詳細なアクセス解析・読了率の分析 |
チームで効率的な運用がしたい | 複数人での共同運営機能 |
noteのプラットフォーム内で本格的にファンコミュニティを築きたい企業にとっては、note proは魅力的なプランです。
オウンドメディアに必要な記事数は?
必要な記事数に明確な答えはありませんが、検索エンジンに専門性を認めてもらうには、ある程度の記事数が必要です。
記事数を考える際は、以下のような視点が参考になります。
考え方のポイント | 具体的なアプローチ |
---|---|
網羅性 | 1つのテーマに対して関連する記事群を作成して内部リンクでつなぐ |
継続性 | 30~50記事程度を目標にして継続的に発信する体制を整える |
品質 | 読者の課題を解決できる良質なコンテンツの制作を最優先にする |
闇雲に記事数を増やすのではなく、オウンドメディアの目的を達成するために「どのような情報がどれだけ必要か」を考えることが大切です。
関連記事:SEO対策に必要な記事数はどれくらい?メリットや効果的な増やし方を解説
オウンドメディアはどのくらいの頻度で更新すればいい?
更新頻度も多ければ多いほど良いというわけではありません。
無理のない範囲で、良質なコンテンツを継続的に更新することが重要です。
大量に低品質なコンテンツを投稿するより、週1本でもユーザーの役に立つコンテンツを投稿し続けるほうが成果につながります。
自社のリソースと相談しながら現実的な更新スケジュールを立て、着実にコンテンツを作っていきましょう。
関連記事:「毎日更新」は間違い?SEOの更新頻度に関する5つの誤解と真実
まとめ
noteでオウンドメディアを始めるメリット・デメリット、具体的な始め方などを解説しました。
noteは無料でアカウントを開設でき、専門知識がなくてもすぐに情報発信を始められる手軽さが魅力です。強力なドメインパワーの恩恵を受けられるため、立ち上げ初期から流入も期待できます。
ただし、デザインの自由度が低いため、問い合わせや資料請求などのコンバージョンを獲得しにくい点がデメリットです。
コンバージョンを獲得していきたい企業は、noteよりWordPressのほうが適しています。
本記事を参考にして、noteでのオウンドメディア運用が自社に適しているかを判断いただければ幸いです。
「記事作成のリソースがない」「プロに任せて確実に成果を出したい」とお考えの方は、クロスバズのBUZZライティングをご検討ください。
戦略設計から記事執筆、効果測定まで一気通貫でサポートいたします。初期費用は無料、180日以内に上位表示できなければ制作費はかかりません。
オウンドメディアの運用をプロに任せたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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