YMYL(Your Money or Your Life)は、健康やお金など特定の分野を指す用語であり、Googleの検索品質評価ガイドラインで示されている考え方です。
YMYLに該当するトピックでは、提供される情報が人々の生活や人生に大きな影響を与える可能性があることから、他の分野以上に正確で信頼性の高いコンテンツ制作が求められます。
そのため、検索エンジンから厳しく評価されることが多く、SEOの難易度が高くなることがあり、結果的に成果を出せていないという企業も少なくありません。
この記事では、YMYLの概要や該当するジャンル・分野、GoogleがYMYLを重視する理由、YMYL分野におけるSEO対策について詳しく解説します。YMYL領域で検索上位表示を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
YMYLとは
YMYLとは、「Your Money or Your Life(あなたのお金、あなたの生活)」に関連するジャンルや分野を意味します。
Googleの検索品質評価ガイドラインでは、YMYLに関するコンテンツを「人々の健康、経済的安定、安全、社会の福祉や幸福に重大な影響を与える可能性がある」と定義しています。
YMYLコンテンツの情報が正確で信頼できない場合、人々の生活や命に深刻な影響を与える恐れがあることから、Googleは他のコンテンツよりも厳格な評価基準を設けています。
YMYLに該当するジャンルや分野
YMYLコンテンツは、人々の生活への影響力の大きさから情報の正確性と信頼性が求められます。そのため、Googleの検索品質評価ガイドラインでは、YMYLのトピックについて厳格な判断基準を設けています。
ここでは、2024年7月時点の情報をもとに、具体的なYMYLのジャンルや分野を大きく4つに分けて説明します。
- Health or Safety(健康・安全)
- Financial Security(経済的安全性)
- Society(社会)
- Other(その他)
Health or Safety(健康・安全)
健康・安全に関する情報は、YMYLの中でも特に重要なカテゴリーです。
Googleの検索品質評価ガイドラインでは、健康・安全に関する情報を「精神的・身体的・感情的な健康、または身体的安全やオンライン上の安全など、あらゆる形の安全を害する可能性のあるトピック」と定義しています。
医療情報や健康に関するアドバイスは、直接ユーザーの身体や生活に影響を及ぼすことから、正確性が求められます。
例えば、病気の症状や治療法についての情報、薬の使用方法や副作用、健康維持のためのアドバイスなどが該当します。
Financial Security(経済的安全性)
YMYLのジャンルとして、経済的安全性に関する情報も挙げられます。検索品質評価ガイドラインでは、経済的安全性に関するトピックを「自分や家族を養う能力を損なう可能性のある話題」と定義しています。
このジャンルには、金融商品やサービスのアドバイス、投資情報、ローンや保険に関する説明などが該当します。具体的には、資産管理の方法、ローンの条件、保険の選び方など、ユーザーの財務状況に直接影響を及ぼす情報が含まれます。
誤った情報に基づく投資判断や保険選びは、ユーザーの経済的な損失や生活の困難を招く可能性があるため、金融の専門家による正確な情報提供が求められます。また、個人情報の保護や詐欺対策に関する情報も、ユーザーの経済的安全を守るために必要です。
Society(社会)
集団に悪影響を及ぼす可能性のある話題や公共の利益、公的機関への信頼など、社会に関する情報もYMYLのジャンルの一つです。
例えば、法律に関するアドバイスや社会的な問題、社会保障・教育など政府の政策に関する情報が該当します。
法的なアドバイスが不正確であったり、政策の情報が古かったりすると、ユーザーの法的な権利や社会的な立場に悪影響を及ぼす可能性があるため、正確で信頼性の高い情報が必要です。
Other(その他)
YMYLには上記の他にも、多くの分野が含まれます。その他のトピックとして、「人々を傷つけたり、社会の福祉や幸福に悪影響を与えたりする可能性のある話題」はYMYLに該当するものと定義されています。
これには、個人の安全に関する情報や生活全般に関わるアドバイスや情報全般が含まれます。
YMYLに該当するかどうかは、その情報によって起こりうる危害のレベルによって判断できます。以下が、YMYLトピックの例です。
【YMYLトピックの例】
トピック | YMYLに該当する | YMYLに該当しない |
---|---|---|
情報 | 津波の避難経路の情報 | 音楽賞受賞者のトピック |
活動に関するアドバイス | いつ救急室に行くべきか | 洗濯の頻度 |
個人的な意見 | ある人種集団が劣っている理由 | あるロックバンドが劣っている理由 |
時事ニュース | 現在進行中の暴力に関するニュース | 高校バスケットボールの試合に関するニュース |
ソーシャルメディアでの共有 | タイドポッド(キャンディーのような見た目の液体洗剤)への挑戦 | ミュージックビデオ |
オンライン商取引と製品レビュー | 処方薬・医薬品の購入 | 鉛筆の購入 |
YMYLの歴史
YMYLの考え方が浸透してきた経緯には、Googleのアルゴリズムのアップデートが影響しています。Googleはサービス開始当初から、「ユーザーファースト」を方針として掲げ、ユーザーに有益なサイトを上位表示させるためのアップデートを繰り返してきました。
代表的なアップデートとして、以下が挙げられます。
アップデートの名称 | 時期 | 目的 |
---|---|---|
パンダアップデート | 2011年2月 | 低品質サイトの排除 |
フレッシュネスアップデート | 2011年11月 | 情報の新鮮さを重視する |
ウェルクアップデート | 2017年2月 | 未検証の医療情報の排除 |
特に、日本限定で実施された「ウェルクアップデート」では、医療・健康情報の信頼性が重視され、専門家による正確な情報を高く評価するようになりました。
YMYLコンテンツの内容や質を考える際には、これらのアップデートの流れを踏まえた上で対策する必要があります。
GoogleがYMYLを重要視する理由
GoogleがYMYLを重要視する理由は、これらのコンテンツが人々の健康・経済的安定・安全・全体的な幸福に重大な影響を与える可能性があると考えているためです。
YMYLトピックにおける情報の正確さや信頼性が欠けると、誤った医療情報や不適切な金融アドバイスなどによってユーザーの生活や命に深刻な被害をもたらす可能性があります。
Googleはユーザーにとって有益で信頼できる情報を提供することを目指しているため、YMYLコンテンツに対しては、通常のコンテンツよりも厳格な評価基準を適用しています。
YMYLとE-E-A-T(E-A-T)の関係性
YMYL分野のSEO(検索エンジン最適化)を強化する際に重要なのが、「E-E-A-T(E-A-T)」の概念です。
Googleはコンテンツの品質評価基準として、以下の4つの評価基準の頭文字を取った「E-E-A-T」を掲げています。
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼)
Googleはこれら4つの要素を満たすコンテンツを高く評価し、特にYMYLコンテンツでは、情報の正確さと信頼性が重要であるため、E-E-A-Tを満たすことが必須とされています。
なお、以前は「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の3つで「E-A-T」とされていましたが、2022年12月に「Experience(経験)」が追加されました。
E-E-A-Tの基準を満たすコンテンツを提供することでWebサイトの品質を高め、ユーザーの役に立つコンテンツとして検索エンジンからも評価されやすくなると考えられます。
ただし、E-E-A-TもYMYLもGoogleの検索アルゴリズムそのものではなく、特定のスコアがあるわけではない点は理解しておきましょう。
E-E-A-Tについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
関連記事:E-E-A-T(旧E-A-T)とは?Googleが重要視する4つの評価基準とSEOへの影響、対策方法11選
YMYL領域のSEO対策10選
YMYL領域のSEO対策として、以下の10個のポイントが重要です。
- 対策1. サイト内のコンテンツを特定のジャンルに特化する
- 対策2. 専門性の高い著者が執筆・監修する
- 対策3. 著者情報を明記する
- 対策4. 信頼できる根拠を記載する
- 対策5. 最新情報を発信し、定期的に整備する
- 対策6. サイトのデザインやUI/UXを高める
- 対策7. 運営責任者やカスタマーサービスの情報を明記する
- 対策8. SSL化でサイトの安全性を高める
- 対策9. 被リンクや良い評判のサイテーションを増やす
- 対策10. Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)を活用する
一点ずつ解説します。
対策1. サイト内のコンテンツを特定のジャンルに特化する
YMYLトピックを扱うWebサイトの専門性を高めるためには、特定のジャンルに特化して専門性の高いサイトを作ることが重要です。複数のジャンルを扱うよりも、一つの分野に集中し内容を深掘りしている方が、より専門的なサイトといえます。
「このサイトは〇〇に関して専門的だ」と認識されるサイトを構築することで、検索エンジンやユーザーからの評価が高まるため、SEO対策として効果的です。
対策2. 専門性の高い著者が執筆・監修する
YMYL領域では、情報の正確さと信頼性が重要視されるため、専門的な知識を持つ著者がコンテンツを作成・監修することで、ユーザーに有益な情報を提供できます。これにより、結果的にSEOにも良い影響を与えると考えられます。
例えば、医療関連のコンテンツは医師に、法律関連のコンテンツは弁護士に執筆や監修を依頼することが理想的です。さらに、専門家による定期的なレビューやリライトを行うことで、最新の情報を常に提供でき、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。
対策3. 著者情報を明記する
YLYLトピックを扱うWebサイトの場合、コンテンツを執筆した著者のプロフィールを充実させ、専門性や経歴を明示することで情報の信頼性や権威性をアピールできます。
例えば、医療情報の場合、一般の人が書くコンテンツと医師が書いたコンテンツでは、信頼性に大きな違いが生まれます。
Webサイトの権威性を高めるためには、コンテンツの著者がその分野の専門家であり、社会的に認知されていることを示す情報を掲載することが求められます。
具体的には、以下のような取り組みが効果的です。
- 著者の個人プロフィールページを作成する
- 各コンテンツ内に著者の専門性を示すプロフィールを記載する
- 著者のブログやSNSへのリンクを提供する
また、「専門分野での賞を受賞している」「過去に本を出版している」「専門機関に所属している」など、著者に関する信頼性を示す要素がある場合は、可能な限り紹介すると良いでしょう。
ただし、著者が有名であれば評価が上がるというわけではなく、サイト運営者やページの使いやすさや見やすさといった品質などの要素も、サイトの評価に影響します。
対策4. 信頼できる根拠を記載する
YMYL領域では、不正確で曖昧な情報は評価されません。コンテンツが正確であることが重要であり、他のコンテンツよりも厳格に評価されます。
情報の信頼性を高めるための対策として、信頼できるデータの引用や出典を明記することも一つの方法です。掲載する情報の正確性を裏付けるためには、公的機関や専門家の信頼性の高いソースを参照することが推奨されます。
例えば、「腰痛の解消法」に関する情報が、個人の意見による場合と、厚生労働省のデータに基づいている場合では、信頼度が大きく異なります。
そのため、公共機関のデータや調査会社が提供する一次情報などをもとに情報を裏付けることが重要です。
なお、引用や出典を行う際は、著作権法に則り正しく行う必要があります。無断転載やコピー&ペーストで出典を示さずに掲載することは著作権侵害に当たる恐れがあるため、注意が必要です。
対策5. 最新情報を発信し、定期的に整備する
いずれのサイト運営においても、最新の情報を維持することは重要です。特に、YMYLトピックに関する古い情報には、誤った情報が含まれている可能性があり、ユーザーの信頼を失う原因にもなりえます。
更新頻度自体が検索順位に直接影響を与えるわけではないものの、SEOではコンテンツの質が重視され、その質を向上させるためにコンテンツの定期的な更新が必要です。
特に、医療・薬品などの進歩が速い分野では、情報の新鮮さが求められます。なお、情報を更新した際には、更新日も明記することが推奨されます。
対策6. サイトのデザインやUI/UXを高める
YMYL領域をはじめとするWebサイト運営では、サイトのデザインやユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)を高めることも求められます。
これは、サイトのデザインやUI/UXは、ユーザーにとっての使いやすさや、情報にアクセスする際の快適さに影響するためです。
具体的には、直感的なナビゲーションを設置してユーザーが情報を簡単に見つけられるようにすることや、レスポンシブデザインを採用して、モバイルデバイスでも快適に閲覧できるようにすることなどが挙げられます。
また、ページの読み込み速度もUXに大きく影響するため、画像の最適化やHTML・CSS・JavaScriptの軽量化、遅延ロードやキャッシュの活用などによって改善しましょう。
さらに、すべてのユーザーが快適にサイトを利用できるよう、アクセシビリティにも配慮が必要です。視覚障害者向けのスクリーンリーダー対応や、キーボードだけで操作できるインターフェースを提供することも推奨されます。
対策7. 運営責任者やカスタマーサービスの情報を明記する
YMYLコンテンツでは、運営責任者やカスタマーサービスの情報を明確に示すことで、信頼性の向上につながります。
サイトの運営者情報として、会社名・所在地・連絡先を公開し、透明性を確保しましょう。
カスタマーサービスの内容を掲載することもポイントで、ユーザーが問題や質問を抱えた際の連絡方法や対応時間を明記することで安心感を与えられます。また、情報提供の手順やデータソースについても説明しておくと良いでしょう。他にも、FAQ(よくある質問)やライブチャット機能の導入も効果的です。
特にYMYL領域では、運営者の信頼性が重要視されるため、ユーザーからのフィードバックや評価に対して迅速かつ適切に対応し、信頼関係を築く姿勢が大切です。
対策8. SSL化でサイトの安全性を高める
SSL(Secure Sockets Layer)は、Webサイトとユーザー間の通信を暗号化する技術です。サイトの安全性を強化するために不可欠な対策であり、SSL化を行うことで、データ漏洩や盗聴のリスクを低減できます。
SSL/TLSプロトコルで暗号化されたHTTP通信は「HTTPS」と呼ばれ、Google公式では次のようにHTTPSの使用を推奨しています。
「ユーザーとサイトのセキュリティ向上のために、ウェブサイトでは HTTP ではなく HTTPS の使用をおすすめします。HTTP を使用するサイトには、Chrome ブラウザで「安全でない」という表示が付く可能性があります。」
また、SSL化を行うことで、ユーザーがサイトにアクセスした際にブラウザのアドレスバーに「保護された通信」と表示されるため、サイトの信頼性が向上します。
特にYMYL領域では、SSL化はサイトのセキュリティと信頼性を高めるとともに、SEO効果にもつながるため、重要な対策といえます。
対策9. 被リンクや良い評判のサイテーションを増やす
被リンクやサイテーションは、サイトの権威性を高めるために重要な要素です。被リンクとは、他のWebサイトやページが自社サイトへのリンクを設置することであり、サイテーションは、インターネット上でサイトやビジネスの固有情報が記載(言及・引用)されていることを指します。
質の高い被リンクを得ることで、検索エンジンからの評価が向上します。他の信頼性のあるサイトや業界関連サイトからの被リンクは特に効果的で、リンクの質が量より重要です。質の高いコンテンツを作成し、ソーシャルメディアやフォーラムでシェアすることで、自然な被リンクを獲得できます。
また、良い評判のサイテーションも重要です。業界内での言及やレビューが多いほど、サイトの信頼性が高まります。例えば、インフルエンサーにコンテンツを紹介してもらうことで、サイテーションの機会を増やすことが可能です。
なお、被リンクやサイテーションの対策を行う際には、自社サイトや外部サイトでのリンク切れを定期的にチェックし、修正することも忘れずに行いましょう。
対策10. Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)を活用する
Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)は、Googleが提供する無料のビジネスリスティングサービスです。Google検索やGoogleマップで検索された際に表示されるビジネス情報をオーナー自身が管理し、情報を発信できます。
会社・事業所・実店舗を持つビジネスが、YMYL領域のサイトを運営している場合、Googleビジネスプロフィールを適切に管理することで、サイトの信頼性と可視性を高めることができます。これにより、間接的にSEOに良い影響を与えることが期待できます。
まず、ビジネスプロフィールに正確な情報を掲載する必要があります。ビジネスの名称・所在地・電話番号・営業時間などの基本情報を最新の状態に保ち、ユーザーが容易にアクセスできるようにしましょう。これにより、ローカル検索結果での表示が向上し、ユーザーからの信頼も得やすくなります。
YMYLでよくある疑問・質問
最後に、YMYL領域のコンテンツ制作において、よくある疑問・質問に回答します。
質問1. YMYL領域での上位表示は難しいですか?
YMYLコンテンツは通常のコンテンツよりも厳しい基準で品質が評価されることから、検索結果の上位に表示されることは難しい傾向があります。
競争が激しく、専門家や権威のある情報が求められるため、SEO対策を行う際は、慎重かつ戦略的なアプローチが必要です。
質問2. YMYL以外のジャンルとは?
YMYL以外のジャンルとして、例えばエンターテインメント・趣味・ライフスタイル・旅行などがあげられます。
これらの分野では、YMYLのような厳格な基準は適用されないものの、高品質なコンテンツを提供することでユーザーの関心を引き、良好なSEO効果を得ることが期待できます。
質問3. YMYL領域では、個人は稼げないですか?
YMYL領域で個人が収益を上げることは不可能ではないですが、成功するには高い専門性と信頼性が求められます。深い知識や経験を持ち、質の高いコンテンツを提供することが重要です。
実際に、医療や金融の分野で成功しているブロガーやフリーランスライターもいますが、信頼性を確保するために専門家との連携や厳密な情報検証をおこなっている場合がほとんどです。
まとめ
YMYLに該当するトピックを扱うコンテンツは、ユーザーに健康や金銭的なリスクをもたらす可能性があることから、情報の正確さや信頼性が厳しく評価されます。
そのため、Webサイト運営者は通常のSEO対策に加えて、情報の正確さや信頼性・サイトの安全性の向上に努めることが重要です。
YMYL領域におけるSEO対策では、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼)の基準を満たすことが求められますが、これは他のジャンルでも重要な要素となります。
クロスバズでは、特に難易度が高いとされる「YMYL領域」を含む、多様な分野でのコンテンツ作成やSEO対策において、豊富な実績があります。
自社でのコンテンツ作成やSEO対策にお困りの方は、成果報酬型のSEO記事制作サービス「BUZZライティング」をご活用ください。戦略設計や記事制作代行に加え、記事の公開や成果分析まで一貫して対応いたします。