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X広告の種類や特徴、メリット・課金形式・選び方などを徹底解説

X編集部
更新日:2025.11.21 18:05
X広告の種類や特徴、メリット・課金形式・選び方などを徹底解説

X広告は、広告フォーマットや課金方式の種類が豊富です。

広告を配信するうえで欠かせない入札方式やプロモート機能もあり、「どれを選べばいいかわからない」と迷う人も多いでしょう。

そこで本記事では、X広告の基礎知識と主な広告フォーマットの概要、メリット・デメリット、課金方式や入札方式などについて解説します。

また、キャンペーンの概要やX広告と他の広告媒体との違い、初心者向けの広告フォーマットを選ぶステップなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「X広告とは?」をおさらい

X広告は、SNSプラットフォームのひとつX(旧Twitter)内で提供される広告サービスで、拡散力の高さが魅力です。

ほとんどの広告フォーマットで「いいね」や「リポスト」、「リプライ」が可能で、ユーザーによる自然なシェア活動をとおして自社の広告を拡散できる仕組みがあります。

X広告はターゲティング精度が高く、自社のターゲット層にだけピンポイントで広告を配信できるため、商品の認知拡大や購入・問い合わせの獲得など幅広い成果が期待できます。

特に10〜20代の若い世代への訴求に強く若年層向けのプロモーションを検討している企業にとって、X広告は効果的な選択肢と言えるでしょう。

X広告の7種類のフォーマット

X広告には以下の種類があります。

  • プロモ広告
  • プロモアカウント広告
  • Amplify
  • テイクオーバー
  • ライブ広告
  • ダイナミック商品広告
  • コレクション広告

それぞれ、詳しく解説します。

プロモ広告

プロモ広告は、ユーザーに広く情報を届けたいときや、ブランドへの関心を高めたいときに適した広告形式です。

特に、新商品やキャンペーンの告知など、注目を集めたい場面で効果を発揮します。

プロモ広告は「プロモツイート広告」とも呼ばれ、Xの通常投稿とほぼ同じ見た目でタイムラインや検索結果などに表示されます。

通常投稿との唯一の違いは、左下に「プロモーション」という表記が付く点です。

プロモ広告は、タイムラインに溶け込む形で表示されるため、広告に嫌悪を示すユーザーに不快感を与えずに済みます。

リポストやいいね、リプライなどが可能なため、共感を得られればユーザーのリポストによる二次拡散効果も期待できるでしょう。

ただ逆に言えば、ユーザーの目に留まる広告を表示できなければ通常投稿に埋もれて流れていってしまうため、ユーザーの目を引く工夫は欠かせません。

表示形式には、以下の4種類があります。

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • カルーセル

特にカルーセルは、複数の画像や動画を横にスライドして見せられるため、複数の商品やサービスを一度に紹介したいときに便利です。

最大6つのコンテンツを組み合わせられるので、紙芝居のようなストーリー仕立てで情報を提供できます。

プロモアカウント広告

プロモアカウント広告は、「プロモーション」という文字とともにタイムラインの途中や右側にある「おすすめユーザー欄」に表示されるため、自然とユーザーの目に留まる仕組みになっています。

フォロワーを増やしたいときに有効な広告形式で、自社アカウントやブランドのファンになってくれるフォロワーを増やしたい企業におすすめです。

自社アカウントのフォロワーが増えれば、アカウントやブランドの認知度アップやエンゲージメントの向上にもつなげられるでしょう。

アカウントの横に黒のフォローボタンも表示されるので、ユーザーがその場で気軽にフォローしやすくなっているのが特徴です。

Amplify

Amplifyは動画が再生される前に短い広告を流せる形式の広告で、ユーザーに視聴してもらいやすく商品やブランドの認知度拡大に有効です。

目的や配信方法によって、2つのタイプにわかれています。

ひとつ目はAmplifyプレロールです。

あらかじめ指定したカテゴリに該当する動画の冒頭に広告を表示できます。YouTubeで動画が再生される前に流れる広告のようなイメージで、15以上のカテゴリから選んで配信可能です。

2つ目はAmplifyスポンサーシップです。

特定の動画配信者やメディアと提携することで、提携先の動画と連動して広告を表示できます。1対1のパートナーシップを結ぶことから、インフルエンサーとのタイアップに近い形と言えます。

両者どちらも、ユーザーが視聴する動画との関連性を活かして広告効果を高められるのが特徴です。

ただ、Amplifyスポンサーシップは、セルフサービス方式(広告主が自分で設定を行う方式)を採用している広告主には提供されていないので注意してください。

テイクオーバー

テイクオーバーは、ユーザーがXを開いたときに最初に目にするインパクトの強い広告です。

プロモトレンド広告とも呼ばれ、タイムラインの最上部や「話題を検索」タブのトップなど、目立つポジションに表示されます。

Xの画面の中でも目立つ場所に表示されるので、短期間で大きく認知度をアップでき、多くのユーザーにリーチできます。

1社が独占する形で、24時間限定で配信されるのも大きな特徴です。

テイクオーバーには、3つのタイプがあります。

ひとつ目が、タイムラインテイクオーバーです。

ユーザーが1日の初めにXにアクセスしたとき、タイムラインの最上部に表示される広告です。新商品の発表やイベントのお知らせなど、ユーザーに確実に見てもらいたいときに利用されます。

2つ目はトレンドテイクオーバーです。

「話題を検索」タブの最上部に表示される広告で、トレンドと連動させてユーザーの関心を引くことで商品やブランドの認知拡大やキャンペーンの周知に貢献します。

3つ目はトレンドテイクオーバープラスです。

動画やGIFなど動きのある広告クリエイティブをデスクトップ版の「おすすめ」や、モバイルの「話題を検索」の上部に表示します。動きのあるコンテンツをユーザーに見てもらえるので、視覚的に強いインパクトを与えられる広告です。

キャンペーンのスタート時や話題作りをしたいタイミングで、非常に効果的な選択肢と言えるでしょう。

ライブ広告

ライブ広告は、イベントや新商品の発表会の様子をライブ配信しながら、視聴者と直接コミュニケーションが取れる広告です。

ユーザーの関心が高まるタイミングで広告を届けられるため、臨場感を活かしたプロモーションが可能です。

ライブ配信中にユーザーがコメントで質問したことを司会者が回答したり、感想をコメントやリポストしたりすることで、まるでイベントに参加しているような感覚が生まれます。

リアルタイムの映像をユーザーに見せられるため視覚的なインパクトも強く、商品の魅力やブランドの世界観をそのまま伝えられるのも魅力です。

具体的な活用シーンは以下のとおりです。

  • 音楽ライブやスポーツイベント
  • 新商品の発表会
  • インフルエンサーとのコラボ配信

新商品やブランドの魅力をよりリアルに、臨場感たっぷりに伝えたいときに効果的な広告形式です。

ダイナミック商品広告

ダイナミック商品広告は、ユーザーの行動に合わせて自動で商品を表示できる広告形式です。

あらかじめ「ショッピングマネージャー」に商品カタログを設定しておけば、ユーザーに効率よく自社商品をおすすめできます

具体的には、ユーザーが過去に見た商品や興味を持ちそうなアイテムを、最適なタイミングで自動的に表示できます。

例えば、ECサイトでユーザーが商品をカートに入れたまま離脱した場合、広告で再度商品を見せることで購入を後押しすることが可能です。

ダイナミック商品広告には、2つのターゲティング方法があります。

ひとつ目はリターゲティングです。

過去に自社サイトを訪れたユーザーに対して、前回の訪問時に見た商品などを再度広告で訴求できます。

2つ目は見込み顧客ターゲティングです。

自社サイトを訪れたことのないユーザーに対し、自社の商品カタログの中から興味を持ちそうな商品を自動でピックアップして表示できます。

ダイナミック商品広告は、ユーザーの興味や行動データに基づいた商品を表示できるため、購入率が高く費用対効果にも優れています。

コレクション広告

コレクション広告は、複数の商品やサービスをまとめて紹介できる広告です。

メイン画像(動画でも可)の下に、最大5つのサムネイル画像を一緒に表示できます。

ユーザーがスワイプしなくてもすべての画像を1画面で確認できるので、シリーズ商品やセット販売などを視覚的にわかりやすくアピールすることが可能です。

新商品をまとめて紹介したいときや、季節のおすすめ商品を一覧で見せたいときなどに特に効果的です。

スワイプ操作をしなくても商品をすべて閲覧できるため使いやすさの面でも優れており、視覚的に効率よくユーザーに情報を伝えたいシーンに適しています。

コレクション広告は、各画像ごとにサイトやランディングページへのリンクを設定できるのも強みです。

ユーザーは画像を見て商品を気に入れば、画像をクリックするだけで直接商品ページにアクセスできます。

購入にいたるまでの導線が短くて済むため、コンバージョン率の向上も期待できます。

X広告の各フォーマットのメリット・デメリット【一覧表】

X広告のフォーマットのメリット・デメリットを表にまとめると以下のようになります。

広告種類メリットデメリット
プロモ広告自然な形でユーザーのタイムラインに表示され、エンゲージメントを促進他の投稿に埋もれる可能性がある
プロモアカウント広告ブランドのファンベースを拡大できるフォロワーの質が保証されない場合がある
Amplifyプレミアムコンテンツと連携し、ブランド認知を高める動画制作のコストがかかる
テイクオーバー高い視認性とインパクトを持つ費用が高額である
ライブ広告リアルタイムのイベントと連動し、ユーザーの関心を引きやすいタイミングの調整がむずかしい
ダイナミック商品広告ユーザーの行動に基づいた最適な商品提案が可能設定や連携に専門的な知識が必要
コレクション広告複数の商品を一度に紹介でき、訴求力が高いクリエイティブ制作に費用と時間がかかる

ファンベースとは、通常の顧客よりもさらに深く自社の商品やブランドに愛着を持ってくれるファンをマーケティングの中心に据え、大切にしていく考え方です。

ファンは価格や便利さだけで動くリピーターとは異なり、簡単に他社に乗り換えないという強みがあります。

X広告の課金方式と入札方式

X広告の種類やフォーマットの概要をつかんだところで、次は広告を出稿するときに必要な料金や入札方式について紹介します。

クリック課金(CPC)

クリック課金型は、ユーザーが実際に広告をクリックしたときにだけ料金が発生する課金方式です。

ユーザーの反応があった分にだけ費用が発生するため、費用対効果がわかりやすいのが特徴です。

クリック1回あたりの費用はターゲット層や広告の出稿規模などによって異なりますが、おおよそ25~数百円程度が相場になります。

無駄な表示コストを抑えつつ興味を持ったユーザーにだけアプローチできるため、効率的な広告運用を目指す企業にとって使いやすい課金形式と言えるでしょう。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金は、広告が1,000回表示されるごとに料金が発生する課金方式です。

ユーザーからのクリックやアクションは関係なく、1,000回表示されるだけで課金されるのが特徴です。

1,000インプレッションあたりの費用相場は、およそ400〜600円程度とされています。

インプレッション課金は拡散力が高い反面、ターゲット設定があいまいだと自社のターゲット以外のユーザーにも無駄に広告を表示してしまい、費用がかさむ恐れがあります。

費用対効果を高めるには、広告を表示したいターゲット層をしっかりと絞り込むことが大切です。

フォロー課金(CPF)

フォロー課金は、広告を経由してユーザーが自社アカウントをフォローしたときにだけ費用が発生する課金方式です。

フォロー以外のアクションで課金されることはありません

1フォローあたりの費用相場は、だいたい40〜100円程度とされています。

金額はターゲット層や広告の内容によって前後することがありますが、比較的手ごろなコストで運用できるのが特徴です。

自社のフォロワーとは直接DMでコミュニケーションが取れるので、フォロワーが増えることは、自社のブランドや商品のファンになるユーザーの母数を増やすことにつながります。

将来的なリード獲得にもつなげられるので、継続的な価値を生みやすい課金形式です。

エンゲージメント課金(CPE)

エンゲージメント課金は、ユーザーが自社の広告にいいねやリポスト、リプライなどの反応をしたときに料金が発生する課金方式です。

1エンゲージメントあたりの料金は、だいたい40〜100円が相場です。

広告に対する反応の数に応じて課金されるので、ユーザーの関心度合いを確認しながら効果的に予算を使えます

エンゲージメントが増えると、商品やブランドの認知度アップにつながったり、リポストによる情報の拡散が期待できたりします。

ただし、ターゲットを絞らずに配信してしまうと、認知の拡大や情報の拡散につながらない無駄な反応が増えてしまうので注意が必要です。

アプリインストール課金(CPI)

アプリインストール課金は、広告経由でユーザーがアプリをインストールしたり、すでにインストールしているアプリを広告のボタンで起動したりしたときに料金が発生する課金方式です。

1インストール・起動あたりの費用は、おおよそ100〜250円程度が目安です。

アプリインストール課金は、新規ユーザーの新たなダウンロードを増やしたり、既存ユーザーのアプリのアクティブ率を高めたりするのに役立ちます

アプリの普及と利用促進を同時にねらいたい場合に、効果的な課金方式です。

動画再生課金(CPV)

動画再生課金は、広告内にある動画が全画面、もしくは画面の50%以上が表示された状態で一定秒数動画が再生されたときに料金が発生する課金方式です。

動画が再生されなかったり、表示の条件を満たさなかったりする場合は、料金は発生しません

1再生あたりの費用はおおよそ5〜20円が目安とされています。

動画が再生されて初めて課金される仕組みなので、費用対効果を意識した運用がやりやすいのが特徴です。

X広告の配信に必要な入札の方式

X広告を掲載するには、まずオークションに参加して勝つ必要があり、入札方式には以下の3種類があります。

  • 自動入札
  • 上限入札
  • 目標入札

それぞれ、解説します。

自動入札

自動入札は、あらかじめ設定した予算の中で、もっとも効果が出やすい金額に自動で調整してくれる入札方式です。

広告主が細かい設定をしなくても、予算内で最大限の成果が出るように運用してくれます

他の入札方法には、特定のキャンペーンで使えないものもありますが、自動入札はどのケースでも対応可能です。

「まずは低予算で試してみたい」「運用に慣れていない」という方に向いており、広告の効果と感覚をつかむには最適の入札方法と言えます。

上限入札単価

上限入札単価は、クリックやリポストなどのユーザーのアクションごとに、支払う広告費の上限金額を決めておく方法です。

例えば「1クリックに対して最大500円まで」と設定すると、500円を超えたら入札されません。

自分が設定した金額以上の入札には参加しないので、無駄な出費を抑えた広告配信ができます

上限入札単価は、X広告の運用経験がある人向けの入札方法です。

「どのアクションにいくらぐらい支払えば広告を配信できるのか」の相場感がないと、必要以上に入札に参加しない可能性もあるからです。

設定項目も多く出稿までに手間がかかるため、まだ広告運用に慣れていない人には少しハードルが高いと言えます。

目標入札単価

目標入札単価は、コンバージョンやキャンペーンの目的ごとに入札金額を設定する入札方式です。

上限入札単価とは違い、「入札したい平均金額」を設定するのが特徴です。

例えば、1クリックあたり200円と設定した場合、実際の入札額が190円になったり210円になったりしても入札してくれます。

目標入札単価が使えるのは、以下の5つのキャンペーンに限られます。

  • フォロワー数
  • Webサイトのクリック数
  • リーチ
  • アプリのインストール数
  • アプリのリエンゲージメント数

あらかじめ設定した金額の範囲内で自動的に調整してくれるため、広告予算のコントロールをしやすいのがメリットです。

ただ、ある程度運用に慣れていないと適切な平均金額を設定できないため、初心者にはハードルの高い入札方法と言えるでしょう。

簡易な設定でX広告を配信できるプロモート機能

X広告では、プロモート機能を使えば複雑な設定をしなくても簡単に広告を出稿することが可能です。

プロモート機能には、以下の2種類があります。

  • クイックプロモート
  • オートプロモート

それぞれ解説します。

クイックプロモート

クイックプロモートは、広告で使いたいポストと配信する国を選ぶだけで広告を出稿できる機能です。

面倒な設定は必要なく、初めて広告を出す人でも気軽に利用できます

予算は5,000~50万円の間で用意された5つの予算プランから選べます

本格的な広告配信を行う前に、「このポストでユーザーから反応を得られるか?」などをテストするときにも最適です。

オートプロモート

オートプロモートは、自社が投稿したポストの中から最適なコンテンツを自動で選んで広告を配信する機能です。

配信を希望する国と、25のカテゴリと350のトピックの中から最大5つまでターゲティングを設定できます。

一度設定を行えば、その後はほぼ手放しで運用が可能です。

費用は月額9,900円の定額制なので、予算の管理もしやすく、思わぬ出費の心配もありません

「広告を出したいけれど、あまり手間をかけられない」「専門的な知識がない」という人におすすめの機能です。

X広告のキャンペーンのカテゴリと目的の種類

X広告の種類や課金方式、入札方式などを確認したところで、次はキャンペーンについて紹介します。

X広告のキャンペーンとは?

X広告におけるキャンペーンとは、「広告配信の目的を達成するための計画や方法」のことです。

キャンペーンの目的によって利用できる機能や広告の表示方法、課金方式などが変わるため、自社の運用目的や予算に合った最適なキャンペーンを選ぶことが大切です。

「X広告で自社の目的を達成するにはどのキャンペーンを選べばいいか」を知るためにも、キャンペーンの概要を把握しておきましょう。

X広告のキャンペーンのカテゴリと目的一覧

X広告のキャンペーンのカテゴリには以下の3種類があります。

  • ブランドの認知度向上
  • 検討
  • コンバージョン

目的は9種類あり、表にまとめると以下のとおりです。

キャンペーン名概要おすすめの広告形式
リーチ広告を多くのユーザーに届けたいときにおすすめ
短期間で認知度を拡大したいときに向いている
・画像広告
・動画広告
・Webサイトボタン付きの動画広告
・カルーセル広告
動画の再生数動画によるブランドの認知度拡大に向いている
興味を引く動画を用意すれば印象に残りやすくなる
・動画広告
・Webサイトボタン付きの動画広告
・投票付きの動画広告
・カルーセル広告
プレロール再生数動画広告の再生数を増やしたいときにおすすめ
自社商品と関連のある動画の前に広告を流せるので、購買意欲の高いユーザーにリーチしやすい
Amplify
・プレロール
・スポンサーシップ
アプリのインストール数リリース直後の宣伝や大型アップデートのPRで効果を発揮する
新規ユーザーの獲得にも向いている
・アプリボタン付きの画像広告や動画広告
・カルーセル広告
Webサイト訪問者数自社サイトの訪問者数を増やしたいときに向いている
商品の詳細情報の提供、オンラインストアの購入率の向上などが期待できる
・Webサイトボタン付きの画像広告や動画広告
・カルーセル広告
エンゲージメント数広告に付くいいねやリポスト、リプライの数を増やしたいときに向いている
リポストの増加によって二次拡散が期待できる
・テキスト広告
・画像広告
・動画広告
・Webサイトボタン付きの画像広告や動画広告
・カルーセル広告
アプリのエンゲージメント数アプリを使わなくなったユーザーの再利用を促せる
更新されたコンテンツや特典によってアプリ内のコンバージョン数の増加が見込める
・アプリボタン付きの画像広告や動画広告
・カルーセル広告
売上自社サイトのコンバージョン数を増やしたいときに使われる
ターゲティングによって購入意欲の高いユーザーに広告を届ける
・Webサイトボタン付きの画像広告や動画広告
・カルーセル広告
・コレクション広告
キーワード自社商品に関連するキーワードを検索するユーザーに広告を届ける
自社商品へのニーズが高い傾向にあるユーザーに効率よくリーチできる
・テキスト広告
・画像広告
・動画広告

X広告は他の広告媒体とここが違う

X広告のフォーマットやキャンペーンの概要をつかんだところで、次はX広告と他の広告媒体の違いを紹介します。

拡散力が高い

X広告と他のSNS広告の大きな違いは、ユーザーの反応によって自然に広がっていく「拡散力の高さ」です。

広告に対してユーザーからいいねやリポストがされることで、フォロワー以外のユーザーにも自社の広告が届きやすくなり、二次的に拡散される可能性が高まります

特に注目したいのが、リポストによる拡散には追加費用がかからないという点です。

ユーザーが拡散したくなるような広告クリエイティブを用意できれば、かけた広告費以上に情報を多くのユーザーに届けられるため、広告配信の費用対効果を高められます。

リアルタイム性が高い

リアルタイム性に優れているのもXならではの魅力です。

Xでは、リアルタイムで情報をチェックしたり、最新の話題についてすぐに意見を交わしたりする場として多くのユーザーに利用されています。

X広告は、Xの即時性の高さを活かせるため、注目度の高いテーマやトピックに合わせて広告を配信すれば情報をすばやく広められます

若年層にリーチしやすい

X広告は、10〜20代の若年層へのリーチに強みを持つ広告媒体です。

実際、Xの主なユーザー層は10~20代が中心となっており、令和6年に総務省が発表した調査では20代の利用率は81.6%になっています。

(参照:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書|総務省 P4・P77

Xの若年層の利用率は年々、増加傾向にあるため、X広告は若者向けの商品やサービスを提供している企業にとって欠かせない広告媒体と言えるでしょう。

【初心者向け】X広告選びのステップ

最後に「自社はどのフォーマットを採用すればいいのかわからない」と迷われる初心者の人向けに、X広告のフォーマットを選ぶときのステップを解説します。

フォーマット選びに苦戦している人は、ぜひ参考にしてください。

ステップ①ターゲットを明確にする

まずは「どんな人に広告を見てほしいのか」を明確にします。

ターゲット像が明確になっていれば、クリエイティブ制作の方向性や最適な運用方法も見えてくるため、広告配信全体の精度が上がるからです。

X広告では、年齢・性別・地域など、250以上の興味関心カテゴリからターゲットを細かく設定できます。

自社のターゲット像に合ったターゲティング設定を行えば、広告を届けたい相手にピンポイントで絞り込めます。

ステップ②運用目的を決める

次に「広告を使って何を達成したいのか」を明確にしましょう。

商品の認知度向上やフォロワーの獲得、コンバージョンの増加など、目的が明確になれば最適な広告の種類もわかります

例えば、新商品の存在を多くのユーザーに知ってほしいならプロモ広告、多くのリーチを獲得したいならテイクオーバーなどが最適と考えられます。

自社の目的に合わせて広告の種類を選ぶことで、期待する成果につながりやすくなります

ステップ③用意できる予算の額を決める

最後に必要な予算の額を決めます。

多くの予算を用意できない場合は、テキスト中心の広告を使ってコストを抑えた運用が前提になります。

予算に余裕があるなら、動画やカルーセル広告など、ユーザーにインパクトを与えられる広告形式を選ぶのが効果的です。

広告に使用するクリエイティブを外部の制作会社に依頼する場合は、制作費用もあらかじめ見積もっておくと安心です。

外注費用は運用費とは別に発生する費用なので、見落としてしまいがちなので注意してください

入札方式や課金方式も、予算に応じて最適なものを選ぶことが大切です。

自動で最適化してくれる方式もあれば、自分で上限金額を決めて調整するタイプもあるので、自社の運用リソースも考慮したうえで無理のない方式を選びましょう

まとめ

X広告は、さまざまな広告フォーマットと柔軟な課金スタイルが用意されていて、配信に必要な入札方式も初心者向けから経験者向けまで用意されているのが特徴です。

面倒な項目設定に対応できないユーザーや人的リソースの足りないユーザー向けに、プロモート機能も用意されています。

さまざまな目的に対応できるキャンペーンも準備されているので、企業のマーケティング目標に合わせて、最適な形で広告を配信しやすいのが魅力です。

X広告の配信を検討する場合、自社の目的やニーズに合った最適な配信を行うために、まず以下の内容を整理しておきましょう。

  • 配信の目的
  • ターゲット層
  • 予算の額
  • どんな広告クリエイティブを用意できるか

事前に条件やリソースを整理しておけば、スムーズにX広告の配信をはじめられます。

ただ中には、以下のような悩みを持つ企業様もいると思います。

  • 「自社に広告運用をまかせる人材がいない」
  • 「今からX広告の運用をはじめて、成果が出るまで長い時間を待つ余裕はない」
  • 「広告運用はプロにまかせ、自社は本業に集中したい」

上記のようなニーズがあるなら、広告運用の専門家である広告代理店を利用するのがおすすめです。

広告代理店の広告運用サービスは、運用を丸ごと引き受ける運用代行から自社運用の足りない部分を手厚くサポートするコンサルティングまで幅広く対応しています。

自社の集客状況やニーズに応じて、サポートする範囲やまかせる作業を柔軟にカスタマイズすることが可能です。

クロスバズが提供する「バズAD」も、X広告の運用代行やコンサルティングを行っています

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