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【応募につながる】採用サイトのデザイントレンド9選|成功するための要点をまとめて解説

あろえ
あろえ
更新日:2026.07.31 16:13

こんにちは。クロスバズでデザイナーをしているあろえです!
今回の記事では、成功する採用サイトに関してデザインからコンテンツ内容までまとめて解説したいと思います。

さて突然ですが、

求人票だけでは会社の魅力は伝わりません。

求人票が「とある街の地図」だとしたら採用サイトは「街歩き」だと言えます。
はたしてその街で自分は働きたいと思うのか、ユーザーはその答えを出すための材料を、採用サイトを回遊することで少しでも拾い取ろうとしています。

いわば、「採用サイト」とは求職者にとってその企業への「第一印象」といっても過言ではないのです。
実際にその求職者と面接をしたわけでも会社に招いたわけでもない。
しかしすでにネットワークがつながる限りの全国民の求職者をターゲットに自社への第一印象を与えている。
そう考えると、採用サイトは絶対に手を抜けないですし、良い人材の応募を増やすための重要な手段として切っても切れない存在だと思います。

そんな採用サイトのデザイン。

「どんなデザインなら求職者に興味を持ってもらえるのだろう」
「おしゃれなデザインにしても、本当に応募につながるのだろうか」
「新卒採用と中途採用では、デザインを変えるべきなのだろうか」
と悩む企業様も多いのではないでしょうか?
今の採用サイトは情報を並べるだけではなく、「この会社で働いてみたい」と期待感を高めるデザインが重要になっています。
実際に近年の採用サイトでは、社員インタビューを主役にしたデザインや、動画・モーショングラフィックスを活用したデザインなど、企業らしさや働く雰囲気を伝える工夫が数多く取り入れられています。

本記事では、採用サイトで注目されているデザイントレンド9選をはじめ、応募につながる採用サイトを制作するためのポイントや、掲載しておきたいコンテンツについて詳しくご紹介します!

目次

注目すべき採用サイトのデザイントレンド9選

では早速、応募につながる採用サイトのデザイントレンドを実際のサイトを例にあげて説明していきます。

①社員インタビューを主役にしたデザイン

やはり求職者が気にする重要な要素のうちの一つ「実際に働いている人の声」。
ここで自分は成長できるのか?キャリアアップが叶えられるのか?生活スタイルはどうか。
お給料などの情報は求人票に掲載できますが、実際に働いたときのやりがい、気持ちなどは載せられません。

そこで近年の採用サイトでは、社員インタビューをメインコンテンツとして掲載する企業が増えています。
以前は企業理念や事業内容を中心に紹介する採用サイトが多く見られましたが、最近では「実際に働く人」の声を通して、企業の魅力や働くイメージを伝えるデザインが主流になりつつあります。

TYOの採用サイト

例えばこちらのTYOの採用サイト
最初の「私たちの仕事」コンテンツはあくまで目次として縦幅をかなり抑え、早速セカンドビューで「インタビュー」を見せています。また、縦幅も他のセクションに比べ、しっかり取り、背景色も周囲のグレーや淡い色よりも目立つカラーを使用し、きちんとユーザーの目に留まるような設計にしています。

エフピオ採用サイト

またこちらのエフピオ採用サイトでは、
ファーストビューで働いている人を中央に大きく配置しインパクトを出すとともに、インタビューの下層ページへのリンクを一緒に配置しています。いち早く、求職者に働いている人材をみせ、個別の記事まで飛んでもらう、という一連の流れをゴールとした設計となっています。

特徴

社員インタビュー下層ページへの導線をトップページに設け、下層ページでは仕事のやりがいや入社理由、入社後に感じたことなど、これまでのキャリアアップのステップなど一人ひとりのリアルな声を写真とあわせて紹介するのが特徴です。

単に文章を掲載するだけではなく、実際に働いている様子やオフィスの雰囲気が伝わる写真があることによって、求職者は「どんな人が働いている会社なのか」を具体的にイメージすることができます。

また、部署や職種ごとに様々な社員を紹介することで、多様な働き方やキャリアを伝えられる点も魅力的です。

メリット・効果

求職者は仕事内容と同じくらい職場に「どんな人がいるのか」を気にします。

社員インタビューを充実させることで、そんな求職者の不安を一つ解消でき、企業の雰囲気・熱量が伝わりやすくなり自分に合う会社か判断しやすくなります。

その結果、応募への心理的なハードルが下がるだけでなく、企業理解が深まり、入社後のミスマッチ防止にもつながります。


余談

上記で掲載したエフピオ採用サイトにも言えることですが、社員インタビューコンテンツに加え、ファーストビューの時点で社員の写真を起用する採用サイトも増えています。

何か共通のコンセプトをもたせ、いわゆる普通の写真ではなくコンセプトを統一した社員を並べることによって、他の企業と差別化し、求職者の記憶に残りやすくし、社員がたくさん見える安心感とコンセプトによる期待感を高めることができます。

株式会社アリガ | 新卒採用サイト
KURATECA採用サイト|倉敷化工(MAZDAグループ)
アイグッズ株式会社 | 新卒採用サイト
株式会社トクヤマデンタル|新卒・中途採用サイト

②グリッドレイアウトで情報整理されたデザイン

情報をグリッドレイアウトで整理して見せるデザインが増えています。
グリッドレイアウトとは、BENTO UIとも呼ばれる、デザイン性に加え機能性も良い、コンテンツを格子状に配置するデザインのことで、さまざまな情報を整理してわかりやすく伝えられるのが特徴です。

情報量が多い採用サイトでも、視線の流れが整うため、直感的な操作を可能にし、ストレスを感じず必要な情報を見つけることができます。

JR東日本新卒採用サイト

例えばこちらのJR東日本新卒採用サイトでは、
少し極端ですが、トップページのコンテンツがすべてグリッドレイアウトで構成されています。機能性に加え、このような思い切ったデザインにすることができるのもグリッドレイアウトデザインの特徴です。
ただし一般的によくあるのは、下層ページへのリンクが多い特定のセクションのみをグリッドレイアウトにして整理して見やすくする構成となります。

特徴

グリッドレイアウトでは、写真やアイコン、見出しなどを規則的に配置することで、情報に統一感が生まれます。さらに、各パネルの大きさを変えることで、それぞれの情報の目立ち方に強弱を簡単につけることができます。
また、シンプルな構造なので、スマートフォンへのレスポンシブ対応が違和感なくきれいにできるというのも特徴です。

メリット・効果

採用サイトには、企業情報や募集要項、社員紹介、制度など、多くの情報を掲載する必要があります。
しかし、情報が詰め込まれすぎたり、特別重要でもないのに縦幅を取りすぎてしまうとサイトが間延びし、必要な情報を探しにくくなってしまいます。

グリッドレイアウトを取り入れることで、情報を整理しながら視認性を高められるため、求職者が知りたい情報へスムーズにたどり着けます。
また、サイト全体に統一感が生まれ、企業の信頼感や洗練された印象を与えられる点も大きなメリットです。

③ファーストビューに動画を活用するデザイン

ファーストビューに動画を取り入れる採用サイトも増えています。
ファーストビューは、求職者が採用サイトを訪れた際に最初に目にする重要なエリアです。そのため、写真だけでは伝えきれない職場の雰囲気や社員の表情、働く様子などを動画で表現することで、企業の魅力をより直感的に伝えられます。

また、魅力的な動画を採用することで求職者の滞在時間を長くできるという期待もできます。

株式会社カホエンタープライズ採用サイト

こちらの株式会社カホエンタープライズ採用サイトでは、
ファーストビューにストーリー性のある動画を使用することによって、他社とは差別化し、“なんか凄そう”という漠然としたポジティブな第一印象を与えることができます。

中部国際空港旅客サービス株式会社新卒採用サイト

また、こちらの中部国際空港旅客サービス株式会社新卒採用サイトでは、
メインキャッチと連動している、笑顔がコンセプトの動画をファーストビューで使用することで、メインキャッチの「あなたの笑顔を。」という言葉の印象をより強め、求職者に伝わりやすい構成にしています。

特徴

ファーストビューで、社員が働く様子やオフィスの風景、打ち合わせの様子などを短い動画をつなげて様々な場面を見せるケースが多いです。
音声を使わず映像のみで構成することで、閲覧環境を選ばず自然に企業の雰囲気を伝えられる点も特徴です。

上記で述べた通り、キャッチコピーやCTAボタンを動画に重ねて配置することで、デザイン性を高めながら必要な情報をより効果的に伝えられます。
ただ一つ注意点として、動画に映った社員がやめてしまった場合、ファーストビューの動画ごと変えなければならないかもしれない点があり、カスタマイズ性は良くないといえます。

メリット・効果

動画では、写真や文章だけでは伝わりに限界がある職場の空気感や社員の表情、仕事中の動きなどを短時間で伝えられます。
そのため、求職者は実際に働く姿をよりイメージしやすくなり、企業への興味や共感を持ちやすくなるはずです。
また、印象に残りやすく、サイトへの没入感を高められるため、企業ブランディングの向上にも効果的です。

ただし、動画は長すぎても最後まで見られる可能性は少ないため、短めの動画で最初の3秒で惹きつけられるような構成にするべきです。

④数字を強みとして打ち出すインフォグラフィックデザイン

採用サイトにおいて、企業の強みや実績を数字でわかりやすく見やすく伝えるインフォグラフィックデザインが注目されています。
文章だけでは伝わりにくい情報も、グラフやアイコン、図表を活用して視覚的に表現することで、求職者は短時間で企業の特徴を理解しやすくなります。

また沢山の採用サイトでインフォグラフィックは使用されるため、逆にこのコンテンツがないのは、比較検討している求職者にとっては「打ち出せる数字がないのか?」と情報不足感を与えてしまう要因にもなり得ます。

数字で知る講談社|講談社2026年度定期採用サイト
数字で見るJAIC|JAIC採用サイト
数字でわかるオープンハウス | オープンハウスグループ 新卒採用情報

上記の参考のように、インフォグラフィックがあると一目で数字がわかりたくさんの情報を効率よく把握でき、会社の情報部分を理解できます。
こちらのコンテンツはグリッドレイアウトで構成するのが主流です。

特徴

インフォグラフィックデザインでは、「社員数」「平均年齢」「男女比」「平均残業時間」「有給休暇取得率」「育休取得率」「年間休日数」など、求職者が気になる情報をわかりやすく整理して掲載するケースが多く見られます。
また、求人票とは違い、ビジュアルも一緒に打ち出せるのでグラフなどより視覚的に自社の強みをアピールできるのも特徴です。

メリット・効果

求職者は、企業選びをする際に働く環境や会社の実績を客観的な情報から比較検討して判断したいと考えています。
インフォグラフィックを活用することで、多くの情報を短時間で理解できるため、企業への理解を深めやすくなり、離脱率も抑えられます。

また、文章だけでは伝わりにくい情報も視覚的に整理されることで、サイト全体の見やすさが向上し、企業の強みをわかりやすく伝えられるため、応募への安心感や信頼感を高める効果も期待できます。

⑤大きなタイポグラフィでインパクト重視のデザイン

キャッチコピーや企業のメッセージを画面いっぱいに大きく配置する、タイポグラフィを活かした採用サイトのデザインが増えています。
採用サイトを訪れた求職者に対して、どのような想いを持っている会社なのか、どのような仲間を求めているのかを一目で短い言葉で印象づけることができ、力強くなるデザインです。

八木鋼材株式会社 採用サイト
奥村組 新卒採用サイト
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC) 新卒採用サイト
採用情報 | 岡山県貨物運送株式会社

上記の参考サイトのファーストビューでは、なにより最初に文字(メインキャッチ)が目に入ってきます。
その企業がどんな想いを求職者に伝えたいのかがインパクトと共に真っ直ぐ心に届きます

また、タイポグラフィでデザイン性を高めたり独自性を高めることも可能で、より求職者の心に素直に届く文字の大きさ、組み方はなにか?などと、シンプルな要素であるのに工夫できる点は無限大です。

特徴

大きなタイポグラフィを取り入れたデザインでは、ファーストビューや各コンテンツの見出しに、通常よりも大きな文字を配置します。
単に文字サイズを大きくするだけでなく、フォントの種類や太さ、文字間、改行位置まで細かく設計することで、細かい工夫の積み重ねで企業の個性や世界観を表現できる点が特徴です。
スクロールに合わせて文字を動かしたり、色を変えたりするアニメーションをつけるとさらにメッセージを強められる場合もあります。
また、キャッチは短く、伝える言葉を絞った方が求職者に伝わりやすいです。

メリット・効果

採用サイトには多くの情報が掲載されるため、すべてを同じ強さで見せると、企業が本当に伝えたいメッセージが埋もれてしまうことがあります。
大きなタイポグラフィを活用することで、企業の強い想いや採用コンセプトなど、特に伝えたい言葉を瞬時に印象づけられます
サイトを細かく読み込む前の段階でも企業の姿勢や価値観が伝わるため、求職者が求めることとマッチしていた瞬間ポジティブな気持ちでサイト回遊をスタートさせることができます。

また、写真素材が少ない場合でも、言葉とレイアウトを工夫することでオリジナリティのある採用サイトをつくれる点もメリットです。
ただし、強調する言葉が多すぎるとかえって伝わりにくくなるため、メッセージに優先順位をつけることが大切です。

⑥モーショングラフィックスを活用したデザイン

採用サイトのファーストビューにモーショングラフィックスを取り入れ、企業のロゴや文字、図形、イラストなどを印象的に動かすデザインが増えています。

複数のビジュアル要素を組み合わせて一つの演出として見せることで、静止画だけでは表現しにくい企業の個性や世界観を、サイトを開いた瞬間に伝えられるのが特徴です。
採用サイトの第一印象を強め、求職者の興味を引く表現として活用されています。

株式会社WILLCO(ウィルコ)採用サイト
弥生株式会社 採用サイト

上記のサイトのように、ロゴをモチーフにしたモーショングラフィックスをファーストビューに入れることによって企業としての一貫した世界観を演出することができます。
また、モーショングラフィックスを取り入れることで最先端感を演出することができ、企業としてのブランディングも高まります。

特徴

モーショングラフィックスを活用したデザインでは、企業ロゴが変形しながら現れたり、図形やイラストが次々と動いたりするなど、ファーストビュー全体を一つの映像作品のように構成します。

特殊な動きをすることで画面への没入感が高まり、写真や実写動画だと表現が限られますが、モーショングラフィックスは動きのテンポや形、色の組み合わせによって、企業らしい雰囲気を自由自在に表現できます。
かわいらしい動きで親しみやすさを伝えたり、スピード感のある動きで成長性や挑戦的な姿勢を表したりするなど、企業イメージに合わせて演出を工夫できます。

メリット・効果

独自のモーショングラフィックスは、採用サイトを開いた瞬間に“未視感”で求職者の目を引き、企業の存在を強く印象づけられる点がメリットです。

動きのあるロゴやオブジェクトによって企業の特色を感覚的に伝えられるため、まだ企業への理解が浅い求職者にも興味を持ってもらいやすくなります。

また、他社の採用サイトとの差別化にもつながり、企業のブランドイメージを記憶に残しやすくなります。
特に、クリエイティブ業界やIT企業、エンターテインメント業界など、発想力や先進性を伝えたい企業と相性のよい表現です。

ただし、動きを多く取り入れすぎると、企業が伝えたいメッセージが見えにくくなる場合があります。
演出そのものを目的にするのではなく、あくまで企業ロゴや採用コンセプトを印象づけるための補助的表現として構成することが重要です。

⑦企業の個性を前面に出すデザイン

近年の採用サイトでは、他社にはない企業の世界観を大胆に表現した、個性的なデザインも注目を集めています。

一般的なコーポレートサイトのような落ち着いたデザインではなく、大胆なレイアウトや派手な色使い、独創的なイラスト、印象的なアニメーションなどを取り入れることで、企業の価値観や雰囲気を強く印象づけるのが特徴です。

ACTION! | 東映 リクルートサイト

こちらの採用サイトでは、東映ならではのゴジラを前面に出したり、まるで映画のワンシーンのような臨場感と迫力のあるデザインで統一したり、コンセプトも「ACTION!」撮影にかけた期待感を高める構成となっています。
他の企業とは被らない東映ならではの個性が前面に出たデザインといえます。

しかし、“東映”だからこんなことができるんでしょ…と思った方に、こんな個性の出し方もあります。

西田精麦株式会社 採用サイト

こちらの西田精麦株式会社は、東映のように誰もが知っている企業ではありません。だからこそあえて「西田」というワードをメインキャッチにおき、「どういうこと?」という興味をそそられる構成となっています。
全体でも「西田を」「西田が」など「西田」を主語にして何度も繰り返しており、印象的に記憶に残るデザインとなっています。

特徴

企業の個性を前面に出した採用サイトでは、一般的なレイアウトにとらわれず、大胆な配色やユニークなイラスト、遊び心のあるアニメーションなどを積極的に取り入れています。

また、キャッチコピーや写真の見せ方にも企業らしさを反映し、サイト全体を通して一つのブランド体験となるよう設計されている点も特徴です。
「その会社らしさ」を直感的に伝えられます。

メリット・効果

個性的なデザインは、数多くの採用サイトの中でもとにかく記憶に残りやすく、企業への興味を引き出すきっかけになります。
その世界観に共感した求職者からはすぐに応募につながりやすい点もメリットです。

一方で、見た目のインパクトだけを重視すると、仕事内容や募集要項などの重要な情報が伝わりにくくなる場合があります。そのため、デザイン性と情報の見やすさを両立させながら、企業の魅力を表現することが重要です。

⑧マウスオーバーエフェクトで期待感を高めるデザイン

サイト回遊において、「ボタンを押す」ということはユーザーが自ら起こすポジティブなアクションです。
そのアクションは採用サイトにおいて、すなわち「応募」につながる導線ということになります。

そこで採用サイトでは、マウスカーソルを合わせた際に画像や文字、ボタンなどが変化する「マウスオーバーエフェクト」を取り入れたデザインが増えています。
静止したページでは伝えきれないわくわく感を、ユーザーの操作に合わせて自然に見せることで、「クリックするとどんな情報が見られるのだろう」という期待感を高められます

こちらの名古屋テレビ 【メ〜テレ】採用サイト

マウスオーバーエフェクトに工夫が施されていてとても魅力的で期待感が高まります。

マウスオーバーエフェクトの例

ボタンをホバーすると色が変わることはよくありますが、こちらのサイトではボタンの周りにキラキラが出現します。その細かな工夫が他との差別化となり期待感も高まり、操作感も心地よく調整されておりユーザー体験の向上にもつながります。

マウスオーバーエフェクトの例

また、マウスオーバーエフェクトは機能性の向上にもつながります。こちらを見たらわかるように、マウスオーバーエフェクトを心地よく、必要な箇所に加えることによってユーザーにとって「今自分がどんなアクションを起こしたのか」視覚的な分かりやすさが格段に高まり、期待感を向上させるとともに分かりやすさも求めることができます。

特徴

マウスオーバーエフェクトでは、ボタンの色や形が変化したり、アイコンが動いたりすることで、「クリックできるもの」であることがユーザーに直感的に伝わることが特徴です。
ボタン以外にも、社員写真にカーソルを合わせるとインタビューへのリンクだということが視覚的にわかるような動きだったり、カード型のコンテンツが少し浮き上がったり、画像が拡大・切り替わったりすることにも活用されます。

派手なアニメーションではなく、ユーザーの操作に自然に反応する演出を取り入れることで、サイト全体に心地よい操作感を与えられます。

メリット・効果

マウスオーバーエフェクトを活用することで、機能性が高まることはもちろん、期待感を高めることができます。
求職者がサイト回遊を一つの体験として楽しみながら、次のアクションへとつなげてもらいやすくなります。

細かなインタラクションを取り入れることで操作性の心地よさが高まり、また、企業の細部へのこだわりや洗練された印象を与えられる点もメリットです。

⑨オリジナルキャラクターを活用したデザイン

企業独自のオリジナルキャラクターを活用し、親しみやすさや企業の世界観を表現するデザインも増えています。
オリジナルのキャラクターを採用サイト全体に登場させることで、他社にはないブランディングやアイデンティティを構築できます。

採用サイト|日本酸素株式会社

採用サイト|日本酸素株式会社では、
酸素にちなんだエアリーで風船のようなキャラクターをサイト全体で使用しています。
「酸素」という具現化するのが難しい目に見えない存在をオリジナルのキャラクターとして表現することで「日本酸素株式会社」ならではの企業のオリジナリティを確立しています。
キャラクターを使用せずに写真のみの場合より、企業の個性がより際立つよりよいデザインに仕上がっています。

エフピオ採用サイト

エフピオ採用サイトでもオリジナルキャラクターをたくさん登場させています。
「社会保険労務士」という一見堅い印象を持たれやすい業界だからこそ、あえて採用サイトはポップに明るくフランクにすることで、企業の雰囲気をより身近に感じてもらえる工夫がされています。

また、全体を通して多くキャラクターを登場させたり、セクションの間でキャラクターにセリフを言わせて次のセクションにつなげたりすることによって、飽きずに読み進めてもらう、また、若手求職者の応募へのハードルも下げる構成となっています。

特徴

オリジナルキャラクターを活用した採用サイトでは、事業内容などをもとにキャラクターを設計し、採用サイト全体を通して一貫した世界観を表現します。
キャラクターをデザインの装飾ではなく、企業ブランディングや手段、また企業課題を解決するためのデザイン戦略として活用することでより効果を高めます。

コンテンツの案内役として活用されたり、求職者へ語りかけたりする活用の仕方が一般的です。

メリット・効果

オリジナルキャラクターを活用することで、企業独自のブランドイメージや世界観を印象的に伝えられます。
写真だけでは表現しにくい抽象的な存在のものもキャラクターとして視覚的に伝えられるため、求職者の記憶に残りやすく、競合他社との差別化にもつながります。

また、業界に対して堅い印象を持たれやすい場合でも、キャラクターを取り入れることで親しみやすさを演出し、フランクになり、応募へのハードルを下げる効果が期待できます。

ただ意味を持たずにデザイン面だけでキャラクターを作成するのではなく、「どのような企業イメージを伝えたいのか」「どのような人材に応募してほしいのか」といった目的を明らかにし、それを解決するためのキャラクターとして設計することが効果的な採用サイトを制作するうえで大切です。

応募につながる採用サイトのデザインを考えるポイント

さて、ここまで最新の採用サイトデザインのトレンドをご紹介しました。

ここから重要なのは、トレンドをただ取り入れるだけでなく自社の採用ターゲットや企業の魅力を正しく伝えられるデザインを設計することです。

そこで、採用サイトをデザインする際に押さえておきたい5つのポイントを解説していきます!

ポイント①採用したい人物像を明確にする

採用サイトをデザインする前に、まず「どのような人材を採用したいのか」を明確にすることが大切です。

例えば、新卒採用と中途採用では、求職者が知りたい情報や響くデザインは大きく異なります。また、エンジニアや営業職、クリエイターなど、募集職種によっても効果的な見せ方は変わります。

ターゲットが曖昧なままデザインを進めると、誰にも響かない採用サイトになってしまう可能性があります。年齢層や価値観、求める人物像を整理したうえで、それに合った写真や配色、コピー、デザインテイストを選ぶことが重要です。

ポイント②求職者が知りたい順番で情報を設計する

採用サイトでは、企業が伝えたい情報よりも求職者が知りたい情報を優先して設計することが重要です。

例えば、「どんな人が働いているのか」「福利厚生や働く環境はどうなのか」など、求職者が気になる情報を自然な流れで配置することで、ストレスなく読み進めてもらえます。
情報の順番を意識することで、離脱率が抑えられ、応募につながりやすいきれいな導線の採用サイトを制作できます。

ポイント③企業の実態とデザインの印象を一致させる

採用サイトは、実際の企業の雰囲気や社風と一致した内容にすることが大切です。
こちらはデザインに限らずワイヤーフレームから言えることですが、応募者を増やしたいあまり実際の実態とサイトの内容がはなれてしまうのはNGです。

企業理念や社風、働く人の雰囲気を正しく反映した中で最大限魅力を伝えるデザインにすることで、応募前のイメージとのギャップを減らし、入社後のミスマッチ防止にもつながります。

ポイント④自社らしさが伝わるデザインを取り入れる

採用サイトは、単に情報を羅列するだけではなく、「この会社らしさ」が伝わるデザインを意識することでサイトを制作した意味が深まります

コーポレートカラーやオリジナルキャラクター、写真のクオリティ、イラスト、タイポグラフィなどを細かく工夫し、効果的に活用することで、競合他社との差別化につながります。

ただし、デザイン性だけを追求するのではなく、「自社がどのような企業なのか」「どのような人材に来てほしいのか」を軸に、一貫した世界観を設計することが重要です。

ポイント⑤スマートフォンでも見やすいデザインにする

現在では、多くの求職者がスマートフォンから採用サイトを閲覧しています。

そのため、パソコンだけでなく、スマートフォンでもきれいなデザインのまま、快適に閲覧できるデザインを意識することが欠かせません!

パソコンより幅が狭くなったスマートフォンでも、整った余白感で読みやすい文字サイズ、ボタンの押しやすさ、写真のバランスなどを最適化することで、ストレスなく情報を閲覧できます。
また、エントリーフォームも入力しやすい設計にすることで、応募途中で離脱してしまうリスクを減らすことも重要です。

デザインの美しさだけでなく、使いやすさまで考慮することが、成果につながる採用サイト制作のポイントです。

ターゲット別|採用サイトのデザインのポイント

採用サイトのデザインは、採用したいターゲットによって重視すべきポイントが異なります。

新卒と中途では、求職者が企業に求める情報や応募を決める基準が異なるため、それぞれに合わせたデザイン設計が重要です。

【新卒向け】デザインのポイント

ではさっそく、新卒をターゲットにした採用サイトのデザインのポイントついて解説していきます。

傾向

新卒の求職者は社会人経験がないため、「どのような会社なのか」「どのような人と働くのか」「入社後に成長できる環境なのか」といった情報を重視する傾向があります。

そのため、企業の雰囲気や働くイメージが魅力的に伝わる、明るく親しみやすいデザインが求められます。

デザインのポイント

新卒向けの採用サイトでは、20代をターゲットにした明るくポップなデザインを取り入れることで、企業への親近感や興味を持ってもらいやすくなります。

また、期待感を高めるデザイン性の高いサイトが多いです。
社員インタビューや1日の仕事の流れ、社内イベントなど、実際に働く様子がわかる写真やコンテンツを充実させることも重要です。

さらに、「数字で見る〇〇」といったインフォグラフィックコンテンツで社員数や平均年齢、有給取得率、年間休日数などをわかりやすくまとめることで、企業へのイメージを湧きやすくできます。
福利厚生や研修制度、キャリアパスなども丁寧に紹介し、入社後の成長イメージを持ってもらえることも大切です。

【中途向け】デザインのポイント

では次に、中途をターゲットにした採用サイトのデザインのポイントについて解説していきます。

傾向

中途採用の求職者は、企業の雰囲気だけでなく、「どのような仕事を担当するのか」「これまでの経験を活かせるのか」「待遇やキャリアアップはどうか」といった実務的な情報を重視する傾向があります。
そのため、デザイン性よりも情報の見つけやすさや信頼感が求められます。

デザインのポイント

中途採用サイトでは、落ち着いた色調やシンプルなレイアウトを採用し、企業としての信頼感やプロフェッショナルな印象を与えるデザインがより効果を期待できます。

また、仕事内容や募集要項、必要なスキル、福利厚生、評価制度、キャリアパスなど、転職を判断するために必要な情報をわかりやすく整理して掲載することが重要です。

職場の雰囲気を伝えるコンテンツも大切ですが、それ以上に「入社後にどのような仕事をするのか」「どのようなキャリアを築けるのか」が伝わる構成にすることで、求職者が安心して応募を検討しやすい採用サイトになります。

応募につながる採用サイトに欠かせないコンテンツ

採用サイトのデザインが魅力的でも、求職者が知りたい情報が掲載されていなければ応募にはつながりません。
求職者の不安や疑問を少しでも解消し、応募を後押しするコンテンツを充実させることが重要です。

その中でも欠かせない押さえておきたいコンテンツをご紹介します。

①社員インタビュー

社員を知る|株式会社SOLUMINA|採用サイト

序盤でも述べた通り、社員インタビューは、求職者が実際に働く姿をイメージしやすくなるとても重要なコンテンツです。
入社理由や現在の仕事内容、仕事のやりがい、一日のスケジュールなどを紹介することで、求人票だけでは伝わらないリアルな情報を届けられます。

また、年代や職種の異なる社員を可能な限り多く掲載することで、さまざまなキャリアをイメージしやすくなり、企業への安心感や信頼感にもつながります。

②職種・仕事内容

営業部|採用サイト|株式会社池田模範堂

仕事内容は、求職者が応募を判断するうえで最も重要なコンテンツの一つです。

募集職種ごとに担当する業務内容や仕事の進め方、プロジェクト例などを具体的に紹介することで、入社後の働くイメージを持ってもらいやすくなります。
また、一日の活動内容や必要なスキルや経験などもあわせて掲載することで、自分に合った仕事かどうかを判断しやすくなります。

仕事内容を具体的に伝えることで、応募後のミスマッチを防ぎ、企業と求職者の双方にとって満足度の高い採用につながります。

③数字で見る〇〇

3分でわかるKURATECA | 倉敷化工(MAZDAグループ) | 採用サイト

序盤でも述べたように、企業情報を数字で紹介するコンテンツは、短時間で視覚的に会社の強み・特徴を理解してもらえる主流のコンテンツです。

平均年齢や社員数、男女比、年間休日数、有給取得率、平均残業時間、育児休業取得率などに加え、会社の売上高や成長率などをインフォグラフィックやグラフアイコンを用いてわかりやすくまとめることで、視覚的に情報を伝えられます。

求職者が気になる情報を一目で確認できるため、企業理解を深める効果も期待できます。

④福利厚生・制度紹介

DEI・福利厚生|働く環境・制度|新卒キャリア採用サイト|JAL

福利厚生や各種制度は、企業同士を検討するうえで重要な判断材料の一つです。

各種手当や休日・休暇制度だけでなく、研修制度や資格取得支援制度、リモートワーク制度、キャリア支援制度なども具体的に紹介することで、入社後の働き方をイメージしやすくなります。

福利厚生・制度紹介などは情報やデザインにボリュームをもたせすぎず、情報が網羅的にさっと目に入るように分かりやすさを意識したデザインがポイントです。

⑤選考フロー・よくある質問

RECRUIT 選考について | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING

応募前の不安を解消するためには、選考フローやよくある質問を掲載することも重要です。

応募から内定までの流れや面接回数、選考期間などを事前に伝えることで、安心して応募しやすくなります

また、「未経験でも応募できますか」「リモート面接は可能ですか」「配属先はどのように決まりますか」など、よくある質問をまとめておくことで、問い合わせの削減にもつながります。

まとめ

採用サイトは、企業の情報を伝えるだけでなく、求職者に「この会社で働きたい」と期待感を高めてもらうための重要な採用ツールです。

最新のデザイントレンドを取り入れることも大切ですが、それ以上に重要なのは、採用ターゲットに合わせたデザイン設計と、求職者が知りたい情報をわかりやすく伝えることです。

「どのようなデザインにすれば自社の魅力が伝わるかわからない」
「しっかりと採用につながる採用サイトを制作したい」
とお考えの方がいましたら、ぜひクロスバズへ一度ご相談ください。
採用LPから複数ページの採用サイトまで、規模感にあわせた中で一番効果が出る設計を幅広くご提案できます。

クロスバズで制作した採用サイトのインタビュー記事はこちら

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