LINE広告は他のSNSに比べて多くのユーザーにリーチできると注目を集めており、Google広告・Yahoo!広告とともに検討される機会が増えています。
しかし、LINE広告を運用していると以下のような疑問点も出てくるでしょう。
「審査落ちしたらどうするの?」
「ベーシックIDとプレミアムIDの違いは?」
本記事ではLINE広告に関するよくある質問について回答します。
気になる疑問があれば、チェックしてみてください。
目次
審査で「広告アカウント」が否認になったら?
広告アカウントが否認されても、広告主情報・商材情報・LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムIDが否認理由になっている場合は修正・再審査が可能です。
ただし、ガイドライン違反で掲載不可になっている場合は修正・再審査できません。
否認された広告アカウントの修正方法
否認された広告アカウントの修正方法は次の通りです。
①修正したい広告アカウントをクリックします。
②「広告マネージャー」画面でメニューを開き、「設定」の「広告アカウント」をクリックします。
③否認理由を確認し、「編集」ボタンをクリックします。
また、否認理由に「掲載不可(弊社ガイドラインによる)」と記載されている場合は修正・再審査はできません。
④該当箇所を修正し、「変更する」を押すと再審査が始まります。
広告アカウントが否認される理由
否認理由としては以下のような例が挙げられます。
- LINE広告を利用できない業種・業態・商品・サービスに該当する
- 商材情報の「商材正式名称」・「商材URL」が正しく入力されていない
- 商材情報に設定する「LINE公式アカウントのベーシックID・プレミアムID」に使用できないものを登録している
広告アカウントを作成・修正する際は、上記に該当しないように注意しなければなりません。
LINE広告の審査に関しては「LINE広告の審査まとめ|日数や審査落ちの理由が分かる」の記事で詳しく解説しています。LINE広告の審査落ちによくあるケースと対処法も解説しているので、ぜひ併せてお読みください。
LINE公式アカウントのベーシックID・プレミアムIDとは?
LINE公式アカウントのIDには「ベーシックID」と「プレミアムID」の2種類があります。
ベーシックIDとプレミアムIDの違い
ベーシックIDはLINE公式アカウントを開設する際に自動で発行されます。
プレミアムIDは好きな文字列を設定できますが、発行するには費用がかかります。
ベーシックID | プレミアムID | |
---|---|---|
フォーマット | @+3桁数字+5桁英字(ランダム) | @+入力した文字列(英字のみも可能) |
内容 | LINE公式アカウント開設時に自動発行 | 有料で発行 |
料金 | 無料 | 【100円(税別)/月額】 or 【1,200円(税別)/年額】 |
備考 | ランダムな英数字の組み合わせになる | ・重複するIDは取得できない ・登録した支払い方法もしくはプラットフォームが指定する支払い方法に準ずる 【iOSアプリから購入する場合】 ・1つのAppleIDにつき、プレミアムIDは1つまで ・指定したプレミアムIDは利用期間中の変更は不可 |
また、プレミアムIDを購入しなくてもLINE広告は出稿できます。ベーシックIDがあれば問題ありません。
広告アカウントのIDは変更できない
広告アカウントに設定したLINE公式アカウントのIDは変更できません。
他のLINE公式アカウントと広告アカウントを紐付ける必要が出た場合、広告アカウントを新規で作ってください。
なお、以下のケースでは同じ広告アカウントをそのまま利用できます。
- すでに登録済みのベーシックIDでプレミアムIDを購入する場合
- プレミアムIDを解約する場合
LINE広告にはIDの内容が自動で反映されるため、新規で広告アカウントを作る必要はありません。
ベーシックID・プレミアムIDを商材情報に設定する場合の注意点
商材情報にLINE公式アカウントのベーシックID・プレミアムIDを設定する際は、以下の条件を満たしているか確認しましょう。
- 広告主が管理するベーシックID/プレミアムIDであること
- LINE広告にて広告配信するにあたり、広告主が管理するベーシックID/プレミアムIDを利用することの許諾を得ていること
- ベーシックID/プレミアムIDのアカウント表示名が広告主体者または訴求されるサービスと明らかに関連があるとわかること
- 認証済アカウントであること(推奨) また、商材情報に設定するベーシックID/プレミアムIDのアカウント表示名は、以下の定めに従い設定をお願いします。
- 法人・団体・個人または商品・サービスのいずれかの正式名称が必ず含まれること
- 実在しない法人・団体・個人または商品・サービスが実在するかのように誤認されないこと
- 事実とは異なるまたは誤認を招くような内容の文字列が使用されていないこと
- 当社または関連会社の商品・サービスと誤認されないこと
上記条件を満たさない場合は広告アカウントの審査で否認されるため、設定時は注意してください。
商材情報の「商材正式名称」「商材URL」とは?
LINE広告でユーザーに訴求したい商材の正式名称とその商材のWebサイトのURLです。
具体例は以下の通りです。
商材正式名称 | URL | |
---|---|---|
製品 | LINE Clova | https://clova.line.me/ |
店舗 | LINE FRIENDS FLAGSHIP STORE 原宿 | https://www.linefriends.jp/others/store/ |
Webサービス | ライブドアニュース | https://news.livedoor.com/ |
アプリ | LINE | https://apps.apple.com/jp/app/line/id443904275 または https://line.me/ja/ |
商材正式名称は、URLの遷移先で確認できる商材名と異なると審査に通りません。また、商材URLに不備がある場合も審査で否認されるため注意してください。
広告アカウント作成後の修正・削除は可能か?
広告アカウント作成後の修正に関しては、審査で否認されたか承認されたかによって修正できる箇所が異なります。
- 否認された場合:否認理由にあたる箇所のみ修正可能
- 承認された場合:広告アカウント名のみ修正可能
また、広告アカウントの削除は「審査前」「審査中」「審査で否認」のいずれかの場合のみ可能です。審査で承認された広告アカウントは削除できません。
請求先のIDを確認するには?
請求先のIDを確認する方法は次の通りです。
①請求先のIDを確認したいグループか広告アカウントを選択します。
②「広告マネージャー」の画面に切り替わったら、左上のメニューボタンをクリックし、「請求と支払い」をクリックします。
③請求先IDが表示されます。
「Bxxxxxxxxxxx(数字11桁)」で表示されているものが請求先IDです。
まとめ
本記事ではLINE広告でよくある質問について解説しました。
LINE広告を運用しているとさまざまな疑問点が出てくると思います。
本記事で紹介した内容も参考に、疑問点を解消してください。
とはいえ、LINE広告の運用に自信がない方はLINE広告の運用代行会社を利用するのもおすすめです。
LINE広告の運用代行会社はこれまでの経験とノウハウを生かして運用してくれるため、広告の効果も出やすいです。
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