ストレス社会で生きる皆さんに向けて、今回はストレスの正しい向き合い方と解消法を、ストレス理論を確立しているジローがお伝えいたします。
ストレスといっても種類は様々あり、瞬間的な怒りと、長期的なストレスでは向き合い方も異なるんです。
今回はより実践的な内容をお伝えしたいので、街を歩いていたら自転車に後ろから腕あたりに軽くぶつかられてそのまま走り去られた状況を仮定して、それに対するイライラしない防御理論をお伝えいたします。
目次
１．脳内喧嘩はやめよう
理論展開の前に、まずは絶対にやってはいけない事を先にお伝えします。
皆さんもやったことがあるんじゃないでしょうか、脳内でムカつく対象をボコボコにする脳内喧嘩。
街を歩いているときに追い越してくる自転車に軽く腕あたりにぶつかられ走り去られたら皆さんどうしますか？
「痛え、あぶな」と思いつつもノーストレスで平常心でいられますか？
おそらく男の9割は、自転車にぶつかられた0.3秒後には脳内で自転車乗りを追いかけて飛び膝蹴りを食らわしているはずです。
顔は全然気にしてないという表情でも、脳内では男梅くらい険しい顔をしながらチャリを追いかけているのです。
しかし、この脳内喧嘩はおすすめしません。
脳内で相手をボコボコにできる反面、怒りの感情を増大させるというデメリットがあります。
相手への怒りに対して、脳内で相手をボコボコにすることで得られる爽快感は少ないので、結果的にはただただムカつき嫌な思いをするだけです。
では、具体的にどんな行動をとればいいのでしょうか？
ここから具体的な理論をお伝えします。
２．脳は不器用理論：ムカついた瞬間に昨日食べた飯を全て思い出す
人の怒りのピークは6秒と言われています。
つまりこの6秒を乗り切ってしまえばこっちのものです。
自転車にぶつかられた瞬間、イラッとしたら昨日食べたものを思い出してみてください。
人の脳はそこまで器用じゃないので、記憶を思い出している際に働く領域間の信号伝達を行いながら、怒りの感情を司る大脳辺縁系も活発に活動はできないので、「昨日食べたものは…カレーてめーコノヤロー！！！」というような怒りの感情は生まれません。
よほどの頭の回転力じゃ無い限り、6秒以内に昨日食べた食事すべてを思い出すことは不可能なので、魔の6秒を乗り切ることができます。
ただ、この作戦は1日1回の使用までなら耐えられるのですが、1日に何回もムカつくことがあると、その都度昨日食べた食事を思い出すので、3回目の使用からは1秒で昨日を食べたものを思い出し「チャリテメー」と怒りの感情がでてしまうので注意が必要です。
３．金持ち喧嘩せず理論：ムカついた瞬間、自分の貯金は10億あると思いこむ
金持ち喧嘩せず、という格言があります。
これはまさにその通りで、金があると心に余裕が生まれるのです。孫正義さんが自転車にぶつかられたくらいでいちいちムカつくでしょうか？
ムカつくはずがありません。2兆の資産を保有している孫正義さんがチャリごときにイライラするはずがないのです。
つまり、金さえあれば怒りから開放されるのです。
今度から、自転車にぶつかられた瞬間に「俺の貯金10億あるからなー」と呟いてください。10億の前ではチャリにぶつかられた怒りの感情も恥ずかしくてでてこれません。
驚くほど怒りの感情がでないはずです。
この時、ホリエモンは自転車にぶつかられたらキレそうだぞ、とか揚げ足取りはしないでください。ホリエモンは5兆の資産が無いとキレます。
ただ、実際は貯金なんて無いので後からムカつきそうですが、魔の6秒を乗り切れば勝ちなんです。
ですので皆さんも怒りの度合いに合わせて脳内貯金を蓄えてみてください。
４．プロレスラー優しい理論：ムカついた瞬間、俺が本気出せばこいつら瞬殺だなと思いこむ
小さい犬ほどよく吠えるんです。
ゴールデンレトリバーはゆっくり穏やかなんです。
皆さんも思ったことがあるはずです。バラエティでのプロレスラーってなんか目が優しいなと。蝶野さんってグラサンしてるけど、つぶらな瞳しているなと。
そう、あそこまでデカくて強いともはや街の小競り合いごときでイラッとしないのです。
芸人の鈴木拓さんは馬鹿にされてムカつくことが多かったようですが、柔術を習ってからは「俺がその気になれば一瞬で○せるな」と思うことでムカつくことが減ったと言ってました。
これこそがまさに、プロレスラー優しい理論なんです。
相手が生きるも死ぬも自分次第と思うことで、主導権を持つことができるので余裕が生まれ、こんな事で怒るのも馬鹿らしいなと思うことができます。
なので、今度から自転車にぶつかられたら、「命知らずな自転車乗りだな、ハハハ」と笑い飛ばしてやりましょう。
あなたは最強なんですから。
５．大谷翔平理論：ムカついた瞬間、自分を大谷翔平だと思いこむ
これは金持ち喧嘩せずと、プロレスラー理論に近いようですがより実践な最先端の理論的です。
大谷翔平いますよね。果たして大谷翔平が自転車にぶつかられたくらいで怒るでしょうか？
これは大谷翔平が金持ちだし強いしで、ややこしいかもしれませんが、つまり生き方がカッコいい人はそれくらいじゃ怒るはずがないということです。
そう考えると、自転車ごときで怒る自分はかっこ悪いと思いませんか？ カッコいい生き方をしていこうじゃないですか。そのためには、まずは自分がカッコいいと思っている人物になりきるのです。そう思うと自分の取るべき行動は絶対に「怒る」ことじゃないはずです。
大谷翔平じゃなくてもいいです。
自分の中での生き方がカッコいい人物を思い浮かべてください。
女性だったら女優の杏（あん）さんを思い浮かべてみてください。自転車ごときに怒らないはずです。
この時自分の理想だからといって、木村拓哉や北川景子を思い浮かべないでください、彼らは怒る可能性があります。
ちなみに僕がこの理論を思いついたのはテラスハウスに出てたイケメン「石倉ノア」を見たときでした。彼はイケメン高身長パイロット志望で圧倒的強者からでる余裕オーラがでており、どうしたらこんなオーラが出るんだと考えたときに答えがでました。
石倉ノアは絶対に自転車ごときで怒るはずがないんです。つまり些細なことですぐ怒る人からはオーラがでないのです。
▲ちなみにこの人が石倉ノア、こんなカッケー人が自転車ごときでキレるわけがないっしょ。
自転車にぶつかられた時の対処法、結論
いかがでしたでしょうか？
実践的な内容だったのは今すぐにでも使える内容でしたね。
紹介した理論が合う合わないあると思うので、ぜひとも自分に合う理論を見つけてください。
慣れてきたら、自分のことを昨日の食事を思い出している大谷翔平だと思い込みましょう。怒りが付け入る隙はないはずです。
次はより実践的な、乗ろうと思って走っているのにエレベーターのドアを閉められたときの怒りの対処法をお伝えします。
では、皆さんのストレスが少しでも減りますように。
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