リスティング広告運用開始までのたった5手順【初心者でも簡単】

「リスティング広告を始める手順を知りたい！」
「広告運用前って何をすればいいの？」

この記事を読まれているあなたは、上記のようにお考えかもしれません。

そこで本記事では、リスティング広告運用開始までの5手順をわかりやすくお伝えしていきます。

これから広告運用を開始されるweb担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告運用までの5手順

リスティング広告を運用開始するには上記5手順を行ってください。

１手順ずつ詳細に説明します。

手順1：リスティング広告のアカウントを取得する

まずはリスティング広告のアカウントを取得しましょう。

Google広告の場合

リスティング広告の開設ページへアクセスしましょう。

メールアドレスを打ち、送信ボタンを押すと下記質問へ進みます。

あなたの運用目的に合った回答を送信していきましょう。

4～8について、アカウント作成時点で思い悩む必要はありません。

アカウント開設後に編集可能です。

Yahoo!広告の場合

リスティング広告の開設ページへアクセスしましょう。

「広告のお申し込みはこちら」をクリックすると、下記質問へ進みます。

上記を入力し終えれば、アカウントの取得完了です。

手順2：リスティング広告アカウントの中身を設定する

アカウントを取得出来たら、アカウントの中身を設定していきましょう。

中身とは具体的に以下5要素です。

これらを上から順に設定していきます。1つずつ見ていきましょう。

広告キーワードを選定する

まずは運用する広告キーワードを選びましょう。

広告キーワードとは、リスティング広告を表示するための検索ワードのこと。

例えば「水着　激安」と検索されたときに広告を出したければ、広告キーワードはそのまま「水着　激安」です。

広告キーワードの詳しい選び方については、リスティング広告はキーワードの選び方が重要！利用ツール・注意点も解説の記事をお読みください。

広告キャンペーンを設定する

広告キーワードが決まったら、広告キャンペーンを設定しましょう。

広告キャンペーンとは、広告を運用していく上で予算や配信設定を管理する単位のこと。

キーワード選定の際に挙げたキーワードを、属性ごとに分類してください。

例えば水泳用品の場合、このように分けられます。

それぞれの括りがそのままキャンペーンとなります。

キャンペーンを設定出来たら、次は広告グループを分けていきましょう。

広告グループを分ける

広告キャンペーンの設定が完了したら、広告グループを分類していきます。

広告グループとは、実際に広告として表示される要素をまとめたもの。広告文やURL、広告キーワードのまとまりを指します。

広告グループの分け方については、リスティング広告の広告グループって何？意味や分け方をやさしく解説の記事を参考に進めてください。

広告文やURL等を設定する

設定した広告グループごとに、広告文とURLを設定しましょう。

URLは表示URLと遷移先URLをそれぞれ設定できます。

それぞれ必ず広告グループと合う内容にしてください。

例えば「水着　安い」の広告グループなのに、「高級感あふれる水着ならこちら」といった広告文を設定してはいけません。

他にも、「水着　ARENA」とブランド名で指名検索しているユーザーを、「人気水着ランキング一覧！」と水着を比較させるようなサイトに遷移させるのもNGです。

広告表示オプションを設定する

最後に、広告表示オプションを設定します。

広告表示オプションとは、広告文では記述しきれなかったサービス要素についてアピールできる機能です。

など様々なオプションがあります。

広告を目立たせたり、ユーザーのクリックを後押しできたりとメリットは多数。

ただ、広告表示オプションは毎回表示されるわけではありませんし、いつどのオプションが表示されるかも分かりません。

だからこそ、いつどんな内容が表示されても良いように全て設定しておくのが良いでしょう。

ということで、ここまででリスティング広告アカウントの中身設定の手順が完了しました。

ここからは、広告の配信設定についてお伝えしていきます。

手順3：リスティング広告の配信設定を詳しく決定する

リスティング広告では、時間帯や地域、デバイス、ユーザー属性ごとに配信設定を変更できます。

それぞれ説明していきます。

広告配信地域

広告の配信先地域を選びましょう。

国、市、区、もしくは店舗から半径〇km以内といった形で設定可能です。

美容室や居酒屋など店舗型ビジネスの場合は特に効果的です。

広告配信スケジュール

広告配信のスケジュールを決めましょう。

配信曜日の他に、配信時間を15分刻みで設定できます。

営業日や営業時間帯を中心に運用すると良いでしょう。

「入札単価調整比」から入札単価の引き上げ・引き下げ率を調整できますよ。

ただし、効果的な配信スケジュールは最初の段階では特定できません。

1～3ヶ月運用してから、広告効果の高い時間帯を分析してみましょう。

効果が出る時間帯を中心に広告スケジュールを組むことをおすすめします。

広告配信デバイス

の4デバイスから、広告配信先デバイスを決めましょう。

「入札単価調整比」から入札単価の引き上げ・引き下げ率が調整可能です。

こちらも、1～3ヶ月広告配信をしたのち、運用結果を見て設定することをおすすめします。

広告配信年齢・性別

広告配信をする年齢や性別を設定しましょう。

年齢は、

と、10歳単位で設定できます。

商品やサービスに年齢・性別的特徴がある場合、自社の顧客層に合わせて設定すると良いですよ。

ということで、ここまでで広告の設定はほとんど完了です。

最後に、予算の設定を行いましょう。

手順4：広告予算を設定する

広告予算の設定方法は2種類あります。

自社で決定した予算に合わせて予算を設定してください。

キャンペーン予算は広告キャンペーンごとに設定できます。

限定セールやイベントがある場合は、当該キャンペーンのみ予算を上げると良いでしょう。

手順5：審査を待つ

全ての設定が終わると、自動的に審査が開始されます。

Yahoo!｜審査状況の確認方法

広告管理画面から「審査状況」のアイコンをクリックすると、審査の状況が分かります。

のうち、承認済みとなっていれば審査完了です。

Google｜審査状況の確認方法

広告管理画面の「ステータス」を見ると審査の状況を確認できます。

のうち、承認済みになっていれば審査完了となります。

以上で広告運用開始までの手順がすべて終了しました。

手順6：広告運用開始後は、毎月の成果チェックを欠かさずに

広告運用を開始したら、1か月ごとに広告効果を分析し、成果を確認しましょう。

クリック率やコンバージョン率を上げる指標となるからです。

広告文やキーワードのABテストを繰り返すことで、売上に繋がる広告運用が実現できますよ。

おわりに

リスティング広告運用開始までの手順をまとめると以下となります。

広告運用で成果を出すためには、運用前の作業こそ手間をかける必要があります。もし適当に設定してしまうと、広告費を無駄にするだけになってしまいますからね。

とはいえ、そんな手間や時間はかけられないよ！という方も多いでしょう。

そのような場合は、運用開始までの作業を広告代理店に任せるのも一つの手ですよ。

プロに任せることで、抜群のスタートダッシュを切ることができます。

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