
BtoBビジネスにおいて、LP(ランディングページ)は効果的なマーケティング手法の一つとして注目されています。特に、複雑な意思決定プロセスや複数の関係者が関わることが多いBtoB取引では、LPを活用することで必要な情報を的確に届けやすくなり、成果の最大化につながります。
この記事では、BtoB企業におけるLP制作の特徴やポイント、制作方法、具体的な事例、外注時の制作費用について解説します。
目次
BtoB企業がLP制作をするメリット
LPは、BtoB(企業間取引)のビジネスで自社の製品やサービスを効果的に訴求する際に役立ちます。ここでは、BtoB企業がLP制作をするメリットを、次の3つの項目に分けて具体的に解説します。
- 1ページで必要な情報をすべて網羅できる
- 流入元ごとに効果的に最適化が可能
- 構成を工夫することで、最適な順番で情報を伝えられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1ページで必要な情報をすべて網羅できる
BtoB向けの訴求では、製品やサービスの詳細・価格・導入事例・運用方法・サポート体制など、顧客が意思決定に必要とする幅広い情報を提供することが求められます。
LPは縦長のレイアウトが一般的であり、情報を1ページ内に効率よくまとめることが可能です。これにより、訪問者はページ間を移動することなくスムーズに情報を確認でき、問い合わせや商談への移行率が向上します。
流入元ごとに効果的に最適化が可能
LPのもう一つの大きなメリットは、流入元に応じて最適化できる点です。BtoB向けのLPの場合、次のようなさまざまなチャネルからの流入が想定されます。
- 検索広告
- メールマーケティング
- 展示会後のフォローアップ など
それぞれのチャネルに合わせてLPを調整することで、より効果的な訴求が可能になります。
例えば、検索広告からの流入を想定したLPでは、具体的な課題解決に焦点を当てた内容にすることや、展示会後のフォロー用LPでは、イベントで紹介した製品や関連資料を中心に構成することで、来場者の関心を持続させることが期待できます。
構成を工夫することで、最適な順番で情報を伝えられる
BtoB向けLPでは、提示する情報の順序を工夫することで、訪問者の関心や購買意欲を段階的に高められます。
例えば、以下のような構成が想定されます。
課題提起 | 「貴社の業務効率化に課題はありませんか?」といった訪問者の関心を引くメッセージを冒頭に置く |
解決策の提示 | 製品やサービスがどのようにその課題を解決するかを具体的に説明する |
根拠の提示 | 導入事例や数値データで成果を証明する |
アクションの促進 | 「今すぐ資料請求」や「無料相談を申し込む」などの明確なCTA(コールトゥアクション)を設置し、行動につなげる |
このように、最適な順番で情報を伝えると、訪問者にスムーズで説得力のある体験を提供でき、成果につながりやすくなります。
BtoB企業のLPの種類
BtoB向けのLPは、目的やターゲットに応じて、大きく「潜在層向け」「顕在層向け」の2つの種類に分けられます。それぞれの特性を理解し、適切なアプローチを取ることで、見込み顧客の獲得や商談の成約率向上につなげることが可能です。
ここでは、潜在層と顕在層に向けたLPの違いや特徴について詳しく解説します。
潜在層向けのLP
潜在層向けのLPは、自社のサービスや製品にまだ関心を持っていない層、いわゆる「将来的に顧客になる可能性のあるユーザー」を対象にしています。
潜在層は、課題を明確に認識していないことや、解決策を模索する段階に至っていない可能性が高いため、まずは広範囲にアプローチして認知を高めることが重要です。
そのため、潜在層向けのLPでは、次のような工夫が求められます。
- 幅広い層へのアピール
- 課題の認知を促す
- SNS広告との連携
例えば、業務効率化ツールを提供する企業であれば、「多くの企業が抱える生産性の課題」や「業務の属人化によるリスク」など、BtoB企業の関心を引きやすいテーマをLPで取り上げることで、潜在層の興味を喚起できます。このような内容を通じて、自社ツールが解決策となる可能性を自然に訴求できます。
顕在層向けのLP
一方で、顕在層向けのLPは、自社の製品やサービスに既に興味を持っているターゲット、いわゆる「購買意欲が高い層」に向けて制作されます。この層は、製品やサービスの詳細情報、他社との違い、具体的な導入メリットなどを知りたがっている可能性が高いです。
顕在層向けのLPでは、次のポイントが重要です。
- 詳細情報の提供
- 専門的な訴求
- 明確なアクション促進
顕在層向けのLPは、既存顧客や見込み顧客をさらに育成し、商談や契約につなげるためのきっかけ作りに役立ちます。
仮に、クラウド型業務システムを提供する企業の場合、顕在層向けのLPでは「導入後の具体的な業務改善事例」や「他社と比較した際の優位性」、「初期費用やランニングコストの透明性」など、購買意欲をさらに高めるための情報を詳しく掲載することが有効です。
BtoBマーケティングにおけるLPの活用方法
BtoBマーケティングにおけるLPの活用方法として、以下があげられます。
- Web広告の遷移先として
- メルマガや営業メールの誘導先として
- オウンドメディアなどから興味をもった方への詳細ページとして
企業の担当者が業務上の検索を行った際に表示された広告や、営業メールなどにLPへの遷移リンクを添付して用いられます。
BtoBのLP制作の特徴とは?BtoCとの違い
BtoB向けのLPには、BtoC向けとは異なる特徴があります。違いを正しく理解した上で制作することで、成果につながりやすくなります。
BtoBとBtoCにおけるLP制作の違いを、以下の表にまとめました。
項目 | BtoB | BtoC |
---|---|---|
意思決定者 | 閲覧者とは限らない | 主に消費者自身 |
LPの成果地点 | 購入ではなく、問い合わせや資料請求などの行動が成果とされることが多い | 購入が直接的な成果となることが多い |
デザインで重視される点 | 信頼感・安心感 | 視覚的な魅力や感情的な訴求 |
コンテンツのアプローチ | 論理的に納得できる内容 | 説得力よりも共感を得ることが重要 |
閲覧環境 | パソコンがメイン | モバイルがメイン |
ここでは、BtoBとBtoCのLP制作の特徴と、それぞれの違いを解説します。
BtoBのLP制作の特徴
BtoB向けのLP制作の特徴は、以下の通りです。
- 意思決定者が閲覧者とは限らない
- 「LPの成果地点=購入」ではないことが多い
- LPデザインは信頼感・安心感が重視される
- 論理的に納得できる内容
- 閲覧環境はパソコンがメイン
BtoB向けLPでは、情報収集担当者が閲覧後に意思決定者へ共有するケースを想定し、さまざまな立場の人に分かりやすく伝わる内容設計が求められます。
成果地点は資料請求や問い合わせが多いため、明確なCTAが重要です。また、信頼感を高める清潔感のあるデザインや実績・導入事例の掲載が効果的で、データや具体例を使った論理的な内容も求められます。さらに、パソコンでの閲覧が中心となるため、表示の最適化も必要です。
BtoCのLP制作との違い
BtoCのLP制作の特徴やBtoBとの違いは、以下の点にあります。
- 意思決定者は、主に消費者自身
- 「LPの成果地点=購入」が直接的であることが多い
- LPデザインは視覚的な魅力や感情的な訴求が重視される
- 説得力よりも共感を得ることが重要
- 閲覧環境はモバイルがメイン
BtoCのLPでは、購入を決定するのは閲覧者自身であり、購買心理に直接訴える内容が重要です。また、成果地点が「購入」であるケースが多いため、スムーズなフローや明確なCTAが求められます。
BtoCでは説得力より共感を得ることが効果的で、「商品を使う自分」をイメージさせる設計が求められます。視覚的な魅力や感情的な訴求が重視されるため、色彩やビジュアル、動画などを活用することで購買意欲を刺激できます。閲覧環境はモバイルが中心となるため、スマートフォン向けの最適化も不可欠です。
BtoBのLP制作における7つのポイント
BtoB向けのLPは、紹介した構成に必要な情報を過不足なく含めることが大切です。次の7つのポイントに留意すると、より訴求力のあるBtoBのLPを制作できるでしょう。
- 課題解決までのストーリーを明確にする
- わかりやすい表現や図解を多用する
- 信頼・安心感を与えるコンテンツを用意する
- ダウンロードコンテンツを用意する
- 自社サービスの優位性を訴求する
- A/Bテストを繰り返して改善する
- シンプルでクリーンなデザイン
それぞれのポイントについて具体的に解説します。
1.課題解決までのストーリーを明確にする
BtoB向けのLPでは、問題提起から興味づけ・自分ごと化・解決法の提示・解決できる根拠を順に記載していきます。しかしそれぞれの要素に関連性が薄いと、話が小間切れになり、読み進めづらいLPになってしまいます。
一気にクロージングまで読んでもらうためには、課題解決までのストーリーを明確にしておきましょう。また、作成したストーリーを問題提起や興味付け、解決法などの各要素に割り振り、閲覧者が自分ごととして感じながら読み進められるようにしておきます。
2.わかりやすい表現や図解を多用する
商品やサービスを開発した立場としてLPを作成すると、内容がより専門的かつ複雑になる可能性があります。閲覧者が商品・サービスに対して深い知識を持つ方であればよいのですが、まったくの初心者である可能性も高いので、極度に専門的、あるいは複雑にならないよう注意して、文章を記載することが必要です。
しかし、あまりにも噛み砕いた表現を使うと、幼稚な印象になってしまい、閲覧者からの信頼を獲得しづらくなります。適度な専門性と複雑さを意識して、文章を練っていきましょう。また、表現を工夫するだけでなく、図解や表などを多用すると、よりわかりやすいLPに仕上がります。
仕上がったLPは商品・サービスの部外者にチェックしてもらいましょう。商品・サービスの専門家が見過ごしがちな専門的でわかりづらい部分をピックアップしてもらい、よりわかりやすい表現に言い換えることが必要です。
なお、閲覧者の中には商品・サービスの分野に精通し、より専門的な情報を必要としている方もいるかもしれません。資料請求向けの資料に専門的な情報を記載しておけば、初心者から上級者まで全方位的な対応を実現できます。
関連記事:【応用可能】LP(ランディングページ)に使えるキャッチコピーの例や作り方を一覧で紹介!
3.信頼・安心感を与えるコンテンツを用意する
BtoB向けのLPでは、意思決定までに多くの方が関わると想定されます。また、多方面から商品・サービスが検証されるので、機能や性能・具体的なデータなど判断材料となるようなコンテンツを用意しておきましょう。
LPの最終的な目的は資料請求やお問い合わせなどのアクションですが、閲覧者をアクションに導くには信頼や安心感の獲得が不可欠です。LPに掲載する情報は信頼できるものであること、そして閲覧者の不安を解消するものであることが求められています。
4.ダウンロードコンテンツを用意する
企業では閲覧者が独断で導入する商品・サービスを決めることはあまりありません。必要性を検討したうえで、他社の商品やサービスと比較してから導入する対象を決定します。
インターネット上の資料しかないと、他企業の商品・サービスと比較することは困難です。LPで紹介する内容を余すところなく網羅したダウンロードコンテンツを用意して、閲覧者が資料請求しなくても紙媒体の資料を入手できるようにしておきましょう。
5.自社サービスの優位性を訴求する
BtoBのLPでは、他社との競争優位性を明確に示すことが重要です。企業向けのサービスや製品は競合と比較検討されるケースが多いため、自社の強みをしっかり訴求する必要があります。
そのためには、価格だけでなく、サービス内容・サポート体制・導入事例・実績などを明確に提示し、他社との差別化を図ることが重要です。優位性を伝える際は、数字やデータを活用して証明することで、納得感を与え、購買意欲を高められます。
6.A/Bテストを繰り返して改善する
LPの制作では、最初から完璧なページを作るのは難しいため、A/Bテストを繰り返して効果を高めることがポイントです。A/Bテストとは、異なるバージョンのLPを比較し、パフォーマンスを分析する方法です。
例えば、CTAボタンの色や文言、ページのレイアウトなどをテストし、もっとも効果的な要素を特定します。
BtoBのLPはターゲット層によってニーズが異なるため、テスト結果をもとに最適化を進めることが効果的です。これにより、コンバージョン率を向上させ、より高い成果を得ることができます。
関連記事:LPのABテストはなぜ重要?具体的なやり方や注意点とおすすめツール3選を紹介
7.シンプルでクリーンなデザイン
BtoB向けLPでは、視覚的なクオリティだけでなく、シンプルでクリーンなデザインが重要視されます。忙しい企業の担当者にとって、情報が多すぎたりデザインが複雑だったりすると離脱の原因にもなりかねません。
シンプルなデザインでも、重要な情報は目立たせ、視覚的にストレスを与えないレイアウトにする必要があります。
例えば、CTAボタンや連絡先情報は目立つ位置に配置することで、ターゲットを行動へ導きやすくなります。また、適切な余白と視認性の高いフォントやカラーを使い、ブランド感を大切にしつつ信頼感を高める工夫も重要です。
関連記事:すぐ実践できる!LPデザインのコツ16選と基本原則・参考事例の探し方
BtoB向けLPの制作方法
BtoB向けのLPは、次の流れで制作を進めます。
- 成果地点(CV/コンバージョン)を決める
- ターゲットと訴求軸を決める
- 構成・ワイヤーフレームを作成する
- デザインを決める
- 文章を作成する
- CTA(コール・トゥ・アクション)を設置する
- 画像や動画を活用する
- レスポンシブデザインを採用する
- コーディングしてWebページとして実装する
- 最終確認を行い、ページを公開する
一つずつ見ていきましょう。
1.成果地点(CV/コンバージョン)を決める
まず、LPのゴールとなる成果地点を決めることが重要です。BtoBのLPでよく見られる成果地点には、以下のようなものがあります。
- お問い合わせ
- 資料請求
- ウェビナーや説明会への申込み
- ホワイトペーパーのダウンロード
- お試し版への申込み
成果地点を設定することで、その後のコンテンツやデザイン、CTA(コール・トゥ・アクション)の設計がスムーズに進みます。
2.ターゲットと訴求軸を決める
次に、どの企業をターゲットにするかを明確にします。企業の規模や業界を設定することで、その企業が抱える課題やニーズを把握しやすくなります。
ターゲット層のペルソナを定義した後、彼らの課題を解決するための訴求軸を決めます。ここでのペルソナとは、サービスや製品を利用する代表的なユーザーをモデル化した仮想の人物像を指します。この訴求軸に基づき、コンテンツの方向性を決めることが重要です。
3.構成・ワイヤーフレームを作成する
ターゲットと訴求軸を決めた後は、LPの構成を作成します。BtoB向けのLPでは、成果地点に合わせて必要な情報を整理し、過度に情報を詰め込まないことが重要です。
例えば、資料請求を成果地点とする場合、商材の詳細すべてを紹介するのではなく、興味を引き、もっと知りたいと思わせる内容に焦点を当てるといった方法です。
次に、作成した訴求軸に沿ってLPの構成を決め、簡易的なワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、Webページやアプリの「骨組み」にあたる設計図です。 ページ内の画像やテキストなどの要素を、「何を・どこに・どのように」配置するかを視覚的に示せるため、具体的なデザインを作成するための指針として活用できます。
4.デザインを決める
デザインはLPの印象を左右する要素の一つです。BtoB向けのLPでは、信頼感を与えるために、シンプルでクリーンなデザインを心がけることが重要です。過剰な装飾や派手な要素を避け、プロフェッショナルで視覚的に魅力的なレイアウトを選びましょう。
また、フォントや色使いもブランドに合わせ、視認性と使いやすさを重視することが大切です。
5.文章を作成する
デザインが決まったら、LPに掲載する文章を作成します。ここでは、分かりやすい表現を用い、ターゲットに信頼と安心感を与えることが求められます。
特に、商材を導入することで得られるベネフィットや、課題解決後の未来像をイメージさせる文章が効果的です。企業の担当者が自社の問題解決にどのように貢献するかを明確に伝えましょう。
6.CTA(コール・トゥ・アクション)を設置する
CTA(コール・トゥ・アクション)とは、ユーザーが次に取るべき行動を明確に示す要素です。BtoBのLPでは、CTAボタンを目立つ位置に配置し、簡潔で分かりやすい文言を使用することが大切です。
例えば、「資料請求はこちら」や「無料デモを申し込む」といった具体的な行動を促す文言が効果的です。
7.画像や動画を活用する
LPでは、画像や動画を使って商材やサービスの魅力を視覚的に伝えることが求められます。特にBtoB向けの場合、導入事例や実際の使用シーンを動画で紹介することで、ターゲット企業に安心感を与え、購買意欲を高めることができます。
例えば、製品の操作方法を短いチュートリアル動画で示すことや、サービスの効果をグラフやアニメーションで視覚化することで視認性が向上し、閲覧者の理解が深まります。
8.レスポンシブデザインを採用する
BtoBのLPでは、デスクトップ以外にもスマートフォンやタブレットなど、多様なデバイスからのアクセスを想定し、レスポンシブデザインを採用する必要があります。これにより、どのデバイスでも快適に閲覧できるようになり、ユーザーの利便性が向上します。
Googleはユーザーの利便性やモバイル対応を重視しており、レスポンシブデザインを推奨しているため、間接的にSEO効果も期待できます。
9.コーディングしてWebページとして実装する
デザインとコンテンツが決定したら、次はコーディングに進みます。HTMLやCSSを用いて、Webページとして実装します。また、SEO対策として、適切なメタタグの設定や画像の最適化も行います。
10.最終確認を行い、ページを公開する
すべての作業が完了したら、ページの動作確認やリンクのチェック、主要なブラウザでの表示確認など、問題がないか最終確認を行います。
必要な修正を加えた後、LPを公開します。公開後には、パフォーマンスをモニタリングし、必要に応じてA/Bテストや改善を行うことが重要です。
LP制作の詳しい手順については、こちらもあわせてご覧ください。
関連記事:ランディングページ(LP)の作り方を初心者向けに徹底解説!作成手順から注意点も紹介
BtoBのLP制作で成果を出すために必要な構成要素
BtoB向けランディングページ(LP)では、企業の意思決定者や担当者に対して、商材やサービスの魅力を的確に伝える必要があります。成果を出すためには、LPに含まれる構成要素を精緻に設計することが重要です。
ここでは、BtoBのLP制作で成果を出すために必要な、次の構成要素について解説します。
- ファーストビュー
- 問題提起・興味づけ
- 自分ごと化
- 解決法の提示
- 解決できる根拠
- ベネフィット
- 実績・事例
- ユーザーの声・FAQ
- クロージング
- CTA(アクション喚起)ボタン
ファーストビュー
ファーストビューとは、パソコンを開いたときに目に入る部分のことです。ファーストビューはLPにおいて重要な要素を占めます。
もしファーストビューが閲覧者の関心を惹かない場合、閲覧者が画面をスクロールすることはなく、それ以上の情報を取得することもありません。つまり、ファーストビューでどれだけ興味を惹くかどうかが、LPの成果そのものを左右するのです。
また、安心感や信頼感が重視されるBtoB向けLPのファーストビューでは、LPで紹介する商品・サービスが何であるかを明確に示すことが求められます。
ファーストビューで興味を持ってスクロールしたものの、記載されている内容がファーストビューで紹介されているものと異なった場合、閲覧者のページ離脱や信頼を失うことにもつながりかねません。ファーストビューで記載する内容とスクロールしてから閲覧できる内容が合致していることも大切です。
問題提起・興味づけ
BtoB向けのLPで紹介する商品やサービスは、企業が抱える悩みや課題を解決するものであることが一般的です。ファーストビューの後に企業が抱えていることが多い問題を提起し、その問題を解決するための商品・サービスを紹介するという明確な方針を打ち出します。
例えば、請求書作成ソフトを紹介するLPであれば、次のような問題を企業に提示し、興味を惹きつけられるでしょう。
- 請求書に間違いがあると取引先の信頼を失う
- インボイス制度が始まると請求書の記載内容にも影響が生じる
- インボイス制度に合った請求書を作成していないと、取引先に迷惑をかけることもある
問題を提起したところで「問題を解決する方法を紹介する」と記載すれば、問題に対して不安や興味を感じた閲覧者は「解決法を知りたい」と感じます。さらに画面をスクロールして読み進めてくれるでしょう。
自分ごと化
問題を提起するだけでは、閲覧者は自分の問題として感じにくいかもしれません。問題を提起した後に、より具体的な悩みとして紹介し、閲覧者が「自分ごと」だと感じられるようにしておきましょう。
例えば、請求書作成ソフトのLPであれば、「このようなお悩みはありませんか?」と閲覧者に問いかけつつ、具体的かつ個人的な悩みとして紹介できるかもしれません。
- 請求書に記載ミスをしたことがある
- インボイス制度への対策がまだできていない
- インボイス制度に対応した正しい請求書を作成できるか不安だ
紹介した悩みの例に閲覧者が共感できれば、さらに「解決法を知りたい」という思いが高まり、さらに下へと画面をスクロールしてくれるでしょう。
解決法の提示
会社が抱える課題と「自分ごと」としての悩みを明らかにした状態を作ってから、ようやく具体的な解決法を提示します。もちろん解決法は自社製品やサービスの紹介です。
自社製品やサービスの機能について詳しく紹介し、「この商品・サービスなら自社の問題も解決できるのではないか」と閲覧者に感じてもらえるようにします。請求書作成ソフトの例であれば、次のように機能を紹介することで、導入により課題解決できるという点をアピールできるでしょう。
- 注文書・納品書・請求書をワンストップで作成
- 取引先ごとの情報を登録できる
- インボイス制度に対応した請求書フォーマットを標準装備
閲覧者が「これなら解決できそうだ」と感じられるように、短い言葉で商品・サービスの特徴を紹介しましょう。
解決できる根拠
解決法を提示するだけでは、親切とはいえません。どのような仕組みで問題を解決できるのかについて、より詳細な情報を紹介します。例えば、先程の解決法であれば、次のように記載すると解決策に対して納得しやすくなるでしょう。
- 注文書・納品書・請求書をワンストップで作成→転記ミスがなくなる
- 取引先ごとの情報を登録できる→転記ミスがなくなる、請求漏れもなくなる
- インボイス制度に対応した請求書フォーマットを標準装備→制度施行前から対応できる
また、閲覧者の会社が抱える課題を解決できる根拠として、閲覧者の疑問や懸念点に応える形でFAQを紹介します。FAQに用いる質問は、インターネットで検索しておきましょう。同業他社の商品・サービスのWebサイトもヒントになるかもしれません。
Q.導入したいけれど、使いこなせるか不安… A.記入ガイドが自動表示されるので、ガイドに沿って入力するだけです。企業へのお問い合わせフォームを記入したことがある方なら、誰でも使いこなせます。 |
根拠となるデータも提示しておきましょう。例えば、導入している企業数や満足度の高さなどの具体的な数字を紹介すれば、閲覧者も信頼できる商品・サービスだと感じやすくなります。
ベネフィット
BtoB向けLPにおいて重要なのは、ターゲットとなる企業にとっての「ベネフィット」を明確に伝えることです。そのためには、LPの冒頭や目立つ位置に商材やサービスのベネフィットを簡潔に伝えることが求められます。
具体的には、「業務効率化」「コスト削減」「売上向上」など、ターゲット企業にとって関心の高い利点を強調する必要があります。ベネフィットを伝える際には、数字やデータを交えることで、信頼性を高めやすくなります。
例えば、「30%の業務効率化」「年間100万円のコスト削減」など、実績に基づいた具体的な数値を盛り込むと効果的です。
実績・事例
BtoBのLPでは、商材やサービスの実績や導入事例を紹介することで、安心感を与え、信頼を築くことができます。
事例を紹介する際は、単なる「導入した企業名」を列挙するだけでなく、その企業がどのような課題を抱えていたのか、どのように解決したのか、導入後の成果がどれだけ大きかったのかを具体的に示すことが重要です。
これにより、ターゲット企業に「自社にも同様のメリットがある」とイメージしてもらいやすくなります。
ユーザーの声・FAQ
ユーザーの声やFAQ(よくある質問)は、第三者の視点から商材やサービスの信頼性を証明するものであり、ターゲット企業にとって価値のある情報といえます。
BtoBの商材は複雑であることが多いため、購入を検討している企業が抱える疑問を先回りして解答することで、購買のハードルを下げ、コンバージョン率の向上につながるでしょう。
クロージング
解決できる根拠を提示した後は、クロージングです。BtoB向けのLPは資料請求やお問い合わせを目的としているので、資料請求ボタンやお問い合わせフォームを掲載します。
なお、資料請求やお問い合わせのアクションボタンは、クロージング以外の場所にも複数設置しておきましょう。閲覧者の中にはクロージングまで読まずに資料請求したいと考える方もいます。また、社内で話し合ってから資料請求する場合も想定されるので、LPの最後までスクロールしないと資料請求できない構造では不便です。
クロージングの部分には、アクションボタンを押したくなるようなプラスアルファの情報を掲載することもできます。例えば、「資料請求の方には無料でインボイスガイドブックをプレゼント」のように商品・サービスに関連する内容を含めると、アクションを促す動機づけになるでしょう。
CTA(アクション喚起)ボタン
CTA(コール・トゥ・アクション)ボタンは、LPの重要な要素の一つであり、ターゲット企業が次に取るべき行動を明確に示し、行動を促すためのボタンです。
BtoBのLPにおけるCTAボタンは、商材の購入や問い合わせを促進するために設置されるため、ボタンのデザインや配置にも注意が必要です。目立つ位置に配置し、色や形も他のコンテンツと差別化を図ることがポイントです。
また、ボタンの文言も重要で、「今すぐ試す」「無料デモを申し込む」「詳細を確認する」など、ターゲット企業にとって魅力的で具体的なアクションを促す言葉を使うことが効果的です。
関連記事:LPのCVボタンデザインの7つの要素とは?デザイン考案のポイントと参考事例
BtoB向けLPの成果を最大化する運用方法
BtoB向けLPの成果を最大化するには、次のような運用方法の実施がおすすめです。
- ターゲット別にLPを用意する
- LPで獲得した新規リードへの対応
- LPOの実施
- 顕在層向けの広告のランディングページ(LP)から取り組む
- ホームページと連携させ、一貫性のあるマーケティング戦略を実施する
- 社内で更新できるようにし、迅速な反応と改善を可能にする
一つずつ説明します。
ターゲット別にLPを用意する
LP制作の基本として、「LPのターゲットやコンバージョンは一つに絞る」という考え方があります。LPを自分ごととして捉えてもらうためには、広いターゲットに向けた内容ではなく、「まさに自分(自社)のためにあるサービスだ」と感じてもらう必要があるためです。
複数のターゲットを定めている場合は、LPで再利用できる部分は活用しつつ、ターゲットごとの課題・ニーズを考えた上で、適切なLPを用意しましょう。
LPで獲得した新規リードへの対応
BtoC向けLPとは異なり、BtoBは「LP内で商品購入して完結」というわけではありません。サービス申込み・導入など最終的な目的達成のためには、LPで獲得した新規リードへの迅速な対応が求められます。
LP内で資料請求や問い合わせが実行された際には、サンクスメールを送付するなどのアクションを早急に行う必要があります。
リード獲得後の対応部署が異なる場合は、流入元やフォームの入力内容などの情報も共有すると良いでしょう。
BtoBでは比較的高額商材を扱うことも多いため、商談が長期化することも想定されます。LP運用とあわせて、リードへの対応フローを構築していくことも大切です。
LPOの実施
制作したLPが当初の目標通りに成果が出ていない場合には、LPO(ランディングページ最適化)を行い改善していく必要があります。
現状の分析をして課題点を抽出し、改善・検証を繰り返すことで、LPの成果の最大化につながります。
BtoB向けのLPOでは、主に次の指標をチェックしてください。
- クリック率
- コンバージョン率
- 直帰率
クリック率が目標よりも低い場合は、CTA(行動喚起)ボタンの配置や、ボタンのマイクロコピー(テキスト)の内容などを再検討してみましょう。
コンバージョン率に課題がある場合は、入力フォームの使いやすさや入力項目などに問題がないかを確認しましょう。また、そもそもの成果地点の難易度を低くすることや、特典の付与を検討することも一つの方法です。
直帰率が高すぎる場合は、流入元の広告文・バナーの内容・デザインなどが、ユーザーのニーズとズレている可能性もあるため、一度見直してみましょう。
顕在層向けの広告のランディングページ(LP)から取り組む
BtoB向けLP運用では、顕在層向けの広告キャンペーンから取り組むことがおすすめです。この層は、実際の問題解決に向けてアクションを起こしやすく、より即効性のあるコンバージョンが期待できます。
広告とLPの内容を一致させ、具体的な問題解決や効率化をアピールすることで、コンバージョン率の向上につながります。
ホームページと連携させ、一貫性のあるマーケティング戦略を実施する
BtoB向けLPは、企業の公式ウェブサイトや他のマーケティングチャネルと連携させることで、統一感のある一貫したマーケティング戦略を展開できます。
LPのデザインやメッセージは、ホームページと整合性を持たせ、訪問者が迷うことなく次のアクションに進むことができるようにすると良いでしょう。また、メールマーケティングやSNSとの連携を通じて、訪問者の行動データを収集・分析し、ターゲット層向けに広告やプロモーションも最適化できます。
社内で更新できるようにし、迅速な反応と改善を可能にする
LPの運用では、迅速な対応と改善が求められます。特にBtoB商材やサービスは市場やターゲット層のニーズに応じて変化するため、LPは定期的な更新が必要です。
例えば、CMSを活用して社内担当者が直接変更できる体制を整えることで、新しいキャンペーンや訴求内容を素早く反映できます。
BtoB向けLP制作の費用相場
BtoB向けLPを、自社で内製するか外注するか検討している方もいらっしゃるでしょう。以下を参考に、予算や期待できる効果も含めて検討してみてください。
社内で制作する場合
無料のCMS(コンテンツ管理システム)などを用いることで、サーバー代・ドメイン代だけでLPを制作することも可能です。
ただし、社内で制作する場合、LP制作のための人件費やその後のLP運用のノウハウが必要になります。
LPの品質も考慮すると、多少のコストをかけてでもプロに任せた方が成果につながる可能性が高いです。
成果は出しつつコストをできるだけ抑えるためには、LPの企画・制作など部分的にプロに依頼し、その後の運用は自社で行うといった方法も検討すると良いでしょう。
外注する場合
BtoB向けLP制作を外注する場合の費用は、依頼内容によって次のように異なります。
- コーディングなど部分的な依頼:数万円~
- 戦略設計・オリジナルデザインなど一貫して依頼:数十万円~
- 公開後の運用サポートも依頼:数十万~百万円以上
また、依頼先によっても費用は変わります。
- 大規模の制作会社:数十万円~百万円以上
- 中小規模の制作会社:数十万円~
- フリーランスなど個人:数万円~
外注するとコストは発生しますが、社内の人的リソースを削減できます。また、LP制作のノウハウに精通したプロのクオリティにも期待できます。
関連記事:ランディングページ制作会社10社を比較!選ぶポイントや費用相場なども紹介
BtoBのLP事例
実際にBtoB向けに制作されたLPを参考にすることで、より良いLPを完成するためのヒントを得られます。ここでは、企業向けのサービスを提供している7社のLP事例をご紹介します。
- Chatwork
- ジョブカン
- 配配メール
- MiiTel(ミーテル)
- 楽楽勤怠
- NTM 日本トータルテレマーケティング株式会社
- NP掛け払い
Chatwork
ビジネスチャットサービスを提供するChatworkでは、ファーストビューに「国内利用者No.1」「中小企業向け」の文字を入れ、BtoBをはじめ多くの方に利用されているサービスであることをアピールしています。また、Chatworkユーザーには馴染みの深いスタート画面もファーストビューに配置し、どのようなサービスなのか視覚的にわかる工夫もしています。
スクロールすると最初に紹介されるのは、Chatworkにより得られるメリットです。ビジネスチャットでどのような課題を解決できるのかも端的に紹介されているので、自分に合うサービスなのか早い段階で判断できるようになっています。
参考:Chatwork
ジョブカン
近年、テレワークやコワーキングスペースで作業をする方、時短勤務をしている方など、働き方が多様になってきています。働き方の自由度が高まるという点では良いことですが、勤怠管理が難しくなってきたと感じる企業も少なくないでしょう。
ジョブカンでは勤怠管理に問題を抱える企業に向けて、クラウド勤怠管理システムを提供しています。ジョブカンのBtoB向けのLPにアクセスすると、まず目を惹くのが「業界No.1」の文字です。ファーストビューにクラウド勤怠管理システムとして業界No.1の評価を受けたことや、実際に導入している企業が15万社に及ぶことなどを紹介し、具体的な数字で興味を惹きつける構成になっています。
また、ファーストビューに資料請求とお問い合わせボタンを設置し、すぐに詳しい情報を得たいと考える閲覧者に応えている点も特徴です。さらにスクロールしていくと、具体的な悩みとして「手作業が大変」「シフト作成が大変」などを紹介し、どのような悩みに応えるサービスなのか紹介しています。
導入事例を多数紹介していることもジョブカンのLPの特徴です。導入企業の担当者が実名で感想を述べ、サービスの信頼性を高める役割を果たしています。
参考:ジョブカン
配配メール
配配メールはメールマーケティングをサポートするサービスです。閲覧者の中には「メールマーケティングに効果があるのか」と懐疑的に受け取る方もいるかもしれません。配配メールのLPではファーストビューに「費用対効果が高いメールマーケティングサービスNo.1」と記載して閲覧者の疑問に答え、なおかつメールマーケティングの有効性と自社の評価の高さをアピールしています。
ファーストビューで、導入している企業のロゴを多数紹介している点も特徴です。大企業が利用するサービスであると示すことで、信頼性の獲得に努めていることがわかります。
また、スクロールすると、配配メールが成果を最大化できる理由を短い文章でまとめているコーナーが表示されます。各理由からは詳細情報を紹介するページへと飛ぶこともできるので、より詳しく知りたい方にも応える構造です。
参考:配配メール
MiiTel(ミーテル)

IP電話と音声解析の機能が一つになったMiiTel(ミーテル)のLPでは、企業ロゴの横に、「ビジネス向けのスマート電話」と表記されています。これにより、ひと目でBtoB向けのサービスであることが分かります。
ファーストビューに利用者数・ユーザー数・市場シェア・受賞歴など具体的な実績を掲載し、権威性を高めているのも本LPの特徴です。情報量が多い場合でも、同LPのように統一されたデザインで並べて表示することで、すっきりと整理された印象を与えられます。
ファーストビュー下部には、導入企業のロゴをスライドで表示。多数の企業が利用していることを伝えることで、安心感や信頼感を醸成しています。また、社名をテキストで表示するのではなく、各社のロゴで表示することで視認性も高めています。
参考:MiiTel
楽楽勤怠

BtoB向け勤怠管理システムの楽楽勤怠のLPは、『「面倒くさい」勤怠管理をもっと楽に。』のキャッチコピーが目を引きます。勤怠管理が面倒と感じている不満に対し、「このシステムを使えばもっと楽になりますよ」と解決案まで提示している、分かりやすいキャッチコピーです。
ファーストビューには、同システムの使用画面のイメージイラストと、「資料請求」のCTAボタンが設置されています。白い背景に大きめのグリーンのボタンで見つけやすく、クリックしやすいデザインです。
「料金シミュレーション」のボタンもあり、資料請求の前に料金の概算を把握しておきたいというユーザーのニーズにも応えています。
ファーストビューに受賞歴や口コミも表示し、ひと目でアワードと認識できるようなデザインを採用することで、シンプルかつ分かりやすいLPに仕上がっています。
参考:楽楽勤怠
NTM 日本トータルテレマーケティング株式会社

日本トータルテレマーケティング株式会社(NTM)は、コンタクトセンターやECサイト、物流などの業務をアウトソーシング(BPO)する企業です。
同社のLPでは、ファーストビューにコンタクトセンターをイメージさせる画像と、「アウトバウンドコールで営業課題を解決!BtoB・BtoCともに売上拡大と顧客維持を実現」というキャッチコピーを掲げ、具体的なターゲットと課題に焦点を当てています。
これにより、どのようなサービスを提供しているか、また自社に関係があるかをすぐに判断しやすくなっています。また、ファーストビューにはCTAボタンと実績数を表示し、訪問者を次のアクションに誘導しています。
LPの流れは、悩みの提・解決策・選ばれる理由・実績・導入フロー・会社情報と、基本的な構成となっており、デザインは全体的に信頼感と清潔感が感じられるBtoB向けの落ち着いた仕様です。
NP掛け払い

NP掛け払いは、ネットプロテクションズが提供するBtoB向けの企業間後払い決済(請求書払い)代行サービスです。
同サービスのLPは、視覚的にインパクトのあるデザインが特徴です。パララックス効果やスクロールエフェクトを活用し、Webサイトに立体感や奥行きを加えています。
例えば、ファーストビューでは、浮いているノートパソコンのビジュアルが目を引き、スクロールすると実際の操作感をアニメーションでイメージできます。動画を埋め込むよりも、LP全体のデザインに自然に溶け込み、視覚的に訴求力を高めています。
また、余白が適度に取られ、情報を詰め込みすぎていないため、負担なく必要な情報にアクセスできます。BtoB向けLP制作で、最新の表現を取り入れたい場合の参考になるでしょう。
参考:NP掛け払い
BtoBのLP制作はプロへの依頼がおすすめ
BtoBのLP制作は、専門の制作会社に依頼するのがおすすめです。閲覧者の関心を惹くポイントを的確に押さえた、より訴求力の高いLPに仕上げることができます。
LP制作会社選びに迷ったときは、いくつかの制作会社から見積もりを取ってみましょう。費用だけでなく実績も比較すると、より安心できる制作会社を選べます。
制作会社選びの際には、弊社クロスバズのランディングページ制作サービス「バズLP」もぜひご検討ください。LPの制作から集客まで、一貫したサービスでお客様をサポートしています。ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼バズLPのサービスページ

まとめ
BtoBビジネスでLP制作するメリットは、必要な情報を一括で提示しつつ、流入元や訪問者のニーズに合わせて柔軟に対応できる点です。
BtoB向けLPはBtoC向けとは異なる特性を持つため、これらの特性を活かしてLPを制作することで、競争の激しい市場での優位性を築くことができるでしょう。
クロスバズの「バズLP」では、LP制作から集客まで一貫してサポートしております。競合やユーザーの分析に十分な時間を割き、効果的なセールスストーリーを構築した上で、行動経済学の要素を取り入れた、売上を最大化するためのランディングページを制作します。
BtoB向けのLP制作を検討している方は、お気軽にご相談ください。

カテゴリから記事をさがす
人気の記事 POPULAR
関連記事 RELATED

LP(ランディングページ)とは?ホームページとの違いやメリットについて解説

LP(ランディングページ)制作費用相場|内訳や妥当な料金か見分けるポイントも紹介

【必見】工務店・注文住宅のLPでコンバージョンを増やす秘訣10選

東京のおすすめLP制作会社13選!失敗しない選び方も

LP制作(ランディングページ作成)は外注すべき?依頼前の確認事項や費用相場を紹介

ECサイトとLPの違いとは?使い分け方法や効果的な運用方法を解説

依頼殺到。クロスバズの「なんかすごいLP」ってどんなLP?

記事LPのデザイン事例一覧とデザインで気をつけるべきことを紹介
