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【初心者向け】歯医者がLP(ランディングページ)を制作するメリットや制作のポイントまとめ

X編集部
2023.05.22 10:00
【初心者向け】歯医者がLP(ランディングページ)を制作するメリットや制作のポイントまとめ

Web経由での歯医者への集客に欠かせないのがLPです。LPは、あなたが経営する歯医者に興味を持ったユーザーに対する、「最後のひと押し」の役割を果たします。

Web経由での集客に欠かせないLPですが、「どうやって作ればいいのか分からない」「そもそもLPって必要なの?」と悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、歯医者がLPを制作するメリットや制作時に気をつけるべき8つのポイントについて解説します。

歯医者への集客に困っており、Webでの集客について調べているうちにLPに辿り着いた歯医者経営者の方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

初心者の方でも読み進められるように、Web広告に関する難しい専門用語はほとんど使用せずに解説しています。

LP(ランディングページ)とは?

LPとは、商品の購入や問い合わせ(=コンバージョン)を目的とした、縦長1枚のWebページのことです。

縦長1枚のWebページの中に、特定の商品のコンバージョンに至るまでに知っておきたい以下のような情報が、分かりやすくまとめられています。

  • 概要
  • 特徴
  • 価格
  • 利用者の声
    など……

例えば以下は株式会社クロスバズ(弊社)のLPです。LPの参考として、チェックしてみてください。

>>株式会社クロスバズ LPの例

ユーザーはGoogle・Yahoo!の検索結果やWeb広告を経由して、LPへとアクセスをします。ユーザーが最初に着地(landing)するページなので、LP(ランディングページ)と言われています。

歯医者がLPを制作するメリット

歯医者がLPを制作するメリットは、以下の3つです。

  • Web広告を使った集客が期待できる
  • ホームページよりも訴求力が高い
  • ターゲットごとの訴求ができる

それぞれ詳しく見てみましょう。

Web広告を使った集客が期待できる

冒頭でも述べた通り、LPはWeb広告を使った集客に欠かせません。

なぜならWeb広告はテレビCMのように広告枠が決まっていて、伝えたい情報を全て伝えることは不可能だからです。

主なWeb広告の種類と広告枠の例は以下の通りです。

Web広告の種類詳細広告枠の例
リスティング広告GoogleやYahoo!の検索結果上に表示される広告広告文(30文字以内)説明文(90文字以内)
SNS広告TwitterやInstagramなどのSNS上に表示される広告Instagram広告の例:600×500の画像
ディスプレイ広告Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告600×600の画像

関連記事:効果的なWeb広告の始め方!コツや注意点を正しく理解しよう

ホワイトニングや矯正といったサービスを、上記の広告枠内で全て伝え切ることは、難しいですよね。

一方でLPでは、広告枠の制限を受けることなく、好きなだけ情報を掲載できます。

「Web広告にはユーザーがクリックをしたくなるような魅力的な文言や画像などを掲載し、LPで商品やサービスについて詳しく伝える」といった流れがベストです。

ホームページよりも訴求力が高い

「Web広告だけだと情報を伝えきれないことは分かった。でもLPではなくホームページでも良いのでは?」と考えている方も多いのではないでしょうか。

確かにホームページにも制限なく情報を掲載できます。しかしホームページには、特定の商品・サービス以外の情報も掲載されているため、ユーザーに見せたい情報を順番に見せることができません。

別のページに興味が移ってしまい、コンバージョンに至ることなくページを離脱してしまうかもしれません。

例えば「ホワイトニングに興味があるユーザーが、他の情報に目を通しているうちに興味を失い離脱する」といった形です。

一方でLPは、以下のように特定の商品やサービスに特化して作られています。

  • ホワイトニングに特化したLP
  • 矯正に特化したLP
  • 何年も歯医者に行っていなかった方に特化したLP

よってユーザーに綺麗な動線で情報を伝えられます。

自社について知ってほしいだけであれば、ホームページでも良いでしょう。しかし特定の商品やサービスのコンバージョンを獲得したいのであれば、ホームページよりもLPの方がおすすめです。

ターゲットごとの訴求ができる

前述の通り、LPは原則Web広告とセットで運用されます。

Web広告では、年齢や性別、興味などで細かなターゲティングが可能です。そしてLPも、ターゲットに刺さるデザインやセールスライティングを使って制作されます。

一方でポスティングやテレビCMといったWeb以外の広告では、Web広告のように細かくターゲティングを行えません。

行えるターゲティングは、せいぜい「住んでいる地域」や「特定の番組を見ている層」程度です。

認知度を広めたいだけであれば、Web広告以外の手法でも良いでしょう。しかしターゲットにピンポイントで訴求したいのであれば、LPとWeb広告の組み合わせがおすすめです。

「そもそも歯医者はLPを運用すべきなの?」という疑問に対してもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

関連記事:LPを運用するメリット・デメリットとは?運用を行う際の5つのポイントを解説

歯医者がLPを制作する際のポイント8つ

歯医者がLPを制作する際は、以下8つのポイントに気をつけましょう。

  • 1ジャンルに特化したLPを作る
  • 受付時間やアクセス方法などを分かりやすいところに記載する
  • 信頼性を第一に考える
  • Webからでも申し込めるようにしておく
  • ファーストビューには特に力を入れる
  • 価格は明確に記載しておく
  • できればお得な割引やキャンペーンを用意する
  • 「よくある質問」でユーザーが抱く疑問に全て答える

それぞれ詳しく解説します。

1ジャンルに特化したLPを作る

歯医者が提供するサービスは、以下のようにいくつもあります。

  • 虫歯治療
  • 定期検診
  • 矯正
  • ホワイトニング
  • セラミック治療

上記のうち複数のサービスを提供している場合、「LPにあれもこれも詰め込みたい」と考える気持ちは分かります。

しかしより効果的なLPにするには、ジャンルを1つに絞りましょう。

  • 虫歯治療に関するLP
  • ホワイトニングに関するLP

といった形です。

無理に詰め込むと、結局どちらの見込み顧客にも刺さりません。

複数サービスに集客をしたいのであれば、「虫歯治療に関するLP」「ホワイトニングに関するLP」とLPを複数制作しましょう。

LP制作を制作会社に依頼する場合、複数LPの制作で割引が受けられたりするので、覚えておいてください。

受付時間やアクセス方法などを分かりやすいところに記載する

受付時間やアクセス方法といった、歯医者へのアクセスに欠かせない情報は、LPの分かりやすい箇所に掲載しましょう。

他にも、駐車場の有無や交通手段別の所要時間などを掲載しても良いかもしれません。

最寄駅からの所要時間は、Googleマップ等を使えば、簡単に調べられます。「調べれば分かる情報をわざわざ掲載しなくても良いのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

こういった情報の掲載は、単純に親切なだけではありません。歯医者に行くまでのイメージが湧くことで、コンバージョンに繋がりやすくなります

信頼性を第一に考える

健康やお金が関わる業種では、とにかく信頼性が大切です。

歯医者を訪れるユーザーは、

  • この歯医者本当に大丈夫かな?
  • 詐欺まがいの治療をされないかな?
  • 本当に綺麗にしてくれるのかな?

と思いながら、複数の歯医者を比較検討しています。

よってLPには、院長の顔や経歴・お客様の声・治療のBeforeAfterなどを掲載して、信頼性を獲得するようにしましょう。

例えば以下のような院長の情報が一切掲載されていないと、不安になるはずです。

こういった情報を掲載するだけでも、信頼性は大きくアップします。

すでにホームページを持っているのであれば、そちらに掲載されている画像等を流用されても問題ありません。

Webからでも申し込めるようにしておく

稀に、電話番号のみしか掲載されておらず、Web申し込みに対応していない歯医者のLPを見かけます。

単純に電話よりもWeb予約の方がスムーズですし、「電話は怖いからWeb申し込みの方が良い」といった層も一定数います。

よってWeb申し込みができるようにして、Web申し込みボタンをLP内に設置しましょう。

一般的には、年齢が高くなればなるほど、Web予約よりも電話予約の方が好まれる傾向にあります。「Web予約だと本当に予約できているか信用できない」と考える層もいるのです。

よって電話予約とWeb予約の両方に対応するのが最適です。

ファーストビューには特に力を入れる

LPにアクセスをして、最初に表示される画面のことを、ファーストビューと言います。

LPを始めとするWebページでは、とにかくファーストビューが大切です。ユーザーはファーストビューを見て抱いた印象で、そのまま読み進めるか離脱するかを決めます。

せっかくWeb広告経由でLPへのアクセスを獲得できても、ファーストビューで離脱されてしまうと、広告費が無駄になるだけです。

よってLP制作時にはファーストビューに特に力を入れ、ユーザーが先を読み進めたくなるような工夫を施しましょう。

具体的には、以下のような情報をファーストビューに盛り込むと良いでしょう。

  • どんな商品・サービスなのかが分かる文言や画像
  • お得なキャンペーン
  • 「気軽にできる」ことが伝わる情報

例えば以下は、株式会社クロスバズ(弊社)のLPのファーストビューです。

ファーストビューには特に力を入れる

どんなLPを制作できるのかが一目で分かるようになっています。

また「『なんか、すごいLP』ってどういうこと?」「他と何が違うの?」と先に読み進めたくなるような工夫を施しています。

価格は明確に記載しておく

歯医者にて、保険が適用される虫歯治療以外のサービスを受ける際に、ユーザーが特に気にするのが価格です。

ユーザーはホワイトニングや矯正等に対して、漠然と「お金がかかる」というイメージを持っています。

よって価格は、分かりやすいところにはっきりと明記しておきましょう。価格を記載していなかったり、小さく記載していたりすると、信頼性を損なってしまいます。

また価格が明記されていない場合、そもそも比較対象から除外されてしまいます。

競合他社よりも低価格であることをアピールしたり、お得なキャンペーン(次の項目で解説しています)を提示したりすれば、価格の提示がユーザーにとってマイナスに働くことはありません。

できればお得な割引やキャンペーンを用意する

ユーザーに「今この場で」申し込みをしてもらうには、期間限定のキャンペーンや割引が有効です。

  • 〇月〇日までの申し込みで10,000円キャッシュバック
  • 〇月〇日までの申し込みで〇〇プランが1割引

可能であれば、上記のようなキャンペーンや割引を用意しましょう。

そうすることで、「あとで申し込むと損をするかもしれない」という心理が働き、その場での申し込みに繋がります。

LPの内容を変更する手間は生じますが、無期限ではなく、「期間限定」のキャンペーンを実施することが大切です。

「よくある質問」でユーザーが抱く疑問に全て答える

LPの最後の方には、「よくある質問」の欄を設けましょう。よくある質問にて、ユーザーが申し込みや予約の前に抱く疑問を一つひとつ丁寧に解決していきます。

例えばマウスピース矯正の場合には、以下のような質問が考えられます。

  • 1日に何時間マウスピースを装着すれば良いですか?
  • 痛みはありますか?
  • マウスピース装着中に食事は可能ですか?

こういった質問にLPの中で答えることで、ユーザーが分からないことを調べるためにLPを離脱してしまう可能性を減らせます

歯医者のLP例

ここでは、歯医者のLP例を3つ紹介します。

本記事で紹介した、「歯医者がLPを制作する際の8つのポイント」の中で、どれが使われているかを意識しながらチェックしてみてください。

キレイライン矯正

以下は歯の矯正を行う、キレイライン矯正のLPファーストビューです。

  • どんなサービスなのか
  • 低価格でもお試しができること
  • 初回検診が無料であること
  • TVCM放映や患者数10万人突破のような信頼性獲得のための情報

が一目で分かります。またLP中盤に症例のBeforeAfterを画像付きで掲載し、ユーザーの期待値を上げています。

以下はLP下部に掲載されている、「よくある質問」です。

キレイライン矯正のLPは、シンプルかつ本記事で紹介したポイントの多くが使われているので、参考としてぜひ目を通してみてください。

ホワイトニング東京

以下はホワイトニングを提供する、ホワイトニング東京のLPファーストビューです。

  • どんなサービスなのか
  • 信頼性(来院数2万人突破)
  • 気軽さ(通院1回のみ、90分)
  • 24時間オンラインで予約できること

などが一目で分かります。またモデルの女性や色使いなどから、女性をターゲットにしたLPであることが推測できます。

ファーストビュー以降も、チャートや動画がふんだんに使うなど、思わず読み進めたくなる工夫が多く凝らされているLPです。

堀元歯科院

以下はセラミック治療を提供する、堀元歯科医院のLPファーストビューです。

  • どんなサービスなのか
  • どんな流れで治療を行うのか
  • 費用
  • 診療時間

などが一目で分かります。

ファーストビューにはWeb申し込みに関する記載がありません。しかしLP中盤を見ると、Web申し込みに関する記載を確認できます。

また、以下のような写真付きでの院長挨拶は、信頼性の獲得に役立ちます。

歯医者のLPを制作するまでの流れ

無計画にLPを制作すると、全くユーザーに刺さらないLPが出来上がってしまいます。

歯医者のLPは、以下3つの手順で制作をしましょう。

  • ペルソナや目的を設定する
  • 配信するWeb広告を決める
  • LPを制作する

それぞれ詳しく解説します。

ペルソナや目的を設定する

ペルソナとは「想定読者」のことです。

まずはどんな人にLPを訪れてほしいのか、ペルソナを詳細に決めましょう。ペルソナが決まれば、どんなデザインにすれば良いか、どんなセールスライティングを行えば良いかが見えてきます。

例えば以下のLPのペルソナは、「差し迫った予定のために短期間で歯を白くしたい女性」であると推測できます。

ペルソナは、細かく設定すればするほど良いです。最低でも以下の項目は決めるようにしましょう。

  • 性別
  • 年齢
  • 仕事
  • 年収
  • 悩み
  • 学歴
  • 家族構成

誰にでも当てはまるようなふんわりとしたLPよりも、特定の1人に向けたLPの方が、多くの人の心を動かします。

ペルソナを決めたら、LPを運用する目的を決めましょう。歯医者がLPを運用する目的には、以下のようなものがあります。

  • ホワイトニングへの申し込み
  • 商品の資料請求
  • 無料カウンセリングへの申し込み

目的・ゴール地点によって、どんなLPを作れば良いのかが変わってきます。

配信するWeb広告を決める

ペルソナと目的を決めたら、どのWeb広告に広告を出稿するのかを決めましょう。

Web広告には、リスティング広告・SNS広告・ディスプレイ広告など複数の種類があります。そして何を目的として広告を配信するのかによって、どのWeb広告を選ぶべきなのかが異なります。

例えばコンバージョンの獲得を第一に考えるのであれば、リスティング広告がおすすめです。なぜならリスティング広告では、特定のキーワードで能動的に検索行動を行った、悩みが明確なユーザーのアクセスを獲得できるからです。

一方でSNS広告やディスプレイ広告の場合は、偶然目に入った広告をクリックしてユーザーはLPを訪れます。

よって「あなたはこういう悩みがありますよね?」と悩みを明確にするところから始めなければならず、コンバージョンまでの距離が遠い傾向にあります。

LPを制作する

ペルソナ・目的と、配信するWeb広告を決めたら、いよいよLPの制作です。

LPの制作には、以下3つの専門的なスキルが求められます。

  • デザインスキル
  • コーディングスキル
  • セールスライティングスキル

デザインスキルやコーディングスキルについては、ペライチのような初心者向けのテンプレートツールを使うことで解決できます。

関連記事:【画像付き】ペライチを使ったLP(ランディングページ)の作り方や事例まとめ!

しかしテンプレートツールを使用しても、簡易的なLPしか作れず、歯医者への来院やお問い合わせには繋がりません。

よって自社でLPを作ることが難しい場合は、LP制作会社への依頼がおすすめです。

LP制作会社に依頼をすれば、ヒアリングや競合分析に基づいたLP制作を依頼できるのみならず、Web広告運用やSEO対策までまとめて依頼できます。

関連記事:LP制作(ランディングページ作成)は外注すべき?依頼前の確認事項や費用相場を紹介

まとめ

歯医者がLPを制作するメリットや制作時に気をつけるべき8つのポイントについて解説しました。

Web広告経由で集客をしたいのであれば、まずはLPを制作しましょう。

「自社でLPを制作するのは難しそう」と感じる方は、弊社クロスバズの“バズLP”をご活用ください。お見積もり・ご相談は無料です。

弊社ではLP制作以外の、Web広告運用やSEOサービスも提供しています。

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