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ShopifyでLPは作れる?LPの作り方やおすすめアプリを詳しく解説

X編集部
2022.11.21 10:00
ShopifyでLPは作れる?LPの作り方やおすすめアプリを詳しく解説

Shopifyはデザインやコーディングの経験がなくてもネットショップ開設が可能なアプリです。商品ページや問い合わせページの作成だけでなく、LP(ランディングページ)まで作成できるのはご存知でしょうか。

ShopifyでLPを作成する方法は複数あり、中でも手軽かつ本格的なものを作れるアプリの導入がおすすめです。今回はShopifyのLP制作を行うメリットや注意点、おすすめのアプリなどを紹介します。

本記事を読めば、LP制作の知識がゼロのあなたもShopifyでページを作成できるようになるでしょう。

ShopifyでLP制作は可能?

ShopifyでLP制作は可能?

ECサイトの構築・運営をサポートするプラットフォームShopifyは、LP制作にも対応しています。LP制作の方法は「Shopify内で作成」「コーディングで作成」「アプリを活用」の3つです。

Shopify内で作成する場合、テンプレートを活用できる手軽さが特徴です。自らコーディングする際は、プログラミング言語に関する知識が必要となる反面、機能性やデザインに優れたLPを構築できます。

アプリを導入した場合は、簡単に充実したページを作れるのが魅力です。ここでは、それぞれの方法のメリット・デメリットなどを解説します。

Shopify内で作成

ストアの管理画面にある「ページ追加」からLPを作成する方法です。複雑ページの作成には向いていませんが、手軽に短時間でページを作れるのはメリットです。

  1. Shopifyにログイン
  2. オンラインストア内の「ページ」をクリック
  3. 「ページを追加」をクリック

入力フォーマットが出てくるので、セールスコピーや画像・CTAを追加していきます。ページ右側の「デフォルトページ」には複数のテンプレートが用意されています。気になったデザインがないか確認し、必要なテンプレートを選ぶとよいでしょう。

ページ下部の「ウェブサイトのSEOを編集する」からは、ページタイトルや説明文を入力可能です。SEOに有効なので、検索エンジンで上位獲得を狙う場合は設定をおすすめします。

コーディングで作成

Shopifyが作成したプログラミング言語「Liquid」のコードを自ら組んでLPを作成する方法です。Liquidの扱いに長けているプログラマーがいる場合、一からコーディングを行うのも不可能ではありません。

テンプレートを使用する場合と比べて、機能やデザインが充実したページを構築できます。ただし知識の習得や新たなプログラマーの採用など、時間やコストが多く必要になる場合もはあります。

まっさらな状態からLPを作成するのは大変なので、物理的には可能でも手間がかかってしまうでしょう。

アプリを活用

3つ目は、ShopifyでLPを作成できるアプリを使用する方法です。アプリの場合、Shopify内の簡易的な機能よりも本格的、かつ自らコーディングを行うよりも手軽にページを作成できます。

注意してほしいのが、Shopifyはカナダで開発されたツールなので、LP作成アプリにも英語対応のものが多い点です。ただし日本語対応のアプリも登場しているので、ツールの選択を間違わなければ、使いにくさを感じることはないでしょう。

手軽に出来映えが良いLPを作りたい方は、アプリの活用を検討してみてください。

参考:Shopify

ShopifyでLPを制作するメリット

ShopifyでLPを制作する大きなメリットは、ノーコードにも対応しているためWebに関する専門知識がなくても完成させられる点です。

また、購入者や支払先に関する情報を入力する決済画面がシンプルなのも魅力的です。わかりにくさや煩わしさから途中で購入を止めてしまうユーザーの減少に役立ちます。決済方法の種類も非常に多く、ユーザー視点で利便性が高いサービスだといえます。

ここでは、ShopifyでLPを作成するメリットを3つ、具体的に紹介します。

Webの専門知識がなくても簡単に作成できる

Shopifyを使用すれば、WordPressやプログラミング言語などWebの専門知識を有していなくても、簡単にLPを作成できます。テンプレートを活用して迅速にデザインを整えた後に、商品を登録してCTAボタンを設置するだけでLPが完成します。

またコードを組む必要がなく、複数のLPを作成できるアプリが複数あるのも魅力的です。「Webに関する専門知識がないけど今すぐLPが必要」「LPを作りたいけど専門人材がいない」といった場合に非常に役立つでしょう。

ShopifyではLP以外にも、次のようにさまざまなページを作成できます。

レギュラーページLPや自己紹介のように必要な情報を1枚にまとめたページ – FAQや会社概要、ポリシーなど多くの用途に対応
商品ページ販売商品の情報を掲載するページ – ユーザーの購入意欲を持たせ行動を促すために重要
コレクションページユーザーがコレクションに追加した商品を一覧形式で表示するページ – 複数の商品から価格やデザインを見比べて、購入商品を選択
ブログページブログ記事を掲載するページ – 画像とテキストで構成されたコンテンツをブログ記事として公開可能
カートページチェックアウトに進む前に、カートに入れた商品の一覧を確認できるページ – 商品一覧のほか、金額も確認可能
チェックアウトページオンラインショッピングの決済を行うページ – ユーザーは支払先や配送オプションを選択
パスワードページパスワード保護機能を追加するページ – 事前にパスワードを共有したユーザーのみアクセスできるように制限をかけることが可能
404ページなんらかの理由で表示できないページを開いたユーザーに、エラーを伝えるページ

カゴ落ちを防ぐことができる

ネットショッピングにおいて、会員登録や商品登録にいたるまでが面倒で購入をやめてしまうことを「カゴ落ち」と呼びます。

ECサイトではユーザーの7割がカゴ落ちしているといわれており、EC運営者にとっては対策が必要不可欠です

Shopifyでは購入までの面倒な手順をできる限り簡素化した「チェックアウトフォーム」機能が備わっています。支払いやお届け先情報を入力する、いわゆる決済画面がたった1ページで完了します。入力時の手間や面倒が軽減されるので、Shopifyの活用によってカゴ落ちの減少に寄与するでしょう。

決済方法の種類が多い

Shopifyは対応している決済方法の種類が多く、お客様に合わせた決済方法を選択できます。利用可能な決済方法を一覧で紹介します。

  • Shopifyペイメント
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • Shop Pay
  • Amazon Pay
  • PayPal
  • KOMOJU
  • Paidy
  • GMOイプシロン
  • SBペイメントサービス
  • 2Checkout
  • CyberSource
  • BitPay
  • キャリア決済

クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込のほか、キャリア決済・QRコード・仮想通貨による支払いにも対応しています。決済方法や手数料はサービスによって異なるので、注意が必要です。

決済に自分が使用している方法を使用できないと、カゴ落ちのリスクが高まりますが、対応決済サービスが豊富なShopifyなら安心です。

ShopifyのLP制作におすすめのアプリ3選

ShopifyのLP制作におすすめのアプリは「PageFly」「ShogunLandingPageBuilder」「らくらく画像ランディングページ | リテリア Easy LP」です。どれも一長一短あるため、ツールの選択で失敗したくない方は、各アプリの特徴やできることをよく把握する必要があります

はじめてLP作成アプリを利用する場合、無料プランがあるPageFlyがおすすめです。よりデザインにこだわりたい、多くの機能が欲しいなどの要望が出るようなら、有料プランへの切り替えやShogun・リテリア Easy LPへの変更を検討しましょう。

各アプリの機能や特徴・料金プランを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.PageFly

PageFly

PageFlyは使い勝手に優れたLP作成アプリです。テンプレートが充実しており細かな調整にも適しているため、思い通りにデザインを構築しやすいです。ShopifyでLPを作成するアプリとして、知名度が高いツールでもあります。

他のアプリと比較して強いのは、無料プランがあることです。セクションごとのページ数には限りがありますが、費用を抑えてLPを作成したい企業様にとっては有力な選択肢となるでしょう。

主な機能

  • 新たなページセクションの追加
  • アニメーションやスライドショーの設定
  • SNSやYouTube動画の挿入
  • 24時間サポート
  • ページ分析機能
  • レビュー評価の確認

ポップアップのようなアニメーションやスライドショーの設定に対応しているので、Webの知識がなくてもリッチなページを作成できます。SNSやYouTube動画などの外部セクションもページに追加して、商品の口コミを乗せたり、利用者のリアルな声を表示させられたりするのも魅力的です。

豊富なテンプレートや無料プランが利用できる

PageFlyはテンプレートも充実しており、全体的に使い勝手が良いアプリです。ページデザインは他社と差別化を図る上で重要なので、選択肢が豊富な方が役立ちます。デザインの変更も可能なので、分析機能によって成果が出ていないと判断した場合は、使用テンプレートを調整することでCV改善を狙えます。

テンプレートやデザインが豊富なだけでなく、無料プランを利用できるのも嬉しいポイントです。次に紹介するShogunLandingPageBuilderでは無料体験期間はあっても、有料プランは存在しません。PageFlyの無料プランはページ数に上限がありますが、ECサイト構築に費用をかけられない小規模な企業様にとっては価値があるツールです。

さらに、デスクトップ・タブレット・スマートフォンとデバイスごとの調整が可能です。とくにECストアの注文の多くはスマートフォンで行われているため、LPのスマホ対応は必須といえます。

他アプリとの柔軟な連携を実現

PageFlyは、異なるアプリとの組み合わせも可能なので目的に応じてカスタマイズしやすいのも利点です。SEO機能つきのアプリや、集客に特化したアプリと組み合わせて、思い通りに扱えます。

例えば、商品レビューアプリ「Opinew」との併用が挙げられます。PageFlyで作成したLPに商品レビューを載せれば、実際に使った人の感想が見られるので訴求度はより高まるでしょう。OpinewはSEOの編集機能もついているので、検索上位も狙えて一石二鳥です。

プランのグレードを上げるとデザインやテンプレートの種類も豊富になるので、LPのクオリティを求めるならグレードアップが必要となるでしょう。

ShopifyのLP作成アプリは英語にしか対応していないものが多いですが、PageFlyは画面表示の言語が日本語なので、英語が読めない人でも扱いやすいのも嬉しいポイントです。

設定で中国語をはじめ、その他言語への切り替えも可能なので、社内に外国語話者がいる企業でも問題なく導入できます。

料金プラン

プラン名 月額料金
Free0ドル
Silver19ドル
Gold39ドル
Platinum99ドル

いずれのプランでもすべての機能を使用できますが、ページの上限数に違いがあります。Freeプランはセクションごとに1ページしか使用できず、有料プランにアップグレードすると上限が増えていき、Platinumプランでは制限が撤廃されます。

参考:PageFly

2.ShogunLandingPageBuilder

ShogunLandingPageBuilder

ShogunLandingPageBuilderはドラッグ&ドロップだけでLPを簡単に構築できるアプリです。PageFly同様、一般的な知名度が高く、広く使われているアプリでもあります。

HTMLやCSSの知識がなくてもデザイン反映が可能で、社内に専門人材がいない会社でもコンテンツを完成させられます。デメリットは日本語に対応していない点と、無料プランがない点です。

主な機能

  • ドラッグ&ドロップページビルダー
  • テンプレート付属
  • SEOコントロール
  • ABテスト
  • 複数サイトへのコンテンツ共有
  • 分析機能

要素をドラッグ&ドロップするだけで、LPを一から作成できるのが最大の特徴です。70を超える豊富なテンプレートが揃っており、自らコーディングを組まなくても質の高いページを完成させられます。

また直感的に操作できるので、使用前にマニュアルを読み込む必要もなく、スイスイ作業を進められます。テンプレートを選択する際も、扱う商品・対象のユーザー・ECサイトの特徴などの要素をあらかじめ決めておけば選びやすいでしょう。

マルチデバイス対応のサービスに便利

モバイル端末やタブレットなど、デバイスごとに表示する機能があるのもShogunLandingPageBuilderの魅力です。各デバイスのビューモードは端末の種類を選ぶだけで切り替わるシステムなので、ストレス少なく複数画面を比較できます。

ユーザーからは「カスタマーサポートが充実していて親切だ」との声も挙がっています。SNSやブログ・FAQからいつでも質問可能なので、初見で複雑な機能を使いこなせるか不安な方も手取り足取り教えてもらえるでしょう。

分析・SEOに役立つ機能も充実

LP以外にも、商品紹介・お問い合わせ・FAQ・ブログページなども作成できます。さらに画像やYouTube動画の挿入・既存ページのインポートにも対応しています。分析機能も充実しており、PageFlyのようにサードパーティを導入しなくても、単体で高度な分析が可能です。

例えば、ABテストを実施することで、高いコンバージョン率のバージョンに最適化できます。すでにあるページを利用してより効果を目指すためにブラッシュアップしていけるので、一からLPを構築しなくても望む成果を得やすいでしょう。

SEO機能としては、タイトルやメタディスクリプションの設定が可能です。SEO的にはタイトルやディスクリプションに上位表示を狙うキーワード文言を入れるのは、効果があると考えられています。ShogunLandingPageBuilderではこれらを自分で入力できるので、検索上位を狙いたい方におすすめです。

日本語対応していない点に注意が必要

このようなメリットを持つShogunLandingPageBuilderの注意点は、基本的に日本語に対応していない点です。英語をまったく理解できない方は、操作時に戸惑ってしまうかもしれません。

もう一つのデメリットは、コスト負担が大きくなりやすいことです。無料プランがなく、プランごとの料金もPageFlyと比較して高めに設定されています。

ただし費用がかかる分、機能性は高くコストに見合うだけの価値を感じられるでしょう。「本格的にECサイトを構築したい」「大規模なネットショップを開きたい」などの希望を持つ方にぴったりです。

10日間の無料トライアル期間がついているので、導入すべきか迷っている方もお試しで使ってみるのはいかがでしょうか。

料金プラン

プラン 月額料金
BUILD39ドル
MEASURE99ドル
OPTIMIZE149ドル
TEAM299ドル

最もリーズナブルなプランである「BUILD」でも基本的な機能は使えます。1セクションで25ページも作成でき、30種類のテンプレートから選べるため、自社に適したデザインを見つけるのも比較的容易です。

レスポンシブ対応やメールサポート・SEO機能なども扱えるので、費用を抑えたい方やお試しで利用したい方にぴったりです。

グレードを1つ上げて「MEASURE」を利用すると、250ページ作成できるようになる上、アナリティクス機能も備わります。LPに限らずサイト制作全般で重宝する、公開日時を設定できるコンテンツスケジューリング機能を使えるようになるのがメリットです。

さらにABテストを実施してパフォーマンスの最適化を目指せるようになるので、使い道が非常に広がります。

より上位の「OPTIMIZE」では、ライブチャットサポートを利用可能です。メールによるサポートは懇切丁寧な回答をもらえますが、どうしても問題解決までに時間がかかってしまいます。すぐに問題を解決したいときに役立つライブチャットサポートは、利用価値が高いといえるでしょう。

最もグレードが高い「TEAM」では作成可能なページが500ページにも達します。

参考:shopify app store/ShogunLandingPageBuilder

3.らくらく画像ランディングページ | リテリア Easy LP

らくらく画像ランディングページ | リテリア Easy LP

らくらく画像ランディングページ| リテリア Easy LPは、訴求力が高いLPを簡単に作成できるアプリです。とくに画像のみのLP作成に適しており、思い通りのデザインを構築しやすいです。

紹介した3つのツールのうち唯一の日本製なので、直感的に操作しやすいでしょう。

主な機能

  • 画像LPの作成
  • ボタンや動画の追加
  • 日本人エンジニアによるサポート

挿入した画像のマージンを調整したり、画像同士を重ね合わせたり、大きさを調整したりすることができます。画像はセクションから追加するほか余白の幅も変更できるため、位置は自由自在です。

セクションは管理画面上の箱のようなもので、画像同士の入れ替えや、順番の変更も楽々行えます。

プログラムの知識がない方でも簡単に使える

ノーコードで画像の細かい設定に対応しているのは、リテリア Easy LPの大きな利点だといえるでしょう。アプリのインストール後に、任意のページ上でアプリブロックを選択するだけで操作が完了します。コードをいじらなくてもよいので、非エンジニアやLP作成に慣れていない方も比較的楽に扱えます。

画像の設定画面ではSEOに有効なalt属性の入力も可能なので、検索エンジン上で露出度を上げたいときにもおすすめです。

余白の調整はデバイスごと(パソコン・スマートフォン)に行い、画面上でカーソルを合わせて左右に動かすだけで完了します。ECサイトの画面上で「セクションの追加」をクリックすると、ボタンや動画の設置・ヘッダーを消すためのブロック追加も可能です。

またレスポンシブデザインに対応しているため、デバイスの種類にかかわらず横幅をきっちりと揃えられます。

日本人向けのUIで使いやすい

日本語対応で画面構成も非常にシンプルなので、ストレスを感じる恐れも少ないと思われます。費用は生じますが、はじめてLP作成アプリを使用する方でも戸惑わずに扱えるのではないでしょう。

リテリア Easy LPはOnline Store 2.0に完全対応しており、テーマの種類にかかわらずすべての機能を使用できます。テーマ内のコードや外部アプリとの干渉も少なく、安心して使えるのも魅力です。

本アプリは日本人エンジニアが、日本のマーチャントを想定してUIを構築した親切設計になっています。カスタマーサポートにも日本人エンジニアが対応しているので、言語の壁が存在せず、シームレスに利用可能です。疑問点や不安な部分が出てきたら、メールやWeb会議システムで都度相談できます。

料金プラン

他のアプリと異なりプランは1つだけで、月額料金は14.99ドルとなっています。7日間の無料お試し期間がついているので、まずはトライアルで使用感を見極めるのがよいでしょう。

参考:rererior/らくらく画像ランディングページ リテリア Easy LP

Shopifyアプリを活用してLPを制作する方法

ここでは、Shopifyアプリを活用してLPを作成する具体的な手順を紹介します。紹介した3つのアプリのうち、知名度が高く一般的にも広く使われているPageFlyとShogunの操作手順です。

  1. アプリのダウンロード
  2. テンプレートの選択
  3. テンプレート内の文字・画像の変更
  4. LP公開

上記の手順を、順を追って紹介します。

テンプレートを活用して手軽にLPを作成する具体的な方法がわかるので、ぜひ参考にしてください。

アプリをダウンロード

まずShopifyの画面から、使用するLP作成アプリをダウンロードしてください。手順はいたってシンプルで、お手持ちのスマートフォンでアプリを入れるようなイメージです。

  1. ストアの管理画面から「アプリ管理」→「ストアをカスタマイズ」とクリック
  2. 検索ボックスで使用したいアプリを検索
  3. 該当のアプリをクリック
  4. 「アプリの追加」→「アプリのインストール」とクリック
  5. アプリのダッシュボードへと移動

テンプレートを選択

PageFlyでテンプレートを選択する手順は次の通りです。

  1. 管理画面サイドバーから「ページ→レギュラーページ→新規作成」とクリック
  2. 「要素を追加」をクリックし、ページ作成画面を表示
  3. LPに追加する要素の選択。「セクションの追加」に移動
  4. 右上の三点リーダーから「ページテンプレート」をクリック
  5. 使用したいテンプレートを選び「このテンプレートを選択する」をクリック
  6. 「了承し適用します」にチェックを入れる
  7. 「了承してテンプレートを選択する」をクリック

続いてShogunでテンプレートを選択する手順を紹介します。

  1. 右側メニューから「Build」をクリック
  2. 「Structural blocks」から好きなテンプレートをドラッグ&ドロップ
  3. 編集したいオブジェクトをクリック
  4. 右側メニューが編集画面に切り替わるので、このメニューから編集を開始

テンプレート内の文字と画像を調整

PageFlyでは右側のテキストボックスから文字の変更が可能です。「Styling」というボタンから色や大きさを変更できます。

画像を変える方法は2パターンあり、1つ目が「Styling」→「background-image」をクリックして調整する方法です。もう一つは画像をクリックすると右側に出てくる「Image source」から行う方法です。

Shogunで新しい文字や画像を挿入したい場合、右側の「Build」から挿入するオブジェクトを選択し、ドラッグ&ドロップで追加できます。使用したい要素をブロックのように積み上げていくイメージです。

各要素の幅や高さを変えたい場合は、変更箇所をクリックします。次に、画面の右側に出てくる「カスタマイザー」で値を編集しましょう。調整時はCSSの知識がないと対応が難しい場合もあるので、注意してください。

Shogunでは見出しやフォントの追加・文字間の調整・背景設定・透明度などその他の設定も同様の手順で実施できます。専門用語がわからなくても、さまざまな設定変更が可能です。

LPを公開

PageFlyによるLP公開手順は、編集画面右上の「SAVE」ボタンを押して、名前をつけて保存するだけです。公開を忘れずに行うよう注意喚起するポップアップが出てくるので「go it」を押します。

次に「Publish(公開)」を押して、ページの名前やページURLを入力します。最後に「Publish the Page(ページを公開)」をクリックすると完了です。公開前にレイアウト崩れや誤字脱字がないかなど忘れずに確認しましょう。

Shogunの場合、ページ公開時は画面右上に出てくる「Publish」を選択します。画面が遷移するまでしばらく待ち、ステータスが「Published」となれば、無事公開作業の完了です。

新しく作成したLPにリンクを飛ばしたい場合は、ページをサイトの「メニュー」に追加すると、ヘッダーに表示できるようになります。

ShopifyでLP制作をする際の注意点

ShopifyでLP制作をする際は、次に挙げるデメリットを認識しておきましょう。

  • オリジナリティの高いLP制作は難しい
  • 柔軟にカスタマイズできない
  • ショップが重くなる可能性がある
  • 詳細情報は英語で記載されている

それぞれ詳しく説明します。

オリジナリティの高いLP制作は難しい

第一の注意点はテンプレートを使用して簡単にLPを作成できる分、オリジナリティがあるものの制作は難しい点です。

デフォルトのテーマを使用すると、どうしても競合サイトとデザインが似通ってしまい、納得いかない出来映えになりがちです。他社との差別化が目的の場合や個性を前面に押し出したいケースでは、物足りなく感じるかもしれません。

しかし、テンプレートといってもShopifyのLP制作アプリはどれも、デザインに気を使っています。オリジナリティに満足しているというレビューもあるので、一概に他と似たようなLPしかできないと断言するのは短絡的でしょう。

また、コーディングの知識があるなら、HTMLやCSSに自ら手を加えることでテンプレートの一部変更も可能です。ただし、オーダーメイドで作成を依頼する場合と比べると、他社との差別化を図りにくい傾向があります。

柔軟にカスタマイズできない

ShopifyのLP制作アプリは機能が充実しており、本格的なカスタマイズが可能です。ただし、状況に応じて柔軟な変更を加えるのは難しいでしょう。Shopifyは追加できる機能が限られているため、今あるプラグイン以上の充実度を期待するのは厳しいからです。

コーディングの知識を有し、描いたイメージを自ら実現できるならまだしも、多くのユーザーにとっては限界があります。

重要なのは、事前にECサイト開発・運営に必要なものを把握することです。あらかじめニーズを満たすアプリをインストールして各種設定を行えば、作業を開始してから不便だと感じるリスクは低くなります。

例えば、運用・改善に不可欠なGoogleアナリティクスが備わっているか、広告の埋め込みタグは備わっているか、ECサイトの構築に不安がある場合はカスタマーサポートが充実しているかなど確認が必要です。

LPのクオリティを重視する場合は、カスタマイズを行う前提で操作しやすい仕様かどうか、無料プランやリーズナブルなプランで確認するのもおすすめです。

ショップが重くなる可能性がある

アプリを入れることでショップが重くなり、アクセス時にページ表示までに時間がかかる恐れもあります。アップデートによって、アプリ内にコードがどんどん追加されていくためです。

ここまではアプリを使用すれば、コーディングを組むことなくLPの作成やカスタマイズが可能だとお伝えしてきました。しかし、表には見えていないだけで、実際のページはコードで生成されているのです。

テンプレートがあるためユーザーはコーディングをしなくてもよいのですが、上記の仕組みにより、機能を追加していくたびコードが増えていきます。コンピュータに命令するコードの量が増えれば、ページが重くなる可能性も高まります。

ECサイトに限らず、Webページにおいて表示速度の低下は深刻な問題です。表示が遅いことによりユーザーの閲覧および購入意欲が低下し、サイトを離れてしまうケースは少なくありません。

表示速度は売上に直結する指標なので、サイトオーナーはショップが重くならないよう細心の注意を払いましょう。

詳細情報は英語で記載されている

Shopifyはカナダ発のサービスであるため、アプリに関する情報が英語で記載されている場合が多いです。すでに日本企業での導入数が多いとはいえ、詳細情報は英語でしか書かれていないケースも少なくありません。

つまり、英語を読み解ける語学力を有していないと、情報のすべてを理解するのが困難になります。ただし、アプリ使用時に必要な基本的機能は日本語に対応済みです。情報の一部が解読不明のままでも、Shopifyを利用できないわけではありません。

英語表記しかないのはアプリの拡張機能や利用者のレビューなどです。英語が苦手な人は、Shopifyを最大限活用できず、歯がゆい思いをする可能性もあるでしょう。

サポート対応も強いとはいえず、英語表記の説明に関する質問を投げかけても、回答までに時間を要する場合があります。とはいえ、ヘルプセンターやサポートセンターなど顧客支援の領域は拡充しつつあるので、今後の改善を期待しましょう。

本格的なLP制作はプロへの相談も検討しよう

ECサイト構築アプリShopifyではLP制作も可能で、テンプレートを作成して手軽に作成できます。外部アプリを導入すると、手軽かつ高クオリティなものをノーコードで作れるのは非常に魅力的です。

しかし、オリジナリティのあるデザインを組んだり、柔軟に変更することが難しかったりするなど、本格的なLPの構築には限界があります。

本格的なLP制作をしたい場合は、プロへの相談も視野に入れるべきでしょう。LP制作は唯一の正解があるものではなく、ビジネスの規模や目的・対象の商材などの事情によって、ベストな選択は異なります。LP制作で失敗しないためには、自社に合った制作会社と出会うことが何よりも重要です。

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