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アプリのLP(ランディングページ)とは?メリットや制作時の注意点などを紹介

X編集部
2023.02.17 10:00
アプリのLP(ランディングページ)とは?メリットや制作時の注意点などを紹介

アプリLPは、アプリのダウンロード数を増やすために作成します。ストアに一覧形式で表示する場合と比較して、アプリの情報を詰め込めるため売上に直結しやすいのが特徴です。

今回はアプリLPの特徴やメリット・制作時の注意点を紹介します。成果の出るLPの作り方や、外注時の費用相場などがわかるため、ぜひ最後までご覧ください。

スマホアプリのLP(ランディングページ)とは

LPとは、商品やサービスのCVを目的としたページのことです。アプリのLPは、ダウンロードを目的として、アプリの特徴や使い方等を掲載した紹介ページを指します。

アプリのLPを作成する際のポイント

アプリのLPで成果を出すためには、スマホでの閲覧を想定してデザインや文言を考えることが重要です。スマホの場合、PCと比べて簡単に離脱されてしまう傾向があることに注意です。アプリのLPを作成する際のポイントを、それぞれ紹介します。

スマホユーザーに特化したデザインに

アプリはスマホで使うもののため、ツール選びの際もAndroidやiPhoneで検索をかけるのが一般的です。

スマホユーザーを意識して、以下のようなデザイン面の配慮が必要です。

  • 表の文言はコンパクトに
  • 画像は入れすぎない
  • フォントサイズを適宜変える

ユーザーの離脱を防ぐために、読みやすさへの配慮が求められます。また、屋外の通信環境が悪い状況でのアクセスを想定して、画像の読み込み速度に問題ないかの確認が必要です。

画像の数は最小限にとどめ、適宜サイズを調整して最適化を目指しましょう。

テキストの情報量は少なめに

スマホの場合、テキストに多くの情報を詰め込むのは好ましくありません。文章の固まりを目の当たりにしたユーザーに「読むのが大変そう…」と思われる可能性が高いためです。

スマホでなにかを検索する際、ユーザーはながら見することが多く、ほとんどの場合LPを隅々まで読み込もうとはしていません。ながら見でも内容が入ってくるよう、情報は簡潔に伝えましょう。

また文章量が多いと、何度もスワイプする手間が生じるのもデメリットです。ユーザーの負担を極力なくすために、盛り込むテキストは本当に必要な情報だけに留めましょう。

ジャンルによって向き不向きがある

LPは、どのようなジャンルのアプリの宣伝にも使える万能なツールです。

類似商品が存在しない複雑なサービスで、大衆によさを伝えるのが難しい場合であっても、LPを使うことで集客につなげられます。

ただし、非ゲーム系のほうがCVは高めというように、向き不向きはあるため注意が必要です。

しかしLPを作ることで、アプリの種類にかかわらず、高い継続率やLTVが見込める質のよいユーザーとの接点が持てます。アプリ開発で利益を挙げたいなら、LPの作成は必須だといえるでしょう。

アプリのLPを制作するメリットは4つ

アプリLPがCVの獲得に役立つのは、次の理由があるためです。

  1. アプリの魅力をユーザーに訴求しやすい
  2. ユーザーの離脱を抑制できる
  3. PDCAを回しやすい
  4. 集客効果を高められる

特定のアプリにフォーカスして情報を詰め込めるのは、LPならではの強みです。アプリLPを作るメリットを深掘りして解説します。

1.アプリの魅力をユーザーに訴求しやすい

LPには特定のアプリに特化した情報を掲載できるため、ツールの魅力を効果的に伝えられます。

また、LPでは画像やGIFアニメーションなど、訴求力が強い伝え方を駆使でき、テキストを読まずとも直感的な理解を促せるため、Webサイトと比較してダウンロード数の向上に効果的です。

「問題提起」→「解決策の提示」→「キャンペーンの訴求(背中の後押し)」といった、理想的な順番でユーザーに訴求できるのも強みです。説明の流れで感情を刺激し、コンバージョン率を高めるような施策を講じられます。

2.ユーザーの離脱を抑制できる

アプリのLPには、基本的にダウンロード以外のリンクを設置しないため、ユーザーが滞留しやすいのが特徴です。

一般的なWebサイトにおいては回遊率が重要な要素となるため、ページ同士で蜘蛛の巣のようにリンクを張りめぐらせます。しかしそれではユーザーが求める情報をなかなかが得られず、離脱を招く危険があります。

一方で、導線がシンプルなLPの場合、アプリに興味があるユーザーを囲い込むことが可能です。

目的がアプリのDLに特化されているため、競合サービスとの比較検討を行う機会が発生しにくいのも利点です。スピード感や低価格などサービス固有の優れたポイントを押し出すことで、ほかの商材に目移りする前に目的を達成できます。

3.PDCAを回しやすい

LPは一度完成したら終わりではなく、指標の計測と改善によって高い効果を発揮します。

アプリのLPは、効果測定をしやすい点がメリットです。改善に必要なコンバージョン率やセッション数は、ツールの活用によって容易に把握できます。成果が出ていないLPは、コンバージョン率の向上かセッション数の増加を目指します。

悪い点も把握しやすく、改善を繰り返しやすいためCVの最大化を期待できるでしょう。

4.集客効果を高められる

AppStoreやGoogle Playに登録するだけでは、ほかのアプリに埋もれてしまい、高い集客効果を期待できません。

そこでアプリのLPを作成することによって、流入経路を拡大できるほか、潜在層を取り込む効果まで見込めます。ニュースの閲覧や、調べ物をしているユーザーのスマホ画面にLPを表示できるためです。

暇つぶしでスマホをいじっているユーザーなど、自社のアプリを知らない層まで幅広くアプローチできます。

アプリのLPを制作するときに注意すべきことは5つ

アプリLPの制作で注意すべきポイントは、次の5つです。

  • 必要十分なコンテンツを準備する
  • ユーザーが使いやすいUI/UXを心がける
  • アプリをダウンロードするメリットを伝える
  • 対応しているOSを記載する
  • 定期的に改修を行う

LPに含めるべき情報は、ある程度決まっています。また、継続的に成果を上げるために、分析と改善のサイクルを回すことが大切です。

1.必要十分なコンテンツを準備する

ユーザーにアプリの魅力や特徴を伝えるために、十分なコンテンツを準備しましょう。

ジャンルにかかわらず、アプリLPで含めるべき要素は次のとおりです。

  • アプリをDLさせるCTAボタン
  • サービス内容や機能説明
  • 利用シーン
  • 価格
  • アワード(受賞履歴)

サービス内容や機能の説明では、画像やイラストを利用したほうがよりわかりやすくなります。

受賞歴やメディア掲載実績など外部から高評価を獲得した経験は、LPで積極的にアピールすべきポイントです。ユーザーからの信頼度が高まり、アプリを使ってみたいと感じてもらいやすいためです。

2.ユーザーが使いやすいUI/UXを心がける

アプリLPは基本的にスマホユーザー向けのため、親指で操作できて、かつ見やすく使いやすい設計にすることが必須です。具体的には、テキストの量や改行の位置、画像のサイズなどに目を向けましょう。パソコン上での表示が問題なくても、スマホの狭い画面の場合、ユーザーが読みづらいと感じてしまう恐れがあります。

また、ユーザーの中にはスマホを横向きにしてLPを読む方もいます。横向き利用だと、縦向き利用よりもスクロール量が増えることに注意が必要です。横向きで見ても利用しづらくないか、デザイン時に確認しましょう。

3.アプリをダウンロードするメリットを伝える

アプリLPを作る目的は「ダウンロード数の増加」のため、DLするメリットやベネフィットを積極的に伝えましょう。

たとえば、マッチングアプリを利用するユーザーの目的は、恋人を作ることです。したがってLPに「〇か月で付き合えた」「最短〇か月でゴールイン」といった文言を掲載すると効果的です。

ただし、セールス文句を重視するあまり、押し売りにならないよう注意しましょう。客観性に配慮することにより、自然な形でユーザーにアピールできます。

4.対応しているOSを記載する

アプリLPでは、対応しているOSをユーザーにわかりやすく示すのも重要です。単に記載するだけでなく、文言の大きさや色にも配慮して確実に伝わる工夫が求められます。

ユーザーは自分に関係ある情報か、一目で判断できるため効果的です。LPの作成側にとっても、購買意欲を持つ層に接触できる効果があります。記載を怠ったり、表記が見えづらかったりするとクレームの発生にもつながりかねません。

5.定期的に改修を行う

LPは定期的に計測や改善を行うことで、高い効果を発揮します。まずはツールを活用して、問題点の把握に努めましょう。「セッション数は十分だけど、そこからコンバージョンにつながらない」「そもそもセッション数が少ない」といった現状を、正確に把握することが大切です。

問題が特定できたら、改善のための仮説を立てます。効果的なフレームワークが、ABテストです。デザインや文言が異なる2つのバージョンのLPを比較することによって、どのバージョンがより数値が高くなるかを計測する手法です。

ABテストは、一度で実施したら終わりではなく、何度も分析と検証を繰り返し、効果の最大化を目指しましょう。

アプリのLPを制作する際の費用相場

通販LPの費用相場は、求める成果物のレベルによって異なります。制作会社やフリーランスに制作を依頼する場合、費用相場は安くて10万円です。質の高いLPを望む場合、60万円以上のコストが必要です。

デザインにこだわらなければ手の届きやすい価格で発注可能ですが、高い効果は見込めません。10万円以下だとテンプレートを使用し、作成後の運用サポートにも対応していないのが通常です。

10万円以上40万円以下の相場ではターゲットにこだわり、デザインを柔軟に作ってもらえます。原稿や公開後の修正を受け付けない場合は多いですが、一定のクオリティが担保されます。

40万円~60万円未満の相場は、入念な市場調査の実施や、構成・キャッチコピーの作り込みなども依頼できる価格帯です。設計部分にも注力しているため、結果にこだわった成果物の納品が期待できるでしょう。

確実に目的を達成したければ、費用を投じて、LPの質にもこだわる必要があります。60万円以上の費用をかけると対応範囲が広いだけでなく、制作実績やノウハウが豊富な会社も多いです。

アプリのLPを作成して集客を強化しよう

アプリの集客を強化したい場合は、LPの作成が効果的です。流入経路が広がり潜在層へアピールできるため、露出度アップにつながります。

LP作成により、アプリに興味を持ったユーザーに欲しい情報を届けられるため、コンバージョン率・数の向上が期待できます。ただし、自社でゼロからLPを構築するのは難しいため、はじめは外注の活用がおすすめです。

バズLPでは競合分析・ユーザー分析に時間をかけることでにより、売上に直結する魅力的なストーリーを構築します。行動経済学を取り入れた、ユーザーの心情を動かす設計が特徴です。緻密な戦略を武器に、お客様の課題解決をお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください。

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