こんにちは、TEKEです。
年始最初の記事がこんな内容で良いのか迷ったのですが、、、
先日、自宅の洗濯機が倒れました。それも、一人暮らしの家で…。
そんなくだらないようで、実はためになった話をしていきたいと思います。
目次
洗濯機の後ろにポーチが落ちた
ある日いつも通り身支度をしていると、洗濯機の上の棚からポーチが落ちてしまいました。
落ちたポーチは洗濯機の裏側へ一直線…。
こんな経験が初めてだった私は、なんとかポーチを取ろうと大奮闘しました。
精一杯手を伸ばしたり、長い棒を使ったり。しかし、これがなかなか取れない。というのも、洗濯機の裏側がよく見えないんですよね。
そこで思いついたのが、「洗濯機を手前側に傾けたら取れるかも?」という考え。
早速実践してみると…。
洗濯機が斜めに倒れた!
そう、洗濯機が倒れてしまったんです。
しかも、斜めの状態で静止。給水ホースがビンっビンに張った状態です。
給水ホースが今にも張り裂けそうだし、洗濯機の奥側も壁に突き刺さっているし。
いやこれどうしよう…。
かなり頭を悩ませた私は、とりあえず給水ホースが切れたらまずいと思い、ひとまず洗濯機の手前側を全身で支えることにしました。
そのおかげで、給水ホースの張りにはゆとりが出たものの…
重い、重すぎる。身動きも取れない。何の解決にもなっていない。
倒れ方が絶妙に悪く、縦に戻すこともできない。
何これ?どうしたら良いんだろう?
そう思い、洗濯機を支えながらスマホで検索をしてみたんです。
「洗濯機 斜めに倒れた」
検索結果に、私と同じ状況で困っている人はいませんでした。
「洗濯機 ホース ちぎれそう」
これも同様。同じ悩みを持つ人などいるはずがなかったのです。
しかし検索結果に出てきた記事を見てみると、洗濯機と蛇口をつなぐホースが「給水ホース」という名称であることが分かりました。
そしてこの給水ホースは、洗濯機から外せるらしい?!
今思うとかなり無知ですが、洗濯機の搬入から設置まですべて業者に行ってもらった、一人暮らし初心者の私は本当に本当に、恥ずかしいほど何も知らなかったんです…。
さて、給水ホースを外せることが分かったら後は簡単です。
引き続き洗濯機を全身で支えながら、ホースの外し方を調べ、実際に外してみる。
一度、洗濯機を横転させる。
洗濯機の裏側に落ちてしまったポーチを回収する。
洗濯機を少し前にずらし、力尽くで持ち上げ、縦に戻す。
そして、元あった位置に設置しなおす。
最後に、給水ホースを付け直す。
こんな簡単に直せるなんて思いませんでした。約1時間も洗濯機を支えていた時間は何だったのか…。
一人で洗濯機を直せた!
ということで、私は洗濯機を一人で直すことができました!ポーチも手元に戻ってきて安心です。
給水ホースを付け直した後、試運転をしてみても不具合は確認できず、一段落。
「どうなることかと思ったけど、一人でやってみるもんだなあ。解決できて本当によかったし自信になったなあ…。」と、感慨に耽りながら、ほっと一息つくことができました。
しかし私は心配性も心配性なので、「本当に大丈夫かな?」と不安になり、二度目の試運転をしてみることに。
すると、やっぱり、、、
洗濯機から信じられない水漏れが発生。
蛇口から水がスプラッシュ。
水漏れというとポタポタと水滴が垂れる様子を想像する方も多いかもしれませんが、そんなレベルには留まりません。
例えるならばスプリンクラーですかね。激しい勢いで水が撒き散らされてしまったんです。
急いで蛇口を閉めて、給水ホースを外し、再度付け直して、祈るようにしてもう一度蛇口を開くと…
再び水がスプラッシュ。
自分の力でどうにかなる範疇ではありませんでした。完全に舐めてましたね。
どうしようもないので、水道業者に依頼し、原因を見てもらうことにしました。
やはり、プロはすごい
水道業者の方は、頼んでからすぐに来てくれました。
原因もすぐに特定してくれて、作業もテキパキと進めてくれて、もちろん修理も完璧。
簡単に説明すると、そもそも蛇口と給水ホースをつなぐ部分がサビで固着しすぎていたのが原因とのこと。その状態で洗濯機が倒れたことで固着にズレが生じ、隙間から水漏れが起きてしまったとのことでした。
家の蛇口が古いタイプなので水漏れが起きない新しい蛇口に取り替えるのが一番確実、とのことで蛇口交換をしてもらったら、二度と水漏れは起きなくなりました。
本当にすごい…。
プロはやはりすごい。安心感も違います。
その道を専門としている方に任せることの重要性を、身をもって痛感しました。
もちろん対価としての依頼費用はかかりますが、技術力と安心感に勝るものはありませんでしたね。
ようやく一安心して、その日はゆったりと過ごすことができました。
しかし、次の日の朝、起きて思い出したんです。
そういえば、壁に穴が空いていた…
洗濯機が斜めに倒れた衝撃で、壁に穴が空いてしまっていたんですよね。
穴のことを思い出してからはまた、不安の時間が訪れました。
「壁に穴が空くと、害虫の侵入経路になってしまうよね!?」
「今この瞬間にでも、虫が入ってきたらどうしよう?!」
私は虫が苦手なので、今の家に入居してすぐ、すべての侵入経路を塞ぐ対策を行っていたんです。だからこそ壁の穴が気になりすぎて、不安が止まらなくなってしまいました。
しかし、昨日洗濯機を一時間以上支え続け、持ち上げたり移動させたりした私は既に全身バッキバキの筋肉痛で、“壁の穴を塞ぐために洗濯機をもう一度移動させる”という作業を一人で行う気にはなれませんでした。
だからといって、穴を放置することもできない!!
ということで、さまざまな友人に「洗濯機が倒れて壁に穴が空いてしまった…」「穴から虫が入ってきたらどうしよう…」などと連絡することで一旦正気を取り戻そうとしていたら、友人の一人がこう返信してくれたんです。
「今日家行くよ、一緒にどうにかしよう~」
……本当にありがとう!!!!!!
友人に助けてもらいました、ありがとう…
友人は本当に来てくれました。ありがとう。
私は水道業者の方の説明をかなり熱心に聞いていたし、たくさん質問もしたし、なんなら作業の様子も見ていたし、何より自分で調べてかなり知識を蓄えたので、知識の面では問題なかったんです。
ネックだったのは洗濯機の移動が自分一人ではできない点のみ。
ということで来てくれた友人に、何をどうすべきかひと通り説明し、それぞれの分担を決めました。
すると、作業自体はたった5分で終了。友人、偉大すぎる。
知識はあっても物理的に実行できないことは、仲間の力を借りて協力することで達成できるんだなという学びを得ることができました。
洗濯機事件から学んだこと
今回の洗濯機事件から学んだことは3つです。
学んだこと1.自力で取り組む大切さ
学んだことの1つ目は、初めて向き合う難題であっても、自力で解決しようとすることで、新たな知見をたくさん得られるということ。
洗濯機が斜めに倒れて、給水ホースが裂けそうなくらい張るような状況なんてそうそうありません。でも、自分で解決方法を探して実践することで、今まで知らなかった洗濯機の知識がたくさん身につきました。最終的に水漏れは直せませんでしたが、これまで触ったことすら無かった給水ホースの扱い方を習得することができました。
仕事をする上でも、そういった場面はたくさんあります。
例えば、
「新たなサービスをリリースしたから、LPを作ってみよう」
「商品ページに広告をかけてみたい」
こういった場面で、まずは自力で取り組んでみようとする方は多いかと思います。
そして自力で取り組んだ結果、ある程度成果が出たり、出なかったり、出ても限界が見えたりしますよね。ここで重要なのは、どういった結果であっても、自力で取り組んだプロセスから得られる知見は間違いなく多い点です。
学んだこと2.プロに依頼する大切さ
2つ目に学んだのは、専門性の高いプロに、きちんと対価を払って依頼する重要さです。
洗濯機を自力で直していたときは、「本当にこれで合っているのかな」と、かすかな不安をずっと抱えていました。そして、結果として上手くいきませんでした。
しかしプロに依頼してからは、洗濯機を直してもらっている最中から「ようやく直るんだ」と安心できたんですよね。結果として洗濯機の水漏れもきちんと直り、正常に作動するようになりました。
お金を払って、それ相応もしくはそれ以上の成果と安心感を得ることって、本当に大切なんだなと感じた瞬間でした。
さきほどの仕事の例に置き換えると、
「やはり自力で作ったLPは素人感があって成果が出なかった」
「とりあえず広告費をかけているけど、それに見合った成果が出ているのか分からない」
こういったフェーズで、LP制作や広告運用を専門会社に依頼するような形に近いでしょうか。
もちろん社内で内製するよりも費用はかかるのですが、プロに依頼することで成果の面は安心できますよね。
この“プロに依頼する大切さ”を身をもって体感できたことは貴重な経験でした。
ただし会社選びを失敗すると、成果も出ず支払った費用も無駄になり…と良いことは一つも無いので、ここは慎重に進めたいところです。
学んだこと3.仲間と協力する大切さ
最後に、今回の洗濯機事件を通して仲間と協力することの偉大さを学びました。
「知識はある、でも一人ではどうにもできない。」これが私の抱えていた最後のジレンマでした。
どうやったら洗濯機を移動させられるか、自力で行い、プロに頼んだからこそ分かる。でも、物理的に一人で洗濯機を動かすのは難しい。
一人ではどうしようもないときに助けてくれたのが友人でした。そして、2人なら5分で問題を解決できました。
自分一人では到底為し得ないことでも、仲間の協力があれば達成できるということを知れた素晴らしい機会だったと思います。
ここまでと同じく仕事の例に例えると、
「過去にLPを外注したことがあるから作る流れは分かるけど、デザインで苦戦してしまう」
「昔やったことがあるから広告の入稿方法は分かるけど、広告文を考えるのが苦手」
こういった際に、デザイン知識が豊富な社員や、セールスライティングが得意な社員をうまく巻き込むことができれば、社内でも高クオリティの成果物を出せるのです。
自力で取り組んだ経験とプロに依頼した経験、そして協力してくれる仲間が揃えば自走できる。洗濯機事件を通して、改めて大切な気付きを得ることができました。
おわりに
洗濯機の裏側にポーチが落ちた、という本当にしょうもない事件から、こんな素晴らしい学びがあるとは思いませんでした。
「何か悪いことがあっても、それは必ず意味があって起こっている」という考えは、新入社員のわいわいさん(なんと2023年12月入社!)が言っていたことですが、まさに今回はそれだったなと感じています。
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