「PPC広告って代理店に頼んだ方が良いのかな?」
「おすすめのPPC広告代理店を知りたい!」
本記事にたどり着いたあなたは、このようにお悩みかもしれません。
そこで本記事では、PPC広告代理店を利用するメリット・デメリットや手数料を解説します。記事後半ではおすすめのPPC広告代理店5選もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
そもそもPPC広告とは
PPC(Pay Per Click)広告とは、クリック課金型広告のことを指します。
クリック課金型とは、1クリックごとに広告費がかかるという意味です。表示回数やコンバージョン数によって広告費が上下することはありません。
PPC広告はクリックに対してのみ費用がかかるので、LPやWebサイトへのアクセス数向上を目的とする場合に向いています。
【PPC広告の費用例】
表示回数 | クリック数 | コンバージョン数 | クリック単価 | 広告費合計 |
1,000 | 25 | 5 | 100円 | 2,500円 |
1,000 | 25 | 25 | 100円 | 2,500円 |
50,000 | 0 | 0 | 100円 | 0円 |
50,000 | 500 | 0 | 100円 | 50,000円 |
「PPC広告=リスティング広告」ではないことも覚えておきましょう。
リスティング広告だけでなく、SNS広告やバナー広告など、クリック課金型の形態を取っている広告はすべてPPC広告と呼びます。
そのため、PPC広告を代理店に依頼する際は、どんな媒体(Google/Yahoo! /各種SNS運用など)に対応しているのかをきちんとチェックしておくことが重要です。
あわせて読みたい:PPC広告とは?リスティング広告やCPC広告との違いって何?
PPC広告を代理店に依頼するデメリット
PPC広告の運用を外注する前に、代理店へ依頼するデメリットをきちんと確認しておきましょう。
- 手数料がかかる
- 自社にノウハウが蓄積されない
それぞれ詳しく説明します。
手数料がかかる
当然ですが、PPC広告の運用を代理店に依頼すると手数料がかかります。
自社で運用すれば無料で済むので、果たして本当に支払う必要がある費用なのかはきちんと社内で揉んでおきましょう。
とはいえ、社内に「広告運用のノウハウがあり、現状、ほかの担当業務もない」人材がいない限り、社内で運用する方が費用は高くつきます。広告運用者の採用費や育成費・給与よりは、代理店への手数料の方が安いというわけです。
自社にノウハウが蓄積されない
PPC広告代理店を利用すると非常に楽ですが、社内に運用ノウハウが蓄積されません。
いずれ社内で運用していきたいと考えている場合は、「運用代行プラン」の他に「運用サポートプラン」もある代理店を選ぶことをおすすめします。
ある程度成果が落ち着いてきた段階でプランを切り替えれば、社内にノウハウを蓄積していくことができます。
PPC広告を代理店に依頼するメリット
PPC広告の運用代行には上記のデメリットがありますが、一方でこのようなメリットもあります。
- 高い成果に期待できる
- 自社運用よりもコストパフォーマンスが良い
- 本業に集中できる
1点ずつ見ていきましょう。
高い成果に期待できる
代理店は、PPC広告の運用を本業としているプロです。予算や業態に応じた運用方法を熟知していますし、日々最新の運用方法を追い続けています。広告運用スキルも一流です。
社内で本業の傍ら運用を続けるよりも、代理店に任せた方が高い成果に期待できます。
自社運用よりもコストパフォーマンスが良い
自社でPPC広告を運用する場合、運用者を1人設けるだけで20~40万円/月程度の給与が必要になります。育成や採用を行う場合は更に高額な費用が必要です。
一方で、代理店に依頼する場合の手数料は、ほとんどの場合5万~15万円程度に収まります。自社で運用するよりも費用が安く、成果にも期待できるコストパフォーマンスの良さが代理店を利用するメリットです。
本業に集中できる
プロに任せられる部分は頼る(=PPC広告の運用を外注する)ことで、社員は自社でしか取り組めない業務に取り組むことができます。
自社のサービスや商品に充てられる時間が増えるため、お客様により良いものを提供できるようになります。広告効果も増し、売上や利益もどんどん増幅していくでしょう。
PPC広告代理店の手数料相場
PPC広告の運用代行手数料は、代理店ごとに異なります。料金体系もバラバラです。
PPC広告運用代行の料金体系
- 成果報酬型
- 料率型
- 定額型
料金体系別に、手数料の相場をご紹介します。
成果報酬型
成果報酬型とは、広告の成果によって後から手数料が決定する料金形態のことです。多くの代理店では、目標CPA×CV数(※)を手数料としています。
PPC広告の場合は、クリックを目標達成地点として手数料を定める形になります。
実際に発生した成果に対してのみ手数料がかかるため、「成果さえ出ればいくら払っても良い」と考えている方におすすめの料金形態です。
ただし、成果報酬型では1つの成果(PPC広告の場合はクリック)に対する手数料が高く定められるケースが多く、利益を広告費が上回る可能性もあるので注意してください。
また、手数料を得るために代理店側で架空のクリックを発生させる悪質なケースもあります。
※CPA:顧客獲得単価。1つのコンバージョンを得るのにかかる費用。
※CV:コンバージョン。目標達成地点。資料請求やサービス申込、商品購入など。
料率型
料率型とは、広告運用額に連動して手数料も変化する料金形態のことです。あらかじめ決められた手数料率にしたがって、1円単位で変動します。
料率型の手数料の相場は「広告運用額の20%」です。広告運用額が30万円の場合、手数料は6万円になります。
では、広告運用額が5万円なら手数料が1万円になるのかというと、そんなことはありません。多くの場合、手数料率とは別に最低手数料が設けられています。
最低手数料は、5万円と設定している代理店が多い印象です。
定額型
定額型とは、運用額のステージに応じて定額の手数料がかかる料金形態のことです。広告運用額が増減しても、それがステージの範囲内であれば手数料は変わりません。
多くの代理店では、運用額20万円までは3万円、21~50万円は5万円、といった形でステージを設定しています。
おすすめのPPC広告代理店5選
ここまではPPC広告代理店を利用するメリット・デメリットや手数料の相場を紹介してきました。メリット・デメリットや手数料を踏まえた上で「代理店を利用したい」と考えた方に向けて、おすすめのPPC広告代理店を5社厳選してお伝えします。
【弊社】株式会社クロスバズ
弊社「株式会社クロスバズ」は、AIを最大限活用した運用ノウハウを確立し、作業工数を一定に保つことで、低価格かつ高品質なPPC広告運用代行を提供しております。
手数料は25,000円〜の定額型で、Google広告・Yahoo!広告をはじめとし、Instagram広告・Twitter広告・LINE広告など幅広い媒体で広告の配信が可能です。
契約期間の縛りを設けていないため、合わないと感じたらすぐに解約していただけます。解約後もアカウント権限はお客様に完全譲渡しますので、他社への乗り換えもスムーズです。
他社からお乗り換えいただき、そのままご継続いただくケースも非常に多くなっております。
「今の代理店だと成果がイマイチ」「広告は初めてだから、まずは予算を抑えて試してみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご相談は無料で承っております。
手数料(形態) | 25,000円(定額型) |
最低予算額 | なし |
最低契約期間 | なし |
プライムナンバーズ株式会社
プライムナンバーズは、予算月100万~1000万円のPPC広告運用を得意とする代理店です。コンサルタント・マネージャー・オペレーターの3名1チーム体制で運用を担当しています。
大手広告代理店の問題点に切り込んでいるページは見ものです。
月100万〜1000万円程度の予算を予定している方は、ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
手数料(形態) | 広告運用額の20%(料率型/最低手数料20万円〜) |
最低予算額 | 明記なし |
最低契約期間 | 明記なし |
キオミル株式会社
「ビジネス課題を解決する」をモットーとしているキオミル株式会社。BtoBのPPC広告運用代行を得意としています。
広告だけでなくWebサイトの運営やコンサルティングも得意としているので、併せて依頼したい方にはピッタリの代理店です。
手数料(形態) | 広告運用額の20%(料率型) |
最低予算額 | 15万円 |
最低契約期間 | 6ヶ月〜 |
株式会社アド・エヌ
株式会社アド・エヌが提供するPPC広告運用代行には、3つのプランがあります。
広告運用費と手数料を含めた10万円・20万円・30万円の3プランです。シンプルでわかりやすい料金形態なので、予算をあらかじめ明確にしておきたい方に向いています。
ただし、支払う費用のうち何円が広告運用費に使われるかは明記されていないので、契約前に必ず確認しておきましょう。
手数料(形態) | 10万円・20万円・30万円(広告運用費+手数料) |
最低予算額 | なし |
最低契約期間 | 3ヶ月〜 |
ジーフォワード株式会社
ジーフォワード株式会社は、他社からの乗り換えを専門とするPPC広告代理店です。特に動画広告が得意で、制作から運用まで丸投げしてお任せできます。
動画広告の成果で伸び悩んでいる方は、一度相談してみると良いでしょう。
手数料(形態) | 広告運用額の20%(料率型) |
最低予算額 | なし |
最低契約期間 | 3ヶ月〜 |
まとめ
本記事では、PPC広告代理店を利用するメリット・デメリットや手数料、おすすめのPPC広告代理店5選を紹介しました。
利用したい代理店は見つかりましたでしょうか。
どこに利用するか決められない場合は、ひと通り問い合わせてみるのも一つの手段です。サービス内容や担当者の質を確認できるため、自社に合うかどうかの判断をしやすくなります。