「Web広告運用代行を利用したいけど、どこに依頼したら良いんだろう?」
このようにお悩みの方は多いかもしれません。
そこで本記事では、Web広告運用代行会社の探し方を紹介します。自社運用と比較したメリット・デメリットも解説しますので、運用代行を利用すべきか迷っている方もぜひ参考にしてください。
目次
Web広告の運用代行は種類別で探すべき
ひとえにWeb広告といっても種類はさまざまで、それぞれ特徴が異なります。また、代理店ごとに得意な広告の種類も異なります。
そのため、Web広告の運用代行を利用する場合は、具体的にどんな広告を出したいのか検討し、それに適した代理店を選んだ方が良いです。
それでは、Web広告には具体的にどんな種類があるのでしょうか?
Web広告の主な6種類
- リスティング広告(検索連動型広告)
- ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)
- SNS広告
- アフィリエイト広告
- 純広告
- タイアップ広告
各広告の特徴を詳しく解説していきます。
リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告(検索連動型広告)とは、検索ワードに連動して表示される広告のことです。検索結果の画面に、テキストで表示されます。記事内に表示されたり、画像や動画が表示されたりすることはありません。
また、リスティング広告(検索連動型広告)は、自然検索よりも上に表示される点が特徴です。
左上に「広告」と書いてあるものがリスティング広告(検索連動型広告)で、それ以外が自然検索の結果となります。
リスティング広告代理店の選び方については、「リスティング広告代理店の失敗しない選び方13個|チェックシート付き」の記事で詳しく解説しています。運用代行を依頼予定の方は、ぜひ参考にしてください。
ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)
ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)とは、主にWebサイト内に表示される、画像・動画・テキスト形式の広告のことです。
画像や動画を使用できるため、リスティング広告(検索連動型広告)よりも視覚的なアプローチをしやすい点が特徴です。
ユーザーの属性や興味・関心にあわせて広告を表示させたり、広告を表示するWebサイトを具体的に指定したりすることができます。
また、一度Webサイトへ訪問したユーザーに絞って広告を配信することも可能です。
SNS広告
SNS広告とは、InstagramやTwitter・LINE等のSNSで配信される広告のことです。
InstagramやTwitterの場合、左上や右下に小さく「広告」「プロモーション」と表示される以外は通常の投稿と同じように広告が表示されます。コメントやいいね・RT等ができるので、他の広告と比べて拡散性が高く、広告費以上の効果を見込める点が特徴です。
LINE広告は配信面の多さが特徴で、LINE NEWS・LINEマンガ等のファミリーアプリにも広告を配信できます。詳しくは「LINE広告総まとめ!5分でLINE広告が分かる」の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、成果報酬型の広告のことです。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を通じてWebサイト運営者に商品紹介を依頼し、当該サイトから購入に至った場合のみ一定の広告費を支払う形式になっています。購入だけではなく、資料請求やお問い合わせを成果として設定することも可能です。
基本的な広告費(ASPの利用料)を除けば、費用が発生するのは成果に達した場合のみなので、費用対効果が高くなっています。
ただし、商品の紹介方法はサイト運営者次第であり、広告主側でコントロールすることが難しいため、不本意なプロモーションをされる可能性がある点は注意が必要です。
純広告
純広告とは、あらかじめ設けられた枠を買い取って掲載する広告のことです。例えば、Yahoo!JAPANのトップページに表示される広告は純広告になります。
幅広くさまざまな層に向けて広告を配信できるので、新商品やサービスの認知拡大を図りたいときにおすすめです。掲載期間やインプレッション数が保証されている形式がほとんどなので、一定の成果も見込めます。
ただし、純広告の掲載にはまとまった予算が必要です。万が一成果が出なかった場合も広告費を支払う必要があるので注意してください。
タイアップ広告
タイアップ広告とは、Webメディアと提携して自社の商品・サービスを宣伝してもらう広告です。記事のような形で公開されることが多く、通常の広告よりも“広告感”が薄い点が特徴です。
また、タイアップ広告は基本的には記事形式なので、最後まで読んでもらえれば商品・サービスの魅力を十分に伝えることができます。
ただし、提携するWebメディアを見誤ると全く成果が出ず、広告費を無駄にする可能性もあるので注意が必要です。
Web広告運用代行は利用すべき?自社運用の方が良い?
ここまで6種類のWeb広告を紹介してきましたが、果たしてそれぞれの広告を運用するのに代行業者は必要なのでしょうか?
運用代行と自社運用のメリット・デメリットを比較していきましょう。
運用代行のメリット・デメリット
Web広告の運用代行を利用するメリット・デメリットは、以下のようにまとめられます。
- × 手数料がかかる
- × 自社にノウハウが貯まらない
- 〇 高い成果に期待できる
- 〇 コストパフォーマンスが良い
- 〇 本業に集中できる
それぞれ詳しく説明します。
× 手数料がかかる
Web広告の運用代行を利用するには一定の手数料がかかります。社内でWeb広告の運用担当者を教育したり、新規雇用したりするのと比べれば非常に安いですが、外注に費用を割きたくない方からするとデメリットと感じられるかもしれません。
× 自社にノウハウが貯まらない
運用代行にWeb広告を全て丸投げしてしまうとノウハウが貯まらないため、リソースに余裕が出た際も自社運用に切り替えづらいです。いずれ自社運用をしていきたい場合は、「運用サポートプラン」がある代理店の利用をおすすめします。
〇 高い成果に期待できる
代理店には、さまざまな業種・業態・予算に応じたWeb広告運用のノウハウが蓄積されています。また、Web広告業界の最新情報を常にサーチし、もっとも効果的な方法で運用をしています。
そのため、本業の傍らで自社運用するよりも高い成果が出やすいです。
〇 コストパフォーマンスが良い
Web広告運用代行の手数料は代理店ごとに異なりますが、広告費50万円の場合は10万円以下に収まるケースが多いです。自社で担当者を採用・雇用・教育するとなると月50万円程度かかるので、それと比べるとコストが抑えられます。
さらに、代理店はWeb広告運用のプロなので、安いだけでなく成果にも期待できます。
〇 本業に集中できる
運用代行を利用することで、社員は本業に集中できるようになります。今まで広告運用に割いていた工数を、自社の商品・サービスのために使えるのです。
商品・サービスのクオリティ向上に集中できると、広告効果をさらに享受しやすくなると行ったメリットもあります。
自社運用のメリット・デメリット
Web広告を自社で運用するメリット・デメリットは、下記の通りです。
- × 成果が出るまでに費用・期間がかかる
- × 担当者の転職リスクがある
- 〇 自社ならではのノウハウを蓄積できる
- 〇 自社商材へ理解のある人が運用できる
- 〇 コミュニケーションコストがかからない
1点ずつ詳しく見ていきましょう。
× 成果が出るまでに費用・期間がかかる
広告に精通した者が既に社内にいる場合を除き、自社運用は簡単には成果が出ません。広告運用者を教育するのにも、新規採用するのにも、費用と時間がかかります。
できるだけ早く成果を上げたいのであれば、運用代行を依頼した方が賢明です。
× 担当者の転職リスクがある
時間をかけて教育した運用担当者が転職してしまったら、また一から採用活動や教育活動を始めなければなりません。転職リスクを回避するために運用担当者を複数人用意しても良いですが、そうすると人件費が高くなってしまいます。
〇 自社ならではのノウハウを蓄積できる
試行錯誤して成果の出るパターンを見出すことができれば、自社ならではの運用ノウハウを蓄積していけます。ノウハウに基づいた運用を継続しつつ、トレンドを追いながら広告の内容を変化させていけば、一定の成果を出し続けることができるでしょう。
〇 自社商材へ理解のある人が運用できる
自社運用の最大のメリットは、運用者が自社商材に詳しいことです。
商品・サービスの目的やターゲット・誕生した背景・想い・市況・現場の温度感などを最も理解している社内の人間がWeb広告を運用することで、お客様に伝えたい内容をダイレクトに発信できます。
〇 コミュニケーションコストがかからない
運用代行を利用すると、スケジュール管理や修正依頼などでコミュニケーションコストがかさむことがあります。
一方で、自社運用の場合、Web広告に関するすべてのやりとりや調整を社内で完結できるので、コミュニケーションコストを削減できます。
おわりに
本記事では、Web広告運用代行会社の基本的な探し方と、自社運用と比較したメリット・デメリットを解説しました。
運用代行と自社運用のどちらでWeb広告を利用するか決まりましたでしょうか。
運用代行を利用する場合、まずは配信したい広告の種類を決めましょう。種類を決めたら、あとはその広告の運用が得意な代理店を探すだけです。
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