
LPのフッターとは、ページ最下部に設置されるエリアのことです。

フッターは、シンプルかつ他要素の邪魔をしないデザインや色がおすすめです。また「フッターなし」のLP制作はおすすめできません。
今回は、LPフッターのデザインや色、記載すべき要素などについてまとめました。
LPに対する知見が少ない方でも無理なく読み進められるよう、専門用語は極力使用していません。使用する際は用語の説明を入れています。
記事を最後までチェックすれば、LP制作に向けて一歩前進できます。
目次
LPのフッターとは?
LPのフッターとは、ページ最下部に設置されるエリアのことです。
例えば以下画像の赤枠内は、弊社LPのフッター部分です。

LPは、ファーストビュー・ボディー・クロージングの3つに分けられます。そしてフッターは、クロージング部分の最下部に設置される要素です。
LPは、縦長一枚のWebページです。しかしフッターを最下部として、それより下へのスクロールはできません。
つまりフッターに到達したユーザーは、その後離脱をします。フッターには、ユーザーに離脱以外の選択肢を提示する役割があります(詳しくは後述)。
フッターを含めたLPのクロージング部分については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:LPでの顧客獲得はクロージングがカギ!覚えておきたいポイントとは?
LPのフッターに記載した方が良い要素
LPのフッターに記載した方が良い要素は、以下のとおりです。
- ロゴ
- CTA
- 各ページへのリンク
まずはクリックするとホームページに遷移できる、企業のロゴを設置しましょう。
CTAとは「Call To Action」の略で、日本語では「行動喚起」を意味します。つまり、問い合わせフォームへのリンクや電話番号などです。
LPのクロージングでは、よくある質問やオファーの下部に、CTAを設置するのが一般的です。
※オファーとは「7月限定50%OFF」のような特典や割引のこと。
そして、少しでもユーザーの離脱を防ぐために、フッター部分にも再度CTAを設置しましょう。
また会社概要やコラム記事などへのリンク設置もおすすめです。
LPをフッターまで読み進めてくれたものの、成約には至らなかったユーザーに対して、再度自社の商品・サービスについて情報提供できる機会を作れます。
LPのフッターにおすすめの色は?
LPのフッターにおすすめの色は、大きく以下の2つです。
- メインコンテンツの邪魔をしない控えめな色
- ページ全体を引き締める濃い色
LPは、さまざまな要素で構成されています。そのなかでも、最上部に設置されるヘッダーと最下部に設置されるフッターは、重要度の低い要素です。
フッターが悪目立ちするのを防ぎ、メインコンテンツにユーザーの意識を集中させるためには、控えめな色が良いでしょう。
また、黒などの濃い色を使うと、ページ全体を視覚的に引き締める効果があります。LPの「終わり」を明確に示せます。
フッターの色に正解はありません。しかし迷ったら、控えめな色か濃い色のどちらかを選ぶのがおすすめです。
どっちつかずの色になると、視覚的に何となくぼんやりとしたLPになってしまいます。
LPフッターのデザイン例
例えば以下は、株式会社ヤマキチ様が提供するペットのためのお仏壇「ボクノイエ」のLPです。

弊社が提供するランディングページ制作サービスにて、作成しました。
直上にCTAボタンがあるため、フッター部分には、企業情報や住所、連絡先等しか掲載していません。
また、色はページ全体を引き締められる黒となっています。
LPのフッターはなしでも良い?
LPのフッターは、何か特別な理由がない限り、設置しましょう。
たしかにフッターが占める面積は、LP全体における、ほんの一部です。しかしフッターには、ここまでの解説のとおり、以下のような役割があります。
- 離脱の可能性が高いユーザーに成約や自社サイト回遊の選択肢を提供する
- 視覚的にLPを引き締める
現に、大半のLPにはフッターが設置されています。ユーザーは、言語化できずとも、フッターのないLPに何らかの違和感を抱くでしょう。
この違和感が、離脱や成約率の低下など、さまざまな要素に悪影響を与えます。
LPを制作するのであれば、フッターは設置する方向で考えておきましょう。
フッターの重要度はLPの中では低め
フッターは、LPを構成するさまざまな要素のなかで、最も重要度が低めであると言って過言ではありません。
なぜならフッターは、LP最下部に設置される要素だからです。
ユーザーは、LPを上から下に読み進めます。そしてどこかの地点で、離脱をします。
つまり100人のユーザーがいる場合、フッターまで辿り着いてくれるのは数%でしょう。一方LP最上部に設置されるファーストビューは、100人中100人に見てもらえます。
LPを開くと、最初に目に入る部分だからです。
もちろん、LPではどの要素も大切です。しかし、相対的に見ると、フッターの重要度は低いと言えるでしょう。
いくらフッターにこだわっても、ユーザーがそこまで辿り着いてくれなければ意味がありません。
LP構成においてフッターよりも重要な3つの要素
LPには、フッター以外にもさまざまな要素があります。LPを構成する主な要素は、以下の3つです。
- ファーストビュー
- ボディー
- クロージング
それぞれ詳しく解説します。
ファーストビュー
ファーストビューとは、LPを開いて、最初に目にする画面領域のことです。
LPを構成する要素のなかで、最も重要と言っても過言ではありません。なぜならLPを訪れたユーザー全員に対して表示される、唯一の要素だからです。
ファーストビューの出来によって、ユーザーがLPを読み進めてくれるのか、離脱するのかが決まります。
ファーストビューを構成する主な要素は、以下の4つです。
- ヘッダー
- キャッチコピー
- アイキャッチ画像
- CTAボタン
例えば以下は、弊社LPのファーストビューです。

関連記事:LPのファーストビューとは?重要性やサイズについて事例付きで解説!
関連記事:LPのヘッダーとは?推奨サイズや記載すべき要素、デザイン例などを紹介
ボディー
ボディーとは、LPのなかで最もボリュームのある部分です。LPの「心臓部」と言っても良いでしょう。
ボディーには、商品・サービスの価値を、ユーザーにじっくりと伝える役割があります。ボディーを構成する主な要素は、以下のとおりです。
- ベネフィット
- 実績
- お客様の声
- 競合との比較
実績では具体的な数値を用いたり、お客様の声では写真や名前を出したり、とにかくリアリティを追求することが大切です。
ボディーでは、ユーザーに対して「なぜ競合ではなく、あなたから買うべきなのか?」の答えを提示しなければなりません。
そのため、セールスライティング力が問われる要素です。LPにおけるライティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:LPライティングとは?コツや外注費用などを初心者向けに分かりやすく解説!
クロージング
クロージングとは、LP終盤に設置される要素です。ボディーを読んで納得したユーザーに対して、成約への最後のひと押しをする役割があります。
クロージングに設置される主な要素は、以下のとおりです。
- よくある質問
- オファー
- CTAボタン
- フッター
本記事で解説しているフッターは、クロージングの最下部に設置されます。
クロージングでは、よくある質問でユーザーの不安を解消し、オファーで「今申し込まない理由」をなくします。
ユーザーの「気になる」という気持ちを、具体的な「申し込み」という行動へと転換させるのです。
関連記事:LPでの顧客獲得はクロージングがカギ!覚えておきたいポイントとは?
関連記事:LP構成における「よくある質問」の役割!位置や質問の選定方法についても解説
関連記事:LP構成には鉄板法則がある!作り方やフレームワークを実例付きで解説
LP制作は専門業者への外注がおすすめ
成果の出るLPを制作するには、Webデザイン・セールスライティング・行動心理学など、さまざまな知識が必要です。
こういった知識のない担当者が手探りでLPを制作しても、「まったく成果のでない自己満足なページ」が出来上がるだけです。
LP制作は、プロである専門業者への外注を強くおすすめします。
専門業者に依頼をすれば、質の高いLPを制作できるだけでなく、従業員が本来注力すべきコア業務にリソースを集中させられます。
慣れないLP制作に時間や労力を費やすのではなく、その道のプロに任せて、最短ルートで成果を手に入れましょう。
おすすめの外注先については、以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:ランディングページ制作会社10社を比較!選ぶポイントや費用相場なども紹介
まとめ
LPフッターのデザインや色、記載すべき要素などについて解説しました。
LPのフッターには、ロゴやCTA、各ページへのリンクを設置しましょう。また、他の要素の邪魔にならないようなデザインがおすすめです。
そしてLP制作は、フッターだけではありません。全体を通して、質の高いLPを作るには、専門業者への依頼がおすすめです。
弊社クロスバズの提供するバズLPでは、丁寧なヒアリングから競合分析を行い、成果の出るLPを制作します。相談や見積もりは無料です。無理な勧誘をすることもありませんので、お気軽にお問い合わせください。
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