最近よく耳にする、動画・映像コンテンツをLP(ランディングページ)に配置する「動画付きLP」。動画のないLPと比べ、高いコンバージョンが期待できます。
今回は「動画付きLPが普通のLPとなにが違うの?」と悩んでいる方に向けて、メリットやデメリットを解説していきます。
今後、動画付きLPの制作を考えている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
動画付きLPを作成して訴求力を高めよう!
まず少しイメージをしていただくと、動画のないLPよりも動画付きLPの方が「わかりやすく」「簡単に見ることができる」印象をお持ちではないでしょうか?
これは、“この記事を閲覧してくださっている方”が感じる印象と同様に、LPを見る多くのユーザーも動画付きLPの方が「わかりやすい」と感じる傾向にあります。
また、LP上部のファーストビューに動画を設置することで、LP全体の訴求力を高めることも可能です。
これは、単純にページ下部や中部に比べ、ページ上部の方が閲覧されやすいことが理由に挙げられます。
さらに、ユーザーの多くはページを上から順に読み進めるため、ファーストビューの動画をきっかけとして、LP全体に興味を持たせることもできます。
動画付きLP作成のメリット3つ
動画付きLP作成の3つのメリットを紹介していきます。
メリットを把握し、効果的な動画付きLPを理解していきましょう。
メリットその1|LPの質が高まる
動画付きLPは、動画のないLPよりも情報の質がより高まります。
動画を作成する際には、短い尺のなかで簡潔かつ、正確な構成を練ることができるからです。それにより、凝縮された情報を読者に届けられ、LP全体の情報の質を高めることにつながります。
メリットその2|注目されやすくなる
動画は、文字だけの文章よりも注目されやすくなります。
文章で説明される情報は、閲覧者目線だとどれも短調に見えてしまい、伝えたい内容でもスルーされ読み飛ばされることがあるからです。
一方で、文字だけの文章と比較した場合、動画は文字の5,000倍もの情報を伝えることが可能です。さらに、動画は効果音や動きを付けられるため、伝えたい情報に注目してもらいやすくなります。
また、ユーザー自身が試聴した動画に対して「魅力的」と感じた際には動画を拡散してもらえる効果も期待でき、その動画の「バズ」を狙うこともできます。
メリットその3|インプット側の負担が少ない
動画のないLPよりも、動画付きLPの方が閲覧者の負担が軽減されます。
情報の取得方法に違いがあるからです。情報の取得方法には「能動的取得」と「受動的取得」の2種類があります。
文字情報を読む場合の取得方法は「能動的取得」です。能動的とはつまり、自ら進んで情報を読む必要があるため、インプットの負担が大きくなります。
これに対して、動画を視聴する場合の取得方法は「受動的取得」です。動画を再生すれば、流れていく情報をあまり意識せず見たり聞いたりするだけで受動的に理解できるため、インプットの負担が「能動的取得」と比べ格段に少なくなります。
動画付きLP作成のデメリット3つ
次に、動画付きLP制作の3つのデメリットについて紹介いたします。
デメリットもしっかりと理解して対策をすることで、よりよい動画付きLPの作成へとつながります。
デメリットその1|サイトが重くなる可能性がある
長尺の動画や解像度が良過ぎる動画を使用してしまうと、データが重くなってしまい、ページを開く際に時間がかかってしまう可能性があります。
ページの表示速度が遅いと、閲覧しているユーザーは内容を見ずに離脱してしまうことも。Googleの調査によると、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、5秒になると90%増加、6秒で106%にまで増加すると報告されています。
動画ファイルサイズの具体的な指標としては、3MB以内を目安とし、可能ならば500KB以内であると理想的とされています。
デメリットその2|情報を詰め込んでしまいやすくなる
動画を作る際に多い失敗として、情報を詰め込みすぎて結局、伝えたい内容が伝わらないことがあります。
動画を作る側としては、「このサービス・商品には、こんなに良いところがあります!」とたくさん伝えたい情報があると思いますが、詰め込みすぎてしまうとなにがポイントか分からず、ユーザーが求めている情報と乖離した動画になってしまいます。
動画作成前には、本当にユーザーに伝えたい内容を書き出し、そこから要素を絞っていきましょう。作る側の「どうしても伝えたい内容」と閲覧するユーザーの「知りたい内容」が明確になり、情報を整理して簡潔に伝えられます。
デメリットその3|コストがかかる
動画付きLPは、動画作成が必要な分、動画のないLPと比べてコストが割高になってしまいます。
動画の構成や撮影・編集が必要となるだけでなく、視聴してもらうためには字幕テロップやSE(効果音)などの装飾も必要となるからです。
さらに近年ではショート動画の流行もあり、短い内容で必要事項を伝えつつCVに向けた施策を入れる必要があります。動画のクオリティは非常に重要なのです。
動画制作費用を削ると、誰からも視聴されることのない「コストがかかっただけ」の動画となるため注意しましょう。
まとめ
閲覧される動画付きLPを作成するには、動画のクオリティや配置箇所・長さ・閲覧環境への配慮など、注意しなければならない点が数多くあります。また実際にこの記事では紹介しきれなかった注意点も多数あります。
動画付きLPの制作に慣れていない方であれば、注意すべき点すべてに配慮した動画付きLPの制作はかなり難しいといえるでしょう。
当社クロスバズのLP制作サービス「バズLP」では、徹底的な競合分析をすることで、「売れるLP」を作成いたします。行動経済学の観点を取り入れたページを作成するため、LP内に動画を設置してもしなくても、読者の視線や興味を誘導するLPを制作可能です。
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