エステサロンでは、LP(ランディングページ)を用いたWEB集客が効果的です。この記事では、エステサロン向けのLP制作時で成果を出すポイントを10個解説しています。
この記事をじっくりと読み、エステサロンのLP制作の参考にしてみてくださいね。
目次
【前提】LP(ランディングページ)とは?
まず前提として、LP(ランディングページ)の基本を理解しましょう。
LPとは、ユーザーの集客・成約に特化したページです。一般的なLPの目的は、自社の商品購入・サービス申込などのアクションを、ユーザーに促すことです。
LPでは、縦長1ページで、文章・画像・動画・アニメーションなどを使い、ユーザーに自社の商品・サービスを訴求します。
エステ向けのLP(ランディングページ)の目的とは?
エステサロン向けのLP(ランディングページ)の目的は、大きく2つあります。
- ユーザーを店舗へ誘導する
- ユーザーにLINE友だち登録してもらう
まずは、ユーザーを店舗へ誘導することです。LPで、ユーザーへエステサロンを利用するメリットを訴求し、来店や予約を獲得しましょう。
また、ユーザーのLINE友だち登録を目的にする場合もあります。友だち登録を増やすことでユーザーのリストを収集でき、LINEを使った継続的なアプローチが可能になるからです。
「LINE友だち登録で、○円割引」などのキャンペーンをLPで実施し、ユーザーリストを集め、店舗へ誘導すると効果的ですね。
エステサロンのLP(ランディングページ)を制作する時のポイント10選
次に、エステサロン向けのLP(ランディングページ)を制作するときのポイントを10個解説します。成果を出していくために、どのポイントも大切になってくるので、しっかりとご確認ください。
ファーストビューでベネフィットを見せる
ファーストビューとは、LPでユーザーが最初に見る部分です。
ファーストビューでは未来のベネフィットを見せることが重要です。「このエステサロンに行ったら、綺麗になれそう」と感じられるようなデザインにしましょう。
人間関係もそうですが、LPでも第一印象はとても大切です。ファーストビューで、ユーザーに「このページは、自分に役立ちそうだ」と思わせられないと、ページ離脱の原因になります。
エステサロンのファーストビューでは、エステを施術して綺麗になった女性や、エステ施術中の満足そうな女性の顔などの写真でアピールしましょう。キャッチコピーは、ユーザーが明るい未来を想起できるようなものが望ましいです。
キャンペーンを用意する
ユーザーを店舗へ誘導するために、キャンペーンを用意することも効果的です。例えば、下記のようなキャンペーンを用意すると良いでしょう。
- 初回限定!500円割引
- ボディクリームプレゼント
キャンペーンの特典でユーザーにお得感を出してあげましょう。注意点として、キャンペーンでつける特典には、エステサロンと関連性があるものにしてください。
また、限定・締切を設けることも効果的です。例えば、「1日○人限定」や「○月○日まで」のような限定・締切を設けることで、ユーザーに”今”行動してもらう理由を与えられます。
店舗独自のこだわりをアピールする
あなたのエステサロンの独自のこだわりをアピールすることも大切です。例えば「最新機器を使った施術」や「エステサロンとして20年の実績」などです。
もし、店舗独自のこだわり・強みが分からない場合は、3C分析を行いましょう。3C分析とは、マーケティング環境分析のフレームワークで、「Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)」の3つの頭文字を取ったものです。
3C分析を行うと、ユーザーのニーズ・競合他社の強みと弱み・自社の強みと弱みが分かります。競合他社になく、自社にある強みの中からユーザーのニーズに刺さりそうな要素を抽出し、全面的にアピールしましょう。
施術中の写真を散りばめる
LP(ランディングページ)にエステ施術中の写真を散りばめることで、ユーザーが実際にエステサロンで施術を受けているイメージをしやすくなります。
初めてのエステサロンに行く場合、「どんな施術をされるんだろう」「どんな雰囲気なんだろう」と、不安になります。不安による離脱を防ぐためにも、エステ施術中の写真を多く使い、ユーザーに安心感を与えましょう。
権威付けを行う
テレビ・雑誌などのメディアの掲載実績を載せることで、権威付けを行いましょう。権威付けがあることで、ユーザーに信頼感・安心感を与えられます。
ユーザーがLPを見て行動しない理由のひとつに、「本当に大丈夫?怪しくない?」という不信感があります。それを払拭するために、メディア掲載実績を見せ、「このエステサロンは大丈夫そう」という安心感を与えることが大切です。
メディア掲載実績以外にも、施術者の実績や顧客満足度なども権威付けになります。
お客様の声を載せる
もし、権威付けできる内容がない場合は、お客様の声を載せましょう。お客様の声を載せることで、エステサロンに行くか迷っている方への後押しになります。
ポイントは、作ったような口コミではなく、リアルな声・体験談を載せることです。一般的に、女性は男性よりも共感能力が高いため、共感できるようなお客様の声を載せましょう。
また、顔写真や年齢などを添えると、よりリアルなお客様の声だと判断されやすいです。Twitter・Instagramなどの投稿キャプチャも効果的ですね。
お客様の声がない場合は、「お客様の声を書いてくれたら、次回使える割引券プレゼント」などの特典を用意し、お客様の声を集めるようにしてください。
コースの内容や費用を載せる
エステサロンのコース内容・費用は、分かりやすく伝えましょう。
LP(ランディングページ)で成果が上がらない理由のひとつに「分かりにくい」があります。私も実際に美容室に行こうと思ったときに、その美容室のページを見て、コース内容・費用が分かりづらく、ページから離脱した経験があります。皆様も同じような経験があるのではないでしょうか。
分かりにくさが原因の離脱を防ぐためにも、コースが複数ある場合は、それぞれのコースの特徴・違いを分かりやすく訴求し、費用も明確に伝えるようにしましょう。
ご来店~施術の流れを紹介する
ご来店~施術の流れを紹介することで、ユーザーに、実際にエステサロンに行く具体的なイメージを想起させることができます。「どうやって施術が進むんだろう…。」というユーザーの不安感を消すことができるので、成約率は上がっていくでしょう。
ご来店~施術の流れは図解にしてあげると、より分かりやすくなりユーザーに親切です。
よくあるQ&Aを掲載しユーザーの不安を解消する
よくあるQ&Aを掲載しユーザーの不安を解消することも大切です。ユーザーがLP(ランディングページ)を見て行動しないときは、何かしらの不安がある場合が多いです。その不安感を解消するために、よくあるQ&Aでお客様の疑問点・懸念点に答えましょう。
エステサロンの場合は、下記のQ&Aを参考にしてみてください。
- 1回の施術で、肌は綺麗になりますか?
- コースがありすぎて、どれを選べば良いか分かりません
- 施術時間はどれくらいですか?
- 支払い方法はなんですか?
- 予約の受付時間を教えてください
- 敏感肌ですが、施術は受けられますか?
- エステ当日はお化粧をして行っても良いですか?
上記のように、ユーザーが疑問に感じそうなことを、前もって回答してあげましょう。実際に来店されたお客様に質問されたことを記載するのも効果的です。
レスポンシブ対応を行う
LP(ランディングページ)で成果を出すために、レスポンシブ対応は必須です。レスポンシブ対応とは、PC・タブレット・スマートフォンなどの使用デバイスに合わせて、デザインを最適化することです。
よくある失敗例は、「PCでLPを見たときは良い感じなのに、スマートフォンで見たら文字が小さすぎる」などです。
現在は約70%の方が、スマートフォンでインターネットを利用しています。ですので、PCはもちろんですが、スマートフォンで見たときに、ユーザーに分かりやすいデザインになっているかを確認しましょう。
エステサロンのLP(ランディングページ)制作はプロに依頼したほうが良い?
エステサロンのLP(ランディングページ)は自分で制作することも可能です。自分で制作する場合は、コストを抑えることができるメリットがあります。
また現在はLP作成ツールなどもあるため、WEB制作初心者の方でも、LPを制作しやすくなっています。
しかし、WEB制作初心者の方が、LPで成果を出すことは難しい場合も多いです。なぜなら、LPにはマーケティング・セールスライティング・デザイン・コーディングなどの様々な要素があり、それらが噛み合っていないと成果が上がりにくいからです。
これらのスキルを自社が持っている場合は良いですが、そうではない場合はプロにLPの制作を依頼したほうが良いでしょう。LPの制作代行会社には、豊富な知識・スキル・経験があり、成果が早く出やすいです。
WEB初心者の方が、LPのスキルを身につける学習コストを考慮すると、プロに制作を依頼した方が最終的なコストパフォーマンスは高くなります。また、LP制作など自身の専門領域外のことはプロに任せ、自分は本業に集中したほうが事業も成長していくと考えられます。
まとめ
この記事では、エステサロン向けのLP(ランディングページ)制作におけるポイントを解説しました。今回紹介した、ポイントをもう一度まとめておきます。
- ファーストビューでベネフィットを見せる
- キャンペーンを用意する
- 店舗独自のこだわりをアピールする
- 施術中の写真を散りばめる
- 権威付けを行う
- お客様の声を載せる
- コースの内容や費用を載せる
- ご来店~施術の流れを紹介する
- よくあるQ&Aを掲載しユーザーの不安を解消する
- レスポンシブ対応を行う
自社でLPを制作する場合は、上記のポイントを参考にしてみてください。
また、LP制作の経験がない・WEB集客での成果に伸び悩んでいるエステサロンの方は、ぜひ弊社クロスバズの「バズLP」をご検討ください。バズLPでは、LP制作のプロがマーケティング戦略・行動経済学を用いて、売れるLPを制作します。
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