リフォームの顧客を増やす方法として効果的なのがLP(ランディングページ)です。LPでは写真やイラストなどを効果的に使い、インパクトの高いデザインでサービスの訴求力を高めます。
本記事では、リフォームのLPを作るメリットや効果を出す作り方のポイントを紹介します。
目次
リフォームLPとは?3つの特徴
リフォーム会社の集客には、LP(ランディングページ)の作成がおすすめです。効率的に集客して自社の魅力をアピールし、リフォーム問い合わせや申し込みにつなげられます。またWeb広告を流入経路にすることで、より高い効果が期待できます。
ここでは、リフォームのLPにはどのような特徴があるのか、詳しくみていきましょう。
1.問い合わせにつなげやすい
LPはひとつの情報に特化してユーザーにアピールできるため、効率的に問い合わせなどのコンバージョンを獲得しやすいのが特徴です。他ページへの回遊がないため、離脱も防止できます。
また、写真やイラストを活用して目を惹くデザインにでき、リフォームについてわかりやすく伝えられる点も、コンバージョン率アップに寄与しています。
2.縦長1枚のWebページ
LPは複数のページからなるホームページと異なり、基本的に縦長の1ページです。ユーザーはスクロールするだけで知りたい情報を得られます。
縦長のレイアウトはサービスの訴求について、営業マンのセールストークのような順序で進めることができる点もメリットです。
優秀な営業マンのトークは、ひとつのストーリーで構成されています。
- 商品・サービスを紹介して注意を惹く
- 消費者の悩みに共感して解決策を提示し、興味・関心を呼び起こす
- ベネフィットやお得情報などを伝えて商品・サービスを買いたい、利用したいと思わせる
- 購入や申し込み方法などを伝え、実際の行動へと導く
リフォームのLPもこのような一連のストーリーと同じ構成にすることで、サービスの魅力を効果的に伝え、コンバージョンにつなげることができます。
3.Web広告と連動させるとより効果的
LPはWeb広告を流入経路にすることで、効率的に集客できます。LPと組み合わせるWeb広告は、以下の3つが主流です。
- リスティング広告
- SNS広告
- ディスプレイ広告
リスティング広告は検索結果に表示される広告で、ニーズが明確なユーザーを集客できます。
SNS広告はTwitterやInstagramなどのSNSに配信されるもので、ディスプレイ広告はWebサイトやアプリ上に表示される広告です。どちらもニーズが潜在的な客層を対象にします。
それぞれの特性を把握して、連動させる広告を決めるとよいでしょう。
リフォームLPのメリット3つ
リフォームの集客でLPを活用することは、主に以下のメリットがあります。
- 離脱率を下げる
- コンバージョン率を高める
- ターゲットに合わせたデザインにできる
縦長1ページのLPは読むのにストレスがなく、知りたい情報をすぐに得られるため、ユーザーの離脱を抑制できます。また、サービスの訴求に特化し、コンバージョン率を高められるのもメリットです。
ここでは、リフォームLPを作成するメリットを3つ紹介します。
1.ホームページに比べ離脱率が低い
リフォームLPは、ユーザーの離脱率が低いのがメリットです。複数ページにわたるホームページは他のページに回遊するため、多くのリンクが設置されています。ページ数の多いサイトは知りたい情報をすぐに見つけられないことも多く、諦めて離脱するケースも少なくありません。
1ページで構成されているLPであればスクロールしながら知りたい情報の理解が深まるため、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
2.コンバージョン率が高い
LPはサービスの内容に特化して作るため、目的のコンバージョンを得られる確率が高くなります。コンバージョンはリフォームの申し込みや問い合わせ・資料請求などさまざまですが、目的を絞り込むことで、それに合わせた効率的な構成を考えやすくなります。
ユーザーの行動を促しやすいストーリー設計にすることにより、コンバージョン獲得が期待できるでしょう。
3.デザインの自由度が高い
LPはレイアウトしやすく、デザインの自由度も高いです。写真やイラスト・図表を活用したり文字のサイズを変えたりして、インパクトのあるページを作れます。
ターゲットとするユーザーに合わせたカラー選びで、イメージづくりができるのもメリットです。視覚に訴えることで訴求力が高まり、コンバージョン率アップにつながります。
知っておきたいリフォームLPのデメリット
リフォームLPにはメリットだけでなく、デメリットもあります。自社で作成できなければ外注しなければなりません、制作会社に依頼する場合はコストがかかります。高いクオリティを求めれば、さらに高額な予算が必要になるでしょう。
また、LPはホームページと比べてSEO対策には向いていないのもデメリットです。
ここでは、LPを作成する前に把握しておくべきリフォームLPのデメリットを紹介します。
一定のコストがかかる
LPの作成にはデザイン・コーディングの知識が必要です。また、訴求力を高めるにはページの構成を工夫する必要があるため、セールスライティングをはじめとしたLP制作の専門的な知識が必要になります。そのため、効果のあるLPを作成するには制作会社に依頼するのが一般的です。
制作会社への依頼は少なくとも10万円以上の予算がかかり、ターゲットごとに複数のページを作りたい場合はさらに多くの資金が必要です。
SEO対策には不向き
LPは、ホームページのようなSEO対策には向いていません。画像やイラストを多用し、文字もインパクトを高めるために画像化して掲載することが多く、検索エンジンのクローラー(情報を収集するプログラム)が読みとれないためです。
そのため、検索の上位に表示して集客するという対策が実施できず、集客にはリスティング広告など、Web広告との連携が必要になります。Web広告のキーワード設定などに注力し、LPの集客を図る対策が求められるでしょう。
リフォームLPの作り方6つのポイント
コンバージョン率の上がるリフォームLPを作るには、いくつか押さえるべきポイントがあります。
トップ画像にはインパクトのある画像やキャッチコピーを掲載すること・リフォームのビフォーアフターの画像を掲載することなどがあげられます。また、ターゲットを絞り込むことも欠かせません。
ここでは、効果の上がるリフォームLPを作るポイントを6つ紹介します。
1.リフォームをイメージしやすいトップ画像を選ぶ
LPの構成は大きく「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つに分かれます。ファーストビューはユーザーが訪れたときにまず目に入る重要な部分で、インパクトのある画像を選ぶことがポイントです。
Web広告を見て訪れるユーザーは、リフォームについて何らかのニーズを抱えています。そのニーズを満たし、興味を惹いて先を読み進めたいと思わせる画像を選ばなければなりません。
また、コンバージョンにつなげるため、問い合わせや資料請求などのCTAボタンの設置も必要です。
2.ビフォーアフターの画像を掲載する
リフォームのLPに訪れるユーザーは、「この会社に依頼すれば本当に自分の望むリフォームができるだろうか」と考えています。実際にリフォームしたビフォーアフターの画像を掲載すれば、具体的なイメージができるようになるでしょう。
画像にはこだわりのポイントや得意とする施工、他社と差別化する点などの説明を添えればよりわかりやすく、ユーザーの関心を惹きつけることが可能です。
3.ターゲットを設定し自社の強みを打ち出す
LPの作成にはターゲットの設定が不可欠です。ページに訪れる人物像を詳細に設定し、ターゲットに合わせた構成やデザインを考えましょう。
数あるページの中で自社のリフォームを選んでもらうためには、ターゲットに向けて自社の強みを打ち出すことが効果的です。これまで行ってきたリフォームの件数など施工実績や自社独自のプランなど、権威付けとなる要素をアピールしましょう。
4.施工の流れをわかりやすく掲載する
LPでコンバージョンを獲得するには、申し込みや問い合わせなどの手順の掲載が不可欠です。リフォームの場合は、申し込みから施工までの流れを提示するとよいでしょう。
初めてリフォームを依頼する人にとって、どのような手順で進めるのかは気になるものです。写真やイラストなどを使い、視覚的にわかりやすく掲載することで、ユーザーは安心します。行動を促すきっかけになり、コンバージョン率を高められるでしょう。
5.事例やお客様の声を盛り込む
リフォームは価格が安いサービスではないため、初めて依頼するユーザーは「高い費用を出して希望通りにリフォームできるのかな…。」という不安を抱えています。そのような不安を解消するため、実際のリフォーム事例や依頼した人の声を盛り込むことも効果的です。
リフォームの写真とともにお客様の声を掲載すれば、より説得力が増すでしょう。ターゲット層が依頼すると思われるリフォーム事例を選べば、さらに訴求効果が高まります。お客様の感想だけでなく、具体的なイメージがしやすいインタビューの掲載も効果的です。
6.Q&Aでユーザーの疑問を解消する
LPの後半には、Q&A(よくある質問)のコーナーを設けるのもおすすめです。これまでリフォームを依頼してきた顧客からよく受けていた質問をQ&A形式でまとめれば、ページを訪れたユーザーの疑問・不安を解消できます。
ページ全体の情報を簡単にまとめ、Q&Aを読んだだけでも概略がわかるようにしておくとLPの利便性が高まるでしょう。また、ページ内で訴求しきれない情報をQ&Aに入れておけば、必要な情報の漏れをなくせます。
7.コンバージョンのハードルは低めに設定する
リフォームに誘導するLPの場合、コンバージョンのハードルを低めに設定することも大切です。単価の大きい商材は最初から購入や申し込みをゴールにすると、コンバージョン獲得が難しくなる傾向にあります。
まずは無料相談や資料請求など、気軽に行動しやすいコンバージョンを設定することがコンバージョン率を高めるコツです。
リフォームLPの費用相場はどのくらい?
リフォームLPを制作会社に依頼する場合、LPに盛り込む情報量やコンテンツの充実度・サポート内容などで料金は異なります。
金額は制作会社の規模でも異なり、フリーランスに依頼すれば安く抑えることも可能です。
ただし、一定のクオリティを求める場合は、40万〜70万円程度が費用相場と考えた方がよいでしょう。アニメーションや動画を用いた複雑なLPを制作する場合は、70万円以上かかる場合もあります。
リフォームLPを活用し問い合わせにつなげよう
リフォームの集客にはLP制作が効果的です。ターゲットが知りたい情報に特化したページを作ることで、コンバージョン率アップが期待できます。まずは問い合わせや無料相談のコンバージョンにつなげることで、顧客を着実に増やしていけるでしょう。
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