Web経由で集客をするには、LPが欠かせません。
しかし「LPを作成したいけどどうすればいいのか分からない」と悩んでいる旅行・観光業界の担当者の方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、旅行・観光業界のLP事例や作成のメリット、作成の手順やコツなどについて網羅的に解説します。
Web広告に関する知見がない方でも読み進められるように、専門用語は極力使わずに解説をしています。
記事を最後までチェックすれば、旅行・観光業界で働くあなたの、LPに関する悩みや不安が一通り解決しますよ。
目次
LP(ランディングページ)とは?
LP(ランディングページ)とは、ユーザーのコンバージョン(旅行・観光業界の場合はお問い合わせや申し込みなど)を目的とした、縦長1枚のページのことです。
例えば以下は株式会社クロスバズ(弊社)のLPです。
- どんなサービスなのか
- 料金はどれくらいなのか
のような申し込みの際に欲しい情報が、1つのページにまとめられています。
よって読者にスムーズに情報を届けられます。
一方通常のホームページであれば、必要な情報にアクセスするために、サイト内を何度もクリックしなければなりません。また場合によっては、複数のコンテンツにアクセスしなければなりません。
加えてデザイン性も劣る場合が多いです。
よって途中で「面倒だな」と離脱されてしまったり、読者にストレスを与えてしまったりして、コンバージョンに繋がりづらくなります。
Web広告経由で集客をしたいのであれば、LPは欠かせません。
旅行・観光業界のLP事例
以下、旅行・観光業界のLPを1つ紹介します。
上記は長崎旅行をテーマにしたLPです。
「長崎旅行」のように、旅行・観光業界のLPでは、1つのテーマに絞ってLPを作成しましょう。
「私たちは沖縄から北海道まで、幅広い旅行プランを提供しています」のような大多数に向けたLPを作成しても意味はありません。
例:リスティング広告を「長崎 旅行」のキーワードに対して出稿▶︎リスティング広告をクリックしたユーザーが上記LPにアクセス▶︎申し込みやお問い合わせの獲得
関連記事:リスティング広告とは?初心者向けに仕組みから予算まで丁寧に解説
旅行・観光業界でLPを作成するメリット
「わざわざLPを作る必要ってあるの?」「ホームページに集客できればいいのでは?」と考えている方もいるでしょう。
そこで、旅行・観光業界がLPを作成する以下2つのメリットについて解説します。
- デザインや写真等で旅行をイメージしてもらえる
- 見込み顧客が好むデザインで旅行をアピールできる
それぞれ詳しく見てみましょう。
デザインや写真等で旅行をイメージしてもらえる
LPはホームページと比べて、写真やイラストが豊富で、デザイン性も豊かな傾向があります。
これはLPでは1からコーディングを行うため、どこに何を掲載するかを自由に決められるからです。
一方でホームページは、初心者でもカスタマイズできる反面、写真を掲載できる位置やデザインなどに制限があります。よって文字メインでコンテンツが作られる傾向にあります。
旅行や観光に関するコンバージョンを獲得するには、読者に旅行を如何にイメージしてもらうかが大切です。
よって文字メインのホームページよりも、画像やイラストメインのLPの方が適しています。
見込み顧客が好むデザインで旅行をアピールできる
見込み顧客によって最適なデザインは異なります。以下に例を3つ紹介します。
- 女子旅であればピンクメイン
- 男一人旅であれば無骨なデザイン
- 沖縄旅行であれば青メイン
(上記はあくまで例です)
LPでは、どういった色使いやデザインにするかを、1から自由に決められます。一方でホームページでは、原則1つのホームページにつき1つのデザインです。
ホームページでは、「女子旅」「男一人旅」とテーマごとにデザインを変えられません。よって結局は、女子旅でも男一人旅でも違和感のない、記憶に残らない無難なデザインに落ち着いてしまいます。
せっかく広告費を払ってWeb広告を打つのであれば、見込み顧客が好むデザインのLPを作成するべきです。
旅行・観光業界のLPはどうやって作成する?
「これまで自社でLPを作成した経験はなく、どうやって作成すればいいのか分からない」という方も多いでしょう。
LPを作成する方法は、全部で3つあります。
- 自社で作成する(ノウハウがある場合)
- 自社で作成する(ノウハウがない場合)
- 制作会社に依頼する
それぞれ詳しく見てみましょう。
自社で作成する(ノウハウがある場合)
LPを自社で作成するには、以下のノウハウを持った人材が必要です。
Webデザインスキル | 色や配置等を決める |
コーディングスキル | 決めた色や配置をコードを書いて形にする |
セールスライティングスキル | 読者を惹きつける文章を書く |
上記の人材を持った人材がいるのであれば、LPの制作を制作会社に依頼する必要はありません。
ただしLP作成のために、上記のノウハウを持った人材を新たに採用したり、ゼロから育成したりすることはおすすめしません。
自社で作成する(ノウハウがない場合)
実は自社にLP制作のノウハウを持った人材がいなくても、テンプレートを使えば、LPの制作自体は可能です。
しかしテンプレートを使ったLPは、以下のようにどこか安っぽく見えてしまいます。
「商品やサービスを紹介しているLP」というよりかは、「個人が趣味で運営しているブログ」のような簡易的な印象を受けますよね。
記事冒頭では、「読者を引きつけるために、ホームページではなくLPを選ぶべきだ」とお伝えしました。
せっかくLPを制作しても、上記のような簡易的な見栄えのものであれば、思うような成果は期待できません。
よって「テンプレートを使って自社で作成する」方法はおすすめできません。
関連記事:【画像付き】ペライチを使ったLP(ランディングページ)の作り方や事例まとめ!
制作会社に依頼する
旅行・観光業界の方がLPを制作するのに最もおすすめの方法は、制作会社への依頼です。
旅行代理店が旅行を得意とするように、LP制作はやはりLP制作を得意とする企業に任せるべきです。
LP制作会社に依頼をすれば、もちろん費用はかかりますが、クオリティの高いLPを制作できます。そのLPを使ってWeb広告を運用すれば、LPの制作費用分は簡単に回収可能です。
LP制作を制作会社に依頼する際の費用相場については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:LP制作は依頼するべき?依頼した場合の費用相場や依頼先の選び方を解説
またLP制作会社は日本に何社も存在しています。その中から自社にあったLP制作会社を見つけ出す方法については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:ランディングページ制作代行会社の選び方とは?メリットや費用相場も紹介
旅行・観光業界がLPを使って成果を上げるコツ
一言でLPと言っても、成果につながるLPもあれば、全く成果につながらないLPもあります。
せっかくLPを作るのであれば、成果につながるLPを作りたいですよね。
そこで、旅行・観光業界がLPを使って成果を上げるための以下3つのコツを紹介します。
- 読者が旅行を想像するような工夫を施す
- 魅力的なオファーを用意して強調する
- 「素人感」は絶対に出さない
それぞれ詳しく見てみましょう。
読者が旅行を想像するような工夫を施す
記事前半で、「読者に旅行をイメージしてもらうために画像を多用すべき」とお伝えしました。
実は画像の多用以外にも、読者に旅行をイメージしてもらう方法はあります。
例えば以下の「大人の天草旅」に関するLPでは、冒頭に地図と主要な観光地を掲載することで、旅のイメージがしやすくなっています。
他にも、おすすめの1日スケジュールを紹介してもいいでしょう。
魅力的なオファーを用意して強調する
LPは、申し込みの一歩手前です。
Web広告をクリックしてLPにアクセスしているわけですから、読者はサービスに興味を持っています。サービスへの申し込みを検討しています。
興味がなければ、Googleの検索結果・YouTube・各SNS等で表示される広告をクリックしませんからね。
そこで、最後の一押しとなる魅力的なオファーを用意して、申し込みを獲得しましょう。
旅行・観光業界では、以下のようなオファーが使えます。
- Webからの申し込みで〇〇%OFF
- 今だけ〇〇プレゼント
- 本来〇〇円のところ期間限定で〇〇円
上記のようなオファー情報を、申し込みボタンの近くに記載することで(マイクロコピーと言います)、成約率(申し込み率)は大幅にアップするでしょう。
「素人感」は絶対に出さない
旅行・観光業界のLPには、信頼性が求められます。
特に誰もが知っているような企業でない限りは、皆「この企業本当に大丈夫なのかな?」と心配をしているものです。
旅行会社のトラブルは度々ニュースになるため、不安に感じるのも当然です。
LPに信頼性を出すためには、素人感を出さないことが重要です。よって先ほど紹介したテンプレートを使ったLP作成は、もってのほかです。
クオリティの高いLPを作るには、LP制作会社への依頼が一番です。
旅行・観光業界のLP作成は制作会社への依頼がおすすめ
ここまで、LPの作成方法や、作成のコツ等について解説しました。
繰り返しにはなりますが、やはり旅行・観光業界のLP作成は、制作会社に依頼すべきです。理由は以下の2つです。
- 自社にノウハウがなくても質の高いLPが作れる
- Web広告の運用も一括して任せられる
それぞれ詳しく見てみましょう。
自社にノウハウがなくても質の高いLPが作れる
旅行・観光業界で、自社にLP制作のノウハウを持った人材がいるケースは稀でしょう。
そんな中なんとか自力でLPを作っても、時間とコストがかかった割に成果は得られず、損をしてしまうケースがほとんどです。
一方でLP制作会社に依頼をすれば、自社にノウハウがなくても、質の高いLPが作れます。
また自社の従業員は、慣れないLP制作に時間を割く必要はなく、本来の業務に集中できます。
Web広告の運用も一括して任せられる
LPを制作して終わりではなく、Web広告を運用して、LPにアクセスを集められて初めて意味があります。
つまりLPを制作した後は、Web広告を運用しなければなりません。Web広告には、以下のようなものがあります。
広告の種類 | 概要 |
---|---|
リスティング広告 | Googleの検索結果上に表示される広告 |
YouTube広告 | YouTube動画の前後や途中、画面下部等に表示される広告 |
SNS広告 | SNS上に表示される広告 |
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実は、LPの制作よりも、Web広告の運用の方が奥が深く難しかったりします。
LP制作会社は、LPの制作のみならず、Web広告運用代行のサービスも提供している場合が大半です。
つまりLP制作を依頼した会社に、そのままWeb広告の運用まで任せることができます。
旅行・観光業界のWeb広告に関する悩みは、LPからWeb広告運用まで、全てLP制作会社への依頼で解決します。
まとめ
旅行・観光業界のLP事例や作成のメリット、作成の手順やコツなどについて解説しました。
結論、旅行・観光業界がWebで集客をするには、LPが欠かせません。そして低クオリティなLPでは意味がないので、きちんとしたLP制作会社への依頼が一番です。
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