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LPでの顧客獲得はクロージングがカギ!覚えておきたいポイントとは?

X編集部
2023.10.11 10:00
LPでの顧客獲得はクロージングがカギ!覚えておきたいポイントとは?

LP(ランディングページ)における「クロージング」は、コンバージョン率に大きく影響を及ぼす重要な要素のひとつです。

今回の記事では、LPのクロージングの重要性や、絶対に知っておきたいポイントを徹底解説しています。

LP制作者やマーケティング担当者はもちろん、LPに関わる全ての方におすすめの内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

LP(ランディングページ)のクロージングとは?

LP(ランディングページ)のクロージングとは?

クロージングは、LP(ランディングページ)の終盤に位置する部分であり、ユーザーに購入や申し込みなどのアクションを促すための重要な要素です。

クロージングは、商品やサービスの独自性・特典・限定情報などを前面に出し、ユーザーに緊急性や行動を取るべき理由を感じさせることを目的としています。

ユーザーがLPの内容を一通り読み終わったとき、クロージングがその最後の一押しとなり、具体的な行動を取らせることが狙いです。

LP(ランディングページ)におけるクロージングの重要性

LP(ランディングページ)におけるクロージングの重要性

LP(ランディングページ)において、クロージングは最も重要な要素のひとつです。なぜなら、クロージングの質がコンバージョン率に大きな影響を与えるからです。

クロージングまで辿り着いたユーザーは、明らかにその商品やサービスに関心を持っています。しかし、多くのユーザーは「この商品・サービスは魅力的だけれど、今すぐ必要だろうか?」と感じているものです。

そこで、クロージングでは「なぜ今すぐ行動するべきか」の理由を明確に伝えることが求められます。

コンバージョンを倍増させる!クロージングコピーの実践ポイント7選

コンバージョンを倍増させる!クロージングコピーの実践ポイント7選

ここからは、コンバージョンを倍増させるクロージングコピーのポイントとして、下記の7つを解説します。

  • 限定性・希少性をアピールする 
  • 締切を明示して行動を促す
  • 特典を設けて、お得感を高める
  • リスクリバーサルで、ユーザーの不安を和らげる
  • ベネフィットを再度強調する
  • 追伸を活用する
  • 他の商品やサービスとの比較でお得感を強調
  • ABテストを実施する

どのポイントも非常に重要になってくるので、ぜひ最後までご覧ください。

限定性・希少性をアピールする

人々の購買心理は、限定性や希少性に強く引き寄せられます。

例えば、「残りわずか!」との情報に直面したとき、多くの人は「これを逃してしまったら後悔するかもしれない」と感じ、購入への意欲が高まることが一般的です。この反応は、「他の人に取られたくない」という感情や、「チャンスを逃すのはもったいない」という心理から生まれます。

限定性や希少性のアピールには、大きく下記の4つの方法があります。

限定性・希少性のアピール方法
人数限定・先着50名様限定
数量限定・1日30個のみ
・在庫100個限定
期間限定・○月○日までの特別キャンペーン・24時間限定セール」
資格限定・会員様専用
・初回購入者様限定

これらの方法を駆使して、ユーザーの購入意欲を刺激しましょう。

重要なのは、限定性を強調する際に、単に「限定」と伝えるだけでなく、背景や理由もあわせて伝えることです。例えば、「この商品は希少な成分を採用しているため、特別価格はキャンペーン期間中のみ」との情報を加えることで、より信頼性と説得力を増すことができます。

締切を明示して行動を促す

人は「締切」が設定されていると、行動を起こしやすくなると言われています。締切が明確でない場合、多くの人は「もう少し考える」という判断を下し、最終的にはそのまま忘れてしまうことがよくあります。

オファーやキャンペーンを行う際には、締切を明確に提示することが非常に重要です。

以下に、締切を明示的にしたキャンペーンの例を挙げますので、参考にしてみてください。

  • ○月○日までの限定!10%OFFセール
  • あと○日!今だけの特典付き!

特典を設けて、お得感を高める

特典の提供は、ユーザーのお得感を向上させ、購入意欲を刺激します。

特典を選ぶ際のポイントは、商品やサービスに関連性があり実際の価値が感じられる内容であることです。

例として、シャンプーを販売している場合、特典として果物の詰め合わせを提供すると、その関連性がないため違和感が感じられ、特典の価値も下がるでしょう。一方で、トリートメントのサンプル品などであれば価値が感じられ、購入意欲は高まるでしょう。

特典を1つだけでなく、複数提供することで、豊富さや華やかな印象を与え、ユーザーのお得感を一層強化できます。

さらに、前述した限定性・希少性・締切の要素を特典と組み合わせると、コンバージョン率をさらに向上させることが可能です。

リスクリバーサルで、ユーザーの不安を和らげる

リスクリバーサルとは、商品・サービスの購入に際して、ユーザーが感じる不安やリスクを取り除くことを指します。

特に初めての購入や、実物を直接手に取って確認できないオンライン商品の場合、「果たして期待通りの商品なのか?」という疑問や不安を抱きがちです。

そんなユーザーの不安を取り除くために、リスクリバーサルは非常に効果的です。下記にその具体例を挙げてみます。

  • 購入後○日間は返品可能
  • 使用してみて効果が感じられなければ、全額返金
  • 購入から○年以内であれば、新品交換や修理サービスを無料で提供

上記のような取り組みにより、ユーザーの不安を緩和し、購入を促進することができます。

ベネフィットを再度強調する

ベネフィットとは、その商品・サービスを購入することで、ユーザーが得られる感情や利便性のことを指します。

LP(ランディングページ)のメイン部分で、既にベネフィットやメリットを紹介している場合でも、クロージングコピーでそのポイントを改めて強調することは非常に効果的です。

ユーザーに、その商品やサービスを購入することで得られるポジティブな未来を具体的にイメージさせるコピーの工夫が求められます。

追伸を活用する

追伸、通常「P.S.」として知られるものは、手紙やメールでよく使用され、本文で触れきれなかったポイントを補足するために活用されます。

LP(ランディングページ)においても、追伸は効果的であり、ファーストビューの次に注目される部分と言われています。LPの始めと終わりは、特にユーザーの目に留まりやすいということを意識しておくと良いでしょう。

LPの追伸の部分で取り入れたい内容は、下記の通りです。

  • オファーの再提示
  • ベネフィットの再アピール
  • 締切・限定性のリマインド
  • 販売者の情熱や思いを伝えるメッセージ

他の商品やサービスとの比較でお得感を強調

マーケティングにおいて、「AISCEAS(アイシーズ/アイセアス)」というフレームワークがあり、これは消費者の購買行動の一連の流れを示しています。

  • Attention:注意を引く
  • Interest:興味を喚起する
  • Search:情報検索
  • Comparison:比較検討
  • Examination:詳細な検討
  • Action:購入行動
  • Share:情報共有

「AISCEAS」は上記の英語の頭文字から成り立っており、消費者がこの流れに沿って購買行動を行うとされています。

ユーザーがLPから離脱する原因として、「この商品は良さそうだけど、他にもっと良い・安いものが存在するかもしれない」という思考が背景にあることが考えられます。これは「AISCEAS」の中の「Comparison(比較)」のステップに該当します。
そのため、LPのクロージングコピーで他の商品やサービスとの比較を取り入れ、自社商品やサービスのお得さを強調することは、CV率を上げる上で非常に効果的です。

ABテストを実施する

クロージングコピーの効果を最大化するためには、定期的にABテストを実施し、最適解を探すことが欠かせません。オファーの内容やベネフィットの表現を少し変えてみるだけで、コンバージョン率に大きな変化が出ることがあります

ABテストはそれほど大きな労力をかけずに行えるため、コストパフォーマンスに優れています。さらに、ABテストを継続的に行うことで蓄積されるデータを基に、他の商品やサービスへの横展開や改善のヒントを得ることも可能です。

覚えておきたいクロージングコピーの注意点

覚えておきたいクロージングコピーの注意点

ここからはクロージングコピーを作る上で、覚えておきたい注意点を2つ解説します。これまでに解説した実践ポイントと、これから解説する注意点を意識して、クロージングコピーを作るようにしましょう。

競合他社の批判はしない

クロージングコピーにおいて競合他社との比較は有効ですが、その際、競合他社を直接批判することは避けましょう。具体的な企業名を挙げる代わりに「A社」や「B社」のような形で表現することをおすすめします。

また、競合他社を批判すると、逆に自社へのネガティブなイメージを招くことがあるため注意が必要です。競合との関係を悪化させるメリットもほとんどありません。
比較は公平で客観的な立場を保ちつつ行うことで、より信頼性のある情報として受け取られることを覚えておきましょう。

商品・サービスと関連しない特典は避ける

クロージングコピーに特典を追加すると、ユーザーにお得感を与えることができ、コンバージョン率が向上します。ただし、商品・サービスと関連性のない特典は避けてください。

例えば、枕を購入する際の特典としてプロテインを提供した場合、それぞれの関連性が低いため、多くのユーザーは魅力を感じないでしょう。一方、睡眠の質を高めるアイテムや枕と直接関連する特典などを添えると、ユーザーの関心を引きやすくなります。
重要なのは、商品・サービスとの関連性を持つ特典を選ぶことです。そうすることで特典による効果を最大化できます。

まとめ

LPでの顧客獲得はクロージングがカギ!覚えておきたいポイントとは?

今回の記事では、LP(ランディングページ)のクロージングの重要性を解説し、実際に作るときのポイントや注意点を紹介しました。再度、大切なポイントをまとめておきます。

  • 限定性・希少性をアピールする 
  • 締切を明示して行動を促す
  • 特典を設けて、お得感を高める
  • リスクリバーサルで、ユーザーの不安を和らげる
  • ベネフィットを再度強調する
  • 追伸を活用する
  • 他の商品やサービスとの比較でお得感を強調
  • ABテストを実施する
  • 競合他社の批判はしない
  • 商品・サービスと関連しない特典は避ける

クロージングコピーでLPのコンバージョン率は大きく変わります。ぜひ、今回解説したポイントを意識しながらクロージングコピーを作ってみてください。

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