雑談

熱狂の渦の中で。年末年始の挨拶に変えて

ボクタクボ
ボクタクボ
2023.12.28 16:53
年末年始の挨拶

クロスバズの田窪です。

人生の折り返し地点は既に過ぎているのではないかと、思い知らされる出来事が最近いくつかありました。(詳細は割愛)

年の瀬を迎えるにあたり、感謝と想いを綴ろうと思います。

会社のこと。

1.今年は25歳前後のフレッシュな社員が3名仲間に加わりました。
活力に満ちた、自分の25歳の頃とはかけ離れるほど優秀な子たちが、小さな会社に入社してくれたのは嬉しく、有り難いことでした。責任の重さを感じながら、彼らとともに前進、成長していこうと思います。

2.会社を通し、これまでの我々では想像もできない方々とのご縁がありました。上場企業の代表者様、YouTuber、インスタグラマー、芸人さんなど、私が知らない世界の方々と繋がれたのは、会社の器を広げるきっかけになり、自分たちの可能性を信じる助けになりました。

今後、更に成長していく中で、まだ出会っていない素敵な方々とお会いできる日を楽しみにしています。

3.ブログを通して今年は180件ほどのお問い合わせをいただきました。その内、約1/3のお客様と新規取引きにつながりました。何者でもない私たちにご依頼をいただきありがとうございます。
お問い合わせいただいたにも関わらず、期待外れであると感じられた方には申し訳なく…成長機会と捉え、もしチャンスがあるなら再度、提案させてください。

そして、フリーランス時代からお取引いただいている既存のお客様には感謝しかありません。複数のご依頼、ご紹介ありがとうございます。

日々、実行と検証の繰り返しの中で知見を積み上げ、皆様に還元できるよう努めていきます。

自分のこと。

フレッシュな新人が加わり、彼らと同じ20代の時、何をしていたか考える機会がありました。
25歳の頃、約12坪のイタ飯屋をオープンしました。当時、所属していた経営塾の11名の代表の方から事業プランを説明した際、開業を反対され、尊敬する塾長からの「山を降りるのも勇気」という言葉、忘れることはありません。(戒めとなっています)

自己啓発ブームに囚われていた当時、私が読んだ本に「目標に日付を加え、100人に宣言したら夢は叶う」という言葉を信じ、メールを一斉送信。

この成功法則は偉大で、友人・知人から「どこでお店を始めるのか」、「どんな料理ある」だとか、「花送るから住所教えて」などと、メニューもシェフも、店舗すら見つかってない状況の中で、私の心をざわつかせるのでした。

当時の力量とリスクを天秤にかけると、降りるべき山であるのは明白であったものの、友人たちからの応援メッセージが”降りる勇気 ” を奪ったのです。

幸いにも数年お店を継続でき、店舗を売却することで、親への借金返済と次のチャレンジに向けた資金を確保することができました。ピボットしたその道は今につながっています。

生きること。

高校生の頃、病気で父を亡くしました。「この親不孝者!」と嘆き、崩れ落ちる祖父の涙を忘れることはないでしょう。最愛の人を失った母の孤独を考えると、いたたまれない気持ちになります。その後、数年の内に病気や自死により大事な人を多く失いました。

“生きたくても生きられない人”がいることを知ることは強いメッセージになります。志し半ばで亡くなった父の分、一生懸命に生きることが私の根っ子です。

当然のように堕落することも多くありました。そんな2年前の折、何かを戒めるように今度は自分が病気を患う番となりました。

抗癌治療は功を奏し、以降のおまけ人生では”熱狂”して生きることが私のテーマです。

これからについて。

やりたいことが多くある。私は秀でたものを持ち合わせておらず、そのおかげで自分より遥かに優秀な仲間が会社を支えてくれています。

成長意欲が強く、負けず嫌いで、私たちなら日本一になれる、と言う志の高い仲間がいることが私の誇りです。今いる仲間と一緒に駆け上がっていきます。

今日もまた、寿命が一日縮まった。

支えてくれる仲間と家族、すべての人に尊敬と感謝を込めて。

2023年12月吉日

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