
Web経由での申し込みや問い合わせを最大化するには、LPが欠かせません。
LPを用意するのと、通常のホームページを用いるのとでは、訴求力に大きな違いがあります。
しかし「本当にLPが必要なのか」「何から始めたら良いか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、物流業者がLPを作成する3つのメリットや作成時に気をつけるべき3つのこと、2つのデザイン事例についてまとめました。
LPについて詳しくない方でも無理なく読み進められるよう、専門用語は極力使用していません。toB向け・toC向け、両者に向けた内容となっています。
記事を最後までチェックすれば、納得感を持って、LP作成の第一歩を踏み出せます。
LP制作に「売れる戦略」はありますか?
多くのLP制作会社は「納品すること」を目的にしがち。 しかし、本来のLPの目的は、サービスや商品を「売ること」です。
「デザインは良いけど、成約率が低い…」
「流入はあるのに、CVに繋がらない…」
「競合他社と比べて、成果が出てない…」
そんなお悩みの原因は「戦略不足」かもしれません。
本気で成果を出すなら
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目次
そもそもLPとは?
LPとは、申し込みや問い合わせ(=コンバージョン)を目的とした、縦長1枚のWebページのことです。
縦長1枚のWebページに、商品・サービスに関する情報が1から10まで網羅的に掲載されています。これが、通常のホームページとの違いです。
例えば以下は、ECサイト向け物流アウトソーシングサービス「ウルロジ」のLPです。

上記LPに目を通すだけで、以下の情報が網羅的に分かります。
- どのような方におすすめのサービスか
- 対応可能な業務
- 特徴
- 利用者の声
- 取り扱い可能商品と取り扱い不可商品
- 導入事例
- 導入にかかる期間
- 全国の拠点紹介
- 実績
まずは「そもそもLPとは?」という疑問から解決したい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:LP(ランディングページ)とは?ホームページとの違いやメリットについて解説
LPとECサイトの違い
LPとECサイトの違いは、大きく以下の5つです。
比較ポイント | LP | ECサイト |
---|---|---|
運用の目的・役割 | 一つの商品のコンバージョン | 複数の商品の展開 |
ページ数・構造 | 単独ページ | 複数ページ |
集客方法 | Web広告・SEO・SNS投稿からの遷移 | SEOなど |
デザイン・レイアウト | 縦長のレイアウト | サイト全体で統一 |
公開期間 | 短期間 | 長期間 |
上記5つの違いについては以下の記事でより詳しく解説しています。
関連記事:ECサイトとLPの違いとは?使い分け方法や効果的な運用方法を解説
物流業者がLPを作成するメリット
物流業者がLPを作成する主なメリットは、以下の2つです。
- 特定のサービスに絞って強く訴求できる
- Web広告やSEOとの相性が良い
それぞれ詳しく解説します。
特定のサービスに絞って強く訴求できる
一般的な企業のホームページには、さまざまな商品・サービスに関する情報が掲載されています。
ホームページを経由して、各商品・サービスの紹介ページへと遷移できるといった形です。
一方LPには、特定の商品・サービスに関する情報しか掲載されていません。
ホームページを百貨店とするならば、LPは専門店です。
ホームページでは、どのページを見れば良いか、目移りします。また、知りたい情報がどこにあるのか、なかなか分かりません。
そのような中LPでは、ユーザーが知りたい情報をピンポイントで伝えられます。
「特定の商品・サービスに興味を持つ層」にターゲットを絞ることで、メッセージが鋭くなります。
そのためLPは、ホームページよりも訴求力の高いWebページであると言えるでしょう。
Web広告やSEOとの相性が良い
Web経由で集客をする際の主な選択肢は、Web広告やSEOです。
Web広告には、検索結果に表示されるリスティング広告や、Webページにバナーとして表示されるディスプレイ広告、SNS広告などがあります。
LPには強い訴求力があるとお伝えしました。しかし、LP自体に集客力はありません。
そのため「Web広告やSEOで集客をして、LPに遷移させてコンバージョンにつなげる」といった方法がおすすめです。
集客施策のなかでも、BtoB向けのSEO対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:BtoBオウンドメディア運営の成功事例4選!失敗する5つの原因やそれでも取り組むべき理由を紹介
物流業者がLPを作成する際に気をつけるべきこと
物流業者がLPを作成する際は、以下3つの点に気をつけましょう。
- ペルソナを意識した内容にする
- 成約のハードルを下げる&キャンペーンを実施する
- 「鉄板法則」に則った構成にする
1つずつ詳しく解説します。
ペルソナを意識した内容にする
ペルソナとは、想定読者のことです。LPを作成する際は、読者像を詳細に定義しましょう。
ペルソナが物流業界に詳しくない人物である場合、専門用語の使い方に気をつけなければなりません。
例えば、LP内に「パレタイジング」という用語を使用した場合、意味が理解できないユーザーにストレスを与え、離脱につながるかもしれません。
ペルソナが業界に詳しくない人物の場合には「パレタイジング(荷積み)」のように、補足説明をするのが良いでしょう。
このように、ペルソナによって、LPの構成や使用する用語などが異なります。
いくら良いLPでも、ペルソナと内容に違いがあるとコンバージョンにはつながりません。
関連記事:LPのペルソナ設定とは?具体的な方法や失敗を避けるために気をつけるべきことを解説
成約のハードルを下げる&キャンペーンを実施する
提供する商品・サービスの額が大きくなればなるほど、広告やLPだけで申し込みをしてもらうのが、難しくなります。
あなたも少し値が張るものを購入する際に、「店舗に行って確認してみよう」と思った経験があるのではないでしょうか。
そのため物流業界のLPにおいて、ゴールを契約や申し込みにするのはおすすめできません。
成約のハードルを、以下のように下げましょう。
- 見積もり依頼
- 無料相談
- 無料資料請求
上記ステップを踏んだ後に、契約の話を持ち出した方が、成約率は高くなります。
また「〇〇日までのお申し込みで初期費用半額」のような「今申し込まない理由をなくすキャンペーン施策」もおすすめです。
「鉄板法則」に則った構成にする
LP構成には、業界を問わず鉄板の構成があります。ユーザーが心地よく、最後までLPを読み進められる構成です。
鉄板構成の基本は、以下のとおりです(詳細は関連記事で解説しています)。
- アイキャッチ画像(ファーストビュー)
- キャッチコピー(ファーストビュー)
- ベネフィット(ボディ)
- 実績やお客様の声(ボディ)
- よくある質問(クロージング)
- オファー(クロージング)
- CTAボタン(クロージング)
初めてLPを作るのであれば、まずは上記構成を参考にすると良いでしょう。
我流でうまくいくことは、原則としてありません。
関連記事:LP構成には鉄板法則がある!作り方やフレームワークを実例付きで解説
物流業者のLPデザイン事例
ここでは、以下2つの物流企業のLPデザイン例について紹介します。
- 株式会社スクロール360様
- GreenDrive株式会社様
それぞれ簡潔に見てみましょう。
株式会社スクロール360様
以下は、発送代行・物流代行サービスを提供する「株式会社スクロール360」のLPです。

成約地点が「申し込み」ではなく、資料ダウンロード・無料見積・問い合わせとなっています。

また、物流業界に詳しくない方でも直感的に理解できるように、上記のようなグラフや図表が多用されています。
GreenDrive株式会社様
以下は、軽貨物配送サービスを提供する「株式会社スクロール360」のLPです。
先ほど紹介したLPと比べると、全体的にポップなデザインとなっています。成約地点は、無料見積です。
デザインや使用されている文言、文字の密度や赤文字などの装飾から、1つ目のLPと比べると、より物流への知見が少ない方をペルソナとしたLPであると推測できます。
物流業者のLP作成は制作会社への依頼がおすすめ
LPの作成には、以下3つのスキルが必要です。
- Webデザイン
- コーディング
- セールスライティング
そして、本記事でお伝えした「気をつけるべきこと」は、LP作成におけるほんの一部でしかありません。
他にも、行動心理学を用いたライティングやCTAボタン付近に設置するマイクロコピーなど、重要なことはいくつもあります。
これらをすべて自社のリソースで行うのは、非現実的です。なんとかLPを作成できても、初心者感が強ければ成約にはつながりません。
成約につながるLPの作成は、制作会社への依頼がおすすめです。
制作会社を格安・中堅・大手に分けた場合、おすすめは真ん中の中堅です。
まず格安制作会社は、クオリティの面からおすすめできません。
そして中堅と大手では、出来上がるLPのクオリティはほとんど同じです。しかし人件費や賃料分が上乗せされるため、大手の方が費用がかかります。
以上から、中堅のLP制作会社がおすすめです。制作会社の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:ランディングページ制作会社10社を比較!選ぶポイントや費用相場なども紹介
まとめ
物流業者がLPを作成する3つのメリットや作成時に気をつけるべき3つのこと、2つのデザイン事例について解説しました。
Web経由の集客には、LPが欠かせません。そして成約につながるLPの作成は、制作会社への依頼がおすすめです。
弊社クロスバズの提供するバズLPでは、丁寧なヒアリングから競合分析を行い、成果の出るLPを制作します。
相談や見積もりは無料です。無理な勧誘をすることもありませんので、お気軽にお問い合わせください。
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