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LPの導線の作り方!よくある失敗事例や導線の見直し方

X編集部
更新日:2025.04.03 16:26
LPの導線の作り方!よくある失敗事例や導線の見直し方

ランディングページ(LP)は、お問い合わせや購入といったコンバージョンの達成に特化したページです。

LPの最大の役割は、「ユーザーにアクションを取ってもらうこと」なので、導線設計が成否のカギを握ります。適切な導線が設計されていないと、どれだけ優れたコンテンツやデザインを用意しても、ユーザーは迷ってしまい、最終的なアクションに結びつけることが難しくなります。

この記事では、LPの導線設計における基本的な考え方やよくある失敗例、導線を見直すための具体的な改善方法について詳しく解説します。

クロスバズのLP制作サービス「バズLP」では、競合分析とユーザー分析を徹底的に行い、売れるランディングページを作成いたします。

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LP導線の設計の基本

LPの導線は、コンバージョン率を左右する大切な要素です。導線設計の基本的な3つのポイントを押さえて、効果的なLPを構築していきましょう。

  • ファーストビューに目を引くコピーとCTAをいれる
  • コンバージョンポイントをひとつに絞る
  • 余計な情報を削る

ファーストビューに目を引くコピーとCTAをいれる

ユーザーは、Webサイトに訪れて3秒で閲覧を続けるか、離脱するかを判断するといわれています。LPのファーストビューに魅力的なコピーやCTAを設置し、短時間でアピールできる構成にしましょう。

ファーストビューは、スクロールせずに表示される部分のことで、ユーザーがLPに訪れた瞬間に最初に目にするエリアです。ファーストビューの範囲は限られているため、端的に情報を伝えつつ、ユーザーを離脱させないことがポイントです。

キャッチコピーは、ユーザーの悩みや、サービス利用のメリットを提示する方法が一般的です。クロスバズのLP制作サービスのファーストビューでは「なんか、すごいLP。」と、シンプルながらも魅力が伝わるキャッチコピーを入れています。

また、「購入する」「無料で問い合わせる」といったCTAの挿入も効果的です。CTAはユーザーに行動を促すボタンやリンクで、視覚的にも目立たせることが重要です。ボタンの色や配置、コピーの内容は、A/Bテストを行い最適化を図りましょう。

コンバージョンポイントをひとつに絞る

LPには、複数のコンバージョンポイントを設けないことが基本です。

特に初心者が陥りやすいミスに、LPに多くの情報やCTAを詰め込みすぎてしまうことがあります。雑音が多いと会話に集中できないように、LPに情報が多いとユーザーが混乱し、離脱してしまう場合があります。「お問い合わせ」「資料請求」など、コンバージョンはひとつのみに絞りましょう。

CTA以外のリンクは極力なくし、別ページに移動しない仕組みづくりも大切です。LPの目的をひとつに定め、シンプルな導線にすることで、ユーザーは迷わず目的に向かって行動しやすくなります。結果としてコンバージョン率の向上が期待できるでしょう。

余計な情報を削る

LPはあくまでユーザーをコンバージョンに導くためのページであり、すべての情報を伝える場所ではありません。訴求したい内容を厳選し、不要なコンテンツやテキストは削除することで、より効果的に訴求内容を伝えられます。

サービスの魅力をできるだけ伝えようと、画像や文字を多く盛り込んでしまうケースがよく見られますが、それではユーザーの興味を引くことは難しいです。Webサイトは飛ばし読みされるのが当たり前、と考えた方がいいかもしれません。

本当に伝えたい情報は何なのか吟味することで、ユーザーの注意を分散させず、自然と導線に沿ってコンバージョンへと導けるでしょう。

LP導線の改善でよくある失敗

LPの導線設計を改善する際に、よくある2つの失敗を見ていきましょう。

  • PDCAサイクルを回す期間が短すぎる
  • ターゲットユーザーが曖昧

1つ目の失敗は、PDCAサイクルを回す期間が短すぎることです。LPの導線を修正したあと、効果が出ないと焦って元に戻したくなるかもしれません。

しかし、十分なデータを集める前に元に戻すと、何が原因で数値が伸びなかったのか検証することが難しくなってしまいます。Webサイトの規模感やPV数にもよりますが、最低でも3日はそのままにすることをおすすめします。

2つ目の失敗は、ターゲットユーザーに合わせた改善ができていないことです。極端ですが、20代女性向け美容商品のLPと、60代男性向け健康器具のLPでは、刺さるキャッチコピーや画像、トンマナが異なります。ターゲットユーザーの特性や行動パターンに基づいたカスタマイズが必要です。

LP導線のデザインでコンバージョン率を向上させる方法

デザインの工夫によっても、LPのコンバージョン率を大幅に向上させることが可能です。LP導線のデザインで押さえたいポイントは次の3つです。

  • ボタンは目立つ大きさ・デザインにする
  • クリックしたくなる魅力的なコピーを書く
  • 追従型アクションボタンもあり

視覚的な要素を適切に活用して、ユーザーのアクションを促す導線を作りましょう。

ボタンは目立つ大きさ・デザインにする

CTAボタンは、大きく目立つデザインにすることで、クリックしてもらいやすくなります。アニメーションを取り入れたり、カーソルオンで色が反転したりと、動きを出してもよいでしょう。

色選びも重要で、ページ全体の配色とは対照的な色を使うと効果的です。例えば、オレンジの補色は青色です。色相環で正反対に位置するカラーが補色と呼ばれ、コントラストが際立つためクッキリ目立ちやすくなります。

クリックしたくなる魅力的なコピーを書く

CTAボタンや、その上に表示されるコピーによってクリック率は大きく変わります。「今すぐ無料で試してみる」や「限定特典を手に入れる」といった具体的で魅力的な表現を使うことで、ユーザーのコンバージョン意欲が高まります。逆に、抽象的な表現や一般的な言葉では、クリックされにくくなります。

また、ユーザーが感じる不安や疑問に対して、安心感を与える補足文を加えることも効果的です。例えば、「今すぐ資料請求(無料)」など、無料であることを強調するだけで、ハードルを下げられます。

追従型アクションボタンもあり

ページをスクロールしても表示され続ける追従型アクションボタンは、特に長いLPで効果的です。ユーザーがコンバージョンポイントにアクセスしやすくなるため、スクロールしても常に行動を促せます。

追従型アクションボタンを設置する際は、視覚的に邪魔にならないサイズで、明確に目立つデザインにすることがポイントです。モバイル端末では、特に操作性が重要になるため、使いやすさを最優先に設計しましょう。

集客経路別!LPを改善するときのポイント

ユーザーがどのようなルートでLPにたどり着くかによってアプローチを変えることで、より高いコンバージョン率が期待できます。この章では、4つの集客経路ごとに改善する際のポイントを紹介します。

  • Web広告経由
  • メディア経由
  • メルマガ経由
  • DMやポップ経由

Web広告経由

Web広告を通じて訪問してくるユーザーは、購買意欲が高い場合が多いです。特にリスティング広告経由では、サービスに関連するキーワードで検索しているケースが多くなっています。

そのため、LPでは、商品のメリットや詳細を具体的にわかりやすく伝えることが重要です。また、広告の訴求ポイントとLPの内容に一貫性を持たせ、ユーザーが期待している情報をスムーズに提供できるようにしましょう。例えば、広告で「期間限定割引」を訴求しているなら、LPの最初にその情報を強調するとよいでしょう。

メディア経由

ブログやニュースメディアから流入してくるユーザーは、偶然記事を目にして興味を持って訪問することが多いため、まずは認知拡大を目的にするとよいでしょう。すぐに購入や申し込みを期待するのではなく、資料請求や会員登録といったようにコンバージョンのハードルを下げることがおすすめです。

興味を持ってもらったユーザーには、まず信頼を築くための情報提供を行い、長期的な接触を図ることがカギとなります。

メルマガ経由

メルマガを通じて流入するユーザーとは、すでに一定の信頼関係を築いていることが多く、コンバージョンに至る可能性も高いといえます。この場合、特別なオファーを提供して行動を促すことが効果的です。例えば、「あなたにだけお届けする限定オファー」といった形で、特別感を出しながらも、押しつけがましくならないトーンで訴求すると良いでしょう。

通常の情報提供と連動する内容をLPに盛り込めば、ユーザーに違和感を与えずにコンバージョンを促せます。

DMやポップ経由

DMや店舗内ポップからの流入ユーザーは、QRコードを読み込んだり、検索したりして能動的にLPにたどり着いています。興味関心度が高くなっているため、LPでは最後の一押しを行うことが重要です。

サービスの詳細や利用するメリットを伝えた上、「DMを見た人限定!」「今なら無料」といった魅力的なコピーを活用するとコンバージョンを獲得しやすいでしょう。

導線を見直すべき?LPを分析する方法

LPの内容によって、目指すコンバージョン率は異なります。そのため、今のままでも十分に成果が出ているのか、導線を見直すべきなのかは担当者が見極めることが重要です。

LPの導線を見直すべきなのか判断し、改善ポイントを発見する3つの方法について見ていきましょう。

  • ヒートマップツールを見る
  • Google Analyticsを活用する
  • LP制作のプロにアドバイスをもらう

ヒートマップツールを見る

ヒートマップツールは、ユーザー行動を視覚的に把握できるツールです。スクロールやマウスクリックなどの動きをもとに、サーモグラフィのように色分けして可視化します。

ヒートマップツールでは、どのエリアがよく読まれているか、どこまで読まれているか、どこがよくタップ(クリック)されているかといった情報が分かります。熟読されているエリアを上に持ってくる、図表部分でデッドクリック(リンクがないのにクリックされている箇所)が多ければ、クリック時に画像を拡大できるようにするといった改善が有効です。

MicrosoftのClarityなど無料で利用できるツールもあるため、LPには必ず導入しておくことをおすすめします。

Google Analyticsを活用する

Google Analyticsは、LPのトラフィックデータやユーザー行動を詳細に分析できるツールです。セッション時間、直帰率、コンバージョン率などの数値データを確認できます。

どのページやセクションでユーザーが離脱しているかを把握し、その部分のコンテンツや導線を見直すことで、効率的な改善が可能です。また、A/Bテストを通じて、導線の変更がどの程度効果を発揮しているかも確認できます。

LP制作のプロにアドバイスをもらう

ツールを使った分析は、経験を積まないとなかなか難しいものです。自分で分析しても改善点が見つからない場合、LP制作のプロにアドバイスをもらうこともひとつの方法です。

専門家は豊富な経験と知識を持っているため、細部にわたった改善提案に期待できます。

コンバージョン率を向上させるためのデザインやコピーの最適化、導線の流れの修正など、プロの視点から具体的なアドバイスをしてもらえるでしょう。同じ業種・業態の実績がある専門家に依頼すれば、ノウハウを横展開してもらえることもメリットです。

LP制作をプロに依頼するメリットはたくさん!

LPの制作をいちからプロに依頼する方法もおすすめです。

LPの構成を練り、作成が完了するまで数ヶ月かかることも少なくありません。完成したLPを見て、「なんかイメージと違うけど言語化できない…」と満足できぬまま公開する場合もあるでしょう。LP制作会社に依頼すれば、高品質なLPを短期間で作成してもらうことが可能です。

プロに依頼することで、企業のリソースを節約し、本来の業務に集中できるメリットもあります。さらに、プロが最新のツールや技術を活用して作成するLPは、SEO効果も高く、長期的に集客力を発揮します。

プロのサポートを受けることで、短期間で大きな成果を得ることができるでしょう。

LP制作をプロに任せる際のポイント

LP制作を請け負っている企業はたくさんあります。LP制作会社を選定するうえで、実績や事例が豊富にあるか、得意分野はなにかを、HPで事前にしっかり確認しておきましょう。メールや電話でのコミュニケーションのスムーズさや、担当者との相性も重要な判断基準です。

また、自社が行う情報提供の質によっても、LPの完成度は大きく変わります。どのようなターゲット層に向けたLPか、具体的なコンバージョン目標、競合との差別化ポイントを事前に整理しておくと、プロジェクトがスムーズに進みやすくなります。

プロジェクト進行中は定期的なフィードバックを行うことが大切です。担当者とコミュニケーションを密に取りながら進めることで成果につながります。

まとめ

LPの導線は、コンバージョン率に大きな影響を与えます。導線設計やデザインを最適化することで、ユーザーは迷わずアクションできるようになります。

LPは作ったら終わりではありません。定期的にデータ分析を行い、常に改善を繰り返すことが成功の鍵です。

自社のみで課題を見つけることが難しい場合は、プロにアドバイスをもらう方法もあります。LPの制作段階からプロに依頼することで、より効果的な導線設計が可能になり、スピーディに効果を実感できるでしょう。

もし「LPを作ったけれど、思うようにコンバージョン率が上がらない…」「導線設計を改善したいけど、何から手をつけたら良いかわからない…」と感じているのであれば、クロスバズのLP制作サービスをご検討ください。

効果的なLPを作るための導線設計からコンバージョン改善まで、豊富な実績を持つプロフェッショナルがトータルでサポートいたします。

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