写真を撮られているとき、無自覚に目をつぶってしまう人。私と同じです。
なぜ目をつぶってしまうのでしょうか。私や皆さんにとっての、長年の謎ですよね。
落ち込むいうより最早ネタなので面白コンテンツとして楽しんでいますが、目を開けていられるのであればそうしたいのが本望です。
ということで今回は、なぜ自分は写真で目をつぶってしまうのかについて調べてみました。
目次
どんな写真のとき、目をつぶってしまうのか
私はどんな写真の時に目をつぶってしまうのか、過去の写真を遡って整理してみました。
▼直近で目をつぶっていた10枚
「はい、チーズ」で撮られる写真
目をつぶってしまうケースとして圧倒的に多かったのが、「はい、チーズ」で撮られた写真です。
カメラを意識してしまうからでしょうか?そんなつもりはないのですが…。
ふとした瞬間の写真
撮られたことに気付いていない、ふとした瞬間の写真も目をつぶっていることがありました。まばたきが長すぎる…?多すぎる…?
【共通】屋外の写真
目をつぶっている写真はすべて屋外で撮影されたものでした。
太陽が出ている昼間の写真か、もしくは夜でフラッシュをたいている写真の2パターンに分けられます。
なにやら「まぶしさ」が関係していそうです。
なぜ写真で目をつぶってしまうのか、理由は3つらしい
ここまでは目をつぶってしまうケースとその考察をしてきましたが、私の予想は合っているのでしょうか。実際に調べてみた結果、写真で目をつぶってしまう理由は主に以下の3つであることが分かりました。
- 目つぶりを気にしているから
- まぶしいから
- そもそもまばたきが多いから(ドライアイ)
順番に説明していきますね。
目つぶりを気にしているから
撮影時に「写真で目をつぶってしまう」ことを気にしていると、自分が目をつぶってしまわないかどうかに注目してしまい、普段通りのまばたきができなくなるそうです。
なるほど。たしかに私は写真を撮られるとき「今回は目をつぶらないぞ!」とか「目をつぶりませんように」とか考えています。
心理学では普段通りの動きを“オートパイロット”といい、自分の動きに注目してしまう状態を“セルフフォーカス”と呼ぶそうですが、オートパイロットの状態を保つためにはルーティンを行うことが重要みたいです。
ということで今後は、写真やカメラ・撮影とはかけ離れた、まったく関係ないルーティンを行ってみることにします。
「ジャンプ5回、右に2回転、左に3回転」。これで試してみます。
まぶしいから
まぶしいと目を閉じてしまう、というのが2つめの理由です。
昼間に屋外で撮影する場合、逆光(背後に太陽)で写真を撮ると被写体が暗く見えがちなので、順光(正面に太陽)で撮影する方が多いのではないでしょうか。
しかし太陽のほうをずっと見ていると眩しくて思わず目を閉じてしまいますよね。これが写真で目をつぶってしまう理由だということです。
フラッシュに関しても同様です。ちゃんとしたカメラであれば、フラッシュがたかれた瞬間に撮影は終了しています。なので、フラッシュがまぶしくて目をつぶってしまっても、写真には影響しません。
しかしスマートフォンのカメラの場合、撮影ボタンを押してから数秒間ライトで照らされ、その後あらためてフラッシュがたかれ撮影が完了します。
この数秒間ライトで照らされている間にまぶしさを感じ、目をつぶってしまうのかもしれません。
また、「これからフラッシュで眩しくなるかも」と考えすぎてしまうことがセルフフォーカスを招いている可能性もあります。
まぶしさが原因の場合、撮影直前まで目を閉じておくのが有効策みたいです。
「はい、チーズ」の「ズ」で目を開くと良いそうなので、試してみました。
結果、1枚目:目を開くのが間に合わず半目。2枚目:超絶不自然笑顔。
撮影した写真を見ておもわず笑ってしまいました。
目を開けるタイミングを計るのが難しいのと、目を開けた直後に表情を作るのが難しいです。
…皆さんもぜひ1度試してみてください。やってみた感想もお待ちしています。
そもそもまばたきが多いから(ドライアイ)
ドライアイの人はそもそものまばたき数が多く、それに応じて目つぶりの写真数も増えてしまうのではないか、という見解もありました。
たしかにそうかもしれません。私は1日中コンタクトを付けていられないほど過度なドライアイです。
よって、「はい、チーズ」のかけ声がされるたった2~3秒の間も目の乾きに耐えられず、パチパチしてしまっているのかもしれません…。
自身がドライアイかどうか気になる方は、大塚製薬のサイトでセルフチェックしてみてください。簡単に検査できるのでおすすめです。
ちなみに検査の1項目として「30秒間のまばたき数のチェック」がありますが、私は検査中にセルフフォーカス状態に陥ってしまい、30秒で50回という信じられない数値を叩き出してしまいました。。。
まばたきの多さが原因の場合は、写真を連写してもらうのがおすすめです。
私もよく使う方法ですが、連写してもらえば5枚中2枚くらいは目が開いています。
目をつぶってしまった後でもなんとかなる…らしい
写真で目をつぶってしまったあとでも、再撮影以外の方法で目を開けられる方法があるそうです。
それは「目を開いているときの写真と合成すること」。
怖!
Photoshopやスマホアプリ等で簡単に合成できますが、違和感が残りそうというか何というか…。そこまでして目を開けたいわけではないというか…。
すこし不気味ですが、「大切な写真で目をつぶってしまった…。」という方はぜひ試してみてください。
おわりに
今回は、写真で目をつぶってしまう理由とその解決法を紹介しましたが、何より大切なのは目つぶり写真を見て楽しめるマインドだと思います。
「この写真、また寝てるんだけど!笑」などと友人と楽しめれば、目をつぶってしまった写真も素敵な思い出の一つになるでしょう。