今回の記事では、クレジットカード向けのLP(ランディングページ)を制作するときに、抑えておきたいポイントを解説しています。どのポイントも成果を出すためには重要になるので、最後まで目を通してみてくださいね。
目次
【前提】LP(ランディングページ)とは?
まず前提として、LP(ランディングページ)の基本を理解しましょう。
LPとは、広告の遷移先ページのことを指します。具体的には、ユーザーが広告などのリンクをクリックしたときに表示される縦長1ページのWEBページのことです。
LPは自社の商品・サービスの訴求を行い、成約まで結びつけることを目的としています。LPはWEB上の営業マンだとイメージすると分かりやすいですね。
LPについては、こちらの記事「なぜLP(ランディングページ)が必要?役割や用途、作成のメリットを簡単に解説」で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってください。
クレジットカードのLP(ランディングページ)の目的とは?
それでは、クレジットカードのLP(ランディングページ)の目的は何でしょうか。それはユーザーに、クレジットカードのサービスに申し込んでもらうことです。
そのために、これから紹介する成果を出すためのポイントをしっかりと抑え、自社のLPに落とし込んでみてください。
クレジットカードのLP(ランディングページ)で抑えておきたいポイント8選
ここから、クレジットカードのLP(ランディングページ)で抑えておきたいポイントを8個、解説します。どのポイントも大切なので、ぜひ参考にしてくださいね。
ファーストビューは強み・権威付けをアピールする
LP(ランディングページ)において、ファーストビューは最も大切な要素と言っても過言ではありません。ファーストビューとは、LPを表示したときに最初に見える範囲のことを指します。
クレジットカードのLPのファーストビューで大切なポイントは、強み・権威付けをアピールすることです。強みの例としては、こちらを参考にしてみてください。
- 還元率○%
- 入会金・年会費永年無料
- 新規ご入会で○○○○ポイントをプレゼント
また権威付けとして、有名人・キャラクターの起用も効果的です。有名人・キャラクターを起用することで、成約率が2倍になったり、顧客獲得単価を大幅に削減できたりした事例も多いです。
ユーザーはファーストビューを見て、LPの続きを読むかどうか決めます。成約率を高める第一歩として、強み・権威付けを意識したファーストビューを制作してください。
新規ご入会キャンペーンで申し込みの後押しをする
クレジットカードのLP(ランディングページ)では、新規ご入会キャンペーンが成約率を上げるために効果的です。あなたも、「新規ご入会で○○○○ポイントをプレゼント」というキャンペーンを見かけたことががあるかと思います。
ここで注意したいことは、ただポイントをプレゼントするのではなく、期限を決めることです。ユーザーは「このクレジットカード良いな」と思っても、「今申し込まなくても良いかな」と、判断を保留する傾向があります。ですので、「○月○日まで」という期限を決め、ユーザーに今行動してもらう理由を作りましょう。
クレジットカードの強み・メリットを訴求する
LP(ランディングページ)内で、自社のクレジットカードの強み・メリットを訴求しましょう。強み・メリットの例は、下記の通りです。
- 還元率が高い
- 新規ご入会で○○○○ポイントプレゼント
- 入会金・年会費が永年無料
- 全国○○○○店舗で優待される
- ETCカードの発行可能
もし競合他社と比べて、強み・メリットが分からない場合は、3C分析を行ってください。3C分析とはマーケティング環境分析のひとつで、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの頭文字を取っています。「Customer、Competitor、Company」の3つの観点から、需要・強み・弱みを分析することをおすすめします。
貯まったポイントの使いやすさ・活用事例を訴求する
ポイントの使いやすさは、ユーザーがクレジットカードを申し込むときの判断基準になります。貯まったポイントの活用事例を、こちらの例のように訴求してみてください。
- 食費・通信費・光熱費などに使える
- マイルに交換できる
- つみたて投資サービスで運用できる
- 全国で使える商品券と交換できる
- ポイントで寄付ができる
上記のように、シーンごとのポイントの活用事例を記載し、使いやすさをアピールしましょう。
入会後の特典を記載し、申し込みの後押しをする
クレジットカード入会後の特典を記載し、お得感を出すことは成約率を上げるために大切です。入会後の特典としては、以下の例が挙げられます。
- 毎月○日は5%オフ
- 国内・海外空港ラウンジ無料
- 特別優待店舗が全国に○○○店舗
- 海外旅行保険が自動付帯
- 弁護士無料相談サービス付き
このように、新規入会キャンペーンだけではなく、入会後も特典がたくさんあることをアピールし、ユーザーに申し込みの後押しをしましょう。
FAQを記載し、ユーザーの疑問・不安を払拭する
LP(ランディングページ)で成果が上がらない理由に、ユーザーが「信用しない」ことが挙げられます。ユーザーが信用しない理由は、そのサービスに不安・疑問があるからです。
ですので、FAQで前もってユーザーの疑問・不安を払拭しましょう。クレジットカードの場合は、下記のFAQを参考にしてみてください。
- クレジットカードの限度額はいくらですか?
- カードはいつごろ届きますか?
- カードの締日と支払日はいつですか?
- 誰でもカードを申し込めますか?
- ETCカードは申し込めますか?
このように、自社が想定するユーザーが不安・疑問に思いそうなことを、前もって払拭してくださいね。過去に問い合わせが多かった質問を記載するのも効果的です。
お申し込みからカードが届くまでの流れを記載する
LP(ランディングページ)内には、お申し込みからカードが届くまでの流れを必ず記載してください。ユーザーにとって、カードがいつ届くかは絶対に知っておきたいことで、先ほど解説した「信用しない」を解消するためにも大切です。
お申し込みからカードが届くまでの流れは、分かりやすく図解で記載しましょう。また、新規ご入会キャンペーンでポイントを付与する場合は、そのポイントがいつ付与されるのかも記載してください。
レスポンシブ対応を行う
レスポンシブ対応とは、パソコン・スマートフォンといったデバイスの画面幅に合わせて、デザイン・レイアウトを最適化することです。
現在は、パソコンとスマートフォンの両方でインターネットを利用する方が高いです。総務省の「令和2年通信利用動向調査の結果」によると、68.3%の人がスマートフォンで、50.4%の人がPCでインターネットを利用しているという調査結果が出ています。
上記のデータから、成約率を上げるためには、パソコン・スマートフォンの両方でユーザーにとって見やすいデザインやレイアウトにすることが大切だと分かります。
基本的にレスポンシブ対応はコーディングの知識・スキルが必要となりますが、専門の制作ツールを活用すれば、コーディングなしでLPを制作できます。コーディングができない場合は、LP制作ツールの活用を検討してみてください。
関連記事:ランディングページ作成ツールとは?メリットや無料で試せるツールを紹介
クレジットカードのLP(ランディングページ)を自社制作するときの注意点
これまで、クレジットカードのLP(ランディングページ)を制作するときのポイントを解説してきました。
ここで、LPを自社制作するときの注意点があります。それは、自社にWEB集客のノウハウがない場合は、LPの成果が出づらいことです。その理由としては、下記が挙げられます。
- クレジットカードは業界内の競争が激しい
- LPで成果を上げるためには、WEBマーケティング・セールスライティング・デザイン・コーディングなど、あらゆる要素が必要となる
これらの理由で、制作初心者の方が、これからクレジットカードのLPを制作することはおすすめしません。もちろん、LP制作をしてみて、ノウハウ・経験を貯めていくこともできますが、事業成長のスピードは非常に遅くなるでしょう。
上記の対策として最も有用なのは、プロのLP制作代行会社に依頼することです。LP制作代行会社は、あらゆる業界におけるLPの知識・ノウハウを蓄積しているため、結果が早く出やすいです。
「LPの制作コストが高くなる」などの懸念があるかもしれないですが、その分成果が早く出ます。また、初心者が一からLP制作をする場合にかかる学習費用や人件費などを考慮すると、結果的にプロへ依頼した方がコストパフォーマンスは高くなると言えます。
まとめ
今回は、クレジットカードのLP(ランディングページ)で抑えておきたいポイントを解説しました。最後にポイントをまとめておきます。
- ファーストビューは強み・権威付けをアピールする
- 新規ご入会キャンペーンで申し込みの後押しをする
- クレジットカードの強み・メリットを訴求する
- 貯まったポイントの使いやすさ・活用事例を訴求する
- 入会後の特典を記載し、申し込みの後押しをする
- FAQを記載し、ユーザーの疑問・不安を払拭する
- お申し込みからカードが届くまでの流れを記載する
- レスポンシブ対応を行う
自社でLP制作をする場合は、上記のポイントを意識してくださいね。
また、プロのLP制作代行会社への依頼を検討しているなら、弊社クロスバズの「バズLP」をぜひご検討ください。
バズLPはマーケティング戦略・分析を得意としています。多くの制作会社で見られる、クライアントの言われるがままのLP制作ではなく、マーケティング戦略の段階から一緒に行います。また、行動経済学を取り入れユーザーの心を動かすLP制作をするため、成果にも早く繋がりやすいです。
詳細が気になる方は、ぜひ無料のお問い合わせをご利用ください。