クロスバズのbecoです。
「運用者あるある」かもしれませんが、 日々細かい数字と何時間もにらめっこをしているので、目はバキバキ。肩はゴリゴリ、座りっぱなしで足はパンパンになっています。
それに加えて、ここ数年はリモート生活が続いたこともあり、歩く機会もなくなったせいか(1日100歩とか)、何もしなくても足がつったり、重い物が持てなくなったりと、全身の筋力低下を感じる今日この頃でした。
そして、とうとう先日、掃除をしようと、お風呂場でしゃがんだだけで腰を痛めてしまいました。
腰の痛みについては、行きつけの接骨院に駆け込んで数日で回復はしましたが、 接骨院の先生に「筋力も弱っているし、全身硬くなりすぎだからストレッチか軽い運動をしたほうがいいですよ。(本当に)」といわれました。
ということで、今回は、何の脈絡もなく突然ですが「前屈が全くできない人が、もしかしたら1週間でぺったり前屈できるようになる方法」(※個人差があります。保証はできません)をお伝えしたいと思います。
前屈が普通にできる方には、何言ってるのか 全くわからない内容になると思いますのでご注意下さい!
目次
ストレッチは最も手軽な健康運動
さて、「ストレッチ」は、ご存じの通り柔軟性を高めるための 基本となる運動です。
柔軟性を維持する事で、よりハードな運動する際の怪我の防止になったり、筋肉を整え姿勢を維持したり、運動自体に疲労回復やリラックス効果もあるといわれています。
柔軟性を高めれば今回のような怪我を防ぐだけではなく、心身の健康にもよいとのことで、私のような運動不足の人間が真っ先に始めるべき運動だと思います・・が。
ストレッチ嫌い
実をいうと私はストレッチが大嫌いです。 なぜならめちゃくちゃ身体が硬いからです。
特に前屈が本当にやばく、足を延ばして座った状態から前屈すると、ほぼそのまま90度から曲がらず(頑張って10度位曲がるかどうか)。 立ったまま前屈した場合も、かろうじ手が膝のあたりに行くらいの、コチコチの状態です。
この硬さは、運動不足になった最近だけの話ではなく、記憶のある限りでは小学生の高学年のあたりにはすでに今の形で完成されていたように思います。
学生時代の体育の授業では、先生や友達に笑われるし、体力測定などでやらされた立位体前屈(今は測定していない?)の時は、恥ずかしいので反動をつけて1cm記録を伸ばしたり。とにかく、ストレッチをやる度に硬い硬いとからかわれるので、目立たぬようにやり過ごしながら人生をしのいできました。
前屈ができない人種がいる
とはいえ、私も努力してこなかったわけではありません。
体育や部活だけでなく、大人になってからも何かしらの運動を始めようとするとまずストレッチをやることになるし、 ヨガやピラティスなどのブームもあり、何度となく克服すべく挑戦はしてきました。
本やサイトで調べて 酢を飲む以外のいろいろな方法を試しました。前屈ができない原因を調べると、ほぼ「太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が硬いせいだ」と書かれているので、太ももの裏のストレッチやマッサージも試しました。
また、身体の柔らかい人は口がそろえて「続けてやれば柔らかくなる」と言うので、曲げられないままの不毛な柔軟体操を1か月程度続けたりしました。
ただ、どんな方法を試しても、目に見えた改善をすることができず「試しては挫折する」を繰り返していました。
最近は、身体は前に曲がらない仕組みなんじゃないか?とか、私のハムの筋 (太もも筋)は人より短いんじゃないかと疑いはじめていました。(もはや身体が曲がらない人種なのではないかとも)
ホットヨガに通いたい
というわけで、前屈とは相いれない私ではありますが、最近の運動不足についてはさすがに危機感を感じるようになりました。(腰を痛めたものありますが、体重変わらないのに体脂肪がすごいため)
とはいえ、ここまで堕落(運動不足)してしまうと、ストレッチならともかく、急に運動を始めるのはなかなかハードルが高いものです。
※以下頭の中です
急にジムに通うのもきついし、 今の体力じゃハードな筋トレもランニングも無理。
→ ウォーキングは暑いし(8月) 簡単で軽い汗かくくらいの運動で、自制心がなくても続けられるほうがいいな。
→ 前々から気になっていた近所のホットヨガが気持ちよさそう。サウナ気分で肩こりにもよさそう。
→でもこの身体の硬さではヨガなんてできるわけないか。
と、運動やらない言い訳を繰り返し、最終的に「前屈ができるようになったらホットヨガに通う」という目標のもと、もう一度だけ、前屈チャレンジをやってみることにしました。
(始める前から、たぶん前屈はできないのでヨガにも通わないという雰囲気の元でスタート。)
ヨガと前屈の出会い
ということで、今まで幾度となく繰り返してきた「ストレッチ」方法の検索からの再スタートです。
いつもは「ストレッチ」「体硬い ストレッチ」などで調べているのですが、今回はホットヨガに通いたいという前提のため、「ヨガ 前屈 体硬い」と検索してみました。
そうしたところ、検索の1番上か2番目に「前屈ができない人のための練習方法」の記事があったので、とりあえずそのサイトを見てみました。
練習方法のイメージとしては「ゆるい体育座りをして、太ももとおなかをくっつけている状態 から、じわじわとお尻をずらして徐々に足を延ばしていく 」 という感じのようです。これなら何とかなりそうです。
しかし、実際にやってみたら、これが辛い。
見た目は、膝を抱えて座ってるだけのように見えるのですが、 太ももとおなかをくっつけようとした途端、膝裏がつったような状態で、軽く呻く位の痛みがあります。
傍から見ていると、ただの体育座りをしながら悶絶する私を見て、 家族からは気持ち悪がられましたが、痛みさえ我慢すればスマホを見ながらでもできる運動なので、続けることにしました。
なんかできた!
そして、2~3日続けたところ、いつの間にか膝裏の痛みを感じなくなり、体育座り状態から徐々に膝を伸ばしていけるようになりました。
さらに、約1週間続けたころには、ほぼまっすぐ足を延ばして(少しだけ膝を緩めている位)お腹を太ももに付けられるようになっていました。
「あれ?私、前屈できてないか?」
1週間、ほんとに2~3分、数回伸ばす程度しかしていなかったのに、前屈ができるようになっていました。
なんでできた?
他の方法でストレッチしても全く効果なかったのに。なんでこんなに簡単にできるようになったのか。
「私の苦節うん十年」はなんだったんだ?
疑問に思い調べてみたところ、私の前屈ができない原因は、太もものの裏の筋の硬さだけではなく「腰の曲げ方」の問題だったようです。
人の体の構造として、前屈をするためには、単純に前かがみになるのではなく、 股関節から曲げる必要があるそうです。
前屈ができる人は、無意識に腸骨と仙骨を別々に動かし、股関節から折りたたむことができるため(太ももが柔らかければ)簡単と曲げる事ができるそうですが、前屈をする為の腰の曲げ方がそもそもわからないと、骨盤全体で身体を曲げようとするため、体の構造的にうまく曲げられないようです。
私が見たサイトでは、股関節から折りたたむという前屈の為の動作を「膝を曲げたままお腹を太ももに近づける動き」で覚えさせながら、硬い太もも裏を伸ばす訓練も同時に行う方法だったため、正確な身体の動きができるようになり、長年できなかった前屈がすんなり身についたと思われます。(すごい)
ちなみに今では、前屈して足の裏を抱えられる位柔らかくなり、違う意味で家族に気持ち悪がられています。
まとめ。人体って不思議
関節の曲げ方なんて教えられるものではないし、曲げ方に方法があるなんて疑いもしませんでしたが、 当たり前と思っていた動作がそもそも違っていたとは。大げさにいって今年一番の発見となりました。
接骨院の先生にも、意気揚々と自慢したところ、さすが身体の構造がわかっているらしく「ああ、なるほど。曲げ方が違うということか。当たり前すぎて気が付かなかった」といわれ、少し切なくなりました。
ということで、こんなに長々書かなくとも、 リンクを一つ貼ればよかったのですが、私のように身体が硬くて悩んでいる人のために、もう絶対試して!という気持ちで書きました。
※個人差があると思います。必ず1週間で誰でもできると保証できるものではありません。これでも難しかったら多分一般的な、太ももの後ろの筋肉が硬い理由のせいかもしれません。とにかく頑張って!
参考:「前屈が苦痛!柔軟性ゼロから前屈のコツをつかむ練習法」 (yogajournal)
https://yogajournal.jp/11232
ビバヨガ!
最後に(まとめのまとめ)
とりあえず、なんにせよ「やり方」は大事。
今回のことを通し、間違ったままの努力は身にならない事や、常識を疑うことも重要さ、そして、ここ1~2か月のネタで、接骨院の先生と家族しか出てこない寂しさを学びました。
今回の件で、勢いも付いたところで、今度は180度開脚にでもチャレンジして、できるようになったらホットヨガに通いたいと思います。ちなみに、ジローさんの記事を読みなおし、ストレッチだけなく筋トレも開始しました。 (「まずは筋トレをはじめることを大事な人に宣言」 →今ココ)
次回書くころには、ムキムキで180度開脚ができて、ヨガを極めてナウリができていると思いますのでご報告いたします。